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アミエルの名言
1.
平等主義は因習的不平等・独断的特権・歴史的不正を除去した後、
次には、功績・能力・徳性の不平等に対して謀反を起こした。
2.
情熱がなければ、人は単なる潜在力と可能性にすぎない。
3.
正しく見るためには二度見よ。
美しく見るためには一度しか見るな。
4.
いかに老年に成長するかを知ることは、英知の傑作であり、生活の偉大な技術における最も難しい章の一つである。
5.
将来を思い煩うな。
現在為すべきことを為せ。
その他は神の考えることだ。
6.
他の人を幸福にすることは、やはりいちばん確かな幸福である。
7.
生きるということは、
日ごとに快癒し、新しくなること、
また自分を見いだし、
回復することである。
8.
いかに示唆するかを知ることは、教え方の偉大な技術である。
9.
親戚は、我々の忍耐と我慢を要求する最もひどいものである。
10.
卑しい性格は、隣人の気分をくじくのが好きで、義務、いや使命のようにこれを行う。
11.
人生は、段々に諦めていくこと。
絶えず我々の抱負、我々の希望、我々の所有、我々の力、我々の自由を減らしていくことの修行である。
12.
平等主義は愛と見せかけようとしている憎しみである。
13.
女はなぜとか、何のためにとかいった理由なしに愛されることを望むものだ。
つまり、美しいからとか、善良であるとか、聡明であるとかいった理由によってではなく、彼女が彼女自身であるという理由によって愛されることを望むものだ。
14.
私の疲れた心よ。
生きるということはなんと困難なことだろうか。
15.
信用は鏡のガラスのようなものである。
ひびが入ったら元通りにはならない。
16.
民衆を自分の道具にするために民衆に媚びるというのが、普通選挙の手品師・ペテン師の業である。
17.
内的な生活を持たない人は、環境の奴隷である。
18.
恋愛は生命の高揚であり、情熱は恋愛の財である。
19.
女、この生きている謎を解くためには、それを愛さなければならない。
20.
生活とは、つまり習慣の織物である。
21.
自由・平等は悪い原理である。
真の人間的原理は正義である。
弱者に対する正義は保護もしくは善意である。
22.
病気は、いわゆる人間必滅の心の経験である。
病気は身体に現れた恐怖である。
23.
正直にしよう。
このことのうちに雄弁と徳行の秘訣があり、このことのうちに道徳的な影響力がある。
24.
逆説は頭の働く人の思考癖であり、天分のある人の悦びである。
25.
誤謬(ごびゅう)というものは、真理を余計含んでいれば、それだけ余計に危険である。
26.
理想とは、精神が秩序を予見することである。
精神は精神であるから、
つまり永遠を垣間見ることができるから、
理想を持ち得る。
27.
暴君は暴君でも、
一番危険なのは、
生命がひとつ、胃袋がひとつしかない暴君ではなく、
破壊されることのない、
飽くことのない暴君、
自分の欲望、自分の憤怒に
すべてを打ち込む賤民である。
28.
己自身を悲しみに委(ゆだ)ねるのは危険だ。
それは勇気と立ち直る希望を奪い去る。
29.
生きるとは
日に日に治まり新たになることにあり、
また再び自己を見い出し取り返すことである。
30.
五十歳までは、世界は我々が自分の肖像を描いていく額縁である。

31.
処世の道では、習慣は格言にまさる。
習慣は生きた格言が本能となり、肉となったものである。
32.
人間は、真理に対しては氷、虚偽に対しては火である。
33.
精神はすべてに役立つが、何に対しても十分ではない。
34.
健康には自由がある。
健康は、すべてにおいて自由をもたらす、第一のものである。
35.
他人には困難なことを容易に行うこと、これは才能であり、才能に不可能なことを容易に行うこと、これが天才である。
36.
人生の行為において、習慣は主義以上の価値がある。
何故(なぜ)かというと、習慣は生きた主義であり、肉となり、本能となった主義である。
37.
偽りの立場において、いちばんひどいことは、それが終焉(しゅうえん)しないということである。
38.
日記は、孤独な人の打ち明け相手、慰安者、医者である。
39.
民主制は、君主制と貴族制の正当な嗣子(しし)である。
40.
神の欲する通りに欲することが、我々を安静にする唯一の知恵である。

41.
渇きは飲物によって、欲望の熱は征服の満足によって癒される。
42.
夢想は思考の日曜日。
43.
真実は雄弁と美徳の秘訣であり、倫理的根拠の基礎であり、美術と人生の極致である。
44.
人生の旅をするのに有用な路銀は、一つの偉大な義務と、いくつかの誠実な愛情である。
45.
「革命」とは何か。
自分の旗に記したある主義の名のもとに、権力の把握に成功した暴徒のことある。
46.
民主制は、虚栄心の強いエゴイズムがよってたかってする山分けにほかならない。
47.
お前の推測する義務とは、お前がそれを推測した瞬間からお前を束縛する。
48.
健康だと思い込んでる病人は治せない。
49.
社会は良心の上に立ち、科学の上に立つものではない。
50.
決心する前に完全に見通しをつけようとする者は、決心できない。

