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2401.
恋愛は仕事のない人々の仕事である。
（ モンテスキュー ）
（ Montesquieu ）
2402.
世界は我々次第である。
我々が落ち込むとき、
世界もうなだれているように見える。
（ エリック・ホッファー ）
（ Eric Hoffer ）
2403.
人間は、自分が自分自身に対して常に最大の敵なのである。
（ E・アラン ）
（ E. Alain ）
2404.
人間は万物の尺度だ。
（ プロタゴラス ）
（ Protagoras ）
2405.
語り得ぬことについては、
人は沈黙せねばならない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
（ Wittgenstein ）
2406.
生きるためには、
生きるにまかせることだ。
（ バルタザール・グラシアン ）
（ Baltasar Gracian ）
2407.
我々が良識の持ち主だと判断する相手は、
ほとんど我々と同意見の人々だけに限られる。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
2408.
生まれの良い人、
権勢のある人、
富裕な人は、
名誉を受けるに値するとみなされている。
だが本当は、
善い人だけが名誉を受けるに値するのである。
（ アリストテレス ）
（ Aristotle ）
2409.
流行を避けるのは、流行に迎合するのと同じくらい弱いことである。
（ ラ・ブリュイエール ）
（ La Bruyere ）
2410.
人間への信頼は希望を支える。
（ シュバイツァー ）
（ Albert Schweitzer ）
2411.
夫婦の仲は、あまり続けて一緒にいると冷めやすいし、くっついてばかりいると損なわれやすい。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2412.
真に神を愛する者は、神からも愛されることを願ってはならない。
（ スピノザ ）
（ Spinoza ）
2413.
人があなたのことを悪く言う。
それが真実なら直せばいい。
それがウソなら笑い飛ばせばいい。
（ エピクテトス ）
（ Epictetus ）
2414.
離婚は進んだ文明にとって必要である。
（ モンテスキュー ）
（ Montesquieu ）
2415.
恋愛は生命の高揚であり、情熱は恋愛の財である。
（ アミエル ）
（ Henri Frederic Amiel ）
2416.
始め良ければ半分終わったようなもの。
（ アリストテレス ）
（ 始めが良ければ半分終わったも同然 ）
（ Aristotle ）
（ Hajime Yokereba Hanbun Owatta Douzen ）
2417.
知識と勇気は、偉大な仕事をつくる。
二者は人を不朽(ふきゅう)ならしむる。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
2418.
一人の人間の評価と価値は、心と意志の中にある。
そこに人間の本当の栄誉が宿るのだ。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2419.
怒りに対する最善の手段は猶予である。
怒りに対して、いきなり許しを求めることはせず、熟慮を求めよ。
（ セネカ ）
（ Seneca ）
2420.
あらゆるものは自明である。
（ デカルト ）
（ Rene Descartes ）
2421.
ひとりの男だけを見つめている女と、ひとりの男からいつも眼をそらす女とは、結局、似たようなものである。
（ ラ・ブリュイエール ）
（ La Bruyere ）
2422.
人は人によりてのみ人となり得べし。
人より教育の結果を取り除けば無とならん。
（ カント ）
（ Immanuel Kant ）
2423.
自尊心は我々に嫉妬心を吹き込むが、しばしばその嫉妬心を和らげる役もする。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
2424.
涙は、もの言わぬ悲しみの言葉である。
（ ヴォルテール ）
（ Voltaire ）
2425.
冗談はよいものだ。
誰も傷つかなければ、さらによいものだ。
（ ジョージ・サンタヤーナ ）
（ George Santayana ）
2426.
生きるためには、常に我々は、何かしていなければならない。
さもなければへたばることになろう。
さよう、人生は仕事である
（ オルテガ・イ・ガセット ）
（ Ortega Y. Gasset ）
2427.
人間が他の動物よりも賢くて強くて繊細で高級だというのは、
単に人間自身の尺度でもって他の生物たちを価値評価した結果でしかない。
（ 竹内芳郎 ）
（ Takeuchi Yoshirou ）
2428.
「老い」 は、
私達の顔よりも
心に多くの皺(しわ)を刻む。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2429.
偉大な人物たらんとする者は、自分自身や自分に属するものをではなく、正しいことをこそ愛すべきなのだ。
（ プラトン ）
（ Platon ）
2430.
光るものすべてが黄金ではない。
（ ラテンのことわざ・格言 ）
（ Latin saying ）

