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哲学者・思想家の名言
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1001.
自分ひとりが賢い者になろうとするのは大馬鹿者である。
（ ラ・ロシュフコー ）
1002.
愛とは他から奪うことではなくて、自己を他に与えることである。
（ 阿部次郎 ）
1003.
信念は理屈をも超越する。
（ キルケゴール ）
1004.
大衆を擁護して声高に叫ぶ者が、
大衆の幸福を最も気遣っている
と考えるのは、よくある誤りである。
（ エドマンド・バーク ）
1005.
好きなことをする自由があるとき、人はたいてい互いの真似をし合う。
（ エリック・ホッファー ）
1006.
人間は戦わねばならない。
困難こそ、進歩するためのチャンスとなるのだ。
（ ジョン・デューイ ）
1007.
浪費するのを楽しんだ時間は、浪費された時間ではない。
（ バートランド・ラッセル ）
1008.
人生より難しき芸術はなし。
他の芸術学問には至るところに師あり。
（ セネカ ）
1009.
愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
（ エーリヒ・フロム ）
1010.
恋愛においては、あまり好きにならないことが、好きにならせる確実な方法である。
（ ラ・ロシュフコー ）
1011.
一般に青年が主張する内容は正しくない。
しかし、青年がそれを主張すること自体は正しい。
（ ゲオルク・ジンメル ）
1012.
慎重な者の指針は、
時勢に従うことである。
（ バルタザール・グラシアン ）
1013.
無知は富と結びついて
初めて人間の品位をおとす。
（ ショーペンハウアー ）
1014.
人を憎まずして罪を罰するのが、名裁判官である。
（ セネカ ）
1015.
恋する男と女が一緒にいて少しも退屈しないのは、
いつも自分たちのことだけを話題にしているからだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
1016.
冗談のうちに真実の言葉が語られることがなかなか多いものだ。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
1017.
正義への愛は、たいてい、不正な目に合うことを怖れる心である。
（ ラ・ロシュフコー ）
1018.
世間の付き合いでは、長所よりも短所によって気に入られることが多い。
（ ラ・ロシュフコー ）
1019.
人は成功するために生まれるのであって、失敗するためではない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
1020.
気軽に約束しない人が、いちばん約束を守る。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
1021.
多くの愚者を友とするより、一人の知者を友とするべきである。
（ デモクリトス ）
1022.
人間とは取引をする動物なり。
犬は骨を交換せず。
（ アダム・スミス ）
1023.
つまづいた人のために手を差し伸べようと身をかがめないのは、正義の拒絶である。
それは人類共通の正しい行いなのだから。
（ セネカ ）
1024.
隠れた高潔な行いは、最も尊敬されるべき行為である。
（ ブレーズ・パスカル ）
1025.
ひどく悩んだり、我慢ならぬと思ったとき、人生は束(つか)の間であり、いつかは誰でも葬り去られることを思え。
（ アウレリウス ）
1026.
人間は必然的に狂っており、狂っていないというのも別の狂い方で狂っている事になろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
1027.
自分にとって自分の心の奥で真実だと思えることは、万人にとっても真実だと信じること、それが普遍的精神というものだ。
（ エマーソン ）
1028.
犯罪には恐怖がつきまとう。
それが刑罰である
（ ヴォルテール ）
1029.
一般常識は、決してそれほど一般的ではない。
（ ヴォルテール ）
1030.
相手のちょっとした欠点に目をつぶることができない限り、友情は長続きしない。
（ ラ・ブリュイエール ）

1031.
ねたみは魂の腐敗である。
（ ソクラテス ）
1032.
慣習とは反対の道を行け。
そうすれば常に物事はうまくいく。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
1033.
才能があっても不愉快な人もいれば、いくつも欠点を持っていて、快感を与える人もいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
1034.
病気は、より高い人生の階段を登ってゆく通路に過ぎない
（ カール・ヒルティ ）
1035.
存在するものは、変化のためのみに存在することを忘れるな。
（ アウレリウス ）
1036.
ジャーナリストは公平な批評家であるよりも、むしろ党派的意見の代表者である。
（ 三木清 ）
1037.
醜い女なんていない。
ただ、美しく見せるすべを知らない女がいるだけだ。
（ ラ・ブリュイエール ）
1038.
いかに示唆するかを知ることは、教え方の偉大な技術である。
（ アミエル ）
1039.
教えることのできない子供というものはない。
あるのは子供達にうまく教えられない学校と教師だけである。
（ M・アドラー ）
1040.
浅薄な人々は、幸運と境遇を信じ、
深慮ある人々は、原因と結果を信ずる。
（ エマーソン ）

