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601.
全ての条件が同じなら、
最も単純な理屈が正しい。
（ オッカムのウィリアム ）
602.
世界史上の偉大なる進歩は、すべて熱中の勝利である。
熱中しなければ、偉大なことは成し遂げられなかったのだ。
（ エマーソン ）
603.
二人の仲の一方が、何かにおいて自分に優先を与えたとたんに、たちまち消え失せるのが、友情というものの本質である。
（ キケロ ）
604.
女たちが愛人の死を泣くのは、彼を惜しむからでなく、このように忠実な自分はさらに新しい愛人を得るに値する、と他人に思わせるためなのだ。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
605.
善事をなして悪く言われるのは、王者らしいことだ。
（ アウレリウス ）
606.
恐怖の数のほうが危険の数より常に多い。
（ セネカ ）
607.
あらゆるものの真価は、それを獲得するための苦労と困難である。
（ アダム・スミス ）
608.
その人が一日中考えていることが、その人である。
（ エマーソン ）
609.
祖先の自慢をする者は、他人の行為を称賛しているに過ぎない。
（ セネカ ）
610.
この世に存在する上で、最大の充実感と喜びを得る秘訣は、危険に生きることである。
（ ニーチェ ）
611.
優しい言葉をかけるのには、お金も時間も要りません。
にもかかわらず、優しい言葉は多くのことをなしえます。
（ ブレーズ・パスカル ）
612.
知識は力なり。
（ フランシス･ベーコン ）
613.
愚痴はいかなる理由があろうとも、
決して役には立たない。
（ エマーソン ）
614.
友情って、本来、友達なんかいなくても生きていける人達の間にしか、成り立たないものなんじゃないかな？
（ 永井均 ）
615.
多くの場合、成功は成功するまでの所要時間を知っているか否かにかかっている。
（ モンテスキュー ）
616.
食べ物の最上の調味料は飢え、
飲み物のそれは渇き。
（ キケロ ）
（ 空腹（飢え・食欲）が料理（食べ物・食事）を美味しくする ）
617.
たいていの人は愛の問題を、「愛する」という問題、愛する能力の問題としてではなく、「愛される」という問題として捉えている。
つまり、人びとにとって重要なのは、どうすれば愛されるか、どうすれば愛される人間になれるか、ということなのだ。
（ エーリヒ・フロム ）
618.
いかなる自然も芸術に劣らず。
芸術の仕事は全て自然の物事を真似ることなり。
（ アウレリウス ）
619.
我々が歴史から学ぶことは、人間は決して歴史から学ばないということだ。
（ ヘーゲル ）
620.
私どもが屈服しさえしなければ、害悪はみな恩人である。
（ エマーソン ）
621.
善い思想も
これを実行しなかったら
善い夢と同じである。
（ エマーソン ）
622.
光を与えれば、人は自ずと道を見つける。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
623.
自説に固執し、夢中になることは
愚鈍さの最も確かな証拠である。
（ モンテーニュ ）
624.
言葉もまた行いなのです。
そして、行いは、一つの言葉なのです。
（ エマーソン ）
625.
この世の中で成功するには、力ずくでも、死ぬまで剣を腕より離さないことだ。
（ ヴォルテール ）
626.
実に多くの職人達は、
その名を留めずに、
この世を去ってゆきます。
しかし彼らが親切に拵(こしら)えた品物の中に、
彼らがこの世に生きていた意味が宿ります。
（ 柳宗悦 ）
627.
汝は生きるために食うべきで、
食うために生きるべきではない。
（ キケロ ）
628.
自分が尊厳を守るのではなく、
尊厳が自分を守るようにする。
（ エマーソン ）
629.
道徳とはよいだけでなく、何かの役に立つ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
630.
王国を統治するより、家庭を治めるほうが困難である。
（ モンテーニュ ）

