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3501.
犠牲行為によって計画される道徳は、半野蛮的階級の道徳である。
（ ニーチェ ）
3502.
人間は一人ひとりを見るとみんな利口で分別ありげだが、集団をなせばたちまち馬鹿が出てくる。
（ シラー ）
3503.
妥協とは、自分が一番大きいのを手に入れたと誰もに思わすように、ケーキを切る技術である。
（ ルートヴィヒ・エアハルト ）
3504.
民衆こそ真の主権者であり、その民衆を抑圧する階層こそ唯一の反逆者なのであります
（ ホール・ケイン ）
3505.
社会情勢から見て人類の不幸は、道徳や政治の面において、「害を及ぼすものが悪である」と定義し得ても、「役に立つものが善である」とはいえないことである。
（ シャンフォール ）
3506.
革命も恋も、実はこの世で最もよくて、おいしい事で、あまりいい事だから、おとなのひとたちは意地わるく私たちに青い葡萄(ぶどう)だと嘘ついて教えていたのに違いない。
（ 太宰治 ）
3507.
世に事を取り行う人のあやまちを見るに、
多くはといたずねざるより起これリ。
（ 熊沢蕃山 ）
3508.
愛の対極に有る無関心。
その見えない壁を取り払うには、何よりも共感が必要とされている。
（ 作者不詳 ）
3509.
事件とか悲しいニュースの責任追及をするのではなくて、自分の内面にもその責任や原因の一端があるんじゃないか、ということを常に意識していたい。
（ 桜井和寿 ）
3510.
凡(およ)そ人の上に立って下のいさめを聞かざる者の、国を失い、家を破らざるは、古今とも、これなし。
（ 徳川家康 ）
3511.
資本主義社会の民主主義は、絶えず資本主義的搾取の狭い枠内で締め付けられているので、事実上はつねに少数者のため、有産階級だけのため、金持ちだけのためである。
（ レーニン ）
3512.
地球上の生命の歴史は、生命とその環境の歴史である。
（ レイチェル・カーソン ）
3513.
社会のために役立ちたいという志を持っている経営者が成功する。
（ 牛尾治朗 ）
3514.
蛙は、棲む池を飲み尽くしはしない。
（ スー族の格言 ）
3515.
何という世の中だ。
狂人が恥を知れと叫ばねばならんとは！
（ タルコフスキー ）
3516.
２０歳の時に理想主義者でないような者は心のない人間だ。
だが、３０歳にもなってまだ理想主義者なら、そいつは頭が空っぽだ。
（ ランドルフ・ボーン ）
3517.
多様性は活力であり進歩の源である。
企業は社会や消費者に「それまでに存在しなかった価値」を提案できなくなったら、組織として機能しなくなる。
（ ルチアーノ・ベネトン ）
3518.
国政の成就は衣食に窮する人なきにあり。
（ 島津斉彬 ）
3519.
傲(おご)りは長ずべからず、
権勢はほしいままにすべからず。
（ 『礼記（らいき）』 ）
3520.
いかなる犯罪の源泉も、
若干の思慮分別の欠如、理性の錯誤、情熱の爆発的な力である。
（ トマス・ホッブズ ）
3521.
いかなる革命も、３日目から堕落が始まる。
（ ジャン・コクトー ）
3522.
個人の間では、法律や契約書や協定が、信義を守るのに役立つ。
しかし権力者の間で信義が守られるのは、力によってのみである。
（ マキャヴェリ ）
3523.
革命の時期と進展を示唆することは不可能であり、多かれ少なかれ神秘的な法則に支配されるが、革命が来る場合には急激に進む。
（ レーニン ）
3524.
視野を広げ、同胞意識を持って全世界を受け入れ、他人の困難を感じ取ることの出来る大きな心を持って欲しい。
（ アウン・サン・スー・チー ）
3525.
誰もが危機を感じ取れなくなったときに、
本物の危機が始まる。
それも暴君ではなく、
理想を掲げた指導者の時代に。
（ 塩野七生 ）
3526.
好む好まざるにかかわらず、親の影響は絶大なんだよ。
家族は、人間が経験する最初の社会だ。
言葉だけでなく、人間社会のルールや生存方法、最も基本的なモラルや善悪も、親から学ぶ。
（ リチャード・H・モリタ ）
3527.
忍耐と長時間は、往々にして力や怒りよりも効果がある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
3528.
世界は一冊の本であり、
人間一人ひとりは活字である。
国々は綴じひもであり、
時代はページである。
（ ローガウ ）
3529.
原子力は生と死の両面を持った神である。
（ ロバート・オッペンハイマー ）
3530.
劣った者は立派な人を馬鹿にするけれど、立派な人はそうはしない（＝劣った人を馬鹿にしない）。
ライオンはキツネの群れを守るけれど、キツネは互いにいがみ合う。
（ サキャ・パンディタ ）

