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201.
我々が幸福になりたいと望むだけなら簡単だ。
しかし、人は他人になりたがるので、そうなるには困難だ。
我々は他人はみんな実際以上に幸福だと思っているからだ。
（ モンテスキュー ）
（ Montesquieu ）
202.
悲しみのための唯一の治療は、
何かをすることだ。
（ ジョージ・ルイス ）
203.
雑草とは何か？
その美点がまだ発見されていない植物である。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
204.
希望に生きる者はつねに若い。
（ 三木清 ）
（ Miki Kiyoshi ）
205.
自分が友達に望んでいる通りに、
友達には振る舞わねばならぬ。
（ アリストテレス ）
（ Aristotle ）
206.
人がどんなに我々を誉めても、それは何ひとつ新しく我々に教えることにはならない。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
207.
心の奥底に達してあらゆる病を癒せる音楽、それは温かい言葉だ。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
208.
他人の不幸に同情するのは、自分に無関係だと思えない時だけである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
209.
賢者は複雑なことをシンプルに考える。
（ ソクラテス ）
（ Sokrates2 ）
210.
情熱がなければ、
人は単なる潜在力と可能性にすぎない。
（ アミエル ）
（ Henri Frederic Amiel ）
211.
君の意見に賛成できないが、君が意見を述べる権利は死んでも守る。
（ ヴォルテール ）
（ Voltaire ）
212.
結婚とは、臆病者のまえに用意されたたった一つの冒険である。
（ ヴォルテール ）
（ Voltaire ）
213.
値(ね)の高さが、肉の味をよくする。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
214.
妨害が大きければ大きいほど、欲望はつのるものだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
（ La Fontaine ）
215.
自分がどうなりたいか、
まず自分自身に問え。
しかる後、しなければならないことをせよ。
（ エピクテトス ）
（ Epictetus ）
216.
人間の心の一番奥底にあるのは、人に喜ばれたいという渇望だ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
（ William James ）
217.
二度、考え直した考えが一番いい。
（ キケロ ）
（ Cicero ）
218.
（相手の考えや意見の）間違いを道理で叩こうとするのは大人気(おとなげ)無いやり方だ。
興奮することなく、もっと馬鹿げたことを言う方が手っ取り早い。
（ ラ・フォンテーヌ ）
（ La Fontaine ）
219.
ひたすら生き、仕事をする。
周りに気を配るのはそれからだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
（ Henry David Thoreau ）
220.
勇気は、どんな嵐が吹こうと、道を途中でやめたり、歩みを止めたりはしない。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
221.
相手の張った罠にいかにもはまり込んだような様子を見せるのが最たる策略である。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
222.
真の勇気は、目撃者のいない場合に示される。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
223.
誰かを愛することは、その人に幸福になってもらいたいと願うことである。
（ アクィナス ）
224.
善き人々の最大の影響は、彼らが去った後に感じられる。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
225.
つねに偉大な思想に生き、
つまらないことは軽視するように努めよ。
これは、一般的に言って、
人生の苦難と悲哀を最もたやすく乗り越えさせる道である。
（ カール・ヒルティ ）
（ Carl Hilty ）
226.
精神の最も普遍的な特質は多様性である。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
227.
推理する能力を持っている人はたくさんいるが、
判断する能力を持っている人は少ししかいない。
（ ショーペンハウアー ）
（ Schopenhauer ）
228.
孤独は優れた精神の持ち主の運命である。
（ ショーペンハウアー ）
（ Schopenhauer ）
229.
我々の苦悩の中でも
最も歓迎できないのは、
自分の存在を軽蔑することだ。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
230.
軽蔑すべき者を敵として選ぶな。
汝の敵について誇りを感じなければならない。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）

231.
人は繰り返し行うことの集大成である。
だから優秀さとは、
行為でなく、習慣なのだ。
（ アリストテレス ）
（ Aristotle ）
232.
結び直された友情は、破れたことのない友情よりも心遣(づか)いが要る。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
233.
自分に何ができるかは、自分以外の者には分からない。
いや、自分でもやってみるまではわからないものだ。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
234.
幸福は人格である。
（ 三木清 ）
（ Miki Kiyoshi ）
235.
世間のだれをも、すべて満足させようなんて、狂気の沙汰だ。
今後は、どんなに非難されようが、ほめられようが、人があれこれ言おうが言うまいが、俺は俺の考えに従う。
（ ラ・フォンテーヌ ）
（ La Fontaine ）
236.
修正の最初のステップは過ちの認識である。
（ セネカ ）
（ Seneca ）
237.
到達された自由のしるしは何か？
――もはや自分自身に対して恥じないこと。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
238.
怨恨(えんこん)は劣等感から湧き出るものである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
（ Ortega Y. Gasset ）
239.
情念は
過度でなければ美しくありえない。
人は愛しすぎないときには
十分に愛していないのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
（ Blaise Pascal ）
240.
我々はそれぞれ、違う温度で沸騰する。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）