2431.
私は人生をあるがままに楽しむ。
たとえ救貧院に住んでいても、楽しい、胸が躍(おど)る、輝かしい人生が送れるはずだ。
夕日は富豪の大邸宅からも救貧院の窓からも、輝かしく照り返す。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
（ Henry David Thoreau ）
2432.
仕事に対する考えを整理するとか、熟考するとか口走るのは、おおかた仕事を逃れる口実である。
（ カール・ヒルティ ）
（ Carl Hilty ）
2433.
面倒な養生のおかげで
やっと自分の健康を保っているのは、
何かやりきれない病気を患っているようなものである。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
2434.
仮に君が怒って破裂したところで、彼らは少しも遠慮せずに、同じことをやりつづけるであろう。
（ アウレリウス ）
（ Aurelius ）
2435.
持って生まれた能力というのは植物と似たようなものだ。
研鑚によって余計なものを刈り取らなければならない。
（ フランシス･ベーコン ）
（ Francis Bacon ）
2436.
習慣によって、言わば第二の天性が作られる。
（ キケロ ）
（ Cicero ）
2437.
賭博は、先天的に備わった“人間の特性”である。
（ エドマンド・バーク ）
（ Edmund Burke ）
2438.
武装平和とは、自国と隣国を信用せず、半ば憎悪、半ば恐怖から武器を放棄しかねる意向上の平和である。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2439.
人はときどき英知を持ちながら馬鹿であるが、判断があって馬鹿であることは絶対にない。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
2440.
自分に対して弱くて寛容であることと、人に対して厳しいことは、同じ悪徳にすぎない。
（ ラ・ブリュイエール ）
（ La Bruyere ）

2441.
心の中に未来にふさわしいビジョンを描け。
そして、自分を過去の末裔(まつえい)であるという迷信を忘れるんだ。
あの未来の生を思い巡らせば、工夫し、発明すべきものが限りなくある。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2442.
天才は平均的な知性よりは、
むしろ狂気に近い。
（ ショーペンハウアー ）
（ Schopenhauer ）
2443.
世界を動かす力は、あなたの潜在意識の中にある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
（ William James ）
2444.
あなたの実力以上に有徳であろうとするな！
できそうもないことを己に要求するな！
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2445.
青年時代は知恵を磨く時であり、老年はそれを実践する時である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
2446.
何事かをいっそう深く身につけたいと思う者は、自分自身の才能と努力とによってなさなければならない。
なぜなら、何人も先生の訓練や強制によって、知識の蘊奥(うんおう)をきわめたり、学問で有名になった人はいないからである。
（ ジョン・ロック ）
（ John Locke ）
2447.
男と女という
こうも違った、また複雑な人間の間で、
互いに良く理解しあい、
ふさわしく愛するために、
一生を費やして長すぎるということはない。
（ オーギュスト・コント ）
（ Auguste Comte ）
2448.
祝祭のない生活とは、旅館のない、長い街道である。
（ デモクリトス ）
（ Demokritos ）
2449.
我々の美徳は、ほとんどの場合、偽装した悪徳に過ぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
2450.
人類は、
生者よりも死者で成り立っている。
（ オーギュスト・コント ）
（ Auguste Comte ）

2451.
ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
2452.
話し方を知っていれば、
話すべき時もわかる。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
（ Plutarch ）
2453.
遠くにいると恐怖を感じるが、近くに迫るとそれほどでもない。
（ ラ・フォンテーヌ ）
（ La Fontaine ）
2454.
笑いの実は青いうちに摘んではならない。
（ プラトン ）
（ Platon ）
2455.
時は友情を強めるが、恋愛を弱める。
（ ラ・ブリュイエール ）
（ La Bruyere ）
2456.
瞑想にふける者は、夜のない昼を憎む。
（ ハーバート・スペンサー ）
（ Herbert Spencer ）
2457.
物財の貧困は容易に癒されるが、魂の貧困はけっして癒されない。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2458.
人間は一本の葦(あし)にすぎない。
自然のうちで最も弱いものである。
だがそれは考える葦である。
（ ブレーズ・パスカル ）
（ Blaise Pascal ）
2459.
愛とは本来臆病なものであり、控えめなものです。
（ カール・マルクス ）
（ Karl Marx ）
2460.
宗教を愛し、それを守っていくには、それを守らぬ者を憎んだり、迫害したりする必要はない。
（ モンテスキュー ）
（ Montesquieu ）

2461.
世界で最も素晴らしいことは、自立の方法を知ることである。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2462.
恋は幻想の子供であり、幻滅の親である。
（ ウナムーノ ）
（ Unamuno ）
2463.
一事を考え終わらざれば他事に移らず、
一書を読了せざれば他書をとらず。
（ 西田幾多郎 ）
（ Nishida Kitarou ）
2464.
世論に対して関心を示さないのは、
まさに一つの力であり、
幸福の源泉である。
（ バートランド・ラッセル ）
（ Bertrand Russell ）
2465.
子供の教育については、
勉学の欲望と興味を喚起することが一番大切である。
でないと結局、
本を背負ったロバを養うことになる。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2466.
悪を原因によって知る人は、決して人を呪いもせず、絶望もしないことを学ぶであろう。
（ E・アラン ）
（ E. Alain ）
2467.
偶然にしか接触せぬ人々に気に入られるよりも、
自分自身に気に入られることが必要である。
（ メーヌ・ド・ビラン ）
2468.
人間が大きな進歩をするための道は、いつも苦しみによって開かれなければならない。
（ カール・ヒルティ ）
（ Carl Hilty ）
2469.
最初のボタンをかけ違えると、残りのすべてもそうなってしまう。
（ ジョルダーノ・ブルーノ ）
2470.
内的な生活を持たない人は、環境の奴隷である。
（ アミエル ）
（ Henri Frederic Amiel ）

