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キケロの名言
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1.
第一に必要なのは大胆さ、第二に必要なのも大胆さ、第三に必要なのも大胆さだ。
2.
艱難(かんなん)に会って初めて真の友を知る。
3.
人間はすべて誤るものである。
ただ過失を固守するのが愚か者なのである。
4.
誰でも間違いをすることはある。
しかし、間違いに固執するのは馬鹿以外にはない。
5.
最高位を望みながら、第二位どころか第三位に甘んじることは、決して不名誉なことではない。
6.
汝自身より優れた忠告を言う者なし。
7.
二度、考え直した考えが一番いい。
8.
私が孤独であるとき、私は最も孤独ではない。
9.
あなたに対して最も賢明な助言ができるのは、
あなた自身である。
10.
困難が大きければ大きいほど、
栄光も大きい。
11.
恩を受けた人は、
その恩を心に留めておかなければならない。
しかし、恩を与えた人は、
それを覚えているべきではない。
12.
人々の善が最高の法律である。
13.
高潔な人物や高尚な天才の中には、
貪欲なまでの名誉や権力、栄光への欲望があるものだ。
14.
地位ますます高くなれば、
いよいよ謙虚にならなければならない。
15.
賢明な思考よりも、
慎重な行動が重要である。
16.
二人の仲の一方が、何かにおいて自分に優先を与えたとたんに、たちまち消え失せるのが、友情というものの本質である。
17.
汝は生きるために食うべきで、
食うために生きるべきではない。
18.
食べ物の最上の調味料は飢え、
飲み物のそれは渇き。
19.
書籍は青年には食物となり、
老人には娯楽となる。
病める時は装飾となり、
苦しい時には慰めとなる。
内にあっては楽しみとなり、
外に持って出ても邪魔にはならない。
特に夜と旅行と田舎においては、
良い伴侶となる。
20.
同じ石で二度つまずくことは、世間の物笑いになる恥辱である。
21.
生命ある限り、希望がある。
22.
私は正義の戦いよりも、よこしまな平和を好む。
23.
金(かね)は戦争の筋肉あるいは腱(けん)である。
24.
本なき家は、主(あるじ)なき家の如(ごと)し。
25.
ヤギだの羊だのを各自がどれくらい持っているかは言えても、友達をどれくらい持っているかは言えない。
26.
私が知らないことについて無知であることを告白するのを、私は恥としない。
27.
人と一緒にいる時が、最も孤独な時だ。
28.
金銭に対する欲は避くべし。
富を愛するほどに狭量かつ卑しき精神はなし。
29.
人はひとりでいる時が、もっとも精神的に多忙である。
30.
怒りのさなかにあっても、
自分の激情と舌とを制御し続けることができ、
このうえなく激しい感情の動揺のさなかでも、
それの爆発を押さえて黙っていられるというのは、
全く英知の、とは言わぬまでも、
少なくとも普通以上の精神の強さを証すものだ。

31.
もし人が、
この世界から親切の絆をたち切ってしまうならば、
どんな家もどんな都市も存続することができない。
32.
人はそれぞれ、自分のすることは申し分ないと思う。
33.
閑暇は心の充足ではなく、その骨休めである。
34.
魂の病は身体のそれよりも危険であり、かつ怖ろしい。
35.
知恵とは、求めるべきもの及び避けるべきものについての知識なり。
36.
知恵を伴わなくても正義は大いに強力なものだが、正義を欠いた知恵はまったく通用しないであろう。
37.
勤勉は一つの美徳だが、
ほかのあらゆる美徳を包含する。
38.
アドバイスは結果を見てから評価されるものだ。
その意図によってではない。
39.
幸福なる生活は、心の平和において成り立つ。
40.
自己の所有以上を望まぬ者は富者なり。

41.
手紙では人は赤面しない。
42.
富によって得た不幸は、不幸の中でも最悪のものである。
43.
礼儀正しい、決して腹を立てない人物は、まさに大人物と呼ぶにふさわしい。
44.
慎重さとは、
求めるべきものと、
避けるべきものを知ることである。
45.
人類に与えられた自然の恵みのうち、自分の子供たちほど甘美なものがまたとあろうか。
46.
私は最も正しい戦争よりも、最も不正な平和を選ぶ。
47.
あらゆる職業の中で、最も生産的で、最も楽しく、最も自由人に適するものは農業である。
48.
強欲を棄て去りたくば、その母たる贅沢を棄てよ。
49.
最も難しい三つのこと──
秘密を守ること、
他人から受けた危害を忘れること、
そして、暇な時間を利用すること。
50.
武器がものを言うとき、
法律は沈黙する。