241.
一番大切なことは、
単に生きることではなく、
善く生きることである。
（ ソクラテス ）
（ Sokrates2 ）
242.
その日その日が一年中の最善の日である。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
243.
後悔などしてみても始まらぬ。
だが後悔もないところには
一層何事も始まらないのだ。
（ 矢内原伊作 ）
（ Yanaihara Isaku ）
244.
できるかどうか分からないような試みを成功させるただひとつのものは、まずそれができる、と信じることである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
（ William James ）
245.
人生は短いのではない。
我々がそれを短くしているのだ。
（ セネカ ）
（ Seneca ）
246.
人生のあらゆることを、
それが最後だと思って行いなさい。
（ アウレリウス ）
（ Aurelius ）
247.
戦争は誰が正しいかを決めるのではない。
誰が生き残るかを決めるのだ。
（ バートランド・ラッセル ）
（ Bertrand Russell ）
248.
あなたは、あなたの一生以外の何ものでもない。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
（ Jean Paul Sartre ）
249.
短所で引き立つ人もいれば、長所で見劣りする人もいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
250.
大きな仕事を企てる場合には、機会を作り出すことよりも、目の前の機会を利用するように努めるべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）

251.
なんのために人間は
裕福でなければならないのか？
なんのために彼には
高価な馬が、立派な服が、美しい部屋が、
公共の娯楽場に入場する権利が
必要なのか？
すべてはこれは思考の欠如からきている。
こうした人々に、
思考の内的な仕事を与えよ。
さすれば彼は、
最も富裕な人々よりも幸福になるだろう。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
252.
足下を掘れ、そこに泉あり。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
253.
自分が何か大切なことを成し遂げたいと考えているなら、他人が障害を取り除いてくれることを期待してはいけない。
（ シュバイツァー ）
（ Albert Schweitzer ）
254.
他人の生活と比較することなく、
汝自身の生活を楽しめ。
（ ニコラ・ド・コンドルセ ）
（ Nicolas de Condorcet ）
255.
恩恵を施した者は黙っているのがよい。
恩恵を受けた者は語るのがよい。
（ セネカ ）
（ Seneca ）
256.
いかなる職業でも、
自分が支配するかぎり愉快であり、
服従するかぎり不愉快である。
（ E・アラン ）
（ E. Alain ）
257.
金持ちがどんなにその富を自慢しているとしても、彼がその富をどんなふうに使うかが判(わか)るまで、彼をほめてはいけない。
（ ソクラテス ）
（ Sokrates2 ）
258.
我々は、他の人たちと同じようになろうとして、自分自身の４分の３を喪失してしまう。
（ ショーペンハウアー ）
（ Schopenhauer ）
259.
恩を受けた人は、
その恩を心に留めておかなければならない。
しかし、恩を与えた人は、
それを覚えているべきではない。
（ キケロ ）
（ Cicero ）
260.
私は世間から天才だと見られている。
私の持っている「天才」のすべては
次のことに負うている。
何かやることがあると、
私はそれをつぶさに研究する。
毎日毎晩自分の側(そば)から離さず、
ありとあらゆる角度から検討する。
心はすっかりそのことに浸りきっている。
こうして得られる成果を
世間では「天才のたまもの」と呼んでくださるが、
私に言わせれば、
それは勤労と思考のたまものである。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
（ Alexander Hamilton ）

261.
我々は、我々が知らぬということすら知らぬ。
（ アルケシラオス ）
262.
人は、くだらないとして礼儀作法をなおざりにするが、善人か悪人かを礼儀作法で決められることがよくある。
（ ラ・ブリュイエール ）
（ La Bruyere ）
263.
恩人は善行を隠し、
恩恵を受けた者がそれを外に示さなければならぬ。
（ キロン ）
（ Chilon ）
264.
まるで死んでいるような人間が、死ぬのをいちばん嫌がる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
（ La Fontaine ）
265.
地球は皮膚を持っている。
そしてその皮膚はさまざまな病気を持っている。
その病気のひとつが人間である。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
266.
冒険のない文明は衰退する。
（ ホワイトヘッド ）
（ Alfred North Whitehead ）
267.
人間は、自分が他人より劣っているのは能力のためではなく、運のせいだと思いたがるものなのだ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
（ Plutarch ）
268.
美と呼ばれるものは、
しばしば流行と地域で決められる。
（ ブレーズ・パスカル ）
（ Blaise Pascal ）
269.
この世界は、我々の持つ想像力のキャンバスにすぎない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
（ Henry David Thoreau ）
270.
我々自身が抱いている自信が、他人に対する信用を芽生えさす。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）