3531.
今日、民衆の中に何が一番欠けているか。
自分を信じ、人を信じ、自分の仕事を信じ、自分の今日の生活を信じていくというような信念が非常に弱いと思う。
（ 吉川英治 ）
3532.
子どもたちの個性を伸ばそうとかけ声をかけて、子どもたちの個性を押しつぶしていることに、役所は気がついていません。
（ 永六輔 ）
3533.
人々のために生きることだけが、価値のある生き方である。
（ アインシュタイン ）
3534.
すべての人が自由になるまでは、
だれも完全に自由にはなり得ない。
（ ハーバート・スペンサー ）
3535.
暴力を用いて地上に絶対的正義を樹立しようとする者は、手下という人間的「装置」を必要とする。
（ マックス・ウェーバー ）
3536.
天網(てんもう)恢恢(かいかい)、
疎(そ)にして失わず。
（ 老子 ）
3537.
問題は誤りそのものよりも、
それを早く気づき、除去することにある。
（ ゲオルギー・ジューコフ ）
3538.
富は良心をもたらさない。
しかし良心は、富ばかりでなく、望まれるもの全てを、個人にも国家にももたらすのである。
（ ソクラテス ）
3539.
社会的正義が暴力によって得られることはない。
暴力は、正義が創ろうとしているものを台無しにしてしまう。
（ ヨハネ・パウロ2世 ）
3540.
態度がその人の格を決める。
（ メアリー・チョルモンデリー ）

3541.
人間とは「世の中」自身であるとともにまた世の中における「人」である。
（ 和辻哲郎 ）
3542.
役人は本棚の書物に似ている。
一番高い所にあるのが一番役に立たない。
（ ポール・マッソン ）
3543.
数の威力は、それが理解できなければできないだけ、いっそう恐れられる。
（ ヴォルテール ）
3544.
今日では、援助が経済開発をもたらさないことは、十分すぎるほど明かである。
一国の経済を外部からの力で発展させることはできない。
なかんずく援助では無理である。
（ ピーター・ドラッカー ）
3545.
男が全てをやりなおすのは、戦争によってか恋愛（エロス）によってかしかない。
（ ポール・ニザン ）
3546.
自由は秩序を作り、
強制は無秩序を作る。
（ アンリ・ファーブル ）
3547.
テレビの議論に本質論はありません。
だって本質論は面白くないから。
（ 永六輔 ）
3548.
パートナーと議論したり、悔しがったりすることで、失敗も成功もシミにならないですむ。
（ 飯田亮 ）
3549.
真の文明というものは、
すべてある人々が福を植えた結果なのである。
（ 幸田露伴 ）
3550.
平和とは、夢、それも美しくない夢である。
（ ヘルムート・モルトケ ）

