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201.
人生は短いのではない。
我々がそれを短くしているのだ。
（ セネカ ）
202.
相手の張った罠にいかにもはまり込んだような様子を見せるのが最たる策略である。
（ ラ・ロシュフコー ）
203.
欠点の中には、美点に結びついて美点を目立たせ、矯正しないほうがよいという欠点もある。
（ ジョセフ・ジュベール ）
204.
世間のだれをも、すべて満足させようなんて、狂気の沙汰だ。
今後は、どんなに非難されようが、ほめられようが、人があれこれ言おうが言うまいが、俺は俺の考えに従う。
（ ラ・フォンテーヌ ）
205.
汝の幸せは他人の幸せによって作れ。
（ ヴォルテール ）
206.
心に感じたことは信じなければならない。
ことにそれが虫の知らせであるときは。
（ バルタザール・グラシアン ）
207.
人が賛辞を呈するのは、それで自分が得をしようと思うからに過ぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
208.
女の性格がわかるのは、恋が始まる時ではない。
恋が終わる時だ。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
209.
いつかできることはすべて、今日でもできる。
（ モンテーニュ ）
210.
精神の最も普遍的な特質は多様性である。
（ モンテーニュ ）
211.
自分を他人に貸すことは必要だが、自分だけにしか自分を与えてはならぬ。
（ モンテーニュ ）
212.
軽蔑すべき者を敵として選ぶな。
汝の敵について誇りを感じなければならない。
（ ニーチェ ）
213.
困難が大きければ大きいほど、
栄光も大きい。
（ キケロ ）
214.
推理する能力を持っている人はたくさんいるが、
判断する能力を持っている人は少ししかいない。
（ ショーペンハウアー ）
215.
何の仕事にも携わっていないことは、この世に存在していないことと同じである。
（ ヴォルテール ）
216.
人間は、自分が他人より劣っているのは能力のためではなく、運のせいだと思いたがるものなのだ。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
217.
汝自身より優れた忠告を言う者なし。
（ キケロ ）
218.
到達された自由のしるしは何か？
――もはや自分自身に対して恥じないこと。
（ ニーチェ ）
219.
悲しみのための唯一の治療は、
何かをすることだ。
（ ジョージ・ルイス ）
220.
勇気は、どんな嵐が吹こうと、道を途中でやめたり、歩みを止めたりはしない。
（ モンテーニュ ）
221.
情念は過度でなければ美しくありえない。
人は愛しすぎないときには十分に愛していないのだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
222.
君の意見に賛成できないが、君が意見を述べる権利は死んでも守る。
（ ヴォルテール ）
223.
楽しみに金のかからない人が最も幸福である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
224.
（相手の考えや意見の）間違いを道理で叩こうとするのは大人気(おとなげ)無いやり方だ。
興奮することなく、もっと馬鹿げたことを言う方が手っ取り早い。
（ ラ・フォンテーヌ ）
225.
短所で引き立つ人もいれば、長所で見劣りする人もいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
226.
魂の最も高度な完成は、人を楽しませることができるということにある。
（ ヴォーヴナルグ ）
227.
我々が良識的な人だと思うのは、
我々と考えを同じくする人たちだけだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
228.
万物は聖なる愛によって動かされる。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
229.
作家は、あまり上手に書こうとすると、何もかもだめにする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
230.
人は、くだらないとして礼儀作法をなおざりにするが、善人か悪人かを礼儀作法で決められることがよくある。
（ ラ・ブリュイエール ）

231.
もしもあなたが私にレッテルをはるなら、それは、私の存在を否定することになる
（ キルケゴール ）
232.
我々は、他の人たちと同じようになろうとして、自分自身の４分の３を喪失してしまう。
（ ショーペンハウアー ）
233.
耐えがたきに耐えたことは、
想い起こすごとに愉快である。
（ セネカ ）
234.
自分が友達に望んでいる通りに、
友達には振る舞わねばならぬ。
（ アリストテレス ）
235.
誰かを愛することは、その人に幸福になってもらいたいと願うことである。
（ アクィナス ）
236.
戦争は誰が正しいかを決めるのではない。
誰が生き残るかを決めるのだ。
（ バートランド・ラッセル ）
237.
自分が何か大切なことを成し遂げたいと考えているなら、他人が障害を取り除いてくれることを期待してはいけない。
（ シュバイツァー ）
238.
大きな仕事を企てる場合には、機会を作り出すことよりも、目の前の機会を利用するように努めるべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
239.
怨恨(えんこん)は劣等感から湧き出るものである。
（ オルテガ ）
240.
我々は、学校のためではなく、人生のために学ばなければならない。
（ セネカ ）

