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2401.
老齢は明らかに迅速なり。
我らに必要以上に迅速に切迫す。
（ プラトン ）
2402.
祝祭のない生活とは、旅館のない、長い街道である。
（ デモクリトス ）
2403.
人間は一本の葦(あし)にすぎない。
自然のうちで最も弱いものである。
だがそれは考える葦である。
（ ブレーズ・パスカル ）
2404.
一日の質に影響を与えるような工夫は、最高の技術だと言える。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
2405.
事故の原因は、事故そのものよりも興味深い。
（ キケロ ）
2406.
時の翼に乗って悲しみは飛び去る。
（ ラ・フォンテーヌ ）
2407.
太鼓の音に足の合わぬ者を咎(とが)めるな。
その人は、別の太鼓に聞き入っているのかもしれない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
2408.
よりいっそう愛するよりほかに、
恋に対する治療法はない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
2409.
貧しくとも、君の生活を愛したまえ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
2410.
楽しかった思い出ほどわびしいものはない。
苦しかった思い出ほど楽しいものはない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
2411.
思考という要素を含まなければ、経験は意味を持ち得ない。
（ ジョン・デューイ ）
2412.
人間への信頼は希望を支える。
（ シュバイツァー ）
2413.
自由こそ、
高度の教養が芽生えてくる土壌である。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
2414.
人間の運命の大きな改善は、
彼らの考え方の根本的な構成に大きな変化が生じない限り、
絶対に不可能である。
（ J・S・ミル ）
2415.
自制ができぬうちは、自由だとはいえぬ。
（ デモフィロス ）
2416.
世論に対して関心を示さないのは、
まさに一つの力であり、
幸福の源泉である。
（ バートランド・ラッセル ）
2417.
内的な生活を持たない人は、環境の奴隷である。
（ アミエル ）
2418.
我々は生まれると競技場に入り、死ぬとそこを去る。
その競技用の車をいっそううまく操るすべを学んだとて何になろう。
いまとなっては、ただどんなふうに退場したらよいかを考えればよいのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2419.
引っ込み思案は、若者には美点になるが、年配には欠点でしかない。
（ アリストテレス ）
2420.
子どもは父母の行為を映す鏡である。
（ ハーバート・スペンサー ）
2421.
人民の自由は、国家の強さに比例する。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2422.
神は現世におけるいろいろな心配事の償いとして、われわれに希望と睡眠を与えた。
（ ヴォルテール ）
2423.
長いこと論争している場合は、たいてい、彼らは何を論じ合っているのか彼ら自身分からなくなっている証拠である。
（ ヴォルテール ）
2424.
始め良ければ半分終わったようなもの。
（ アリストテレス ）
（ 始めが良ければ半分終わったも同然 ）
2425.
我々の美徳は、ほとんどの場合、偽装した悪徳に過ぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
2426.
希望は底の深い海の上でなければ、決してその翼を広げない。
（ エマーソン ）
2427.
失敗は一種の教育である。
（ ジョン・デューイ ）
2428.
何かにケチをつける喜び。
それを味わうと、何か良いものに心動かされる喜びが、私たちから奪われてしまう。
（ ラ・ブリュイエール ）
2429.
いかなる人間の知識も、その人の経験を超えるものではない。
（ ジョン・ロック ）
2430.
自負、嫉妬、貪婪(どんらん)は
人の心に火を放てる三の火花なり。
（ ダンテ・アリギエーリ ）

2431.
少しをするために多く学んでおかねばならぬ。
（ モンテスキュー ）
2432.
女性は恋愛においては、たいていの男よりも徹底する。
だが、友情においては男が女に勝っている。
女が互いに決して愛し合わない原因、それは男である。
（ ラ・ブリュイエール ）
2433.
「正義」――この言葉に、
地球上における、私どもの「幸福」が包まれている。
正義こそ、
文明の精髄であり、
社会の真髄であり、
そして政治の総括である。
国家が繁栄するかいなかは、
正義を大事にするかいなかにかかっている。
（ ルイ・バルボーザ ）
2434.
我(われ)思う。
ゆえに我あり。
（ デカルト ）
2435.
希望を持たずに、私達は欲望の中に生きている。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
2436.
試練は、将来我々の上に咲き出ようとする、新しいまことの幸福の前ぶれである。
（ カール・ヒルティ ）
2437.
人間の細部において個別に判断する者こそ、最も真実を言い当てるだろう。
（ モンテーニュ ）
2438.
頼むから静かに死なせてくれ。
（ ヴォルテール ）
2439.
何もかも知ろうとして苦労はするな。
さもないと、何ひとつ覚えられない。
（ デモクリトス ）
2440.
この世の生活の幸福を求める私たちの計画は、すべて幻想なのである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）