3551.
人間は自分自身の歴史をつくる。
だが、思うままにではない。
自分で選んだ環境のもとでではなくて、すぐ目の前にある、与えられ、持越されてきた環境のもとでつくるのである。
（ カール・マルクス ）
3552.
我々は純粋性と暴力との間の選択をするのではなく、
種類の異なった暴力の間で選択するのである。
重要な討議しなければならない問題は、
暴力ではなくて、
その方向と前途である。
（ モーリス・メルロ＝ポンティ ）
3553.
天下りをする奴は、悪い根性の奴が多いですね。
（ 永六輔 ）
3554.
多くの代議士に狗(いぬ)のような日本語を喋らせておいて、
黙ってそれを聞くことの出来る日本人の無神経さが
つくづく嫌になる。
（ 薄田泣菫 ）
3555.
日本の教育は、平均点がきわめて高い人材群をつくり出すが、そこに重きを置きすぎていて、リーダーシップの育成には不向きだと感じる。
国際社会で、決まったことを実施する力において群を抜く日本が、なかなか主導権を握れず、何となくもたもたした国だと見られるのは、このあたりに原因があるのだと思う。
（ 緒方貞子 ）
3556.
規制の穏健なことはひとつの徳であるが、
主義の穏健なことはつねに悪徳である。
（ トマス・ペイン ）
3557.
科学は刃のついた道具である。
それを使って子どものように遊ぶこともできるが、また自分の指を切ってしまうこともある。
（ アーサー・エディントン ）
3558.
理性のなくなった人間は、
動物以下であり、
表現の自由のないところに、
人間の社会は成立せず、
生ける屍と言えよう。
（ 正木ひろし ）
3559.
「日本あっての世界」ではなくて、
「世界あっての日本」なのです。
（ 盛田昭夫 ）
3560.
具体的なものを抽象的なものにすり替えることは、革命における最も重要かつ危険な罪過のひとつである。
（ レーニン ）

3561.
動物の中で、猫はシルクハットにフロックコートを身にまとい、自分のペースで仕事を片付ける政治家だ。
犬は、リーダーの後について、従順にこつこつと働く小作農だ。
（ ロバート・スターンズ ）
3562.
昔の日本人は時代に逆らっても、大切なものを守ろうとする美学をもっていた。
扱う商品への愛着と自信。
これがあるから、世の中がひっくり返っても軸がぶれず、時代の変化にも動じなかった。
（ 荒俣宏 ）
3563.
深入りせず、当たり障りのないのがヤサシイと考え、希薄で実体のない人間関係しか築かない若者。
スマートに生きているつもりが、結局、小さな生活域しか得られず、社会の中で安らぎを感じることができない。
（ 秋山仁 ）
3564.
教育は国民の安価な防備である。
（ エドマンド・バーク ）
3565.
人間にとって大事なことは、学歴とかそんなものではない。
他人から愛され、協力してもらえるような徳を積むことではないだろうか。
そして、そういう人間を育てようとする精神なのではないだろうか。
（ 本田宗一郎 ）
3566.
途上国の経済発展に必要なことは、第一に教育、第二に資金、三つ目は政府自身が強い意志を持って取り組むことである。
そして、もう一つ付け加えると、平和である。
（ ジョン・ケネス・ガルブレイス ）
3567.
武装する権利は誰にでもあるが、法は守られなければならない。
（ ジョージ・W・ブッシュ ）
3568.
真実は論争の的になる。
悪意が攻撃し、無知があざけるかもしれない。
だが結局、真実は動じることがない。
（ ウィンストン・チャーチル ）
3569.
資本主義と共産主義の違いは何か？
資本主義では人が人を搾取し、共産主義では人が人に搾取される。
（ ソ連の外交官 ）
3570.
戦争は畜類がするにふさわしい仕事だ。
しかもどんな畜類も人間ほど戦争をするものはない。
（ トーマス・モア ）

