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2101.
ポピュリズムとは、
民主主義の「感情化」です。
（ 大塚英志 ）
2102.
はにかみを忘れた国は、文明国で無い。
（ 太宰治 ）
2103.
金持ちや有名人のライフスタイルは、
大衆のアヘンである。
（ ローレンス・フリードマン ）
2104.
方法を持たない思想は、思想を持たない方法にも劣るものである。
（ 寺山修司 ）
2105.
大事件は二度あらわれる。
一度目は悲劇として、
二度目は喜劇として。
（ カール・マルクス ）
2106.
絶対的な二者択一は一つしかない。
すなわち善悪の選択であって、これはまた絶対的に倫理的でもある。
（ キルケゴール ）
2107.
所謂(いわゆる)「若い者たち」もだらしがないと思う。
雛段(ひなだん)をくつがえす勇気がないのか。
君たちにとって、おいしくもないものは、きっぱり拒否してもいいのではあるまいか。
変わらなければならないのだ。
（ 太宰治 ）
2108.
ボランティアは、「誰もがやるべきもの」ではない。
あくまで自分がやりたいからやろうと思う人、やらない人を「ずるい」と思わない人がやるものだ。
（ 大塚玲子 ）
2109.
すべてのことに「けじめ」がなくなっている。
むかしの日本人が教育のあるなしにかかわらず持っていた人間の「けじめ」である。
（ 遠藤周作 ）
2110.
抗議の怒りがあるとき、信念を持ち、声を上げる報道機関が必要なのです。
（ メリル・ストリープ ）
2111.
デモや世論調査（の結果）は非常に重要だが、
「デモや世論調差で国家の意思を決めなさい」
という規定は憲法にはない。
もちろん、
為政者がそれを無視すれば、
次の選挙で政権をひっくり返されることになる。
（ 萩谷順 ）
2112.
日本の歴史や文化をよく理解し、
世界の人々にむかって、
「日本はこういう国です。」と胸をはっていえる人こそが、
日本と世界をつなぐかけ橋になれると思うのです。
（ 明石康 ）
2113.
発端に抵抗せよ。
（ マルティン・ニーメラー ）
2114.
民主主義はすべての人を平等にしたが、
精神のオトナや貴族を増やさないで、
むしろ、（精神的）賤民(せんみん)を多く作った。
（ 田辺聖子 ）
2115.
輿論(よろん)に於(お)いて人の誤解されやすいのには驚く。
実に驚く。
（ ゲーテ ）
2116.
清き一票でも、
狂気一票でも、
同じ一票！
（ 七瀬音弥 ）
2117.
心に光が射すとき
あなたに真の美しさが宿る

真の美しさが宿るとき
あなたの家に調和が生まれる

調和が生まれるとき
あなたの国が治まる

国が治まるとき
世界が平和に包まれる
（ 中国のことわざ・格言 ）
2118.
愛国心とは野蛮な美徳である。
（ オスカー・ワイルド ）
2119.
人類の９割が戦争で死なない限り、人類が平和について真剣に考えることは、あり得ないだろう。
（ 七瀬音弥 ）
2120.
日本の民衆が「公のためには個が犠牲になってもいい」という考え方に陥りやすいのは、歴史的、地理的要因があるからで、アジア的専制制度というアジア固有の国家制度が長く続いてきたためです。
（ 吉本隆明 ）
2121.
多くの戦争が過ぎ去って、
両方とも打撃で疲労困憊(こんぱい)し、
とうとう、平和が訪れてきたとき、
結局人々は何を得たか？
ああ、税金、未亡人、義足、そして借金。
（ トーマス・モア ）
2122.
自分の考えをはっきり言うのと同じく、
他人の考えもきちんと聞いて、
チームワークを築いていくのは
どの社会でも必要なことです。
（ 明石康 ）
2123.
社会は、罪人を許すことはあるが、夢想家を許すことは決してない。
（ オスカー・ワイルド ）
2124.
無垢(むく)は強い。
強い無垢は常識の社会ではしばしば悪である。
それ以上に、毒である。
（ 田辺聖子 ）
2125.
常に将来へのビジョンを描いておけ。
それが人々に希望を植えつける。
（ カーネギー ）
2126.
民主主義はしばしば嫉(ねた)みによって成立する。
（ バートランド・ラッセル ）
2127.
戦争も、悲惨な平和よりはまし。
（ タキトゥス ）
2128.
革命戦争は一種の抗毒素である。
（ 毛沢東 ）
2129.
日本の政治家に失言が多いのは、
準備もせずに思いつきを話すからではなかろうか。
（ 福田健 ）
2130.
国家のためにとか、何かのためにという大義があるところには、ユーモアって生まれにくい。
（ 萩本欽一 ）

