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2101.
人はときどき英知を持ちながら馬鹿であるが、判断があって馬鹿であることは絶対にない。
（ ラ・ロシュフコー ）
2102.
長生きをしたければ中庸の道を歩け。
（ キケロ ）
2103.
長生きするには、
ゆっくり生きることが必要である。
（ キケロ ）
2104.
人は、他人と違っているのと同じくらい自分自身とも違っている時がある。
（ ラ・ロシュフコー ）
2105.
人が失敗する原因は、ひとつしかない。
それは本当の自分に対する信頼の欠如である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
2106.
３週間互いに研究しあい、３ヶ月間愛し合い、３年間喧嘩をし、３０年間我慢しあう。
そして子供達が同じことをまた始める。
（ イポリット・テーヌ ）
2107.
我々は問題に直面しないと、考えない。
（ ジョン・デューイ ）
2108.
教師はすべてを知っているのではなく、
むしろ知らない部分についての、
より多くの自覚を持っている者なのである。
（ 田中美知太郎 ）
2109.
結婚は男にとって、しばしばひとつの危機である。
その証拠に、多くの男の精神病患者が婚約期あるいは結婚生活の初期に生まれるからである。
（ ボーヴォワール ）
2110.
今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である。
(ver.0)
（ カール・マルクス ）
2111.
恋するものの狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり。
（ プラトン ）
2112.
人は人によりてのみ人となり得べし。
人より教育の結果を取り除けば無とならん。
（ カント ）
2113.
たいていの男は、誰も自分の妻をさらってくれないことを嘆く。
（ ニーチェ ）
2114.
冗談はよいものだ。
誰も傷つかなければ、さらによいものだ。
（ サンタヤーナ ）
2115.
いかに世間が判断を誤りやすいとはいえ、偽の偉さを厚遇する例の多さは、真の偉さを冷遇する場合を、さらに上回るものがある。
（ ラ・ロシュフコー ）
2116.
ラブレターを書くには、まず何を言おうとしているかを考えずに書きはじめること。
そして何を書いたかを知ることなく書き終わらなければなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2117.
涙は、もの言わぬ悲しみの言葉である。
（ ヴォルテール ）
2118.
妬みによって幸福になる人間はどこにもいない。
（ バルタザール・グラシアン ）
2119.
恋文を書くには、まず何を言おうとしているかを考えずに書きはじめること。
そして何を書いたかを知ろうとせず書き終わらなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2120.
人間が大きな進歩をするための道は、いつも苦しみによって開かれなければならない。
（ カール・ヒルティ ）
2121.
自分というものを持って、固く自立している人には、宇宙もまたその味方をして立つ。
（ エマーソン ）
2122.
愚か者が先延ばしにすることを、
賢者はただちに取りかかる
（ バルタザール・グラシアン ）
2123.
感謝は最大の徳であるだけでなく、全ての徳の源である。
（ キケロ ）
2124.
世界で最も素晴らしいことは、自立の方法を知ることである。
（ モンテーニュ ）
2125.
自分に対して弱くて寛容であることと、人に対して厳しいことは、同じ悪徳にすぎない。
（ ラ・ブリュイエール ）
2126.
黙して隠された敵意は、公然と言われた敵意より恐れられるものだ。
（ キケロ ）
2127.
すべての残忍性は臆病から生まれる。
（ セネカ ）
2128.
実物には一向に感心しないくせに、それが絵になると、似ていると言って感心する。
絵とはなんとむなしいものだろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
2129.
自分の意見と違う意見に腹を立てず、そういう意見が出た理由を理解しようとする術を学ぶことが大事である。
（ バートランド・ラッセル ）
2130.
愛されたいという要求は、自惚(うぬぼ)れの最たるものである。
（ ニーチェ ）

