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哲学者・思想家の名言
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3201.
いかなる人も、好んで真理から除け者にされる者なし。
（ プラトン ）
3202.
お前は主人から可愛がられ、おだてられたからといって、それだけで奴隷でなくなると思うのか？
奴隷よ、お前は実におめでたい。
お前の主人はお前をおだてているが、いまにお前を打つであろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
3203.
羊飼いは、全群を導く一匹の羊を必要とする。
さもなくば、彼みずからその羊にならねばならぬ。
（ ニーチェ ）
3204.
読書は単に知識の材料を提供するだけである。
それを自分のものにするのは思索の力である。
（ ジョン・ロック ）
3205.
何事が起ころうとも、そこから利益を引き出す力は私の中にある
（ カール・ヒルティ ）
3206.
世界を悪質で醜いものだと理解したキリスト教の解決は、世界を悪質で醜いものにしてきた。
（ ニーチェ ）
3207.
学者先生はしきりに
「それゆえ」という言葉をお使いになるが、
なんで「それゆえ」なのか、
俗人にはさっぱりわからない。
なんだか、偉そうな言葉でごまかしているようだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
3208.
革命は些細なことではない。
しかし、些細なことから起こる。
（ アリストテレス ）
3209.
悲観主義は弱さを招き、楽観主義はパワーをもたらす。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
3210.
外国語を少ししか話せない人は、上手く話す人よりも外国語を嬉しがる。
楽しみは半可通の人にある。
（ ニーチェ ）
3211.
全ての芸術、全ての教育は、単に自然の付属物に過ぎない。
（ アリストテレス ）
3212.
人間には進歩か退歩かのいずれかがあって、
その中間はない。
現状維持と思うのは、
実は退歩している証拠だ。
（ 森信三 ）
3213.
人間相互の尊敬を結ぶ綱は、一般的に必要から生じたものである。
というのは、全ての人間が支配者になりたがるが、みながそれになるわけにはいかないため、種種の階級が存在せねばならなくなるからだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
3214.
そぶりのほうは、すでにとっくに愛していないと物語っているのに、永い習慣から会い続ける。
（ ラ・ブリュイエール ）
3215.
愛せよ、さらば汝も愛されん。
およそ愛は代数方程式の両辺のごとく数学的に公正なり。
（ エマーソン ）
3216.
美しいものを見つける為に私たちは世界中を旅行するが、自らも美しいものを携えて行かねば、それは見つからないだろう。
（ エマーソン ）
3217.
人間は自由であり、常に自分自身の選択によって行動するべきものである。
（ サルトル ）
3218.
真心をもって人を助ければ、必ず自分も人から助けられる。
これは人生の最も美しい見返りの一つである。
（ エマーソン ）
3219.
実際には我々は何ものをも認識しない。
なぜなら、真理は深淵の底に横たわっているものであるから。
（ デモクリトス ）
3220.
平等が自然の法則であることは間違いである。
自然は何一つ平等なものを作っていない。
自然の法則は服従と隷属である。
（ ヴォーヴナルグ ）
3221.
言葉は貧者(ひんじゃ)の貨幣である。
（ トマス・ホッブズ ）
3222.
支配することが最も少ない政府が、最良の政府である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
3223.
すべての社会主義は、
奴隷制度を付随的に伴う。
（ ハーバート・スペンサー ）
3224.
嘘には二種類ある。
過去に関する事実上の嘘と、未来に関する権利上の嘘である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
3225.
女性の本質は献身であるが、その外形は抵抗である。
（ キルケゴール ）
3226.
行いの悪い者に腹を立てるのは時間の無駄である。
動かない車に怒るのと同じようなものだから。
（ バートランド・ラッセル ）
3227.
科学は既に知っていること。
哲学は未知のこと。
（ バートランド・ラッセル ）
3228.
我々は言う。
「彼は無為の中にその一生を過ごした」と。
「私は今日何もなさなかった」と。
冗談ではない。
君は生きたではないか。
それこそが、君たちの仕事の根本であるだけでなく、その最も輝かしいものではないか。
（ モンテーニュ ）
3229.
快楽に浸る者は暗愚であり、高慢、過大な自己評価、他人へのさげすみ、盲目的で分別のない自己利益の追求、気ままなぜいたく、怠惰など、これらは快楽が生み出す最高の悪である。
（ セネカ ）
3230.
男は意志で女は情操である。
人類というこの舟で、意志は舵、情操は帆である。
（ エマーソン ）