3571.
死ぬためではなく、生きるために行動するのが、私たちのあるべき姿である。
（ アインシュタイン ）
3572.
戦争を続けるためには三つのものが必要です。
金(かね)、金、さらに金です。
（ トリビュルス元帥 ）
3573.
一流の人物というのは、
ユーモアのセンスを必ず持つ。
（ 獅子文六 ）
3574.
世の中には、違った考え方をする種族がいる。
（ シラー ）
3575.
（日本の）戦後民主主義の問題は二つある。
一つは、曖昧さをむしろ武器にやってきたこと。
二つ目は、法治主義というより人治主義だったこと。
（ 田原総一朗 ）
3576.
ひたむきに生きている国では、死ぬことなんて問題にも話題にもなりません。
死について、なんのかんのと言っている国は天下泰平なんですよ。
（ 永六輔 ）
3577.
君主に対する暗殺は、政体を何一つ変える働きを持たない。
（ 塩野七生 ）
3578.
不平等な経済的・政治的発展は資本主義の絶対的法則である。
（ レーニン ）
3579.
一将功成りて万骨枯る
（ 曹松 ）
3580.
あまり長く権力の座にいると、現実感覚をなくしてしまいます。
権力を持ちすぎたとき、没落が始まるのです。
（ ファン・フリッシンゲン ）

3581.
子供と向き合うということは、世界を良くしていくための、永遠に続く革命を手がけるということだ。
（ 長山靖生 ）
3582.
戦争とは、あなたの愛する人が死ぬ、ということです。
（ 美輪明宏 ）
3583.
今や社会そのもの、さらには社会活動、社会問題のすべてがあまりに複雑である。
唯一の「正しい答え」があらゆる問題に通用するはずがない。
答えは複数ある。
そのうちかなり正しいといえるものさえない。
（ ピーター・ドラッカー ）
3584.
すべての頑固派の思想というものは、社会的実践から離れており、彼らは社会という車の前に立ち、その道案内の仕事をつとめることができない。
（ 毛沢東 ）
3585.
トップは男前にやってもらっていい。
ただし、軍師がいります。
そういう蔭の演出家を社会が許容しなければいけない。
戦国時代は英雄がいたが、徳川時代になると将軍は飾りでしたね。
（ 谷沢永一 ）
3586.
ヒットラーかゲッペルスのどちらかは演説で、
「われわれはパンの値段の引き上げも引き下げも固定化も求めていない。
　ナチスによる値段を求めている」
と叫び、農民の喝采を浴びた。
これはファシズムの本質を的確に示していた。
（ ピーター・ドラッカー ）
3587.
進歩的な国では変革は不可避である。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）
3588.
国家主義精神は、種族主義という古いつぼの中で民主主義という新しい酒をつくるための酵母である。
（ アーノルド・J・トインビー ）
3589.
すべての人に玄関を掃き掃除させれば、
全世界がきれいになる。
（ ゲーテ ）
3590.
戦争で死んだ奴はそうしたかったのさ、戦争に行かない方法はあるからね。
（ リチャード・バック ）

3591.
人々は私が役に立つ限り、お世辞を言ってくれるが、（私と）意見が一致しなければ、とたんに手のひらを返し、自分たちの利益を守るために私を痛烈に批判する。
（ アインシュタイン ）
3592.
英国は、各人がその義務を果たされんことを望む。
（ ネルソン提督 ）
3593.
資本主義というのは、能率の悪いところから能率のいいところへ、すべての資源が流れていく制度です。
そして、そこでの仕事は、社会のギフトなのです。
（ ジェームス・スキナー ）
3594.
寛大は用いるにあたって当(とう)を得なかったなら、かえって有害である。
（ マキャヴェリ ）
3595.
道徳的理想の勝利は、ほかのいずれの勝利と同じく、「非道徳的」手段によって、つまり暴力・虚言・誹謗・不正によって得られる。
（ ニーチェ ）
3596.
何人(なんぴと)も、その良心に反して、武器をもってする戦争の役務を強制されてはならない。
（ 「人権宣言集」 ）
3597.
原子力発電所というものは、食事よりとても安全だ。
なぜなら毎年３００人もの人が、のどに物を詰まらせて死んでいるじゃないか。
（ ディクシー・リー・レイ ）
3598.
インテリというのは真の革命家ではない。
暗殺者になるくらいが関の山だ。
（ サルトル ）
3599.
勝利は不敵な絵の具で、
すべての醜いものを覆い隠す。
（ ヨーロッパの格言 ）
3600.
私たちは、人々に奉仕するために、最善を尽くさなければならない。
それこそが、人間としての尊い責務である。
（ アインシュタイン ）

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