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801.
賢明であるコツとは、
何に目をつぶるかを知ることである
（ ウィリアム・ジェームズ ）
802.
ひとたび金の問題になると、誰もかれも同じ宗派になる。
（ ヴォルテール ）
803.
葬式は、
死者に対する務めというよりは、
生者に対する慰めである。
（ アウグスティヌス ）
804.
人は恋愛を語ることによって恋愛するようになる。
（ ブレーズ・パスカル ）
805.
人生の目的には、
レジャー、幸福、知識の蓄積の三つがある。
レジャーは幸福と知識の蓄積を得るための必要条件で、
人生の究極の目的の一つである。
（ アリストテレス ）
806.
臆病は残酷性の母である。
（ モンテーニュ ）
807.
慣習とは反対の道を行け。
そうすれば常に物事はうまくいく。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
808.
危険にあまり注意しすぎると、多くの場合、危険に落ち込む。
（ ラ・フォンテーヌ ）
809.
うんざりさせるための秘訣は、
なんでもかんでもしゃべることである。
（ ヴォルテール ）
810.
余り高望みをして、目前の職業を失うな。
（ エマーソン ）
811.
疑い深い人は、自ら招いて、裏切られることになる。
（ ヴォルテール ）
812.
人生において多くの美しいものを手に入れた者は、その代わりにやはり多くのものを提供しなければならない。
（ シュバイツァー ）
813.
人は自分自身の道理で己れを説き伏せることはできても、相手の道理でしか相手を説き伏せられない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
814.
もしも人から、なぜ彼を愛したのかと問い詰められたら、「それは彼が彼であったから、私が私であったから」と答える以外には、何とも言いようがないように思う。
（ モンテーニュ ）
815.
「幸福を必要としないこと、それがおまえたちの幸福だ」と、神は言った。
（ セネカ ）
816.
私たちはこの世に存在している不幸の重荷を、みんなで一緒に担わなければならない。
（ シュバイツァー ）
817.
ヤギだの羊だのを各自がどれくらい持っているかは言えても、友達をどれくらい持っているかは言えない。
（ キケロ ）
818.
人間は、時には自由であったり時には奴隷であったりすることはできないであろう。
人間は常に全面的に自由であるか、
あるいは常に全面的に自由でないか、
そのいずれかである。
（ サルトル ）
819.
人間的欠陥の主な原因は、幼少期に身に付いた偏見である。
（ デカルト ）
820.
我々は、賢明になるためには、
まず馬鹿にならなければならない。
己を導くためには、
まず盲目にならなければならない。
（ モンテーニュ ）
821.
過去のものといえども、
真に価値あるものは、
常に新しさを含んでいる。
（ 柳宗悦 ）
822.
人は成功するために生まれるのであって、失敗するためではない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
823.
誰もが記憶力のなさを嘆くが、
判断力のなさを嘆く者はいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
824.
愛と憎しみは正確な対立物と見ることは完全な誤りである。
愛の対立物は愛でないもの…つまり無関心である。
（ ゲオルク・ジンメル ）
825.
もっともよい復讐の方法は、自分まで同じような行為をしないことだ。
（ アウレリウス ）
826.
相手のちょっとした欠点に目をつぶることができない限り、友情は長続きしない。
（ ラ・ブリュイエール ）
827.
人を憎まずして罪を罰するのが、名裁判官である。
（ セネカ ）
828.
始めることさえ忘れなければ、
人はいつまでも若くある。
（ マルティン・ブーバー ）
829.
人間の最も基本的な分類として、「知を愛する人」「勝利を愛する人」「利得を愛する人」という三つの種類がある。
（ プラトン ）
830.
多すぎる休息は、少なすぎる休息と同じように疲労させる。
（ カール・ヒルティ ）

