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哲学者・思想家の名言
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2301.
人間への信頼は希望を支える。
（ シュバイツァー ）
2302.
確かに泣くことは赦(ゆる)されているのだ。
涙は激しい怒りを押し流す。
涙は川の流れのように、心を通り抜ける
（ オウィディウス ）
2303.
不幸な時に幸福だった時期を思い出すことほど大きな悲しみはない。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
2304.
我々が平和の名によって重んじているものは、実は短い休戦にすぎない。
それによって弱い側は、正しい主張であれ、不正な主張であれ、とにかくその主張をあきらめる。
武力によってその主張を生かす機会が来るまでは。
（ ヴォーヴナルグ ）
2305.
ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2306.
恋は燃える火と同じで、絶えずかき立てられていないと持続できない。
だから希望を持ったり不安になったりすることがなくなると、たちまち恋は息絶えるのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
2307.
純粋さとは、汚れをじっと見つめうる力である。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
2308.
面倒な養生のおかげで
やっと自分の健康を保っているのは、
何かやりきれない病気を患っているようなものである。
（ ラ・ロシュフコー ）
2309.
政治とは、支配者と民衆の間に結ばれる単純な契約である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2310.
すでに女たちから関心を持たれなくなった男は品行を改めるものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
2311.
過ぎ去ったものは、もはや再び帰らない。
賢者は現在と未来について考えるだけで手一杯であるから、過ぎ去った事柄をくよくよ考えている暇がない。
（ フランシス･ベーコン ）
2312.
男は女にすべてを与えよと求める。
女がその通りにすべてを捧げ、生涯をあげて献身すると、男はその重荷に苦しむ。
（ ボーヴォワール ）
2313.
創造的な人間は、あいまいさと付きあうのを楽しんでいる。
すぐに問題が解決されなくてもいいと思っていて、ぴったりした考えを待つ余裕があるのだ。
（ エイブ・タネンバウム ）
2314.
習慣によって、言わば第二の天性が作られる。
（ キケロ ）
2315.
いわゆる恋愛結婚とは、幻想を父とし、必要性を母とするものである。
（ ニーチェ ）
2316.
我々の美徳は、ほとんどの場合、偽装した悪徳に過ぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
2317.
幸福な生活をするのに必要なものはほとんどない。
それはあなた自身の中、心のもちようにある。
（ アウレリウス ）
2318.
老齢は明らかに迅速なり。
我らに必要以上に迅速に切迫す。
（ プラトン ）
2319.
全ての人間が生まれたのは男女の快楽のおかげである。
（ ヴォルテール ）
2320.
人はときどき英知を持ちながら馬鹿であるが、判断があって馬鹿であることは絶対にない。
（ ラ・ロシュフコー ）
2321.
恋の病を癒す薬はいくつもある。
しかしそれに間違いなく効く薬というものはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
2322.
青年時代は知恵を磨く時であり、老年はそれを実践する時である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2323.
物財の貧困は容易に癒されるが、魂の貧困はけっして癒されない。
（ モンテーニュ ）
2324.
人は人によりてのみ人となり得べし。
人より教育の結果を取り除けば無とならん。
（ カント ）
2325.
何かにケチをつける喜び。
それを味わうと、何か良いものに心動かされる喜びが、私たちから奪われてしまう。
（ ラ・ブリュイエール ）
2326.
太鼓の音に足の合わぬ者を咎(とが)めるな。
その人は、別の太鼓に聞き入っているのかもしれない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
2327.
自尊心は我々に嫉妬心を吹き込むが、しばしばその嫉妬心を和らげる役もする。
（ ラ・ロシュフコー ）
2328.
偶然にしか接触せぬ人々に気に入られるよりも、
自分自身に気に入られることが必要である。
（ メーヌ・ド・ビラン ）
2329.
「不正」はお互いの間に不和と憎しみをつくり出し、
「正義」は協調と友愛をつくり出す。
（ プラトン ）
2330.
文明人とは、
非常に経験の積んだ、
非常に賢い野蛮人のことだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）

