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301.
その日その日を最高の日にしよう。
毎日がこの世の最後の日だと思わないうちは、
何一つ正しく見ることが出来ない。
（ エマーソン ）
302.
人間は心構えを変えることによって、
その人生を変えることができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
303.
できるだけ妥協するのがいちばんの利口者。
欲ばりすぎると損をする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
304.
今の瞬間だけに生きよ！
（ アウレリウス ）
305.
（相手の考えや意見の）間違いを道理で叩こうとするのは大人気(おとなげ)無いやり方だ。
興奮することなく、もっと馬鹿げたことを言う方が手っ取り早い。
（ ラ・フォンテーヌ ）
306.
相手の張った罠にいかにもはまり込んだような様子を見せるのが最たる策略である。
（ ラ・ロシュフコー ）
307.
人間の心の一番奥底にあるのは、人に喜ばれたいという渇望だ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
308.
結婚とは、臆病者のまえに用意されたたった一つの冒険である。
（ ヴォルテール ）
309.
情念は
過度でなければ美しくありえない。
人は愛しすぎないときには
十分に愛していないのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
310.
あまりにも多く有用なものが生産され過ぎると、
役に立たない人間が多くなり過ぎる結果となる。
（ カール・マルクス ）
311.
結婚とは、
男の権利を半分にして、
義務を二倍にすることである。
（ ショーペンハウアー ）
312.
我々自身が抱いている自信が、他人に対する信用を芽生えさす。
（ ラ・ロシュフコー ）
313.
我々の最も確かな保護者は我々の才能である。
（ ヴォーヴナルグ ）
314.
精神の最も普遍的な特質は多様性である。
（ モンテーニュ ）
315.
私は人を愛するが、それは利己心からの自覚があって愛するのである。
つまり、それが気持ちがよく、自分を幸福にするからだ。
だから、私は人の犠牲になろうとは少しも思わない。
（ シュティルネル ）
316.
今日という日は二度と来ないことを思え。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
317.
本当に無敵なものは、攻撃されないということではなくて、攻撃されても傷つかないということだ。
（ セネカ ）
318.
弱い人間は素直になれない。
（ ラ・ロシュフコー ）
319.
知らない女はみんなおしとやかに見える。
（ モンテーニュ ）
320.
恩を受けた人は、
その恩を心に留めておかなければならない。
しかし、恩を与えた人は、
それを覚えているべきではない。
（ キケロ ）
321.
人は賢明になればなるほど、
ますます腰を低くして
他人から学ぼうとする。
（ ロジャー・ベーコン ）
322.
我々が良識的な人だと思うのは、
我々と考えを同じくする人たちだけだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
323.
いかなる職業でも、
自分が支配するかぎり愉快であり、
服従するかぎり不愉快である。
（ アラン ）
324.
地球は皮膚を持っている。
そしてその皮膚はさまざまな病気を持っている。
その病気のひとつが人間である。
（ ニーチェ ）
325.
親の愛は下るばかりで上ってこない。
（ エルヴェシウス ）
326.
魂の最も高度な完成は、人を楽しませることができるということにある。
（ ヴォーヴナルグ ）
327.
作家は、あまり上手に書こうとすると、何もかもだめにする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
328.
後悔などしてみても始まらぬ。
だが後悔もないところには
一層何事も始まらないのだ。
（ 矢内原伊作 ）
329.
真の友は最大の財産であり、
また最も得がたい財産である。
（ ラ・ロシュフコー ）
330.
人が心から恋をするのはただ一度だけである。
それが初恋だ。
（ ラ・ブリュイエール ）