2471.
生活とは、つまり習慣の織物である。
（ アミエル ）
（ Henri Frederic Amiel ）
2472.
女性は恋愛においては、たいていの男よりも徹底する。
だが、友情においては男が女に勝っている。
女が互いに決して愛し合わない原因、それは男である。
（ ラ・ブリュイエール ）
（ La Bruyere ）
2473.
創造的な人間は、あいまいさと付きあうのを楽しんでいる。
すぐに問題が解決されなくてもいいと思っていて、ぴったりした考えを待つ余裕があるのだ。
（ エイブ・タネンバウム ）
2474.
我々は、我々の幸福を我々の外部、他人の評判のうちに求める。
他人はみな軽薄かつ不公平で、嫉妬、気まぐれ、偏見に満ちていることを百も承知なのに。
（ ラ・ブリュイエール ）
（ La Bruyere ）
2475.
太鼓の音に足の合わぬ者を咎(とが)めるな。
その人は、別の太鼓に聞き入っているのかもしれない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
（ Henry David Thoreau ）
2476.
私は他人にどう見えるかということよりも、むしろ私自身の中で、どんな人間であるかを気にする。
借りものによってではなく、私によって富みたいと思う。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2477.
人間とは精神である。
精神とは何であるか。
精神とは自己である。
自己とは自分自身に関わる一つの関係である。
（ キルケゴール ）
（ Soren Kierkegaard ）
2478.
何かにケチをつける喜び。
それを味わうと、何か良いものに心動かされる喜びが、私たちから奪われてしまう。
（ ラ・ブリュイエール ）
（ La Bruyere ）
2479.
人を欺(あざむ)いて得をするよりは、人を欺かずに損をするほうがよいと思え。
人を欺いて得をしても、限りなく嘆くはめになるが、人を欺かずに損をしても、嘆くのは一度で済むからである。
（ キオン ）
2480.
人は許しながらなお残酷になれるし、
罰しながらなお慈悲深くなれる。
（ アウグスティヌス ）
（ Augustine ）

2481.
心にある感情を隠すことは、心にない感情を装う以上に難しい。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
2482.
行動的な人のように考え、
思慮深い人のように行動せよ。
（ アンリ・ベルクソン ）
（ Henri Bergson ）
2483.
真実でさえ、時と方法を選ばずに用いられてよいということはない。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2484.
いかなる財宝とくらべようとも、良友にまさるものはないではないか。
（ ソクラテス ）
（ Sokrates2 ）
2485.
確かに泣くことは赦(ゆる)されているのだ。
涙は激しい怒りを押し流す。
涙は川の流れのように、心を通り抜ける
（ オウィディウス ）
（ Ovidius ）
2486.
「不正」はお互いの間に不和と憎しみをつくり出し、
「正義」は協調と友愛をつくり出す。
（ プラトン ）
（ Platon ）
2487.
大衆はほとんど、低俗な思想までしか上れない。
（ シャンフォール ）
（ Shamfort ）
2488.
他人の過ちが気に障る時は、即座に自らを反省し、自分も同じような過ちを犯していないか考えてみるといい。
（ アウレリウス ）
（ Aurelius ）
2489.
人間にとって、自分自身の生命ほど保ち続けたいと思うものはないが、これほど大事にしないものもない。
（ ラ・ブリュイエール ）
（ La Bruyere ）
2490.
恋は燃える火と同じで、絶えずかき立てられていないと持続できない。
だから希望を持ったり不安になったりすることがなくなると、たちまち恋は息絶えるのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）

2491.
我々が平和の名によって重んじているものは、実は短い休戦にすぎない。
それによって弱い側は、正しい主張であれ、不正な主張であれ、とにかくその主張をあきらめる。
武力によってその主張を生かす機会が来るまでは。
（ ヴォーヴナルグ ）
（ Vauvenargues ）
2492.
奴隷は繋がれた鎖によって全てをなくしてしまう。
「そこから逃れたい」という欲望さえも。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
2493.
すでに女たちから関心を持たれなくなった男は品行を改めるものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
（ Vauvenargues ）
2494.
真理は二人から始まる。
（ カール・ヤスパース ）
（ Karl Jaspers ）
2495.
幸福について考えることは
すでに一つの、おそらく最大の、
不幸の兆しである。
（ 三木清 ）
（ Miki Kiyoshi ）
2496.
少なくとも強い友情というものは、ある不信と抵抗とから始まるのが自然らしい。
（ E・アラン ）
（ E. Alain ）
2497.
いくつかの偉大な思想だけは、
本当に自分のものにしておかなければならない。
明るくなどとは思いも及ばなかった遠い所まで、
それが光を投げかけてくれるからである。
（ ゲオルク・ジンメル ）
（ Georg Simmel ）
2498.
人間の精神世界には、自ら探検していない、幾つもの大陸があり、海がある。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
（ Henry David Thoreau ）
2499.
いつも駄洒落を言う者は、性格の悪い人間である。
（ ブレーズ・パスカル ）
（ Blaise Pascal ）
2500.
人類のいかなる種族も、倦怠な種族よりはマシだ。
（ ヴォルテール ）
（ Voltaire ）

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