831.
強い意志と弱い意志の主な相違は知的なものであって、それは、どれほど粘り強く十分に結果を考え抜くかという点にある。
（ ジョン・デューイ ）
832.
ひどく悩んだり、我慢ならぬと思ったとき、人生は束(つか)の間であり、いつかは誰でも葬り去られることを思え。
（ アウレリウス ）
833.
文体の第一の美点は、明晰なことである。
（ アリストテレス ）
834.
幸福は夢にすぎず、苦痛は現実である。
（ ヴォルテール ）
835.
我々は、どんなものでも自分自身のためにしか愛することができない。
（ ラ・ロシュフコー ）
836.
人間は必然的に狂っており、狂っていないというのも別の狂い方で狂っている事になろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
837.
不幸な人の共通の過ちは、わが身に幸せが訪れることを、決して信じたがらないことである。
（ セネカ ）
838.
変革の手段を持たない国家は、
自己保存の手段も持たない。
（ エドマンド・バーク ）
839.
ある者は過去の記憶を蒸し返して、われとわが身をさいなみ続ける。
ある者はまだ見ぬ罪におびえて、われとわが身を傷つける。
どちらも愚かきわまることだ。
過去はもはや関係がなく、未来はまだ来ぬ。
（ セネカ ）
840.
男性の間では愚かで無知な男が、
女性の間では醜い女が
愛され、ちやほやされる。
（ ショーペンハウアー ）

841.
いかに示唆するかを知ることは、教え方の偉大な技術である。
（ アミエル ）
842.
老年においては、名声と富とがかろうじて才能と快楽との代わりをする。
（ ヴォーヴナルグ ）
843.
わずか一言でも下手に受け取られると、十年の功績も忘れられてしまう。
（ モンテーニュ ）
844.
自分のことだけを考え、あらゆることに自分の利益を求める人は、決して幸福にありつけない。
自分の利益を考えるなら、まず他人のためを思うことである。
（ セネカ ）
845.
人間は仕事がないと、健康を損なうばかりでなく精神的にも退廃する
（ アダム・スミス ）
846.
世の中のために働いていると言っている人間で、本当に世の中のために働いている人間を見たことはない。
（ アダム・スミス ）
847.
人生を建設するには一つ一つの行動からやっていかなくてはならない。
（ アウレリウス ）
848.
孤独は、知恵の最善の乳母である。
（ シュティルネル ）
849.
醜い女なんていない。
ただ、美しく見せるすべを知らない女がいるだけだ。
（ ラ・ブリュイエール ）
850.
女たちは極端である。
男たちよりも良質か悪質か、そのどちらかだ。
（ ラ・ブリュイエール ）

851.
一生を終えてのちに残るものは、
我々が集めたものではなくて、
我々が与えたものである。
（ ジェラール・シャンドリ ）
852.
もし一年を通して太陽の日と雲の日とを数えてみれば、晴れた日の方が多かったということが分かるだろう。
（ オウィディウス ）
853.
浪費するのを楽しんだ時間は、浪費された時間ではない。
（ バートランド・ラッセル ）
854.
何を知らないかではなく、何を知っているかで、人を判断しなければならぬ。
（ ヴォーヴナルグ ）
855.
人生はそれを感じる人間にとっては悲劇であり、考える人間にとっては喜劇である。
（ ラ・ブリュイエール ）
856.
楽天主義は意志の所産だが、厭世主義は人間が自己を放棄した時の状態である。
（ アラン ）
857.
人間の活動、活動のみが
その人間の価値を決定する。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
858.
「時」をまねるがよい。
「時」は一切のものをゆっくりと破壊する。
「時」はおもむろに浸蝕し、消耗させ、根こそぎにし、引き離す。
だが、ひったくることはない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
859.
よい評判を得るために自己を犠牲にしなかった人が何人いるだろう？
（ ニーチェ ）
860.
多く考える人は党員には向かない。
というのは党派などを突き抜けて考えてしまうからである。
（ ニーチェ ）