331.
物事を学ぶのに、決まった方法はない。
（ アリストテレス ）
332.
冒険のない文明は衰退する。
（ ホワイトヘッド ）
333.
私が孤独であるとき、私は最も孤独ではない。
（ キケロ ）
334.
人は、くだらないとして礼儀作法をなおざりにするが、善人か悪人かを礼儀作法で決められることがよくある。
（ ラ・ブリュイエール ）
335.
何の仕事にも携わっていないことは、この世に存在していないことと同じである。
（ ヴォルテール ）
336.
社交においては、我々の優れた特性によってよりも、欠点によって気に入られることのほうが、かえって多い。
（ ラ・ロシュフコー ）
337.
希望すること、これが幸福なのだ。
（ アラン ）
338.
人間は偽装と虚偽と偽善にほかならない。
自分自身においても、
また他人に対しても。
（ ブレーズ・パスカル ）
339.
依頼心が苦悩を作り出す。
（ 清沢満之 ）
340.
修学なくしては技術なく、
技術なくして修学なし。
（ プロタゴラス ）

341.
人々の善が最高の法律である。
（ キケロ ）
342.
醜い行いを後悔することは
人生を救う。
（ デモクリトス ）
343.
説き伏せるには大胆な人を、説き勧めるには話のうまい人を、調査や観察には巧妙な人を、おいそれとは片づかない仕事には強情な一筋縄では行かない人間を用いるがよい。
（ フランシス･ベーコン ）
344.
人の値打ちは、
（自身の）長所をどう用いるかによって判断すべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
345.
同じ季節が、
ぶどう畑には利益をもたらし、
牧草地には害を与える。
（ モンテーニュ ）
346.
祖先を顧みようとしない人々は、
子孫のことも考えまい。
（ エドマンド・バーク ）
347.
人は天才に生まれるのではない。
天才になるのだ。
（ ボーヴォワール ）
348.
幸福な人々の節制は、幸運が彼らの気質に与えた穏やかさから来る。
（ ラ・ロシュフコー ）
349.
まず自分をこの世に必要な人間とせよ。
そしたらパンは自然に得られる。
（ エマーソン ）
350.
我々にふさわしいものは、快活と勇気、希望を実現しようとする努力である。
（ エマーソン ）

351.
どんな不幸な人生からでも、
利口者は何らかの利益を得る。
一方、どんな幸福な人生からでも、
愚か者は心を傷つけられる。
（ ラ・ロシュフコー ）
352.
現実に触れよとは切実な経験をせよということである。
（ 安倍能成 ）
353.
ひとは各々(おのおの)の道を創り出さなくてはいけない。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
354.
人間にとっての名誉ある傑作とは、適切な生き方をすることに他ならない。
（ モンテーニュ ）
355.
本当の幸福とは、
善行がもたらす喜びである。
（ アンリ・ベルクソン ）
356.
正しく見るためには二度見よ。
美しく見るためには一度しか見るな。
（ アミエル ）
357.
人間が生きている間、決して消え失せることのない唯一の情欲は、自愛である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
358.
財産の貧乏を治すことはやさしいが、精神の貧乏を治すことはできない。
（ モンテーニュ ）
359.
時間を充実させることが幸福である。
（ エマーソン ）
360.
豊かな人間とは、
自身が富であるような人間のことであって、
富を持つ人間のことではない。
（ カール・マルクス ）

361.
自己とは何ぞや、
これ人生の根本問題なり。
（ 清沢満之 ）
362.
他人を愛せよ。
そうすれば彼らもまた、あなたがたを愛するだろう。
彼らの役にたて、そうすれば彼らもあなたがたの役にたつであろう。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
363.
人は考えることによってではなく、
行うことによって成長する。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
364.
生涯において最も大切なことは
職業の選択である。
しかし、偶然によってそれは決まる。
（ ブレーズ・パスカル ）
365.
無知な友人ほど危険なものはない。
賢い敵のほうがよっぽどましだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
366.
「聞く」は生理学的現象であり、
「聴く」は心理学的行為である。
（ ロラン・バルト ）
367.
時は万事を暴露する。
（ タレス ）
368.
信仰は愛のようなもので、強制することはできない。
（ ショーペンハウアー ）
369.
妻子を持つ者は、
運命に人質をとられたようなものである。
というのは、
妻子は善であれ、悪であれ、
大事業の足手まといとなるからである。
（ フランシス･ベーコン ）
370.
人は何を愛すかという問題に対して人がなし得る唯一の答えは、人は愛されるにふさわしいものを愛す、ということである。
（ キルケゴール ）

