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1001.
家を建てるのは住むためで、人に見せるためではない。
（ フランシス･ベーコン ）
1002.
一生を真に充実して生きる道は、結局今日という一日を真に充実して生きる外(ほか)ないでしょう。
実際一日が一生の縮図です。
（ 森信三 ）
1003.
泣くことは、
自分自身に対する同情である。
（ ショーペンハウアー ）
1004.
人をだましたと思っている者自身が、実はだまされているのだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
1005.
犯罪には恐怖がつきまとう。
それが刑罰である
（ ヴォルテール ）
1006.
好きなことをする自由があるとき、
人はたいてい互いの真似をし合う。
（ エリック・ホッファー ）
1007.
結婚するときはこう自問せよ。
「年をとってもこの相手と会話ができるだろうか」
そのほかは年月がたてばいずれ変化することだ。
（ ニーチェ ）
1008.
不動の心構えの人だけが、本当の優しさを持つことができる。
（ ラ・ロシュフコー ）
1009.
人はそれぞれ、自分のすることは申し分ないと思う。
（ キケロ ）
1010.
子供たちに幸福である法をしっかり教えるべきであろう。
頭上に不幸がふりかかるときに幸福である法ではない。
周囲の状況がそう悪くもなく、人生の苦しみが些細な心配事や不快事にとどまるような場合に幸福である法だ。
（ アラン ）
1011.
教えることのできない子供というものはない。
あるのは子供達にうまく教えられない学校と教師だけである。
（ M・アドラー ）
1012.
もし仮に、絶対の悪人がいるとしたら、それはまさしく、信じることができない人間をいうのだ
（ アラン ）
1013.
危険にあまり注意しすぎると、多くの場合、危険に落ち込む。
（ ラ・フォンテーヌ ）
1014.
人間は戦わねばならない。
困難こそ、進歩するためのチャンスとなるのだ。
（ ジョン・デューイ ）
1015.
意見というものは結局
感情によって決められる、
知性によってではなく
（ ハーバート・スペンサー ）
1016.
苦境には科学的価値がある。
よく学ぶ者は決して見逃さない、絶好の機会なのだ。
（ エマーソン ）
1017.
祈りは神を変えず、祈る者を変える。
（ キルケゴール ）
1018.
ありのままの自分を出すほうが、自分を偽って見せるより、得るものは大きいはずだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
1019.
偉大なる行為を目指す者は、おおいに苦しまなければならない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
1020.
君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ。
（ ニーチェ ）
1021.
自分のことだけを考え、あらゆることに自分の利益を求める人は、決して幸福にありつけない。
自分の利益を考えるなら、まず他人のためを思うことである。
（ セネカ ）
1022.
文体は思想の衣
（ セネカ ）
1023.
我々は、賢明になるためには、
まず馬鹿にならなければならない。
己を導くためには、
まず盲目にならなければならない。
（ モンテーニュ ）
1024.
ねたみは魂の腐敗である。
（ ソクラテス ）
1025.
「時」をまねるがよい。
「時」は一切のものをゆっくりと破壊する。
「時」はおもむろに浸蝕し、消耗させ、根こそぎにし、引き離す。
だが、ひったくることはない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
1026.
物事をよく知るには、
その細部を知らなければならない。
（ ラ・ロシュフコー ）
1027.
私たちは、いわば二回この世に生まれる。
一回目は存在するために、二回目は生きるために。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
1028.
「幸福を必要としないこと、それがおまえたちの幸福だ」と、神は言った。
（ セネカ ）
1029.
人生の幸福にとっては、我々のあり方、すなわち人柄こそ、文句なしに第一の要件であり、最も本質的に重要なものである。
（ ショーペンハウアー ）
1030.
習慣であるが故にこれをなすという人は、何らの選択をも行なわない。
（ J・S・ミル ）