2441.
礼儀正しさが人の本性に訴えかける働きは、熱がロウに伝える働きのごとし。
（ ショーペンハウアー ）
2442.
「不正」はお互いの間に不和と憎しみをつくり出し、
「正義」は協調と友愛をつくり出す。
（ プラトン ）
2443.
幸福になる秘訣をお教えしよう。
できるだけいろいろなものに興味を持ち、物ごとであれ人間であれ興味を感じるものを無視せず、できるだけ好意的に接することだ。
（ バートランド・ラッセル ）
2444.
私は他人にどう見えるかということよりも、むしろ私自身の中で、どんな人間であるかを気にする。
借りものによってではなく、私によって富みたいと思う。
（ モンテーニュ ）
2445.
恋愛は幸福を殺し、幸福は恋愛を殺す。
（ ウナムーノ ）
2446.
人間は、死、悲惨、無知を癒すことができなかったので、自己を幸福にするために、それらをあえて考えないように工夫した。
（ ブレーズ・パスカル ）
2447.
恋するものの狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり。
（ プラトン ）
2448.
我々一人ひとりの気が狂うことは稀である。
しかし、集団・政党・国家・時代においては、日常茶飯事なのだ。
（ ニーチェ ）
2449.
やったと思えばドジを踏む。
それが人間の仕事です。
朝に計画を立てても、昼にすることはへまばかり。
（ ヴォルテール ）
2450.
制服というものは、人間に安堵と尊敬とを同時に与える。
そして全ての服装は、多かれ少なかれ制服である。
（ アラン ）

2451.
恋は燃える火と同じで、絶えずかき立てられていないと持続できない。
だから希望を持ったり不安になったりすることがなくなると、たちまち恋は息絶えるのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
2452.
たった一人の人だけ愛し、他のみんなのことなど気にかけないような、そんな愛は愛ではありません。
それは、一緒に暮らすだけの結合か、さもなければ広い意味の自己中心主義です。
（ エーリヒ・フロム ）
2453.
狂気はどこにあるか。
それを汝らに植え付けねばならぬのだが。
（ ニーチェ ）
2454.
語り得ぬことについては、
人は沈黙せねばならない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
2455.
人が自分自身をどう思うかで、その人の運命は決まる、というより示される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
2456.
不幸な時に幸福だった時期を思い出すことほど大きな悲しみはない。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
2457.
「老い」 は私達の顔よりも心に多くの皺(しわ)を刻む。
（ モンテーニュ ）
2458.
瞑想にふける者は、夜のない昼を憎む。
（ ハーバート・スペンサー ）
2459.
知識は恐怖にとっての解毒剤である。
（ エマーソン ）
2460.
空想が人の心に第二の天性を植えつけると、理性でいくら逆らっても無駄である。
（ ブレーズ・パスカル ）

2461.
恋愛を一度もしたことのない女はよく見かけるが、恋愛を一度しかしない女はめったに見かけない。
（ ラ・ロシュフコー ）
2462.
愛されたいという要求は、自惚(うぬぼ)れの最たるものである。
（ ニーチェ ）
2463.
我々は、たとえどれほどの恥辱を自ら招いたとしても、ほとんど必ず自分の力で名誉を挽回できるものである。
（ ラ・ロシュフコー ）
2464.
人類のいかなる種族も、倦怠な種族よりはマシだ。
（ ヴォルテール ）
2465.
確かに泣くことは赦(ゆる)されているのだ。
涙は激しい怒りを押し流す。
涙は川の流れのように、心を通り抜ける
（ オウィディウス ）
2466.
口で何を言っても、本心を隠すことはできません。
どうしてもまわりに伝わってしまうものですから。
（ エマーソン ）
2467.
妬みによって幸福になる人間はどこにもいない。
（ バルタザール・グラシアン ）
2468.
思考から生まれ、思考に問いかけるもののみが、全人類のための精神的な力となりうる。
（ シュバイツァー ）
2469.
人は思っているほど、幸福でもないし、不幸でもない。
（ ラ・ロシュフコー ）
2470.
ひとりの男だけを見つめている女と、ひとりの男からいつも眼をそらす女とは、結局、似たようなものである。
（ ラ・ブリュイエール ）