371.
恐怖心をなくしたいなら、あなたがいちばん恐れていることをしなさい。
そうすれば恐怖心は消えてなくなります。
（ エマーソン ）
372.
人生には処方箋もなければ注意書きもない。
我々に裸のまま与えられるものなのだ。
（ フェルナンド・サバテール ）
373.
友人のために私がしてあげられる一番のこと、それは、ただ友人でいてあげること。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
374.
世間の人が友情と呼称するものは、社交・欲望のかけ合い・駆け引き・親切の交換にすぎない。
つまり、自愛がつねに何か得をしようとする一種の取引にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
375.
運命を信じれば、運命が決まる。
自由を信じれば、無限の可能性が生まれるだろう。
（ アイン・ランド ）
376.
高潔な人物や高尚な天才の中には、
貪欲なまでの名誉や権力、栄光への欲望があるものだ。
（ キケロ ）
377.
困難が大きいほど、
それを克服したときの栄光も大きくなる。
熟練した操縦士は、
嵐や暴風雨に耐えて名声を得る。
（ エピクロス ）
378.
真の苦行は全く人に知られることのない苦行である。
そうでないものは虚栄心によって楽になる。
（ ラ・ロシュフコー ）
379.
賢人の仕事は、
いかに死ぬかというよりも、
いかに生きるということにある。
（ スピノザ ）
380.
英雄とは「自分自身であろう」と求めゆく者のことである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）

381.
死自体よりも死の随伴物が人を怖れさす。
（ セネカ ）
382.
我々は強制によって幸せにはなりえない。
（ コールリッジ ）
383.
名声の後には忘却あるのみ。
（ アウレリウス ）
384.
完全を求めることは、人間の心を悩ませるこの世で最悪の病である。
（ エマーソン ）
385.
悪しき者達があら捜しをしても、良き人はそれを意に介さない。
（ デモクリトス ）
386.
失われる希望というものは
希望ではなく、
期待という如きものである。
個々の内容の希望は
失われることが多いであろう。
しかし、
決して失われることのないものが
本来の希望なのである。
（ 三木清 ）
387.
重要なのは量ではなく質である。
（ セネカ ）
388.
人々は見る覚悟があるものだけしか見ることができない。
（ エマーソン ）
389.
世の中に、良い年の取り方を知っている人は、本当に少ないものだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
390.
最もよく踏みならされ、
また最も人通りの多い道ほど、
どれもみな多くの人を迷わせるものである。
（ セネカ ）

391.
自惚れは進歩の障害である。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
392.
哲学とは、自分の幸福が外からの事柄にできるだけ左右されぬように心がけて、生きることである。
（ エピクテトス ）
393.
目的到達に必要なのは、これと両立し得ない１００通りものことを、同じくらい強い意志を持って放棄し、目的とすることだけを真に念願することである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
394.
この世においては汝の肉体が力尽きぬのに、魂が先に力尽きるのは恥ずべきことではなきか。
（ アウレリウス ）
395.
時がすべての助言者の中で一番賢い。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
396.
困難に陥った時、切り抜ける手だてになるのは自分の意志だけだ。
（ アラン ）
397.
無礼とは、
強者を真似した弱者の態度である。
（ エリック・ホッファー ）
398.
良いものは、短ければ二重によい。
（ バルタザール・グラシアン ）
399.
後悔したり、他人を責めないことが、
賢明さへの第一歩だ。
（ ドゥニ・ディドロ ）
400.
普通、人は
時間をつぶすことに苦心する。
才能ある人間は、
時間を利用することに苦心する。
（ ショーペンハウアー ）

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