51.
年々、時は過ぎ去るも、過ぎ去りし時は還らじ。
52.
書籍なき家は、主人なき家のごとし。
53.
人が友情を望むのは、自己の無力や貧しさのためではないか。
つまり、お互いに尽くしたり尽くされたりして、自分一人ではできないことを他人からしてもらったり、また、こちらからも仕返すということではないか。
54.
実(げ)に
無分別は青春につきもの、
分別は老熟につきものである。
55.
沈黙を守っている知恵、あるいは発言する力なき知恵は無益なり。
56.
いかなる悪も蕾(つぼみ)のうちは容易に押しつぶせるも、成長するにつれてよりいっそう強くなる。
57.
倹約は大いなる収入である。
58.
大自然にひとつの法あり。
それはすべての人間に共通であり、理性的であり、永遠なるものなり。
59.
教訓すること、
喜ばせること、
（心を）動かすこと、
これが雄弁の三要件である。
60.
私は平和を望まないわけではないが、平和の名に包まれた戦争を怖れる。

61.
哲学することとは、死に備えることに他ならない。
62.
私は最も正しい戦争よりも、最も不公平な平和を選ぶ。
63.
金(かね)は戦争の活力である。
64.
栄光は美徳の影である。
65.
計画と希望の一致ほど、
人と人の絆を固く結びつけるものはない。
66.
我々が自由でありうるために、我々全員が法律の奴隷となる。
67.
本のない部屋は、
魂のない肉体のようなものだ。
68.
「名誉を軽んぜよ」と書物に書く人も、我が名を書物に記す。
69.
心の真の医薬は哲学なり。
70.
長生きするには、
ゆっくり生きることが必要である。

71.
長生きをしたければ中庸の道を歩け。
72.
習慣によって、言わば第二の天性が作られる。
73.
感謝は最大の徳であるだけでなく、全ての徳の源である。
74.
黙して隠された敵意は、公然と言われた敵意より恐れられるものだ。
75.
人生から友情を取り去ることは、世界から太陽を取り去ることに等しい。
76.
度を越してはならない。
節度をもって取り組め。
77.
事故の原因は、事故そのものよりも興味深い。
78.
不要なものなら、
なくて困るということはない。
79.
正義は美徳の最上の栄光なり。
80.
人は誤ったことを言うべきにあらず。
ただし、真実なことは黙すべからず。

81.
誹謗はあるとげを遺(のこ)す。
利口で名誉ある人々も
それに堪えることは至難である。
82.
確かな友は不確かな境遇の下(もと)で分かる。
83.
迷信は神々に対する無感覚の恐怖から成り、宗教は神々に対する敬虔なる崇拝から成る。
84.
運動と節制は、老境になっても、何らかの若い力を維持し得る。
85.
黙するは高き叫びである。
86.
人は二つのこと、すなわち考えることと働くことのために生きてきた。
87.
生きるというのは、考えるということである。
88.
不死不滅という希望なくしては、何人といえども、国家のために死ねるものにあらず。
89.
私の批評は創造によるのであり、あら捜しをすることによるのではない。
90.
借財は底なしの海なり。

91.
記憶はあらゆる物事の宝であり、守護者なり。
92.
己自身に全面的に頼り、己自身のうちにすべてを所有する者が幸福にあらざるなどはありえず。
93.
誤謬(ごびゅう)を犯すは人間の性(さが)なり。
94.
自制とは、理性に従いて人間の欲求を抑制することなり。
95.
人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない。
96.
最も厳格なる法律は最も悪しき害悪なり。
97.
顔は精神の門にして、その肖像なり。
98.
よしんば、人間の魂は不死であると信じるのが間違っているとしても、私は喜んでこの間違いを犯して、慰めの種であるこの信念を、生きている限りは、誰が何と言おうと、捨てないつもりだ。
99.
家に書物なきは、
人に魂なきがごとし。
100.
始まりは、どんなものでも小さい。

【 事実を軽んじる 】
【 願望の視覚化 】
【 型を覚える 】
【 故人の願い 】
【 恐れから抜け出す 】
【 優れた男に巡り合う 】
【 生き物の生命力 】
【 料理の方程式 】
【 コント・ド・ビュッシー・ラビュタンの名言 】
【 音声 】
【 光を捉える 】
【 頭を下げない（頼まない） 】
【 甘えることを経験 】
【 使われる 】
【 駄目な従業員 】
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