2471.
すべての残忍性は臆病から生まれる。
（ セネカ ）
2472.
人間は本来、他人をだましながらだまされるように生まれついている。
（ ヴォーヴナルグ ）
2473.
目を凝らして注意深く観察すれば、運命を見分けることができよう。
盲目であっても、運命は見分けられぬものではないから。
（ フランシス･ベーコン ）
2474.
あらゆるものは自明である。
（ デカルト ）
2475.
行動的な人のように考え、思慮深い人のように行動せよ。
（ アンリ・ベルクソン ）
2476.
結婚したほうがいいのか、それともしないうがいいのかと問われるならば、わたしは、どちらにしても後悔するだろうと答える。
（ ソクラテス ）
2477.
最初のボタンをかけ違えると、残りのすべてもそうなってしまう。
（ ジョルダーノ・ブルーノ ）
2478.
人間は万物の尺度だ。
（ プロタゴラス ）
2479.
人間、関心を寄せるものが多ければ多いほど、ますます幸福になるチャンスが多くなる
（ バートランド・ラッセル ）
2480.
自由とはすべての特権を有効に発揮させる特権である。
（ カント ）

2481.
純朴と純真な真実とは、いかなる時代においても時と場を得る。
（ モンテーニュ ）
2482.
とにかく結婚したまえ。
良妻を得れば幸福になれるし、悪妻を得れば哲学者になれる。
（ ソクラテス ）
2483.
人間にとって、自分自身の生命ほど保ち続けたいと思うものはないが、これほど大事にしないものもない。
（ ラ・ブリュイエール ）
2484.
涙は、もの言わぬ悲しみの言葉である。
（ ヴォルテール ）
2485.
人間が大きな進歩をするための道は、いつも苦しみによって開かれなければならない。
（ カール・ヒルティ ）
2486.
哲学への第一歩、それは無信仰だ。
（ ドゥニ・ディドロ ）
2487.
文人は生きているうちは諷刺され、死ぬと賞賛される。
（ ヴォルテール ）
2488.
青年たちは判断するよりも発明すること、評議するよりも実行すること、決まった仕事より新しい企てに適している。
（ フランシス･ベーコン ）
2489.
人間はつねに、自分に理解できない事柄は何でも否定したがるものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
2490.
競争とは、優れた仕事の副産物であり、目的ではない。
創造的な人間を動機づけるのは、達成への願望であり、征服への願望ではない。
（ アイン・ランド ）

2491.
愛は、憎しみで始まった場合の方が、より大きくなる。
（ スピノザ ）
2492.
人を欺(あざむ)いて得をするよりは、人を欺かずに損をするほうがよいと思え。
人を欺いて得をしても、限りなく嘆くはめになるが、人を欺かずに損をしても、嘆くのは一度で済むからである。
（ キオン ）
2493.
いかなる財宝とくらべようとも、良友にまさるものはないではないか。
（ ソクラテス ）
2494.
偉大な人物たらんとする者は、自分自身や自分に属するものをではなく、正しいことをこそ愛すべきなのだ。
（ プラトン ）
2495.
過失をするのは恥ずかしいことだが、過失を改めるのは恥ずかしいことではない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2496.
学問には平坦な大道はありません。
そして、学問の険しい坂道をよじ登る労苦を厭わない者にのみ、その明るい頂上にたどり着く見込みがあるのです。
（ カール・マルクス ）
2497.
人は、他人と違っているのと同じくらい自分自身とも違っている時がある。
（ ラ・ロシュフコー ）
2498.
恋と同じで、
憎悪も人を信じやすくさせる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2499.
不要なものなら、
なくて困るということはない。
（ キケロ ）
2500.
すでに女たちから関心を持たれなくなった男は品行を改めるものである。
（ ヴォーヴナルグ ）

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