241.
我々自身が抱いている自信が、他人に対する信用を芽生えさす。
（ ラ・ロシュフコー ）
242.
我々はそれぞれ、違う温度で沸騰する。
（ エマーソン ）
243.
国家の価値は、
結局国家を組織する人民の価値である。
（ J・S・ミル ）
244.
人生のあらゆることを、
それが最後だと思って行いなさい。
（ アウレリウス ）
245.
私は世間から天才だと見られている。
私の持っている「天才」のすべては
次のことに負うている。
何かやることがあると、
私はそれをつぶさに研究する。
毎日毎晩自分の側(そば)から離さず、
ありとあらゆる角度から検討する。
心はすっかりそのことに浸りきっている。
こうして得られる成果を
世間では「天才のたまもの」と呼んでくださるが、
私に言わせれば、
それは勤労と思考のたまものである。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
246.
恩を受けた人は、
その恩を心に留めておかなければならない。
しかし、恩を与えた人は、
それを覚えているべきではない。
（ キケロ ）
247.
心の奥底に達してあらゆる病を癒せる音楽、それは温かい言葉だ。
（ エマーソン ）
248.
人間の心の一番奥底にあるのは、人に喜ばれたいという渇望だ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
249.
結婚とは、臆病者のまえに用意されたたった一つの冒険である。
（ ヴォルテール ）
250.
二度、考え直した考えが一番いい。
（ キケロ ）

251.
地球は皮膚を持っている。
そしてその皮膚はさまざまな病気を持っている。
その病気のひとつが人間である。
（ ニーチェ ）
252.
女性は自分を求める人を求めはしない。
むしろ若干冷淡な態度をとる人を求める。
（ カール・ヒルティ ）
253.
知らない女はみんなおしとやかに見える。
（ モンテーニュ ）
254.
人が心から恋をするのはただ一度だけである。
それが初恋だ。
（ ラ・ブリュイエール ）
255.
自信は成功の第一の秘訣である。
（ エマーソン ）
256.
親の愛は下るばかりで上ってこない。
（ エルヴェシウス ）
257.
人間は偽装と虚偽と偽善にほかならない。
自分自身においても、また他人に対しても。
（ ブレーズ・パスカル ）
258.
我々が幸福になりたいと望むだけなら簡単だ。
しかし、人は他人になりたがるので、そうなるには困難だ。
我々は他人はみんな実際以上に幸福だと思っているからだ。
（ モンテスキュー ）
259.
諸君にとって最も容易なものから始めたまえ。
ともかくも始めることだ。
（ カール・ヒルティ ）
260.
美と呼ばれるものは、しばしば流行と地域で決められる。
（ ブレーズ・パスカル ）

261.
間違ったことをして、それに苦しむことができない人間くらい、たびたび間違ったことをする人間はいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
262.
大切なことは、
何に耐えたかということではなく、
いかに耐えたかということである。
（ セネカ ）
263.
困難は人の真価を証明する機会だ。
（ エピクテトス ）
264.
人間最高の幸福とは何か？
幸せに死ぬことだ。
（ アンティステネス ）
265.
自分に何ができるかは、自分以外の者には分からない。
いや、自分でもやってみるまではわからないものだ。
（ エマーソン ）
266.
希望すること、これが幸福なのだ。
（ アラン ）
267.
私が孤独であるとき、私は最も孤独ではない。
（ キケロ ）
268.
人生の大半は生活のために金を得るためであると思い込むのは、救いようのない馬鹿者である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
269.
自分がどうなりたいか、
まず自分自身に問え。
しかる後、しなければならないことをせよ。
（ エピクテトス ）
270.
同じことを知る人達は、もはやお互いに最良の友ではない。
（ エマーソン ）