2131.
些細(ささい)な打ち明け話をする者を警戒せよ。
君から大きな打ち明け話を引き出すためだ。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
2132.
富は海水に似ている。
飲めば飲むほど渇く。
名声についても同じことが当てはまる。
（ ショーペンハウアー ）
2133.
習慣によって、言わば第二の天性が作られる。
（ キケロ ）
2134.
抑制の欠如と限界の逸脱が、政治においては罪あるいは犯罪と呼ばれず、「誤り」と呼ばれる。
（ ベネデット・クローチェ ）
2135.
鳥の歌声がいつも同じ調子にしか聞こえてこないというのは、無頓着な人間の粗雑な耳だけのことです。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
2136.
雄弁とは、適切なことを言って、後は黙ることだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
2137.
登山の喜びは、山頂を極めたときに頂点に達する。
（ ニーチェ ）
2138.
するのが怖いということは、
次にすべきことがハッキリしているということだ。
（ エマーソン ）
2139.
勇気は人間の第一の資質である。
なぜなら、他の資質の土台となる資質であるから。
（ アリストテレス ）
2140.
科学や芸術は一種の贅沢にすぎない。
虚偽の装飾にすぎない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）

2141.
人生は、段々に諦めていくこと。
絶えず我々の抱負、我々の希望、我々の所有、我々の力、我々の自由を減らしていくことの修行である。
（ アミエル ）
2142.
武装平和とは、自国と隣国を信用せず、半ば憎悪、半ば恐怖から武器を放棄しかねる意向上の平和である。
（ ニーチェ ）
2143.
治そうと思う者は、
もう半ば治っている。
（ セネカ ）
2144.
最初のボタンをかけ違えると、残りのすべてもそうなってしまう。
（ ジョルダーノ・ブルーノ ）
2145.
女性は実体で、男性は反省である。
（ キルケゴール ）
2146.
人間とは一つの総合――無限と有限、時間的なものと永遠的なもの、自由と必然――である。
（ キルケゴール ）
2147.
愚者が賢者から学ぶことよりも、賢者が愚者から学ぶことのほうが多い。
（ モンテーニュ ）
2148.
善、すなわち一切の幸福と一切の満足とは消極的なものである。
言いかえれば、それは単に欲求が鎮まり、苦痛がやんでいるということにすぎない。
（ ショーペンハウアー ）
2149.
愛とは、何でもかんでも相手を手に入れてむさぼりたいという、尽きせぬ欲望である。
（ モンテーニュ ）
2150.
金銭を崇拝する人間は、自分自身の努力を通して、あるいは自分自身の活動の中に幸福を得ようとする望みを捨てた人間である。
（ バートランド・ラッセル ）

2151.
少しをするために多く学んでおかねばならぬ。
（ モンテスキュー ）
2152.
制服というものは、人間に安堵と尊敬とを同時に与える。
そして全ての服装は、多かれ少なかれ制服である。
（ アラン ）
2153.
人類のいかなる種族も、倦怠な種族よりはマシだ。
（ ヴォルテール ）
2154.
自尊心は我々に嫉妬心を吹き込むが、しばしばその嫉妬心を和らげる役もする。
（ ラ・ロシュフコー ）
2155.
自分に平和をもたらすのは、ほかならぬ自分自身なのだ。
（ エマーソン ）
2156.
怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる。
（ ピタゴラス ）
2157.
思考という要素を含まなければ、経験は意味を持ち得ない。
（ ジョン・デューイ ）
2158.
愛する事を教えてくれたあなた。
今度は忘れる事を教えて下さい。
（ アイリス・マードック ）
2159.
恋愛は生命の高揚であり、情熱は恋愛の財である。
（ アミエル ）
2160.
あなたの実力以上に有徳であろうとするな！
できそうもないことを己に要求するな！
（ ニーチェ ）

2161.
愛とは本来臆病なものであり、控えめなものです。
（ カール・マルクス ）
2162.
人間はつねに、自分に理解できない事柄は何でも否定したがるものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
2163.
人間の希望は絶望よりも激しく、人間の喜びは悲しみより激しく、かつ永続するものである
（ ラ・ブリュイエール ）
2164.
口で何を言っても、本心を隠すことはできません。
どうしてもまわりに伝わってしまうものですから。
（ エマーソン ）
2165.
人が自分で得られることを神に頼んだところで無駄である。
（ エピクロス ）
2166.
幸福を得るには、あらゆる人間の性質の中で、勇気が最も必要である。
（ カール・ヒルティ ）
2167.
少なくとも強い友情というものは、ある不信と抵抗とから始まるのが自然らしい。
（ アラン ）
2168.
四ヶ月の交際が一生を保証するだろうか？
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2169.
人は軽蔑されたと感じたときによく怒る。
だから自信のある者はあまり怒らない。
（ 三木清 ）
2170.
女というものは、目の前を通った他の女が自分に注目したかどうかを直感的に悟る術を心得ている。
というのも、女がその身を飾るのは、男に媚びるためではなく他の女たちに誇るためだからである。
（ キルケゴール ）

