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501.
寝床につくとき、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。
（ カール・ヒルティ ）
502.
よき友人を得る唯一の方法は、まず自分が人のよき友人になることである。
（ エマーソン ）
503.
新しい意見は常に疑われ、たいてい反対される。
まだ一般的ではないという理由だけで。
（ ジョン・ロック ）
504.
世の中には、勝利よりももっと勝ち誇るに足りる敗北があるものだ。
（ モンテーニュ ）
505.
友人を得る唯一の方法は、自分が相手の友人になることである。
（ エマーソン ）
506.
信頼は才気よりも会話を力づける。
（ ラ・ロシュフコー ）
507.
あなたの精神が健康か否かを計る尺度は、どこにでも良いことを見つけられるか否かである。
（ エマーソン ）
508.
我々は生涯の様々な年齢にまったくの新参者としてたどりつく。
だから、多くの場合、いくら年をとっても、その経験においては経験不足なのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
509.
泣くことも一種の快楽である。
（ モンテーニュ ）
510.
自嘲は強者のことである。
自己憐憫は弱者のことである。
（ 阿部次郎 ）
511.
生きるとは、呼吸することではない。
行動することだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
512.
私の実際的な読書の法則は三つある。
１．一年を経過していない本はどれも読まないこと。
２．有名な本のほか読まないこと。
３．好きな本のほか読まないこと。
（ エマーソン ）
513.
行動に際して、あまりに臆病になったり神経質になることがないように。
すべての人生が実験なのだ。
実験すればするほどうまくいく。
（ エマーソン ）
514.
宗教とは蛍のようなものだ。
光るためには暗闇を必要とする。
（ ショーペンハウアー ）
515.
作家になるためには才気以上のものが必要だ。
（ ラ・ブリュイエール ）
516.
人はつねに自分の幸福を望むものだが、その幸福を見分けることはできない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
517.
悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。
（ ニーチェ ）
518.
真理が支配しているときに平和を乱すことがひとつの犯罪であると同様に、真理が破壊されようとしているときに平和にとどまることも、やはり、ひとつの犯罪である。
（ ブレーズ・パスカル ）
519.
ある人の生き方が非合理だといって反対するのは手前勝手なでしゃばりではあるまいか。
なぜなら、そのように言うことは、その人の信念確定の方法が自分のそれとは違う、ということを言っていることにすぎないからだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
520.
人間は生まれながらにして自由である。
しかし、いたるところで鎖につながれている。
自分こそが主人だと思っている人も、実は奴隷であることに変わりはない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
521.
本当の豊かさは、
精神の豊かさである。
（ アナカルシス ）
522.
あなたの敵から目を離さないように。
あなたの欠点を最初に見つけてくれる人だから。
（ アンティステネス ）
523.
君が夢見る方向へ自信を持って進みなさい。
そして、君が想い描いた人生を生きなさい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
524.
生まれつきによるよりも、訓練の成果でより多くの者が優れた者になる。
（ クリティアス ）
525.
恋と咳は隠せない。
（ オウィディウス ）
526.
単純にしたまえ、単純に。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
527.
やり直すとは、
ゼロからではない。
（ 鷲田小彌太 ）
528.
愛はすべてに打ち勝つ。
（ カール・ヒルティ ）
529.
人が不正を非難するのは、そのことを憎悪するからではなく、むしろ、自分がその害をこうむりたくないからである。
（ ラ・ロシュフコー ）
530.
我々は、我々自身を冷笑しないために、多くのものを冷笑する。
（ ヴォーヴナルグ ）

