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401.
少年を暴力と厳しさによって教え込もうとするな。
彼の興味を利用して指導せよ。
そうすれば自分の能力がどこに向いているか。
少年自身で見出しやすくなる。
（ プラトン ）
402.
すべての信仰にある特徴は、不信仰をしりぞける点である。
（ カール・ヤスパース ）
403.
どんな長所をもった人物も、
世間の支持がなければ、
石ころだらけの道を歩まねばならない。
（ バルタザール・グラシアン ）
404.
もっとよく知ったら我々の友達の列に加わりそうな人々を敵としてはならない。
（ ラ・ブリュイエール ）
405.
人は店では品物を入念に吟味するが、
人間のこととなると、外見で判断する。
（ アリスティッポス ）
406.
自己のものにあらざる長所を自慢するなかれ。
（ エピクテトス ）
407.
ハープを演奏することによってハープ奏者になる。
それと同じように、私たちは正しい行いをすることによって正しい人間になり、自らを律することによって自制心が身につき、勇気ある行動をとることによって勇敢になる。
（ アリストテレス ）
408.
人が思慮がないのに思慮があると思っているときは恐ろしい。
（ クリティアス ）
409.
しつけの目的は、
自分で自分を支配する人間をつくることであって、
人に支配される人間をつくることではない。
（ ハーバート・スペンサー ）
410.
労働が体を強くするように、困難は心を強くする。
（ セネカ ）
411.
自分が恋人を愛すのは彼女への愛情からだと信じている男がいたら、思い違いもはなはだしい。
（ ラ・ロシュフコー ）
412.
男たちは、自分の職業がほかのいかなる職業よりも大切だと信ずるか、自分で思いこませる以外に、その職業を持ちこたえることはまず出来ない。
（ ニーチェ ）
413.
恋に陥りし人間は、快楽と引き換えに不幸を手に入れん。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
414.
大部分の人は、
羽振りや地位によってしか
人間を判断しない。
（ ラ・ロシュフコー ）
415.
私の出会う人は皆、ある意味で私の先輩だ。
（ エマーソン ）
416.
（他人の）人生に影響を及ぼすこと
──それは最高の芸術である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
417.
何か特技を生かして、自らを引き立たせるように努力せよ。
（ セネカ ）
418.
仕事の成功に対する報酬は、その仕事を成し遂げた、ということである。
（ エマーソン ）
419.
成功を求める時間もないほど忙しい人のところへ、成功は訪れる。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
420.
健康は第一の富である。
（ エマーソン ）
421.
しばらく二人で黙っているといい。
その沈黙に耐えられる関係かどうか。
（ キルケゴール ）
422.
あまりに早くにあげた名は、何と重荷になることか。
（ ヴォルテール ）
423.
自信ある行動は、一種の磁力を有す。
（ エマーソン ）
424.
未来は待つべきものではない。
作り出さなければならないのだ
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
425.
群衆の中にあっても孤独を守る人こそ、至高の人である。
（ エマーソン ）
426.
苦しみは人間を強くするか、それとも打ち砕くかである。
その人が自分のうちに持っている素質に応じて、そのどちらかになる。
（ カール・ヒルティ ）
427.
偉大であるということは、誤解されるということだ。
（ エマーソン ）
428.
一緒に泣くことほど、人の心を結びつけるものはない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
429.
われは孤独である。
われは自由である。
われはわれみずからの王である。
（ カント ）
430.
誰でもなれるものには、
魅力を感じ難い。
（ 鷲田小彌太 ）