3231.
科学は熱狂や迷信の毒に対する素晴らしい解毒剤である。
（ アダム・スミス ）
3232.
食べ物を選ぶように、言葉も選べ。
（ アウグスティヌス ）
3233.
（人々に）道を示す自由、これが天才の要求できるすべてである。
（ J・S・ミル ）
3234.
相手側の言い分を聞いてやろう、という気持ちがなくなったら、もうその人の負けである。
（ ラ・ロシュフコー ）
3235.
人間は自然に服従しながら、自然を支配する。
（ フランシス･ベーコン ）
3236.
忍苦とは、
晴れ晴れした日の予感を抱き、
現在をその日のために、
どうしても歩まねばならぬ当然の道として、
黙って進むことである。
（ 串田孫一 ）
3237.
友たるものは、推察と沈黙に熟達した者でなければならない。
（ ニーチェ ）
3238.
遭難の経験者は静かな波を見ても震える。
（ オウィディウス ）
3239.
始まりは、どんなものでも小さい。
（ キケロ ）
3240.
良書の要約というものはすべて愚劣なものだ。
（ モンテーニュ ）

3241.
高邁な思想は心情から生じ、大いなる愛情は理性から生まれる。
（ ルイ・ド・ボナール ）
3242.
ある程度の年齢になると、人生とは、自分の考え方しだいで変えられるものだということが分かる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
3243.
自然がどんなに大きな優雅を与えようとも、偉人英傑を作るのは自然だけではなく、自然と手を組んだ運命である。
（ ラ・ロシュフコー ）
3244.
友人と共にあるとき、私達は容易に偉大な人間になれる。
生の扉を広く開け放ってくれるのは、友人なのだ。
（ エマーソン ）
3245.
神に代わって人間を支配する三つの力である、金と名誉と享楽との関係を断ったときに、人は初めて自分を自由に感じることができる。
（ カール・ヒルティ ）
3246.
忘れるということができない者は、分別のある者にならない。
（ キルケゴール ）
3247.
情熱は人を承服させる唯一の雄弁家である。
情熱のある朴訥な人が、
情熱のない雄弁な人よりも
よく相手を承服させるのである
（ ラ・ロシュフコー ）
3248.
感受性の欠如は、おそらく基本的には自己認識の欠如であろう。
（ エリック・ホッファー ）
3249.
君主にとって、歴史ほど優れた女教師はない。
だが、彼女の方は少々散漫な生徒を持って不幸なのである。
（ ヨハン・ヤコプ・エンゲル ）
3250.
人間たちよ、あなたがたはどこから来たのか。
そして、何に由来してこのように悪しきものとなったのか。
（ サラミスのヒッポダマス ）

3251.
肉的愛、言いかえれば外的美から生ずる生殖欲、また一般的には精神の自由以外の他の原因を持つすべての愛は容易に憎しみに移行する。
（ スピノザ ）
3252.
思考はヒゲのようなものである。
成長するまでは生えない。
（ ヴォルテール ）
3253.
世界中で価値のあるものはただひとつ、活動的な魂です。
（ エマーソン ）
3254.
人間のすべての性質のなかで、嫉妬は一番みにくいもの、虚栄心は一番危険なものである。
心の中のこの二匹の蛇からのがれることは、素晴らしくこころよいものである。
（ カール・ヒルティ ）
3255.
我々の心には二つの扉がある・・・欲望と恐怖と。
（ アウグスティヌス ）
3256.
些細な犠牲によって、礼儀正しさは成立している。
（ エマーソン ）
3257.
山を動かす技術があるところでは、山を動かす信仰はいらない。
（ エリック・ホッファー ）
3258.
真実を語るべきであって、多くを語るべきなのではない。
（ デモクリトス ）
3259.
なんと多くの人間が罪のない者たちの血と命で生きていることか！
（ ラ・ロシュフコー ）
3260.
人間は自分のことを一向に知らないものだから、多くの人々は、健康であるのに死んでいくように思い、また、多くの人々は、死にかけているのに健康であると思う。
（ ブレーズ・パスカル ）

3261.
この世に運などない。
全ては試練、刑罰、保証ないしは先見である。
（ ヴォルテール ）
3262.
我々は矛盾だけで生きている。
そして矛盾ゆえに人生は悲劇であり、勝利も勝利の望みもない永久の闘争である。
人生は矛盾なのである。
（ ウナムーノ ）
3263.
自然に強制を加えてはならず、むしろ、これに従うべきなり。
（ エピクロス ）
3264.
消化ということには、健康上一種の怠惰が必要である。
およそ体験を消化するにもやはり同じ事だ。
（ ニーチェ ）
3265.
人間的行為の宗教がないところには、いかなる宗教も存在し得ない。
（ サミュエル・クラーク ）
3266.
社会をつくるまえの人間の自然状態が戦争であったこと、しかも、いわゆる戦争ではなく、すべての人に対する、すべての人の戦争であったことは、否定できない。
（ トマス・ホッブズ ）
3267.
生活は生命の瞑想であって、死の瞑想ではない。
賢者が問題を考える中で、死を考える時間は最も少ない。
（ スピノザ ）
3268.
愚かなことを言ったり、愚かなことを行なったりしたと悟ったところで何にもならない。
我々が悟らねばならないのは、もっとたっぷりと重たいレッスンなのだ。
我々は救いようの無い間抜け以外の何ものでもないということなのだから。
（ モンテーニュ ）
3269.
人間の価値は、引き裂かれた複数の自己認識にある。
（ エリック・ホッファー ）
3270.
悲壮感は第三者の目に映り、苦しむ者の心にはない。
（ エマーソン ）