全部で、50件
　
　
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以下、ランダム名言コーナー
1.
神は祈ったり阿(おもね)ったりすべき偶像ではなく、我々が日常の生活において実現すべき理想である。
（ ルーシー・A・マロリー ）
2.
女は待ち、男は向かっていくもの──それは誘惑。
（ カトリーヌ・スパーク ）
3.
お互いの違いを確認して、その違っている部分が好きになれなきゃいけません。
男と女の話じゃありません。
宗教も政党も、みんなそうです。
（ 永六輔 ）
4.
お風呂に入って、肉体の垢、汚れをとるように、毎晩、眠りにつく前に、心の垢、汚れをとる、心の中のお掃除習慣をつけること。
（ 中村天風 ）
5.
舞台でも舞台の外でも、この世では、誰かがいやな役を演じなければならないものよ。
（ ピネロ ）
6.
人には、誰にでも、その人の都合ってものがあるんだ。
その都合を考えてやることを優しさっていうんだと思うよ。
（ 永六輔 ）
7.
まことに人生、一瞬の夢、ゴム風船の、美しさかな。
（ 中原中也 ）
8.
嵐は強い樹を作る。
（ レーニン ）
9.
人は理にかなった人生の目標を心に抱き、その達成を目指すべきである。
たとえその達成に繰り返し失敗したとしてもそれを通じて身につけることのできる心の強さは、真の成功の確かな礎(いしずえ)として機能することになる。
（ ジェームズ・アレン ）
10.
現状が苦しくてたまらないなら、しばらく考えることはヤメてしまうという手もある。
そうして、とにかく、日々を淡々と生きていくことだ。
気がつけば、あなたはきっと、最もつらいところを抜け出しているはずだ。
（ 斎藤茂太 ）
11.
治(をさ)まれる世の事(こと)無さに
飽きたりといひし頃こそ
かなしかりけれ
（ 石川啄木 ）
12.
人の善し悪しを知らんと思わば、その愛し用ふる臣、または親しみ交わる友を以て知れ。
（ 沢庵宗彭［沢庵和尚］ ）
13.
大事なことを話す前には深呼吸をしなくてはいけない。
（ ブルックナー ）
14.
長所や短所というものは絶対的なものではない。
学問がある、また身体も頑健である、これは常識的に考えれば長所と考えられる。
しかし、それを過信して失敗すれば、結果として短所となってします。
（ 松下幸之助 ）
15.
すべての真の偉人の第一の美徳は、誠実であることだ。
（ アナトール・フランス ）
16.
得意げにうんちくばかり垂れる人には、こう言ってやりましょう！
「この、うん畜生め！」
（ ながれおとや ）
17.
その歩き方、獲物に忍び寄る様、そして話し方……それらが、どんなありふれた猫をも、類い稀な存在に変えてしまう。
（ ピーター・コリアー ）
18.
サラリーマンが七割っていうことは、親父から仕事を教わらない子供が七割を越すっていうことだぞ。
（ 永六輔 ）
19.
幸福とは、あのショーウィンドウの中の品物のように、好きなものを選んで金を払えば持って帰れるというものではない。
（ アラン ）
20.
個性というのは人間の個人差のこと。
（しかも）周りの人間の承認や納得が得られるもので、なおかつ輝いて見えるものが個性。
（ 野村克也 ）
21.
この世で出会った全ての「縁」が、人を育てる教師になる。
（ 漫画『暗殺教室』 ）
22.
我々は、我々の幸福を我々の外部、他人の評判のうちに求める。
他人はみな軽薄かつ不公平で、嫉妬、気まぐれ、偏見に満ちていることを百も承知なのに。
（ ラ・ブリュイエール ）
23.
温かい笑顔は、
優しさの世界共通語である。
（ ウィリアム・アーサー・ワード ）
24.
人間には反発心が大切である。
（ 鮎川義介 ）
25.
経営がうまくいくのもいかないのも、
国がうまくいくのもいかないのも、
外部ではなく内部に原因がある。
（ 松下幸之助 ）
26.
貧困は美徳ではありません。
むしろそれは病です。
人が決して病になることを欲しないように、貧困になることを欲するものはいません。
（ ジョセフ・マーフィー ）
27.
今のこの時の苦しみは、やがて私たちに現(あらわ)されようとする栄光に比べると、言うに足りない。
（ 『新約聖書』 ）
28.
女にとって、組織や役割なんて、いつでも脱ぎ捨てられるガウンのようなもの。
（ 岡本敏子 ）
29.
およそ人間の地位や名誉、財産ほどくだらないものはない。
わしは無一文で生まれてきたのだから、無一文で死ぬのが理想だ。
（ 矢野恒太 ）
30.
僕は二十歳だった。
それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとは誰にも言わせまい。
（ ポール・ニザン ）
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