631.
継続して行う事柄は、容易に行えるようになる。
それは物事の性質が変わるからではなく、わたしたちの力が増すからである。
（ エマーソン ）
632.
役立つ人間だと人に思われたいならば、それを口に出すな。
（ ブレーズ・パスカル ）
633.
神は不幸者を慰めるために時を支配した。
（ ジョセフ・ジュベール ）
634.
未来は、それに備える人々のものである。
（ エマーソン ）
635.
人間は理性的な動物なり。
（ セネカ ）
636.
時こそが最大の改革者である。
（ フランシス･ベーコン ）
637.
良心・名誉・貞潔・愛・尊敬といったものは金力で得られる。
したがって、恵むことを惜しまなければ富の利益は倍加する。
（ ヴォーヴナルグ ）
638.
子供は眠っているときが一番美しい。
（ キルケゴール ）
639.
ひどく運の悪い人は安心せよ。
もうこれ以上悪くはならない。
（ オウィディウス ）
640.
智恵は知識にまさる。
（ ブレーズ・パスカル ）

641.
美しい姿は美しい顔に勝り、
美しい行いは美しい姿に勝る。
（ エマーソン ）
642.
精神を養うのは交渉しかない。
（ アラン ）
643.
お世辞を言うのはたやすいが、真に賛美するのは難しい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
644.
人は己れの信念にとって苦痛な場合には、容易に信じようとはしないものである。
（ オウィディウス ）
645.
身をもって示すことがリーダーシップである。
（ シュバイツァー ）
646.
間違いは罪悪ではない。
（ セネカ ）
647.
力は正義なり。
（ プラトン ）
648.
「そんな難しいことはできない」と言う前に、
まずやってみることです。
結論はそれからでも遅くありません。
（ エマーソン ）
649.
世界は活力ある人のものである。
（ エマーソン ）
650.
自分の足で立っている者は、決して孤立していない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）

651.
空中に楼閣を建てても無駄骨には終わらない。
楼閣は空中に建てるものだ。
さあ、その下に土台を建てよう。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
652.
病気は身体の障害であるが、気にしない限り意思の障害ではない。
（ エピクテトス ）
653.
もし、私の持っているものが私を意味するなら、また、私が持っているものを失ってしまったら、私は誰なんだろう？
（ エーリヒ・フロム ）
654.
正義とは、強者の利益にほかならず。
（ プラトン ）
655.
書籍は青年には食物となり、
老人には娯楽となる。
病める時は装飾となり、
苦しい時には慰めとなる。
内にあっては楽しみとなり、
外に持って出ても邪魔にはならない。
特に夜と旅行と田舎においては、
良い伴侶となる。
（ キケロ ）
656.
情熱なくして偉業が達成されたことはない。
（ エマーソン ）
657.
読書は博学なる人を作り、
会話は機敏なる人を作り、
筆記は確実なる人を作る。
（ フランシス･ベーコン ）
658.
快活さと明るい気分というものは、使えば使うほど残りは多くなる。
（ エマーソン ）
659.
幸福は満足する人間に属す。
（ アリストテレス ）
660.
ものごとが実行に移されたら最後、
迅速に匹敵する秘密保持はない。
（ フランシス･ベーコン ）

661.
子供には批評よりも手本が必要である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
662.
愛を知る人というのは、
取ることと与えることとが同一であるような人間、
取ることによって与え、
与えることによって取る
ような人間なのであろう。
（ ゲオルク・ジンメル ）
663.
子ども達は批判よりも模範を必要とする。
（ ジョセフ・ジュベール ）
664.
会社や仕事が自分に合うかどうかは、
そこにいる人に会ったり、
仕事をを与えられたりしないと分からない。
だから、転職を何度繰り返したっていい。
（ 中島義道 ）
665.
人間は他との比較をやめて、
ひたすら自己の職務に専念すれば、
おのずからそこに一小天地が開けてくるものです。
（ 森信三 ）
666.
時は悲しみと口論の傷を癒す。
（時がたてば）人はみな変わる。
過去の自分はもはや現在の自分ではない。
悩む者も悩ます者も、時がたてば別人になる。
（ ブレーズ・パスカル ）
667.
いかに老年に成長するかを知ることは、英知の傑作であり、生活の偉大な技術における最も難しい章の一つである。
（ アミエル ）
668.
真の自由とは、自分自身に対してあらゆることをなしうるということである。
（ モンテーニュ ）
669.
誘惑が去ってしまわないうちに、急いで誘惑に負けよう。
（ エピクロス ）
670.
奴隷の主人はひとりだけだが、野望を抱く者は、自分の立場を良くするのに役立ちそうな人の数だけ主人とする。
（ ラ・ブリュイエール ）

