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801.
過去のものといえども、
真に価値あるものは、
常に新しさを含んでいる。
（ 柳宗悦 ）
802.
変革の手段を持たない国家は、
自己保存の手段も持たない。
（ エドマンド・バーク ）
803.
毎日声を出して言葉を使うことが大切である。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
804.
我々はどこまでも理性について行くだけの力はない。
（ ラ・ロシュフコー ）
805.
男性の間では愚かで無知な男が、
女性の間では醜い女が
愛され、ちやほやされる。
（ ショーペンハウアー ）
806.
始めることさえ忘れなければ、
人はいつまでも若くある。
（ マルティン・ブーバー ）
807.
多すぎる休息は、少なすぎる休息と同じように疲労させる。
（ カール・ヒルティ ）
808.
強い意志と弱い意志の主な相違は知的なものであって、それは、どれほど粘り強く十分に結果を考え抜くかという点にある。
（ ジョン・デューイ ）
809.
汝自身を知れ。
（ ソクラテス ）
810.
力なき正義は無能であり、
正義なき力は圧制である。
（ ブレーズ・パスカル ）
811.
私の人生哲学は、本質的には単純な言葉だが、「辛抱強く頑張る」ところにある。
（ ジョン・デューイ ）
812.
人生にあるのは三つの出来事のみだ。
生まれること、生きること、そして死ぬこと。
人は誕生を意識せず、死を前に苦しみ、そして生きていることを忘れる。
（ ラ・ブリュイエール ）
813.
ひとたび金の問題になると、誰もかれも同じ宗派になる。
（ ヴォルテール ）
814.
ヤギだの羊だのを各自がどれくらい持っているかは言えても、友達をどれくらい持っているかは言えない。
（ キケロ ）
815.
もし一年を通して太陽の日と雲の日とを数えてみれば、晴れた日の方が多かったということが分かるだろう。
（ オウィディウス ）
816.
醜い女なんていない。
ただ、美しく見せるすべを知らない女がいるだけだ。
（ ラ・ブリュイエール ）
817.
よい評判を得るために自己を犠牲にしなかった人が何人いるだろう？
（ ニーチェ ）
818.
浪費するのを楽しんだ時間は、浪費された時間ではない。
（ バートランド・ラッセル ）
819.
人生を建設するには一つ一つの行動からやっていかなくてはならない。
（ アウレリウス ）
820.
生きるということは、
日ごとに快癒し、新しくなること、
また自分を見いだし、
回復することである。
（ アミエル ）
821.
女たちは極端である。
男たちよりも良質か悪質か、そのどちらかだ。
（ ラ・ブリュイエール ）
822.
老年においては、名声と富とがかろうじて才能と快楽との代わりをする。
（ ヴォーヴナルグ ）
823.
世の中のために働いていると言っている人間で、本当に世の中のために働いている人間を見たことはない。
（ アダム・スミス ）
824.
人間の活動、活動のみが
その人間の価値を決定する。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
825.
自分のことだけを考え、あらゆることに自分の利益を求める人は、決して幸福にありつけない。
自分の利益を考えるなら、まず他人のためを思うことである。
（ セネカ ）
826.
悪口は意地悪な人による慰めである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
827.
一生を終えてのちに残るものは、
我々が集めたものではなくて、
我々が与えたものである。
（ ジェラール・シャンドリ ）
828.
我々が皆自分の不幸を持ち寄って並べ、それを平等に分けようとしたら、ほとんどの人が今自分が受けている不幸の方がいいと言って立ち去るであろう。
（ ソクラテス ）
829.
ジャーナリストは公平な批評家であるよりも、むしろ党派的意見の代表者である。
（ 三木清 ）
830.
楽天主義は意志の所産だが、厭世主義は人間が自己を放棄した時の状態である。
（ アラン ）