271.
自己の生涯のすべてを海外旅行で過ごすときは、
多くの人と知り合いになるも友はなし。
（ セネカ ）
（ Seneca ）
272.
機会が二度も扉を叩くとは思うな。
（ シャンフォール ）
（ Shamfort ）
273.
心に感じたことは信じなければならない。
ことにそれが虫の知らせであるときは。
（ バルタザール・グラシアン ）
（ Baltasar Gracian ）
274.
社交においては、我々の優れた特性によってよりも、欠点によって気に入られることのほうが、かえって多い。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
275.
女の性格がわかるのは、恋が始まる時ではない。
恋が終わる時だ。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
（ Rosa Luxemburg ）
276.
人間最高の幸福とは何か？
幸せに死ぬことだ。
（ アンティステネス ）
（ Antisthenes ）
277.
大切なことは、
何に耐えたかということではなく、
いかに耐えたかということである。
（ セネカ ）
（ Seneca ）
278.
世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。
その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。
ひたすら進め。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
279.
人が賛辞を呈するのは、それで自分が得をしようと思うからに過ぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
280.
教養の勝利は、
国民性を圧倒し去ることである。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）

281.
恐怖は常に無知から生じる。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
282.
汝の幸せは他人の幸せによって作れ。
（ ヴォルテール ）
（ Voltaire ）
283.
できるだけ妥協するのがいちばんの利口者。
欲ばりすぎると損をする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
（ La Fontaine ）
284.
どんな儲けも、他人の損害の上に成り立つ。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
285.
結婚とは、
男の権利を半分にして、
義務を二倍にすることである。
（ ショーペンハウアー ）
（ Schopenhauer ）
286.
知らない女はみんなおしとやかに見える。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
287.
各々の物はそれが創られた目的に向かって惹かれる。
惹かれるものの中に、各々の目的がある。
目的のある所に各々の利益と善がある。
（ アウレリウス ）
（ Aurelius ）
288.
どんなに豊かな土壌でも、耕さなければ実りをもたらさない。
人の心も同じである。
（ セネカ ）
（ Seneca ）
289.
同じことを知る人達は、もはやお互いに最良の友ではない。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
290.
親の愛は下るばかりで上ってこない。
（ エルヴェシウス ）
（ Elvetius ）

291.
我々が良識的な人だと思うのは、
我々と考えを同じくする人たちだけだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
292.
困難は人の真価を証明する機会だ。
（ エピクテトス ）
（ Epictetus ）
293.
間違ったことをして、
それに苦しむことができない人間くらい、
たびたび間違ったことをする人間はいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
294.
我々の最も確かな保護者は我々の才能である。
（ ヴォーヴナルグ ）
（ Vauvenargues ）
295.
私が孤独であるとき、
私は最も孤独ではない。
（ キケロ ）
（ Cicero ）
296.
人間は偽装と虚偽と偽善にほかならない。
自分自身においても、
また他人に対しても。
（ ブレーズ・パスカル ）
（ Blaise Pascal ）
297.
諸君にとって最も容易なものから始めたまえ。
ともかくも始めることだ。
（ カール・ヒルティ ）
（ Carl Hilty ）
298.
教育の目的は性格の形成にある。
（ ハーバート・スペンサー ）
（ Herbert Spencer ）
299.
人は賢明になればなるほど、
ますます腰を低くして
他人から学ぼうとする。
（ ロジャー・ベーコン ）
（ Roger Bacon ）
300.
時間の使い方がもっとも下手な者が、まずその短さを嘆く。
（ ラ・ブリュイエール ）
（ La Bruyere ）

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｜26｜27｜28｜29｜30｜
｜31｜32｜33｜34｜35｜
｜36｜37｜38｜39｜40｜
｜41｜42｜43｜44｜45｜
｜46｜47｜48｜49｜50｜
｜51｜52｜53｜54｜55｜
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