861.
ジャーナリストは公平な批評家であるよりも、むしろ党派的意見の代表者である。
（ 三木清 ）
862.
普通、人間は機会さえあれば悪いことをするものである。
（ アリストテレス ）
863.
何はともあれ、我々は我々の畑を耕さなければなりません。
（ ヴォルテール ）
864.
夫婦生活は長い会話である。
（ ニーチェ ）
865.
愛とは他から奪うことではなくて、自己を他に与えることである。
（ 阿部次郎 ）
866.
酒は、人を魅了する悪魔である。
うまい毒薬である。
心地よい罪悪である。
（ アウグスティヌス ）
867.
たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。
（ ニーチェ ）
868.
人は、尊敬するが故(ゆえ)にのみ尊敬せられる。
（ エマーソン ）
869.
万物は流転する。
（ ヘラクレイトス ）
870.
人と一緒にいる時が、最も孤独な時だ。
（ キケロ ）

871.
ありのままの自分を出すほうが、自分を偽って見せるより、得るものは大きいはずだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
872.
多くは覚悟でなく愚鈍と慣れでこれに耐える。
（ ラ・ロシュフコー ）
873.
一番難しいことは自分自身を知ることであり、
一番易しいことは何もしないで助言だけ与えることである。
（ タレス ）
874.
犯罪には恐怖がつきまとう。
それが刑罰である
（ ヴォルテール ）
875.
信念は、嘘よりも危険な真理の敵である。
（ ニーチェ ）
876.
徹底的にどうしようもなく道を踏みはずした悪人に対しては、怒りをあらわにすべきである。
（ プラトン ）
877.
神を雲の彼方に求むなかれ。
神は汝のうちにあり。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
878.
私が知らないことについて無知であることを告白するのを、私は恥としない。
（ キケロ ）
879.
誘惑に恐れる者には、すべてが誘惑となる。
（ ラ・ブリュイエール ）
880.
悪口は意地悪な人による慰めである。
（ ジョセフ・ジュベール ）

881.
我が行いを見習えと、誰にでも言い得るよう行為せよ。
（ カント ）
882.
どのような運が降りかかろうと、喜びに浮かれることのないように、悲しみに暮れることのないように。
万物は流転し、そして運もまた、いつ変わるとも知れないのだから。
（ ショーペンハウアー ）
883.
孤独は山になく、街にある。
一人の人間にあるのではなく、大勢の人間の間にある。
（ 三木清 ）
884.
愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
（ エーリヒ・フロム ）
885.
どんな不幸な出来事でも、賢人はそこから自分の利になることを引き出す。
しかし、どんな幸運な出来事でも、愚者はそこから禍を引き出す。
（ ラ・ロシュフコー ）
886.
君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ。
（ ニーチェ ）
887.
家を建てるのは住むためで、人に見せるためではない。
（ フランシス･ベーコン ）
888.
人があれもこれもなし得ると考える限り、何もなし得る決心がつかない。
（ スピノザ ）
889.
生きるということは、
日ごとに快癒し、新しくなること、
また自分を見いだし、
回復することである。
（ アミエル ）
890.
何についてもいうな、｢なくした｣と。
｢返した｣と言え。
（ エピクテトス ）

891.
恋と酒の共通点。
人を熱くし、明るくし、くつろがせる。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
892.
好人物な人間は余るほどいるが、
高慢な者に戦い勝つ鉄の心をもった正義の味方はとぼしい。
（ エマーソン ）
893.
愛なくしては、何人(なんびと)も、優れた才能を持っている人でさえも幸福ではありえない。
（ カール・ヒルティ ）
894.
思慮を持ち、正義をかざしてその生涯を送らなければ、何者も決して幸福にはなれないだろう。
（ プラトン ）
895.
人の社交本能も、その根本は何も直接的な本能ではない。
つまり、社交を愛するからではなく、孤独が恐ろしいからである。
（ ショーペンハウアー ）
896.
人生の悲劇は、
生きていながら内部では死んでいること。
（ シュバイツァー ）
897.
他の人からみると、
すばらしい職業に見えるものは、
例外なく、その過程がきわめて厳しい。
（ 鷲田小彌太 ）
898.
少量をうまくやる方が、大量にまずくやるよりもよい。
（ ソクラテス ）
899.
幸福になろうとするならば、節制と正義とが自己に備わるように行動しなければならない。
（ ソクラテス ）
900.
目指す港がないような航海をしていたら　どんな風が吹いても助けにならない。
（ モンテーニュ ）

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