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2301.
するのが怖いということは、
次にすべきことがハッキリしているということだ。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
2302.
文明とは何か？
善良な女性の力だ、
と私は答える。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
2303.
男は知っていることをしゃべり、
女は人に喜ばれることをしゃべる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
2304.
どうして？
どこへ？
なぜ？
いかに？
これらの質問が哲学の全てである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
（ Joseph Joubert ）
2305.
自制心のない者に、自由はない。
（ ピタゴラス ）
（ Pythagoras ）
2306.
働きかけをあきらめることも、場合によっては働きかけそのものとまったく同様の効果をあげるものである。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2307.
哲学者とは何か？
つねに尋常でない事物を経験し、見聞し、猜疑(さいぎ)し、希望し、夢見る人間だ。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2308.
どんなものでも、自然という造物主の手から出るときは善であり、人間の手に渡ってからは悪となる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
2309.
永遠は一瞬の中にある。
（ ショーペンハウアー ）
（ Schopenhauer ）
2310.
勇気は人間の第一の資質である。
なぜなら、他の資質の土台となる資質であるから。
（ アリストテレス ）
（ Aristotle ）
2311.
自分の情念だけで血を騒がせるのは、人間の危険な特権である。
（ E・アラン ）
（ E. Alain ）
2312.
人は愛しているかぎり許す。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
2313.
いかに多くの人々が汝より前進しているかを見るよりも、いかに多くの人々が汝より遅れているかを考えよ。
（ セネカ ）
（ Seneca ）
2314.
自尊心は多くの美徳の源泉である。
虚栄心はほとんどすべての悪徳と悪癖の源泉である。
（ シャンフォール ）
（ Shamfort ）
2315.
太っ腹に相手を信用してかかり、美点を探すのでなければならぬ。
人間に期待をかける人こそ、もっともよく報いられるものである。
（ E・アラン ）
（ E. Alain ）
2316.
感傷には常に何らかの虚栄がある。
（ 三木清 ）
（ Miki Kiyoshi ）
2317.
いかなる人間にも、三つの望みがある。
健康であること、
正直な手段で金持ちになること、
そして美しくあること。
（ プラトン ）
（ Platon ）
2318.
恋は炎であると同時に光でなければならない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
（ Henry David Thoreau ）
2319.
人に好かれるための唯一の方法は、
畜生の中で最も愚かなものの皮をかぶることである。
（ バルタザール・グラシアン ）
（ Baltasar Gracian ）
2320.
この世にあるもので、
最も公平に分配されているのが
良識である。
（ デカルト ）
（ Rene Descartes ）
2321.
私は、敵を倒した者より、
自分の欲望を克服した者の方を、
より勇者と見る。
自らに勝つことこそ、
最も難しい勝利だからだ。
（ アリストテレス ）
（ Aristotle ）
2322.
作家は生きているうちは諷刺され、
死ぬと賞賛される。
（ ヴォルテール ）
（ Voltaire ）
2323.
自尊心とは、空気でふくらませた風船である。
ちょっと突いただけで炸裂して風になってしまう。
（ ヴォルテール ）
（ Voltaire ）
2324.
本当の賭博者は、注意・用意・腕前がものをいう賭け事はあまり好まない。
（ E・アラン ）
（ E. Alain ）
2325.
人間は自然に服従することによって、
自然を支配することができる。
（ フランシス･ベーコン ）
（ Francis Bacon ）
2326.
共通の運命の下に生きねばならぬとの自覚が、社会人の日常生活の中に深く織り込まれるに至れば、人は自分一個の生活の狭い範囲を超えて、のちの世代を思い、次々に展開していく社会の一種の永遠性をも考えるようになるのである。
（ ギュスターヴ・ティボン ）
（ Gustave Thibon ）
2327.
口で何を言っても、本心を隠すことはできません。
どうしてもまわりに伝わってしまうものですから。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
2328.
忘れっぽい人は幸いである。
というのは、彼らは自らの失敗からさえ、"より良きものを得る"からである。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2329.
遅延は怒りに対する最良の治療薬。
（ セネカ ）
（ Seneca ）
2330.
いかに世間が判断を誤りやすいとはいえ、偽の偉さを厚遇する例の多さは、真の偉さを冷遇する場合を、さらに上回るものがある。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）