531.
沈黙は愚か者の知恵である。
（ ラ・ブリュイエール ）
532.
教育の目的は、各人が自己の教育を継続できるようにすることである。
（ ジョン・デューイ ）
533.
不正な手段を必要とするような目的は、正当な目的ではない。
（ カール・マルクス ）
534.
我々の現在の生は死であり、肉体は我々にとって墓場である。
（ プラトン ）
535.
各人はその考え次第で幸福にもなり、不幸にもなる。
他人が見てそう思う人ではなく、自分でそう思う人が幸福なのである。
（ モンテーニュ ）
536.
恥ずかしいと思わぬことは、恥ずかしがらずに言うべきだ。
（ モンテーニュ ）
537.
順境にて友を見つけるはたやすく、
逆境にてはきわめて難し。
（ エピクテトス ）
538.
隣人の破産は敵をも味方をも歓ばす。
（ ラ・ロシュフコー ）
539.
自分で名言を吐く以外の最善の方法は、引用することである。
（ エマーソン ）
540.
富に耐えることができないというのは弱い精神の兆候である。
（ セネカ ）

541.
人生は闘争にして、また過客の仮の宿なり。
（ アウレリウス ）
542.
死を望むは臆病者の行為なり。
（ オウィディウス ）
543.
友と敵とがなければならぬ。
友は忠言を、敵は警告を与える。
（ ソクラテス ）
544.
人の賢さは、その人が何を望むかで計ることができる。
（ エマーソン ）
545.
友情関係は同等関係である。
（ カント ）
546.
友達がたくさんいるということは、友達が全然いないことである。
（ アリストテレス ）
547.
人間というものは、自分の運命は自分で作っていけるものだということをなかなか悟らないものである。
（ アンリ・ベルクソン ）
548.
人生は些事(さじ)で浪費される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
549.
盲人が、つえの与える自由を得たいならば、危険を冒す必要があります。
人生も、同じです。
（ マイケル・ポランニー ）
550.
法律ばかりがたくさんあるのは悪政の兆候である。
（ アリストテレス ）

551.
雫が岩に穴を開けるのは、
その力ではなく何度も落ちることによってである。
（ オウィディウス ）
552.
賭博・信仰・才気は、すでに若くない女にとっての三大武器である。
（ ヴォーヴナルグ ）
553.
正義とは、己にふさわしきものを所有し、己にふさわしきように行為することなり。
（ プラトン ）
554.
いかなる英雄も最後にはうんざりさせられる。
（ エマーソン ）
555.
自分のことを賢明と考えている人間は、
まことにとんでもない馬鹿者である。
（ ヴォルテール ）
556.
人は自己より小さい者の助けを必要とすることがしばしばある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
557.
個人とは、全人類の究極である。
（ ウナムーノ ）
558.
財産とは、一に健康、二に美貌、三に富である。
（ プラトン ）
559.
賢人の仕事は、いかに死ぬかというよりも、いかに生きるということにある。
（ スピノザ ）
560.
高慢は弱者の慰めの手段である。
（ ヴォーヴナルグ ）

561.
シェイクスピアを研究したとて、シェイクスピアにはなれない。
（ エマーソン ）
562.
公の災害は力強い平等論者である。
（ エドマンド・バーク ）
563.
学校でだけ教育を受けた子供は、教育を受けていない子供である。
（ サンタヤーナ ）
564.
恋されて恋するのは恋愛ではなく友愛である。
（ プラトン ）
565.
行動と情熱がなくなると、その世界は、妬みに支配される。
（ キルケゴール ）
566.
この人生は生きる価値があると言えるだろう。
なぜなら、人生は自分で作るものであるからだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
567.
家の装飾は、しばしば訪れる友人達である。
（ エマーソン ）
568.
「文化」は
言語の条件であり、
同時に、その産物である。
（ ジョン・デューイ ）
569.
我々は人から尊敬される価値がある、という自信がもっとあったならば、人々の尊敬を得ようという野心をそんなに持たないだろう。
（ ヴォーヴナルグ ）
570.
権力欲は強さでなく弱さに根ざしている。
（ エーリヒ・フロム ）