2331.
すべての芸術は自然の模倣である。
（ セネカ ）
2332.
人間は万物の尺度だ。
（ プロタゴラス ）
2333.
人間は、自分が自分自身に対して常に最大の敵なのである。
（ アラン ）
2334.
愚かな者達には、言葉ではなく不運が教師となる。
（ デモクリトス ）
2335.
ひとりの男だけを見つめている女と、ひとりの男からいつも眼をそらす女とは、結局、似たようなものである。
（ ラ・ブリュイエール ）
2336.
人間の有用性というものは
木の枝の葉のようなものである。
一枚の葉が散ると、
すぐ他の葉がはえてくる。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
2337.
今日、自由と支配が同一視されている
（ ミゲル・ベナサジャグ ）
2338.
飛ぶことを学んで、それをいつか実現したいと思う者は、まず、立つこと、走ること、よじのぼること、踊ることを学ばなければならない。
最初から飛ぶばかりでは、空高く飛ぶ力は獲得されない。
（ ニーチェ ）
2339.
悪とは何か。
弱さから生じるすべてのものだ。
（ ニーチェ ）
2340.
我々が良識の持ち主だと判断する相手は、
ほとんど我々と同意見の人々だけに限られる。
（ ラ・ロシュフコー ）

2341.
私は人生をあるがままに楽しむ。
たとえ救貧院に住んでいても、楽しい、胸が躍(おど)る、輝かしい人生が送れるはずだ。
夕日は富豪の大邸宅からも救貧院の窓からも、輝かしく照り返す。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
2342.
仕事に対する考えを整理するとか、熟考するとか口走るのは、おおかた仕事を逃れる口実である。
（ カール・ヒルティ ）
2343.
つねに控え目に褒めることは、凡人たる大きな証である。
（ ヴォーヴナルグ ）
2344.
貞潔は、
ある人においては徳であるが、
多くの者においてはほとんど悪徳である。
（ ニーチェ ）
2345.
夫婦の仲は、あまり続けて一緒にいると冷めやすいし、くっついてばかりいると損なわれやすい。
（ モンテーニュ ）
2346.
悪い人々に対する非難や拒絶によって、自分を浪費することがないように。
むしろ善き人々の美徳を称えよう。
（ エマーソン ）
2347.
沈黙は、自信のない人間のくみするもっとも安全な方策。
（ ラ・ロシュフコー ）
2348.
誤った愛の心が三つある。
思い上がりの心、羨む心、逆上する心。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
2349.
すべての人が
目に入るものをすべて見ているわけではない。
（ バルタザール・グラシアン ）
2350.
人間のことは何にてあれ、大いなる心労に値せず。
（ プラトン ）

2351.
偉大な人物たらんとする者は、自分自身や自分に属するものをではなく、正しいことをこそ愛すべきなのだ。
（ プラトン ）
2352.
自分にも他人にも、
またそれ以外の何物にも、
特別な価値を認めないという精神、
これがユーモア精神に他ならない。
（ 土屋賢二 ）
2353.
いつも駄洒落を言う者は、性格の悪い人間である。
（ ブレーズ・パスカル ）
2354.
人間にとって、自分自身の生命ほど保ち続けたいと思うものはないが、これほど大事にしないものもない。
（ ラ・ブリュイエール ）
2355.
一人ひとりの人間が、
究極の絶対的な自由を持っている。
（ サルトル ）
2356.
いかなる財宝とくらべようとも、良友にまさるものはないではないか。
（ ソクラテス ）
2357.
怒りに対する最善の手段は猶予である。
怒りに対して、いきなり許しを求めることはせず、熟慮を求めよ。
（ セネカ ）
2358.
瞑想にふける者は、夜のない昼を憎む。
（ ハーバート・スペンサー ）
2359.
愛は、憎しみで始まった場合の方が、より大きくなる。
（ スピノザ ）
2360.
知識と勇気は、偉大な仕事をつくる。
二者は人を不朽(ふきゅう)ならしむる。
（ エマーソン ）