671.
「幸福な人」とは「成長している人」です。
また「不幸な人」とは、いかなる原因が背景にあれ、「成長が止まった人」です。
（ ジョン・デューイ ）
672.
人は互いの助けがあれば、ずっと簡単に必要なものを準備できる。
そして力を合わせれば、あらゆるところで襲ってくる危険をもっと簡単に避けられる。
（ スピノザ ）
673.
子供には、
服従することさえよく教えておけば、
他のことは好きなようにやらせてよい。
（ プラトン ）
674.
幸福とは物ではなく心だ。
（ 池田晶子 ）
675.
あなた自身を主張せよ。
決して人真似するな。
あなたの生まれながらの才能を、全生涯かけて蓄積してきた力とともに一度に発揮しよう。
（ エマーソン ）
676.
世代間格差は、制度によって作られる。
（ 萱野稔人 ）
677.
靴屋がいちばんぼろの靴を履いている。
（ モンテーニュ ）
678.
真に素晴らしい本は内容以上のことを教えてくれる。
その本を置き、仕入れた知恵を試したくなる。
読むことで、行動せずにいられなくなるのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
679.
人間は孤独であるかぎり、彼自身であり得る。
（ ショーペンハウアー ）
680.
善はただ一つしかない。
それは自分の良心に従って行動することである。
（ ボーヴォワール ）

681.
人間性は樹木のようなものだ。
指定された仕事を機械的に正確にやらされるわけではなく、あらゆる方向に伸び拡がらなければならない。
（ J・S・ミル ）
682.
同じ石で二度つまずくことは、世間の物笑いになる恥辱である。
（ キケロ ）
683.
信仰は目に見えぬものを信ずることである。
そして信仰の報酬は、信ずるものを見ることのできることである。
（ アウグスティヌス ）
684.
感謝の気持ちを表わすことは、
最も美しい礼儀作法である。
（ ジャック・マリタン ）
685.
我々は動物の扱い方によって、その人の心を判断することができる。
（ カント ）
686.
まだ一度も
大きな苦痛や、自我の大敗北を経験せず、
うち砕かれたことのない人は、
なんの役にも立たない。
そういう人達は、
どこかけちくさいもの、
高慢で独善的なもの、
あるいは不親切なものを
その人柄に残している。
（ カール・ヒルティ ）
687.
有益な書物とは、読者に補足を要求せずにはおかぬような書物のことである。
（ ヴォルテール ）
688.
考えに考え抜けば、解決できない問題はない。
（ ヴォルテール ）
689.
美には客観的な原理はない。
（ カント ）
690.
新しい知恵が浮かばなかったら、古い知恵を上手に使う方法を見つけよ。
（ エマーソン ）

691.
追いつめられた若者が意を決して、「世間」という暴れん坊の顎ひげを引っ張ると、すぽりと手の中に抜け落ちることがある。
よく見直すと、それは、臆病者を追い払うためのつけひげなのだ。
（ エマーソン ）
692.
ちっぽけな快楽ほど人間を小さくするものはない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
693.
人は自分から抜け出すほど一層自分となる。
また一層よく自分の生きていることを感ずる。
（ アラン ）
694.
スタイル・ハーモニー・優雅・よきリズムの美は、簡素さによる。
（ プラトン ）
695.
けちは往々にして逆の結果をもたらす。
何の当てにもならない遠い希望のために、全財産を投ずる者があるかと思うと、ある者は、目先のほんのわずかの利益のために、将来の大きな儲けを逃す。
（ ラ・ロシュフコー ）
696.
もとよりたいていの習慣は無意識的な技術であるが、これを意識的に技術的に自由にするところに道徳がある。
修養というものはかような技術である。
（ 三木清 ）
697.
女の貞節は、多くの場合、
自分の名声と平穏への愛着である。
（ ラ・ロシュフコー ）
698.
心の灯が消えかかったとき、
誰かがあかあかとした灯を差し出してくれることがある。
灯を分け与えてくれる人に感謝しなくてはならない。
（ シュバイツァー ）
699.
生命ある限り、希望がある。
（ キケロ ）
700.
「憎しみ」には状況を変革する力はありません。
それどころか、
単なる報復の心に支配され、
状況を悪化させ、
自他ともの破壊をもたらします。
（ ジョン・ロス ）

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