2331.
愛されたいという要求は、自惚(うぬぼ)れの最たるものである。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2332.
人間が神の失敗作にすぎないのか、それとも神が人間の失敗作にすぎないのか。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2333.
世の中にはたくさんよい格言がある。
人がそれらの適用を誤っているだけだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
（ Blaise Pascal ）
2334.
世論は振り子の運動の法則に従う。
（ ショーペンハウアー ）
（ Schopenhauer ）
2335.
雄弁とは、適切なことを言って、後は黙ることだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
2336.
登山の喜びは、山頂を極めたときに頂点に達する。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2337.
富は海水に似ている。
飲めば飲むほど渇く。
名声についても同じことが当てはまる。
（ ショーペンハウアー ）
（ Schopenhauer ）
2338.
ものごとには限界というものがあって、
我慢が美徳でなくなるときがある。
（ エドマンド・バーク ）
（ Edmund Burke ）
2339.
感謝は支払われるべき義務であるが、誰であろうとそれを期待する権利はない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
2340.
都市は人類の掃き溜めである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）

2341.
人間の価値はダイヤモンドのそれと同じであって、
大きさ、純粋度、完璧さの一定の範囲内では、
値段が固定し示される。
だが、この範囲を超えると
値段がつけられず、
買い手が決してつかない。
（ シャンフォール ）
（ Shamfort ）
2342.
希望とは、目覚めている人間が見る夢である。
（ アリストテレス ）
（ Aristotle ）
2343.
女はなぜとか、何のためにとかいった理由なしに愛されることを望むものだ。
つまり、美しいからとか、善良であるとか、聡明であるとかいった理由によってではなく、彼女が彼女自身であるという理由によって愛されることを望むものだ。
（ アミエル ）
（ Henri Frederic Amiel ）
2344.
危険な行き過ぎが二つある。
理性をただちに否定することと、理性の他は何も認めないことだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
（ Blaise Pascal ）
2345.
女性は実体で、男性は反省である。
（ キルケゴール ）
（ Soren Kierkegaard ）
2346.
よもや他人の迷惑にはなるまいと思っているときに、他人の迷惑になっていることがよくあるものである。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
2347.
人生の色々な楽しみは通りすがりに味わうときに、人生を楽しくしてくれるが、一旦それを人生の目的とすると、とたんに物足りなくなる。
（ J・S・ミル ）
（ J. S. Mill ）
2348.
真の音楽家とは音楽を楽しむ人であり、真の政治家とは政治を楽しむ人である。
（ アリストテレス ）
（ Aristotle ）
2349.
自分自身を信頼すれば、他の多くの事柄に対する信頼が生まれる。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
2350.
ビロードのクッションに大勢で座らされるよりも、カボチャに座って独り占めした方がいい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
（ Henry David Thoreau ）

2351.
科学や芸術は一種の贅沢にすぎない。
虚偽の装飾にすぎない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
2352.
ある巨匠の作品を演奏するピアニストが、その巨匠を忘れさせて、まるで自分の生涯の物語を語っているとか、まさに何か体験しているふうに見えたとき、最もうまく弾いたことになろう。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2353.
怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる。
（ ピタゴラス ）
（ Pythagoras ）
2354.
人間はつねに、自分に理解できない事柄は何でも否定したがるものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
（ Blaise Pascal ）
2355.
誰か過去をほめず、現在をののしらない老人を見たことがあるか。
彼らはみな自分の悲惨と悲哀を世の中のせい、人々の考え方のせいにしている。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2356.
運を開く秘訣は、各人が持つ喜びの中にある。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
2357.
あまり喋るのは、才気のしるしにはならぬ。
（ タレス ）
（ Thales ）
2358.
恋が強烈でないのは恋の自然に反しており、恋が変わりなく続くのは、強烈であるべき恋の自然に反している。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2359.
幾千の言葉を重ねたところで、
文学は音楽にはかなわない。
優れた音楽は、
疲れた知性に清涼感を与え、
そして悩める感情に慰めをもたらしてくれる。
（ ポール・ブラントン ）
2360.
幸運をもたらす富や順境は素直に受け入れよ。
ただし、それを手放すときは渋るべからず。
（ アウレリウス ）
（ Aurelius ）

2361.
世論と共に考えるような人は、
自分で目隠しをし、
自分で耳に栓をしているのである。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2362.
人生から友情を取り去ることは、
世界から太陽を取り去ることに等しい。
（ キケロ ）
（ Cicero ）
2363.
自ら思うところを述べる勇気を持たねばならない
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
（ Simone Weil ）
2364.
人間とは一つの総合――無限と有限、時間的なものと永遠的なもの、自由と必然――である。
（ キルケゴール ）
（ Soren Kierkegaard ）
2365.
徳の高さは、人が何か特別に頑張った時に判断すべきではない。
日頃の行いで判断すべきである。
（ ブレーズ・パスカル ）
（ Blaise Pascal ）
2366.
私が猫と戯れているとき、ひょっとすると猫のほうが、私を相手に遊んでいるのではないだろうか。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2367.
侮辱は相手のせいではなく、侮辱されたと思い込むせいだ。
（ エピクテトス ）
（ Epictetus ）
2368.
恋文を書くには、まず何を言おうとしているかを考えずに書きはじめること。
そして何を書いたかを知ろうとせず書き終わらなければならない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
2369.
女たちにとっての地獄は老いである。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
2370.
時は、時をよく用いる者には親切である。
（ ショーペンハウアー ）
（ Schopenhauer ）