431.
進歩は
偶然の出来事ではなく、
必然である。
（ ハーバート・スペンサー ）
432.
栄えると友人がほとんどできない。
（ ヴォーヴナルグ ）
433.
人を信じなさい。
そうすれば、人はあなたに誠実にふるまうだろう。
人に寛大でありなさい。
そうすれば、人も寛大さを示してくれるだろう。
（ エマーソン ）
434.
一人でもいいから、
あなたが（この世に）生きていてくれてよかったと思ってくれること。
これが人生で成功したということである。
（ エマーソン ）
435.
自分がこの世界を生きたことによって、
ほっと息をつけた人が一人でもいること。
これが人生で成功したということである。
（ エマーソン ）
436.
過ちを犯すことは恥ずべきことではない。
むしろその過ちがわかった後も、
その過ちを改めようとしないで、
繰り返すのは恥ずかしいことだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
437.
あまりにも性急に恩返しをしようとするのは、
一種の忘恩行為だ。
（ ラ・ロシュフコー ）
438.
勤勉は、退屈、不品行、貧窮の三悪を寄せつけず。
（ ヴォルテール ）
439.
悪口は、自己愛と無為の産物である。
（ ヴォルテール ）
440.
友情は
晴れた日にふさわしく、
美しい贈り物としてふさわしく、
田舎のそぞろ歩きにふさわしい。
だが、一方、友情は
険しい山道を越える時、
不運に見舞われた時、
船が難破した時、
貧窮や迫害にあえぐ時にも
ふさわしい。
（ エマーソン ）

441.
心とは、何かを入れるべき「器」ではなく、燃やされるべき「火」なのである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
442.
君の重荷となるのは未来でもなく、過去でもなく、つねに現在である
（ アウレリウス ）
443.
自己に与えられた条件を
ギリギリまで生かすことが、
人生の生き方の最大最深の秘訣である。
（ 森信三 ）
444.
人間は一日中自分が考えている通りの者になる。
（ エマーソン ）
445.
ほめられて育った子どもは、ほめる人がいないと適切な行動をしなくなります。
（ 岸見一郎 ）
446.
私は、あなたの言うことに反対だ。
だが、あなたがそれを言う権利を、命にかえても守ろう。
（ ヴォルテール ）
447.
私の仕事と私の技術、それは生きることだ。
（ モンテーニュ ）
448.
現実の人生というのは、大抵の人にとっては、実に長い次善の人生である。
つまり、理想や可能性との永遠の妥協である。
（ バートランド・ラッセル ）
449.
耐え忍んだ事柄は、
甘美な記憶である。
（ セネカ ）
450.
牢獄は肉体の自由を奪うことはできるが、
精神の自由までは奪えない。
（ バートランド・ラッセル ）

451.
我々が最もよく知っていることとは、皮肉なことに、我々が今までに全く教えてもらったことのないことである。
（ ヴォーヴナルグ ）
452.
大臣でなければ、ただの愚か者にすぎない者が、大人物で通っている。
（ エルヴェシウス ）
453.
深い友情とは、それ自体が目的なのだ。
（ アリストテレス ）
454.
誰でも他人の悲しみに同情することはできる。
しかし、
他人の喜びを共に喜ぶのは、
天使の特質である。
（ ショーペンハウアー ）
455.
隣人の語ること、行うこと、考えることを気にかけない者は、どれだけ多くの利益を受けることだろうか。
（ アウレリウス ）
456.
恋の秘訣。
それは疑わないこと、耐えること。
（ オウィディウス ）
457.
少年の頃の理想主義の中に、人間にとっての真理が潜んでいる。
そして少年の頃の理想主義は、何ものにも換えることが出来ない人間の財産である。
（ シュバイツァー ）
458.
不満を抱くことは、
人生に目標を持つことに通じる。
（ エリック・ホッファー ）
459.
人間の自由を奪うものは、
暴君でも悪法でもなく、
社会の習慣である。
（ J・S・ミル ）
460.
芸術家は自分の芸術の犠牲にならなければいけない。
蜜蜂が自分の針に生命をかけるように、
芸術家もそうでなければならない。
（ エマーソン ）

461.
よい結婚はあるけれど、楽しい結婚はめったにない。
（ ラ・ロシュフコー ）
462.
懐疑とは方法である。
（ デカルト ）
463.
最高の処世術とは、
妥協することなく適応することである。
（ ゲオルク・ジンメル ）
464.
どうにも乗り越えられない障害にぶつかった時は、頑固さほど役に立たないものはない。
（ ボーヴォワール ）
465.
真の雄弁は雄弁を軽蔑し、
真の道徳は道徳を軽蔑する。
哲学を軽蔑することこそ、
真に哲学することである。
（ ブレーズ・パスカル ）
466.
すべての基本は熱中である。
そして熱中は純真な心から生まれる。
（ エマーソン ）
467.
世の中には、勝利よりももっと勝ち誇るに足りる敗北があるものだ。
（ モンテーニュ ）
468.
一日を終えたら、その日とは手を切りなさい。
明日は新しい日だ。
明日をうまく始めなさい。
（ エマーソン ）
469.
敵か、それとも味方か。
私が攻撃すれば、敵になる。
私がなんの恐れも抱かず、
微笑してみせれば味方になる。
（ アラン ）
470.
あなたの敵から目を離さないように。
あなたの欠点を最初に見つけてくれる人だから。
（ アンティステネス ）