2131.
植民地化は悪であり、植民地からの解放は善である、という単純すぎる善悪感は、ロシア・マルクス主義者が発明したものです。
（ 吉本隆明 ）
2132.
努力。
そんなものは、ただ、
飢餓の野獣の餌食(えじき)になるだけだ。
みじめな人が多すぎるよ。
（ 太宰治 ）
2133.
我々の隣人の繁栄は、結局我々の繁栄である。
（ ジョン・ラスキン ）
2134.
私は備えるつもりです。
いつか私にチャンスが訪れる日のために。
（ エイブラハム・リンカーン ）
2135.
賭博は、
資本主義の富の生産、流通、消費に、
もう一つのシステムを与えるものであり、
ただのレジャーや気晴らしなどでもなければ、
自治体の経済を助ける必要悪などでもない。
（ 寺山修司 ）
2136.
私たちは「正義」が政治用語であると知るまで、長い時間と大きな犠牲を払わねばならなかった。
（ 寺山修司 ）
2137.
陰気くさい、嘆きの溜息(ためいき)が
四方の壁から聞えている時、
自分たちだけの幸福なんて
ある筈(はず)は無いじゃないか。
（ 太宰治 ）
2138.
法律や条令は、正義を確立する目的で存在するが、それがこの目的に失敗すると、社会的進歩の流れを妨げる危険なほど体系化されたダムになる。
（ キング牧師 ）
2139.
自分にとって真に重要なことは何なんだと突きつけられたら、僕ならこう答えるでしょう。
その時代時代で、みんなが重要だと思っていることを少し自分のほうに引き寄せてみたときに、自分に足りないものがあって行き得なかったり、行こうと思えば行けるのに気持ちがどうしても乗らなかったりする、その理由を考えることだ、と。
（ 吉本隆明 ）
2140.
（シモーヌ・ヴェーユは）「戦争は革命を起こす絶好の好機である」なんていってるうちはダメだ。
左翼のこれまでの戦争観は、全部ダメだっていったんです。
（ 吉本隆明 ）

2141.
何をなすべきかを知るだけでは足りない──さらにそれを遂行する勇気を持たなければならない。
（ ディミトロフ ）
2142.
（集団間の）敵対的な意識を友好的な感情に変えるには、共通の課題、相互依存、目標達成感の共有が効果的だ。
（ 樺旦純 ）
2143.
争いというものは、信用にもとづいた双方からのギブ・アンド・テイクなしには、決して解決しないことを、人生と歴史は流暢に証言しています。
（ キング牧師 ）
2144.
指をさして人を非難する前に、
君のその手が汚れていないか確認するんだ。
（ ボブ・マーリー ）
2145.
君主(くんしゅ)無為(むい)ならば、
民おのずから化し、
君主静（＝平和）を好めば、
民おのずから正しく、
君主無事にして民おのずから富み、
君主無欲にして、
民おのずから素朴となる。
（ 老子 ）
2146.
ごらんなさい、この勤勉なアリを。
アリは私ども人間よりも高等動物です。
けんかしたり、だましあったりはしません。
人間がアリのように利己主義をすてて
公共のために働けば、
世のなかはもっとよくなるのですが……。
（ 小泉八雲 ）
2147.
世界の有り様(よう)は自分の行動の帰結。
（ アニメ『あかねさす少女』 ）
2148.
人間は殺してはいけない。
戦争だろうが、革命だろうが、死刑だろうが、何だろうが、殺すという手段が人間にあるかぎり、人間は永遠に救われない。
（ 辻邦生 ）
2149.
たとえば三人の仲のよい友達がいて、その中の二人が「構想力」を持っていたら社会は変わります。
（ 吉本隆明 ）
2150.
人間は本来、社会的な動物である。
（ アリストテレス ）