1031.
私の人生哲学は、本質的には単純な言葉だが、「辛抱強く頑張る」ところにある。
（ ジョン・デューイ ）
1032.
愛とは他から奪うことではなくて、自己を他に与えることである。
（ 阿部次郎 ）
1033.
金銭に対する欲は避くべし。
富を愛するほどに狭量かつ卑しき精神はなし。
（ キケロ ）
1034.
人があれもこれもなし得ると考える限り、何もなし得る決心がつかない。
（ スピノザ ）
1035.
ぶらぶら歩きは生きるための偉大な技術である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
1036.
人生において多くの美しいものを手に入れた者は、その代わりにやはり多くのものを提供しなければならない。
（ シュバイツァー ）
1037.
宗教は民衆の阿片(あへん)である。
（ カール・マルクス ）
1038.
哲学とは疑うことである。
（ モンテーニュ ）
1039.
人間的欠陥の主な原因は、幼少期に身に付いた偏見である。
（ デカルト ）
1040.
人間は必然的に狂っており、狂っていないというのも別の狂い方で狂っている事になろう。
（ ブレーズ・パスカル ）

1041.
夫婦生活は長い会話である。
（ ニーチェ ）
1042.
不幸に直面したときに
友だちがわかる。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
1043.
毎日毎日をきっぱりと終了せよ。
あなたは全力を尽くした。
確かにへまもやったし、馬鹿なこともしでかした。
そんなことはできるだけ早く忘れよう。
明日は新しい日だ。
明日をつつがなく、静かに始めるのだ。
（ エマーソン ）
1044.
よい作家になりたいなら、書くことだ。
（ エピクテトス ）
1045.
恋する男と女が一緒にいて少しも退屈しないのは、
いつも自分たちのことだけを話題にしているからだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
1046.
賢人の精神は、
何ものにも動ぜず、
何ものにも傷つかず、
敢然としていられる強さを宿しているのだ。
（ セネカ ）
1047.
多く考える人は党員には向かない。
というのは党派などを突き抜けて考えてしまうからである。
（ ニーチェ ）
1048.
彼の言葉があるように彼の人生もある。
（ セネカ ）
1049.
高位にある人間は、三重に奴隷である。
すなわち、君主または国家の奴隷であり、名声の奴隷であり、仕事の奴隷である。
（ フランシス･ベーコン ）
1050.
勇気がなければ幸福は得られない。
戦いなしには美徳はありえない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）

1051.
自分にとって自分の心の奥で真実だと思えることは、万人にとっても真実だと信じること、それが普遍的精神というものだ。
（ エマーソン ）
1052.
文体の第一の美点は、明晰なことである。
（ アリストテレス ）
1053.
感覚は、偽りの見せかけで理性をたぶらかす。
（ ブレーズ・パスカル ）
1054.
存在するものは、変化のためのみに存在することを忘れるな。
（ アウレリウス ）
1055.
生きている限り、どう生きるべきかを学び続けよ。
（ セネカ ）
1056.
あなたが出会う最悪の敵は、いつもあなた自身であるだろう。
（ ニーチェ ）
1057.
隠れた高潔な行いは、最も尊敬されるべき行為である。
（ ブレーズ・パスカル ）
1058.
我々が皆自分の不幸を持ち寄って並べ、それを平等に分けようとしたら、ほとんどの人が今自分が受けている不幸の方がいいと言って立ち去るであろう。
（ ソクラテス ）
1059.
愛と憎しみは正確な対立物と見ることは
完全な誤りである。
愛の対立物は
愛でないもの…つまり無関心である。
（ ゲオルク・ジンメル ）
1060.
つまづいた人のために手を差し伸べようと身をかがめないのは、正義の拒絶である。
それは人類共通の正しい行いなのだから。
（ セネカ ）

1061.
一般常識は、決してそれほど一般的ではない。
（ ヴォルテール ）
1062.
個人の自由も次の点では制限されなければならない。
すなわち、他の人達に迷惑をかけてはならない。
（ J・S・ミル ）
1063.
人間の行動は、思考の最上の通訳者だ。
（ ジョン・ロック ）
1064.
あきらめを十分に用意することが、人生の旅支度をする際に何よりも重要だ。
（ ショーペンハウアー ）
1065.
疑い深い人は、自ら招いて、裏切られることになる。
（ ヴォルテール ）
1066.
母親は息子の友人が成功すると妬む。
母親は息子よりも息子の中の自分を愛しているのである。
（ ニーチェ ）
1067.
読むことは人を豊かにし、
話し合うことは人を機敏にし、
書くことは人を確かにする。
（ フランシス･ベーコン ）
1068.
あなた自身を最大限に利用しなさい。
というのは、あなたにとってあるのはそれだけなのだから。
（ エマーソン ）
1069.
何を知らないかではなく、何を知っているかで、人を判断しなければならぬ。
（ ヴォーヴナルグ ）
1070.
不幸な人の共通の過ちは、わが身に幸せが訪れることを、決して信じたがらないことである。
（ セネカ ）