471.
偉大な人物とは、思考が世界を治めると分かっている者のことである。
（ エマーソン ）
472.
自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である。
（ プラトン ）
473.
賢明な思考よりも、
慎重な行動が重要である。
（ キケロ ）
474.
よき友人を得る唯一の方法は、まず自分が人のよき友人になることである。
（ エマーソン ）
475.
成すべき事をせよ、すると力が得られる。
（ エマーソン ）
476.
群衆の一員でいることはまったく気楽なことだ。
（ アダム・スミス ）
477.
美しい女にはやがて飽きがくるが、
善良な女には決して飽きはこない。
（ モンテーニュ ）
478.
ぐずぐずしている間に、人生は一気に過ぎ去っていく。
（ セネカ ）
479.
私の実際的な読書の方針は三つある。
１．一年を経過していない本はどれも読まないこと。
２．有名な本のほか読まないこと。
３．好きな本のほか読まないこと。
（ エマーソン ）
480.
泣くことも一種の快楽である。
（ モンテーニュ ）

481.
幸福への道はただ一つしかない。
それは、意志の力でどうにもならない物事は悩んだりしないことである。
（ エピクテトス ）
482.
最も強いのは、自分自身の中に力を持っている者だ。
（ セネカ ）
483.
お喋りは他人に任せて、
まず行動せよ。
（ バルタザール・グラシアン ）
484.
作家になるためには才気以上のものが必要だ。
（ ラ・ブリュイエール ）
485.
人生の最大の分かれ目においては、常にまず「敢行」する事が大切だ。
（ カール・ヒルティ ）
486.
私は孤独ほど付き合いよい仲間を持ったことがない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
487.
ある者は明日に、他の者は来月に、さらに他の者は十年先に希望をかけている。
誰一人として、今日に生きようとする者がいない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
488.
真理が支配しているときに
平和を乱すことがひとつの犯罪であると同様に、
真理が破壊されようとしているときに
平和にとどまることも、
やはり、ひとつの犯罪である。
（ ブレーズ・パスカル ）
489.
地位ますます高くなれば、
いよいよ謙虚にならなければならない。
（ キケロ ）
490.
嫉妬深い人間は、
自ら真実の徳をめざして努力するよりも、
人を中傷するのが、
相手を凌駕する道だと考える。
（ プラトン ）

491.
新しい意見は常に疑われ、たいてい反対される。
まだ一般的ではないという理由だけで。
（ ジョン・ロック ）
492.
宗教とは蛍のようなものだ。
光るためには暗闇を必要とする。
（ ショーペンハウアー ）
493.
我々は生涯の様々な年齢にまったくの新参者としてたどりつく。
だから、多くの場合、いくら年をとっても、その経験においては経験不足なのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
494.
悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。
（ ニーチェ ）
495.
わずかなもので満足できぬ者は、何ものにも満足できぬ。
（ エピクロス ）
496.
運命は我々に幸福も不幸も与えない。
ただその素材と種子を我々に提供するだけである。
(ver.0)
（ モンテーニュ ）
497.
人生はすべて実験である。
実験の数は多ければ多いほどよい。
もし失敗したら、もう一度起き上がればよい。
転んだって何ともない。
（ エマーソン ）
498.
熱意を失ってしまった人ほど年老いた人はいない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
499.
貧しさは貧しいと感じるところにある。
（ エマーソン ）
500.
大多数の人の感謝は、
もっと大きな恩恵を受けたいという
密かな欲求にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）

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｜36｜37｜38｜39｜40｜
｜41｜42｜43｜44｜45｜
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