831.
何を知らないかではなく、何を知っているかで、人を判断しなければならぬ。
（ ヴォーヴナルグ ）
832.
多くの愚者を友とするより、一人の知者を友とするべきである。
（ デモクリトス ）
833.
多く考える人は党員には向かない。
というのは党派などを突き抜けて考えてしまうからである。
（ ニーチェ ）
834.
子供たちに幸福である法をしっかり教えるべきであろう。
頭上に不幸がふりかかるときに幸福である法ではない。
周囲の状況がそう悪くもなく、人生の苦しみが些細な心配事や不快事にとどまるような場合に幸福である法だ。
（ アラン ）
835.
病気は、より高い人生の階段を登ってゆく通路に過ぎない
（ カール・ヒルティ ）
836.
孤独は、知恵の最善の乳母である。
（ シュティルネル ）
837.
正義への愛は、たいてい、不正な目に合うことを怖れる心である。
（ ラ・ロシュフコー ）
838.
何はともあれ、我々は我々の畑を耕さなければなりません。
（ ヴォルテール ）
839.
好人物な人間は余るほどいるが、
高慢な者に戦い勝つ鉄の心をもった正義の味方はとぼしい。
（ エマーソン ）
840.
人生はそれを感じる人間にとっては悲劇であり、考える人間にとっては喜劇である。
（ ラ・ブリュイエール ）

841.
信念は、嘘よりも危険な真理の敵である。
（ ニーチェ ）
842.
愛とは他から奪うことではなくて、自己を他に与えることである。
（ 阿部次郎 ）
843.
多くは覚悟でなく愚鈍と慣れでこれに耐える。
（ ラ・ロシュフコー ）
844.
ありのままの自分を出すほうが、自分を偽って見せるより、得るものは大きいはずだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
845.
私が知らないことについて無知であることを告白するのを、私は恥としない。
（ キケロ ）
846.
人と一緒にいる時が、最も孤独な時だ。
（ キケロ ）
847.
神を雲の彼方に求むなかれ。
神は汝のうちにあり。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
848.
どのような運が降りかかろうと、喜びに浮かれることのないように、悲しみに暮れることのないように。
万物は流転し、そして運もまた、いつ変わるとも知れないのだから。
（ ショーペンハウアー ）
849.
誘惑に恐れる者には、すべてが誘惑となる。
（ ラ・ブリュイエール ）
850.
たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。
（ ニーチェ ）

851.
夫婦生活は長い会話である。
（ ニーチェ ）
852.
徹底的にどうしようもなく道を踏みはずした悪人に対しては、怒りをあらわにすべきである。
（ プラトン ）
853.
一番難しいことは自分自身を知ることであり、
一番易しいことは何もしないで助言だけ与えることである。
（ タレス ）
854.
人は、尊敬するが故(ゆえ)にのみ尊敬せられる。
（ エマーソン ）
855.
わずか一言でも下手に受け取られると、十年の功績も忘れられてしまう。
（ モンテーニュ ）
856.
犯罪には恐怖がつきまとう。
それが刑罰である
（ ヴォルテール ）
857.
酒は、人を魅了する悪魔である。
うまい毒薬である。
心地よい罪悪である。
（ アウグスティヌス ）
858.
孤独は山になく、街にある。
一人の人間にあるのではなく、大勢の人間の間にある。
（ 三木清 ）
859.
愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
（ エーリヒ・フロム ）
860.
我が行いを見習えと、誰にでも言い得るよう行為せよ。
（ カント ）

861.
少量をうまくやる方が、大量にまずくやるよりもよい。
（ ソクラテス ）
862.
人間は仕事がないと、健康を損なうばかりでなく精神的にも退廃する
（ アダム・スミス ）
863.
君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ。
（ ニーチェ ）
864.
何についてもいうな、｢なくした｣と。
｢返した｣と言え。
（ エピクテトス ）
865.
幸福になろうとするならば、節制と正義とが自己に備わるように行動しなければならない。
（ ソクラテス ）
866.
人は、「おれはゼロだ。
　マイナスだ」という自己評価に耐えることはできる。
しかし、「おまえはゼロだ。
　マイナスだ」という他者評価には耐え難い存在なのである。
（ 鷲田小彌太 ）
867.
苦境には科学的価値がある。
よく学ぶ者は決して見逃さない、絶好の機会なのだ。
（ エマーソン ）
868.
世界で一番有能な教師よりも、分別のある平凡な父親によってこそ、子供は立派に教育される。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
869.
あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。
（ ニーチェ ）
870.
人の社交本能も、その根本は何も直接的な本能ではない。
つまり、社交を愛するからではなく、孤独が恐ろしいからである。
（ ショーペンハウアー ）