3271.
最善の法律は慣習から生まれる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
3272.
党派における裏切り者はやすやすと成功してしまう。
（ フランシス･ベーコン ）
3273.
ものを知らない人はよくしゃべり、よく知っている人はあまりしゃべらない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
3274.
突飛な意見を持つことを恐れるな。
今日認められている意見は皆、かつては突飛だったのだ。
（ バートランド・ラッセル ）
3275.
真実は疑いなく美しい。
しかし、嘘もまた同様である。
（ エマーソン ）
3276.
世界とは一冊の本であり、旅に出ない者は同じ頁ばかり読んでいるのだ。
（ アウグスティヌス ）
3277.
老人の忠告は冬の太陽のようなものだ。
光を与えるが暖めはしない。
（ ヴォーヴナルグ ）
3278.
我々は一人で世の中を歩いている。
我々が望むような友情は夢であり、寓話である。
（ エマーソン ）
3279.
出てけ、失せろ。
最期の言葉なんてものは、生きてるうちに言いたいことを全部言わなかったバカ者どもが口にするものだ。
（ カール・マルクス ）
3280.
他人の欠点を笑ってばかりいるのは、
臆病の証拠である。
（ トマス・ホッブズ ）

3281.
聴く者には何も理解できず、語る当人も同様に理解していない。
これが形而上学だ。
（ ヴォルテール ）
3282.
忍耐は正義の一種である。
（ アウレリウス ）
3283.
期待できないことに希望をつなぐな。
（ ピタゴラス ）
3284.
寺院がいちばん聖なるゆえんは、そこが人々の共通して泣く場所だからである。
（ ウナムーノ ）
3285.
大事なのは信じることだ。
すべての証明よりも前に信じることだ。
信じることの出来ない人は証明がない。
（ アラン ）
3286.
猫に崇敬の念を抱くことは、
美的感性への入り口である。
（ エラズマス・ダーウィン ）
3287.
我々の後悔は、我々が行った悪を遺憾に思う心であるというよりはむしろ、それがやがて我が身にふりかかりはしないか、とあやぶむ心である。
（ ラ・ロシュフコー ）
3288.
花が花の本性を現(げん)じたる時最も美なるが如(ごと)く、人間が人間の本性を現じたる時は美の頂上に達するものである。
（ 西田幾多郎 ）
3289.
自分の働く誠意と家族があれば、人生には光がさします。
（ 梅原猛 ）
3290.
貨幣は私の力を表す。
（ サルトル ）

3291.
肉体は、我々の存在が（この世に）野営している仮の小屋である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
3292.
希望はうまい朝食だが、晩飯にしてはまずい。
（ フランシス･ベーコン ）
3293.
理性は情緒の単なる奴隷であり、
そうであるべきであり、
情緒に奉仕し、服従する以外の役目を望むことはけっしてできない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
3294.
数の威力は、それが理解できなければできないだけ、いっそう恐れられる。
（ ヴォルテール ）
3295.
二度子供になるは老人のみならず、酔っ払いも然(しか)り。
（ プラトン ）
3296.
人生に結末がなかったとしたならば、誰が自己の運命に絶望するであろうか。
死は悲運をこの上なく辛いものにする。
（ ヴォーヴナルグ ）
3297.
節制と労働が人間にとって最良の薬である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
3298.
運命は、光が物を浮かび上がらせるように、我々の美徳悪徳を浮かび上がらせる。
（ ラ・ロシュフコー ）
3299.
哲学は最高の文芸なり。
（ プラトン ）
3300.
けちであるためには、根気も若さも健康も必要ではない。
また収入を貯蓄するには少しも急ぐこともいらず、身体を動かす必要もない。
ただ自分の財産を金庫に入れておいて、食うや食わずにしていればいい。
これは老人に都合のいいことだ。
何もせずにいれば、それでいいのである。
（ ラ・ブリュイエール ）

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