1041.
力なき正義は無能であり、
正義なき力は圧制である。
（ ブレーズ・パスカル ）
1042.
満足は不満足の中に求むべし、
休息は進歩の中に求むべし、
安心は力行(りっこう)の中に求むべし。
（ 大西祝 ）
1043.
人の行動を妨げる欠陥は、何かができるのにそれを意識しないことにある。
（ ボシュエ ）
1044.
賢人の精神は、何ものにも動ぜず、何ものにも傷つかず、敢然としていられる強さを宿しているのだ。
（ セネカ ）
1045.
自分のことだけを考え、あらゆることに自分の利益を求める人は、決して幸福にありつけない。
自分の利益を考えるなら、まず他人のためを思うことである。
（ セネカ ）
1046.
賢者は征服するよりも深入りしないことを得策とする。
（ ラ・ロシュフコー ）
1047.
信念は、嘘よりも危険な真理の敵である。
（ ニーチェ ）
1048.
自分が不幸なとき、他の人たちを非難するのは無教養者、自分自身を非難するのは教養の初心者、そして他人をも自分をも非難しないのが本当の教養人である。
（ エピクテトス ）
1049.
一人でいる限り、人は己自身であることができない。
（ アラン ）
1050.
人を笑わせるのは良いが、自分自身が笑われるのはいけない。
（ ヘラクレイトス ）

1051.
宗教は民衆の阿片(あへん)である。
（ カール・マルクス ）
1052.
自分に欠けているものを嘆くのではなく、自分の手元にあるもので大いに楽しむ者こそ賢者である。
（ エピクテトス ）
1053.
ある者は過去の記憶を蒸し返して、われとわが身をさいなみ続ける。
ある者はまだ見ぬ罪におびえて、われとわが身を傷つける。
どちらも愚かきわまることだ。
過去はもはや関係がなく、未来はまだ来ぬ。
（ セネカ ）
1054.
人は教える間に教えられる。
（ セネカ ）
1055.
目的を遂げるのに、長い忍耐をするよりも、目覚ましい努力をすることのほうが、まだ容易である。
（ ラ・ブリュイエール ）
1056.
おそらく快楽は、
苦痛の半分の印象も我々に与えない。
（ ジェレミー・ベンサム ）
1057.
友人や恩人たちの欠点について終始遠慮なく語るようになったら、もう彼らに対して持つべき感情を永く持続できない。
（ ラ・ロシュフコー ）
1058.
さあ、サイコロは投げられた。
私はルビコン河を渡るのだ。
この道は私を戦いに導くだろう。
だが私はたじろぎはしない。
私は私の手で見出した「この道」を駆け抜けて進むのだ。
（ キルケゴール ）
1059.
私は数多くの賢人と猫について学んだが、猫の知恵は賢人のそれよりはるかにまさっている。
（ イポリット・テーヌ ）
1060.
豊かな心がなければ、富は醜い物乞いでしかない。
（ エマーソン ）

1061.
物事の手のつけられない厄介さと人間の弱さとを考えたら、何もできやしない。
だから、まず行動してみて、それから自分の行為について考えることだ。
（ アラン ）
1062.
智恵とは大目に見るべき事を知ること。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
1063.
最も不知なるものこそ、神とすることに適している。
（ モンテーニュ ）
1064.
冗談は、しばしば真実を伝える手段として役立つ。
（ フランシス･ベーコン ）
1065.
自己教育の真の方法は、すべてのことを疑ってみることである。
（ J・S・ミル ）
1066.
私の会う人はすべて、必ず何かの点で私よりまさっている。
私は常にその点をその人たちから学ぶことにしている。
（ エマーソン ）
1067.
召使に尊敬される主人は少ない。
（ モンテーニュ ）
1068.
あらゆる事物は価値を持っているが、
人間は尊厳を有している。
人間は決して、目的のための手段にされてはならない。
（ カント ）
1069.
まず、どのように生きたいのかを自らに問え。
そしてなすべきことをなせ。
（ エピクテトス ）
1070.
幸福なる生活は、心の平和において成り立つ。
（ キケロ ）