871.
賞賛の中には、非難の中よりも、より多くの鉄面皮がある。
（ ニーチェ ）
872.
この世で成功するには二つの道しかない。
一つは自分自身の勤勉、
もう一つは他人の愚かさ。
（ ラ・ブリュイエール ）
873.
行動するときには規則に従い、裁くときには例外を斟酌せねばならない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
874.
大事もなしうる者は、
小事もなしうる。
（ アリストテレス ）
875.
許すことは復讐に勝る。
（ エピクテトス ）
876.
偉大なる行為を目指す者は、おおいに苦しまなければならない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
877.
将来を思い煩うな。
現在為すべきことを為せ。
その他は神の考えることだ。
（ アミエル ）
878.
悪書を読まないことは良書を読むための条件である。
（ ショーペンハウアー ）
879.
やっかいなのは恐怖心そのものだけだ。
（ フランシス･ベーコン ）
880.
他の人からみると、
すばらしい職業に見えるものは、
例外なく、その過程がきわめて厳しい。
（ 鷲田小彌太 ）

881.
学ぶのに、時間を費やしすぎるのは、怠惰である。
（ フランシス･ベーコン ）
882.
人があれもこれもなし得ると考える限り、何もなし得る決心がつかない。
（ スピノザ ）
883.
人生の悲劇は、
生きていながら内部では死んでいること。
（ シュバイツァー ）
884.
才能があっても不愉快な人もいれば、いくつも欠点を持っていて、快感を与える人もいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
885.
恋と酒の共通点。
人を熱くし、明るくし、くつろがせる。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
886.
どんな不幸な出来事でも、賢人はそこから自分の利になることを引き出す。
しかし、どんな幸運な出来事でも、愚者はそこから禍を引き出す。
（ ラ・ロシュフコー ）
887.
「時」をまねるがよい。
「時」は一切のものをゆっくりと破壊する。
「時」はおもむろに浸蝕し、消耗させ、根こそぎにし、引き離す。
だが、ひったくることはない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
888.
個人の自由も次の点では制限されなければならない。
すなわち、他の人達に迷惑をかけてはならない。
（ J・S・ミル ）
889.
勇気がなければ幸福は得られない。
戦いなしには美徳はありえない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
890.
運命は理性の力では直せない数々の欠点を改めさせる。
（ ラ・ロシュフコー ）

891.
普通、人間は機会さえあれば悪いことをするものである。
（ アリストテレス ）
892.
私たちは、いわば二回この世に生まれる。
一回目は存在するために、二回目は生きるために。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
893.
人生というものは、通例、裏切られた希望、挫折させられた目論見、それと気づいたときにはもう遅すぎる過ち、の連続にほかならない。
（ ショーペンハウアー ）
894.
思慮を持ち、正義をかざしてその生涯を送らなければ、何者も決して幸福にはなれないだろう。
（ プラトン ）
895.
自分のなりたいものを、
みんながなりたいと思うものから少し遠ざけてみると、
あんがい簡単に見つかるのではないだろうか。
（ 鷲田小彌太 ）
896.
その女を手に入れる事ができない期間だけ、
男はその女に熱狂させられる。
（ キルケゴール ）
897.
愛なくしては、何人(なんびと)も、優れた才能を持っている人でさえも幸福ではありえない。
（ カール・ヒルティ ）
898.
満足は不満足の中に求むべし、休息は進歩の中に求むべし、安心は力行(りっこう)の中に求むべし。
（ 大西祝 ）
899.
目指す港がないような航海をしていたら　どんな風が吹いても助けにならない。
（ モンテーニュ ）
900.
信念は理屈をも超越する。
（ キルケゴール ）

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