1071.
友情のための最大の努力は、友人に我々の欠点を見せることではない。
彼に彼の欠点を悟らせることだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
1072.
悪口は意地悪な人による慰めである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
1073.
すぐれた精神であっても、それを評価する基準がないために過小に評価されることがある。
かかる精神は試金石のない貴金属のようなものである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
1074.
三種の貴族がある。
１．血統と位階の貴族、
２．財力の貴族、
３．精神的貴族
が、すなわちそれである。
（ ショーペンハウアー ）
1075.
人生は、経験しなければ理解できない教訓の連続である。
（ エマーソン ）
1076.
王侯の寛容は、人民の忠誠を勝ち取るひとつの政略にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
1077.
己はこの世のすべてである。
（ ブレーズ・パスカル ）
1078.
年とった人々は異議が多すぎ、相談が長すぎ、冒険が少なすぎ、後悔が早すぎ、めったに仕事をとことんまでやりとげず、いいかげんな成功で満足する。
（ フランシス･ベーコン ）
1079.
人間にとって真の大敵は胸中の敵である。
（ セネカ ）
1080.
いかなる財産も、ちょっとしたチャンスに手に入れたものである。
（ ショーペンハウアー ）

1081.
暇な時間は、かけがえのない財産である。
（ ソクラテス ）
1082.
敗戦当夜、食事をする気力もなくなった男は多くいた。
しかし、夕食をととのえない女性がいただろうか。
（ 鶴見俊輔 ）
1083.
明日は、試練に応じた新しい力をもたらすであろう。
（ カール・ヒルティ ）
1084.
魂の病は身体のそれよりも危険であり、かつ怖ろしい。
（ キケロ ）
1085.
幸福な人生を阻む大敵は
外にあるのではなく、内にある。
すなわち、あなたの心の中に潜んでいる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
1086.
暴力よりも優しさのほうが効果が上がる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
1087.
順境の際、
招待されし時のみ我を訪れ、
逆境の際、
招待されずとも訪れるが真の友人なり。
（ テオフラストス ）
1088.
因襲にぜんぜん屈服しない男女から成り立つ社会のほうが、
みんなが画一的になるような社会よりも面白い社会であろう。
（ バートランド・ラッセル ）
1089.
しつけ三原則──
「ハイの返事」「あいさつ」「はきものをそろえる」
（ 森信三 ）
1090.
金銭は肥料のようなものであって、ばら蒔かなければ役に立たない。
（ フランシス･ベーコン ）

1091.
不正を非難する人は、
自分が不正を行うことを恐れて非難するのではない。
自分の不正が見破られることを恐れて
非難するのである。
（ プラトン ）
1092.
偏見は判断を持たない意見である。
（ ヴォルテール ）
1093.
野心家の主な幸福は忙しいということである。
（ アラン ）
1094.
罰を受けずに王侯を恥ずかしめるには、彼らに備わっていない徳を褒め称えればよい。
（ ラ・ロシュフコー ）
1095.
エメラルドは人にほめられなくても、その価値を失わない。
（ アウレリウス ）
1096.
戦争の目的は平和である。
（ アリストテレス ）
1097.
冗談は、しばしば真実を伝える手段として役立つ。
（ フランシス･ベーコン ）
1098.
金属は利用とともに光る。
（ オウィディウス ）
1099.
おそらく快楽は、
苦痛の半分の印象も我々に与えない。
（ ジェレミー・ベンサム ）
1100.
自分に欠けているものよりも、自分がすでに持っているものについて思いをめぐらせ。
（ アウレリウス ）

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