2171.
今日の人間は果たして幸福であるために幸福について考えないのであろうか。
むしろ我々の時代は人々に幸福について考える気力をさえ失わせてしまったほど不幸なのではあるまいか。
幸福を語ることがすでに何か不道徳なことであるかのように感じられるほど今の世の中は不幸に満ちているのではあるまいか。
（ 三木清 ）
2172.
本のない部屋は、
魂のない肉体のようなものだ。
（ キケロ ）
2173.
哲学者の全生涯は、まさに死に至ることと、その死を成就することに他ならない。
（ プラトン ）
2174.
この世で一番重い物体は、もう愛していない女の体である。
（ ヴォーヴナルグ ）
2175.
苦悩は活動への拍車である。
そして活動の中にのみ、我々は我々の生命を感じる。
（ カント ）
2176.
人間はその身に降りかかることよりも、それをどう受け止めるかによって傷つくことが多い。
（ モンテーニュ ）
2177.
汝を傷つけた人間は、汝より強い者か弱い者かのどちらかである。
もし弱い者であれば、その者を許しなさい。
もし強い者であれば、汝自身を許しなさい。
（ セネカ ）
2178.
心の中に未来にふさわしいビジョンを描け。
そして、自分を過去の末裔(まつえい)であるという迷信を忘れるんだ。
あの未来の生を思い巡らせば、工夫し、発明すべきものが限りなくある。
（ ニーチェ ）
2179.
真実でさえ、時と方法を選ばずに用いられてよいということはない。
（ モンテーニュ ）
2180.
未完成の仕事に
いつまでもしがみついていることほど
疲れるものはない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）

2181.
愛し合わなくなった時に、愛し合ったことを恥ずかしく思わない人は、めったにいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
2182.
ささいなことが私たちの慰めになるのは、ささいなことが私たちの苦しみになるからである。
（ ブレーズ・パスカル ）
2183.
信用は鏡のガラスのようなものである。
ひびが入ったら元通りにはならない。
（ アミエル ）
2184.
高慢な人間は、虚栄心の奴隷である。
（ フランシス･ベーコン ）
2185.
動物と違って、人間は世界の中に生きているだけではなく、世界とともに生きている。
（ パウロ・フレイレ ）
2186.
生まれの良い人、
権勢のある人、
富裕な人は、
名誉を受けるに値するとみなされている。
だが本当は、
善い人だけが名誉を受けるに値するのである。
（ アリストテレス ）
2187.
苦しみを恐れる者は、その恐怖だけですでに苦しんでいる。
（ モンテーニュ ）
2188.
自分自身を信頼すれば、他の多くの事柄に対する信頼が生まれる。
（ ラ・ロシュフコー ）
2189.
時は友情を強めるが、恋愛を弱める。
（ ラ・ブリュイエール ）
2190.
幸福について考えることはすでに一つの、おそらく最大の、不幸の兆しである。
（ 三木清 ）

2191.
私たちは三つの教育を受ける。
一つは両親から。
もう一つは教師から。
残りの一つは社会から教えられる。
そして、この三番目は、初めの二つの教えに全て矛盾するものである。
（ モンテスキュー ）
2192.
恋愛は恋情によって始まる。
したがって、いかに強い友情からも弱い恋情にしか移行できない。
（ ラ・ブリュイエール ）
2193.
汝は、その手に無いものを望み、その手にあるものを軽蔑している。
（ ルクレティウス ）
2194.
世界を動かす力は、あなたの潜在意識の中にある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
2195.
道徳的現象なるものは存在しない。
あるのはただ、現象の道徳的解釈である。
（ ニーチェ ）
2196.
生きるためにはわずかの生気しか必要でないが、行動するためには多くの生気が必要である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
2197.
時は、時をよく用いる者には親切である。
（ ショーペンハウアー ）
2198.
悪を原因によって知る人は、決して人を呪いもせず、絶望もしないことを学ぶであろう。
（ アラン ）
2199.
自分で自分の価値を過大評価しないように。
（ バートランド・ラッセル ）
2200.
自然に見えたいという欲求ほど、自然になるのを妨げるものはない。
（ ラ・ロシュフコー ）

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