2361.
語り得ぬことについては、
人は沈黙せねばならない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
2362.
起こったことをあるがままに受け入れよ。
それが不幸な結果を克服する第一歩である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
2363.
生きるためには、常に我々は、何かしていなければならない。
さもなければへたばることになろう。
さよう、人生は仕事である
（ オルテガ ）
2364.
光るものすべてが黄金ではない。
（ ラテンのことわざ・格言 ）
2365.
私はアテネ人ではない、ギリシャ人でもない、世界市民である。
（ ソクラテス ）
2366.
生きるためには、
生きるにまかせることだ。
（ バルタザール・グラシアン ）
2367.
真なるものは全体である。
（ ヘーゲル ）
2368.
真に神を愛する者は、神からも愛されることを願ってはならない。
（ スピノザ ）
2369.
行動的な人のように考え、思慮深い人のように行動せよ。
（ アンリ・ベルクソン ）
2370.
仮に君が怒って破裂したところで、彼らは少しも遠慮せずに、同じことをやりつづけるであろう。
（ アウレリウス ）

2371.
人を欺(あざむ)いて得をするよりは、人を欺かずに損をするほうがよいと思え。
人を欺いて得をしても、限りなく嘆くはめになるが、人を欺かずに損をしても、嘆くのは一度で済むからである。
（ キオン ）
2372.
空想が人の心に第二の天性を植えつけると、理性でいくら逆らっても無駄である。
（ ブレーズ・パスカル ）
2373.
心にある感情を隠すことは、心にない感情を装う以上に難しい。
（ ラ・ロシュフコー ）
2374.
酩酊(めいてい)は一時的な自殺である。
（ バートランド・ラッセル ）
2375.
人類は、生者よりも死者で成り立っている。
（ オーギュスト・コント ）
2376.
自分に対して弱くて寛容であることと、人に対して厳しいことは、同じ悪徳にすぎない。
（ ラ・ブリュイエール ）
2377.
抑制の欠如と限界の逸脱が、政治においては罪あるいは犯罪と呼ばれず、「誤り」と呼ばれる。
（ ベネデット・クローチェ ）
2378.
恋愛は生命の高揚であり、情熱は恋愛の財である。
（ アミエル ）
2379.
諸君は相手をだましたと思っている。
だが先方は、だまされたふりをしているのだとしたら、どちらが一体だまされているのか。
（ ラ・ブリュイエール ）
2380.
人間が大きな進歩をするための道は、いつも苦しみによって開かれなければならない。
（ カール・ヒルティ ）

2381.
水とパンですましていれば、私は身体の快楽を身にしみて味わう事ができる。
（ エピクロス ）
2382.
世界で最も素晴らしいことは、自立の方法を知ることである。
（ モンテーニュ ）
2383.
真理は二人から始まる。
（ カール・ヤスパース ）
2384.
悪を原因によって知る人は、決して人を呪いもせず、絶望もしないことを学ぶであろう。
（ アラン ）
2385.
幸福について考えることはすでに一つの、おそらく最大の、不幸の兆しである。
（ 三木清 ）
2386.
すべての残忍性は臆病から生まれる。
（ セネカ ）
2387.
涙は、もの言わぬ悲しみの言葉である。
（ ヴォルテール ）
2388.
哲学の本質は、真理を所有することではない。
むしろ真理を探究することである。
（ カール・ヤスパース ）
2389.
三つのものが強く女を動かす。
利害と快楽と虚栄とである。
（ ドゥニ・ディドロ ）
2390.
度を越してはならない。
節度をもって取り組め。
（ キケロ ）

2391.
自分の意見と違う意見に腹を立てず、そういう意見が出た理由を理解しようとする術を学ぶことが大事である。
（ バートランド・ラッセル ）
2392.
人が自分自身をどう思うかで、その人の運命は決まる、というより示される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
2393.
真実でさえ、時と方法を選ばずに用いられてよいということはない。
（ モンテーニュ ）
2394.
人が失敗する原因は、ひとつしかない。
それは本当の自分に対する信頼の欠如である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
2395.
時は友情を強めるが、恋愛を弱める。
（ ラ・ブリュイエール ）
2396.
恋するものの狂乱は、あらゆる狂乱の中で最も幸いなるものなり。
（ プラトン ）
2397.
世界を動かす力は、あなたの潜在意識の中にある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
2398.
賭博は、先天的に備わった“人間の特性”である。
（ エドマンド・バーク ）
2399.
思考という要素を含まなければ、経験は意味を持ち得ない。
（ ジョン・デューイ ）
2400.
世論に対して関心を示さないのは、
まさに一つの力であり、
幸福の源泉である。
（ バートランド・ラッセル ）

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