271.
心は正しい目標をなくすと、偽りの目標にはけ口を向けるものだ。
（ モンテーニュ ）
272.
結び直された友情は、破れたことのない友情よりも心遣(づか)いが要る。
（ ラ・ロシュフコー ）
273.
他人の不幸に同情するのは、自分に無関係だと思えない時だけである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
274.
「やりたいこと」に思いをめぐらすことに、年齢はない。
何歳になっても、「これこそやりたいことだった」という発見をしたいものだ。
（ 鷲田小彌太 ）
275.
他人の生活と比較することなく、
汝自身の生活を楽しめ。
（ ニコラ・ド・コンドルセ ）
276.
この世界は、我々の持つ想像力のキャンバスにすぎない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
277.
どんな儲けも、他人の損害の上に成り立つ。
（ モンテーニュ ）
278.
人がどんなに我々を誉めても、それは何ひとつ新しく我々に教えることにはならない。
（ ラ・ロシュフコー ）
279.
人間にとっての主な仕事は、
自分自身を創造することである。
（ エーリヒ・フロム ）
280.
冒険のない文明は衰退する。
（ ホワイトヘッド ）

281.
できるだけ妥協するのがいちばんの利口者。
欲ばりすぎると損をする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
282.
教養の勝利は、
国民性を圧倒し去ることである。
（ エマーソン ）
283.
恐怖は常に無知から生じる。
（ エマーソン ）
284.
いつも大きすぎる課題を負わされてきたために、才能が実際よりも乏しく見える人が少なくない。
（ ニーチェ ）
285.
どんなに豊かな土壌でも、耕さなければ実りをもたらさない。
人の心も同じである。
（ セネカ ）
286.
我々の最も確かな保護者は我々の才能である。
（ ヴォーヴナルグ ）
287.
金持ちがどんなにその富を自慢しているとしても、彼がその富をどんなふうに使うかが判(わか)るまで、彼をほめてはいけない。
（ ソクラテス ）
288.
我々は、我々が知らぬということすら知らぬ。
（ アルケシラオス ）
289.
人生は、地球上で過ごした年数で測られるのではない。
どれだけ楽しんだかで測られるのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
290.
結婚したまえ、君は後悔するだろう。
結婚しないでいたまえ、君は後悔するだろう。
（ キルケゴール ）

291.
弱い人間は素直になれない。
（ ラ・ロシュフコー ）
292.
ひたすら生き、仕事をする。
周りに気を配るのはそれからだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
293.
できるかどうか分からないような試みを成功させるただひとつのものは、まずそれができる、と信じることである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
294.
各々の物はそれが創られた目的に向かって惹かれる。
惹かれるものの中に、各々の目的がある。
目的のある所に各々の利益と善がある。
（ アウレリウス ）
295.
つねに偉大な思想に生き、
つまらないことは軽視するように努めよ。
これは、一般的に言って、
人生の苦難と悲哀を最もたやすく乗り越えさせる道である。
（ カール・ヒルティ ）
296.
人は繰り返し行うことの集大成である。
だから優秀さとは、行為でなく、習慣なのだ。
（ アリストテレス ）
297.
なんのために人間は裕福でなければならないのか？
なんのために彼には高価な馬が、立派な服が、美しい部屋が、公共の娯楽場に入場する権利が必要なのか？
すべてはこれは思考の欠如からきている。
こうした人々に、思考の内的な仕事を与えよ。
さすれば彼は、最も富裕な人々よりも幸福になるだろう。
（ エマーソン ）
298.
人は賢明になればなるほど、
ますます腰を低くして
他人から学ぼうとする。
（ ロジャー・ベーコン ）
299.
時間の使い方がもっとも下手な者が、まずその短さを嘆く。
（ ラ・ブリュイエール ）
300.
あまりにも多く有用なものが生産され過ぎると、役に立たない人間が多くなり過ぎる結果となる。
（ カール・マルクス ）

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