2371.
人はしばしばある意見に反対する。
ところが本当はそれの述べられた調子だけが同感できないのに過ぎないのだが。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2372.
賢明さと幸福は非常に接近している
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
2373.
恋愛のために
出世をすべて犠牲にするのは、
痛ましくも英雄的である場合もあるが、
愚行であろう。
だが、
出世のために恋愛をすべて犠牲にすることも
同じく愚行で、
けっして英雄的ではない。
（ バートランド・ラッセル ）
（ Bertrand Russell ）
2374.
平等主義は愛と見せかけようとしている憎しみである。
（ アミエル ）
（ Henri Frederic Amiel ）
2375.
習慣はもしそれに反対しなければ間もなく当然のことになってしまう。
（ アウグスティヌス ）
（ Augustine ）
2376.
鳥の歌声がいつも同じ調子にしか聞こえてこないというのは、無頓着な人間の粗雑な耳だけのことです。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
（ Rosa Luxemburg ）
2377.
知識は恐怖にとっての解毒剤である。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
2378.
私たちは無知によって道に迷うことはない。
自分が知っていると信じることによって迷うのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
2379.
過ぎ去ったものは、もはや再び帰らない。
賢者は現在と未来について考えるだけで手一杯であるから、過ぎ去った事柄をくよくよ考えている暇がない。
（ フランシス･ベーコン ）
（ Francis Bacon ）
2380.
偶然は、
神が公に署名しない特別なケースのために取っておく、
神のペンネームである。
（ サミュエル・テイラー・コールリッジ ）
（ Coleridge ）

2381.
徳性は宝石のようなもので、あっさりした台に嵌（は）めこまれたものが最上である。
（ フランシス･ベーコン ）
（ Francis Bacon ）
2382.
男は女にすべてを与えよと求める。
女がその通りにすべてを捧げ、生涯をあげて献身すると、男はその重荷に苦しむ。
（ ボーヴォワール ）
（ Simone de Beauvoir ）
2383.
人民の自由は、国家の強さに比例する。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
（ Jean Jacques Rousseau ）
2384.
我々が自由でありうるために、我々全員が法律の奴隷となる。
（ キケロ ）
（ Cicero ）
2385.
すべての人が
目に入るものをすべて見ているわけではない。
（ バルタザール・グラシアン ）
（ Baltasar Gracian ）
2386.
最上の証明とは経験である。
（ フランシス･ベーコン ）
（ Francis Bacon ）
2387.
いわゆる恋愛結婚とは、幻想を父とし、必要性を母とするものである。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2388.
物言わぬ先から、人の言おうとすることを、顔つきから読み取れなければならない。
（ アウレリウス ）
（ Aurelius ）
2389.
青年たちは判断するよりも発明すること、評議するよりも実行すること、決まった仕事より新しい企てに適している。
（ フランシス･ベーコン ）
（ Francis Bacon ）
2390.
恋愛は恋情によって始まる。
したがって、いかに強い友情からも弱い恋情にしか移行できない。
（ ラ・ブリュイエール ）
（ La Bruyere ）

2391.
恋をする男は自分の能力以上に愛されたいと願っている人間である。
それが彼を滑稽に見せる理由である。
（ シャンフォール ）
（ Shamfort ）
2392.
今日、自由と支配が同一視されている
（ ミゲル・ベナサジャグ ）
2393.
悪とは何か。
弱さから生じるすべてのものだ。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
2394.
愛は、憎しみで始まった場合の方が、より大きくなる。
（ スピノザ ）
（ Spinoza ）
2395.
人生の舵取りは、金庫の数字合わせのようなものである。
つまみをひとひねりしても、金庫が開くことは稀である。
前進と後退のそれぞれが、目標へ向かう一歩なのだ。
（ エリック・ホッファー ）
（ Eric Hoffer ）
2396.
苦悩は活動への拍車である。
そして活動の中にのみ、我々は我々の生命を感じる。
（ カント ）
（ Immanuel Kant ）
2397.
真なるものは全体である。
（ ヘーゲル ）
（ Hegel ）
2398.
顔にお白粉(しろい)を塗れば十分なので、心にまで塗る必要はない。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
2399.
空想が人の心に第二の天性を植えつけると、理性でいくら逆らっても無駄である。
（ ブレーズ・パスカル ）
（ Blaise Pascal ）
2400.
健やかに死ぬ方法を知らない者は病的に生きることとなろう。
（ セネカ ）
（ Seneca ）

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｜31｜32｜33｜34｜35｜
｜36｜37｜38｜39｜40｜
｜41｜42｜43｜44｜45｜
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