571.
愛らしさのない美は、餌のない釣り針である。
（ エマーソン ）
572.
人は、見ようと思うものしか見ない。
（ エマーソン ）
573.
悪人を憎む善人は、
実力なき善人なり。
（ 清沢満之 ）
574.
有閑階級なしでは、
人類は野蛮状態から脱却することはなかったであろう。
（ バートランド・ラッセル ）
575.
人びとからよい目で見られることにいかに強い欲望をもつか、人間性のうちでこの欲望ほど顕著なものはない。
（ ジェームズ・ミル ）
576.
軽信というものは、善良に生まれついた人に具(そな)わる特徴である。
（ ショーペンハウアー ）
577.
人は独りで死ぬであろう。
故(ゆえ)に、人は独りであるかのごとく行動しなければならない。
（ ブレーズ・パスカル ）
578.
社会生活のできない者、もしくは一人で十分なので社会を必要としない者は、獣か神に違いない。
（ アリストテレス ）
579.
利己心に勝る鞭はない。
（ アダム・スミス ）
580.
私は大部分の時を孤独で過ごすのが健全なことであるということを知っている。
最も善い人とでも一緒にいるとやがて退屈になり散漫になる。
私は独りでいることを愛する。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）

581.
人にほめられたいなら、自分のことをほめるな。
（ ブレーズ・パスカル ）
582.
我々は常に、
我々を賛嘆する人々を愛するが、
我々が賛嘆する人を愛するとは限らない。
（ ラ・ロシュフコー ）
583.
どうして君は他人の報告を信じるばかりで、自分の眼で観察したり見たりしなかったのですか。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
584.
才能が一つ多いほうが、
才能が一つ少ないよりもより危険である。
（ ニーチェ ）
585.
いちばんいけないのは、
「オレには才能があるんだ」と思いながら
何もしないことです。
それは試すのが怖いだけ。
幻想だけを持っていて、
リアルな感覚を持てない人です。
（ 中島義道 ）
586.
チャンスという黄金の瞬間を利用すること、そして手の届くところにあるよきものをつかまえることは、人生の最大なる技術であります。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
587.
人間の過大な愚劣さは、名誉を追求することであるが、それこそまさに、人間の優秀さの最高のしるしである。
（ ブレーズ・パスカル ）
588.
その日を終えたら、その日のことは済ませてしまおう。
君はできることをした。
大失態や不合理が心に入り込んできたら、できるだけ早く忘れることだ。
明日は新しい一日。
穏やかにその日を始めることができる。
かつての馬鹿げたことで苦しまなくて済むほど高揚した精神で。
（ エマーソン ）
589.
知識を身につける機会があれば、たとえ不完全なものでも無視してはいけない。
無視するのは、劇場に行って芝居を見ないのと同じだ。
（ バートランド・ラッセル ）
590.
人間は神と悪魔の間に浮遊する。
（ ブレーズ・パスカル ）

591.
我々の憎悪があまりに激しくなると、憎んでいる相手よりも下劣になる。
（ ラ・ロシュフコー ）
592.
障害と闘って勝つことが、人間を幸福にするのだ。
（ ショーペンハウアー ）
593.
健全な胃を持っている者が胃の存在を感じないように、幸福である者は幸福について考えない。
（ 三木清 ）
594.
全ての条件が同じなら、
最も単純な理屈が正しい。
（ オッカムのウィリアム ）
595.
自分に起こるどんなことも、宇宙から見ればまったく取るに足らないことだ。
（ バートランド・ラッセル ）
596.
世界史上の偉大なる進歩は、すべて熱中の勝利である。
熱中しなければ、偉大なことは成し遂げられなかったのだ。
（ エマーソン ）
597.
二人の仲の一方が、何かにおいて自分に優先を与えたとたんに、たちまち消え失せるのが、友情というものの本質である。
（ キケロ ）
598.
女たちが愛人の死を泣くのは、彼を惜しむからでなく、このように忠実な自分はさらに新しい愛人を得るに値する、と他人に思わせるためなのだ。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
599.
道徳とはよいだけでなく、何かの役に立つ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
600.
この世に存在する上で、最大の充実感と喜びを得る秘訣は、危険に生きることである。
（ ニーチェ ）

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