1071.
凡事徹底
（ 森信三 ）
1072.
休息はよいことであるが、倦怠はその兄弟である。
（ ヴォルテール ）
1073.
他人から理解されたり、認められたり、必要とされたりすることが、一番大切なことだっていうのは、今の人間達が共通に信じ込まされている、間違った信仰なんだ。
人間は自分のことを分かってくれる人なんかいなくても生きていけるってことこそが、人間が学ぶべき、何より大切なことなんだ。
（ 永井均 ）
1074.
日本人は「家」を「うち」として把握している。
家の外の世間は「そと」である。
（ 和辻哲郎 ）
1075.
思慮は何にもまして堅固なる城壁なり。
なぜならば、それは決して倒壊することも、敵の手に渡されることもないゆえなり。
（ アンティステネス ）
1076.
貧困とは、
礼儀作法の教師なり。
（ アンティステネス ）
1077.
わずかな狂気も交じらない天才はいない。
（ アリストテレス ）
1078.
多くの場合、
教える者の権威が、
学ぼうとする者の邪魔をする。
（ モンテーニュ ）
1079.
我らは常に命の短きを嘆きながら、あたかも命の尽きる時期などなきがごときに振る舞う。
（ セネカ ）
1080.
全世界を知り、己自身を知らない者がある。
（ ラ・フォンテーヌ ）

1081.
近いものは遠いものを説明する。
一滴の水は小さな大海である。
（ エマーソン ）
1082.
子どもに対して言われる「お利口さん」という言葉は、子どもがいつでも理解する言葉で、しかも、人が決して子どもに説明してやらない言葉である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
1083.
まったく相反する二つのこと、習慣と新奇が等しく我々の心をとらえる。
（ ラ・ブリュイエール ）
1084.
自然は常に教育よりも一層大きな力を持っていた。
（ ヴォルテール ）
1085.
勤勉は一つの美徳だが、
ほかのあらゆる美徳を包含する。
（ キケロ ）
1086.
善も悪も、我々に快楽と苦痛を引き起こすものにほかならない。
（ ジョン・ロック ）
1087.
卑下はしばしば人を従えるために用いられる、
見かけだけの服従にすぎない。
それは、自分を高めようとして、
自分を低くする高慢なからくりである。
（ ラ・ロシュフコー ）
1088.
怒りは奇妙な用法を有する武器である。
他のすべての武器は、人間がこれを用いるものだが、この武器はわれわれを用いる。
（ モンテーニュ ）
1089.
正義のもたらす最大の実りは、心の平静なり。
（ エピクロス ）
1090.
三種の貴族がある。
１．血統と位階の貴族、
２．財力の貴族、
３．精神的貴族
が、すなわちそれである。
（ ショーペンハウアー ）

1091.
考えることは己自身と親しむことである。
（ ウナムーノ ）
1092.
人を判断するには、
（問いに対して）どのように答えるかより、
どのような問いをするかによるべきである。
（ ヴォルテール ）
1093.
世の中で成功を勝ちとるには、人から愛される徳とともに、人を恐れさせる欠点も必要である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
1094.
すぐれた精神であっても、それを評価する基準がないために過小に評価されることがある。
かかる精神は試金石のない貴金属のようなものである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
1095.
いかなる場合にても、喜び大なれば大なるほど、それに先立つ苦しみもまた大なり。
（ アウグスティヌス ）
1096.
我々がインチキだと呼ぶもろもろの宗教も、かつては本物だった。
（ エマーソン ）
1097.
仕事は最初が肝心だ。
（ プラトン ）
1098.
幸福への才能とは、幸福への好みを抱き、幸福であることへの情熱を抱くことである。
（ フランシス・ジャンソン ）
1099.
我々は聞いてもらうよりも、話すことのほうに熱心である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
1100.
人間は年をとるにつれて、いっそうもの狂おしくなるとともに、賢くもなる。
（ ラ・ロシュフコー ）

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