2151.
科学の力が、私たちの精神的な力をしのいでいる。
私たちはミサイルを正しく撃つことはできても、人間を正しく導くことはできない。
（ キング牧師 ）
2152.
他の党や立候補者よりは、まだ希望が持てる
──選挙というのは、消去法で選ぶものである。
（ 七瀬音弥 ）
2153.
比較的厳密な意味で二者択一が問題となる場合には、どんな時であろうと、そこには必ず倫理的なものも関係している。
（ キルケゴール ）
2154.
「想像力が権力を奪う」
これは、美しいことばである。
──パリで一ばんの詩人は、カルチェ・ラタンの壁である。
（ 寺山修司 ）
2155.
誠実に真剣に現代を生きるためには、反動的な世界と血を流しても闘わなくちゃならないんだよ。
（ 遠藤周作 ）
2156.
私には分かっている
この輝かしい望みに私一人でも忠実でさえあれば
永遠の眠りにつく時
私の心は平和で安らかであることを
そして世界は素晴らしくなっていくはず
（ ミュージカル『ラ・マンチャの男』 ）
2157.
我々は暴力に訴えない。
憎しみによって我々自身の価値を落とさない。
憎しみからは愛は生まれない。
（ キング牧師 ）
2158.
最も差別意識があるのは、差別を受けている者である。
（ アニメ『魔法科高校の劣等生』 ）
2159.
人間は、嘘をつく時には、必ず、まじめな顔をしているものである。
この頃の、指導者たちの、あの、まじめさ。
ぷ！
（ 太宰治 ）
2160.
主義も、思想も、へったくれも要(い)らない。
男は嘘をつく事をやめて、女は慾(よく)を捨てたら、それでもう日本の新しい建設が出来ると思う。
（ 太宰治 ）

2161.
だまされるということは
もちろん知識の不足からもくるが、
半分は信念すなわち意志の薄弱からくるのである。
（ 伊丹万作 ）
2162.
詩人と弁護士が恋をしたら、
お互いに理解できません。
（ 加藤諦三 ）
2163.
ささやかな愛は、巨額の施しよりもはるかに価値がある。
（ ジョン・ラスキン ）
2164.
おそらく人生で最も罪深いことは、正しいことだと知りつつそうしないことだ。
（ キング牧師 ）
2165.
世の中は巧妙にして複雑であるから、
いつの間にかある権威が
しかつめらしく大真面目に、
他の分野や、わたしたちの生活にまでその爪を伸ばし、
こっちの自由を押さえつけにかかるときがある。
（ 井上ひさし ）
2166.
地上は、
この世の煩い事のために
年老いてしまったが、
クリスマスの時にはいつも若くなる。
（ フィリップ・ブルックス ）
2167.
社会が成熟すれば美意識は多様化する。
（ 田辺聖子 ）
2168.
進化した社会とは、
不完全なものや欠陥のあるもの、
あるいは予想外のものともきちんと向き合い、
それらを受け入れることで、
かえって魅力あふれる素晴らしい特徴を生み出す社会だ。
（ マイケル・Ｓ・ガザニガ ）
2169.
社会主義国家が私の発見、私の芸術的行為にとって不適当な「場」だということは資本主義の独占体制にとってもまた同断である。
（ 寺山修司 ）
2170.
常に、善良な言葉、人を勇気づける言葉、人に喜びを与える言葉のみを使っている人が
増えれば増えるほど、
この世の中っていうものは、
グングン光を増してくるんだよ。
そういう人が増えない限りは、
どんなに社会改善を行おうと、
国家改革を行ったってだめだよ。
（ 中村天風 ）

2171.
人は平和を望む。
しかしその一方で、争いを望んでもいる。
その２つを持ちえているのが人だ。
平和だけを望み、争いだけを摘み取ることは、人でなくなるという事に他ならない。
（ 漫画・アニメ『NARUTO』 ）
2172.
私（＝障害者）はみなさんの感動の対象ではありません。
どうぞよろしく。
（ ステラ・ヤング ）
2173.
政治家は勲一等、学者は勲三等、芸術家は勲五等などと勝手に決められると、
知らない間に国民は奇妙な価値観を植えつけられ、
職業に貴賎を感ずるようになる。
（ 水木しげる ）
2174.
人間にとって最も重要な資本は金ではない。
人間こそが最大の資本だ。
（ フィデル・カストロ ）
2175.
資本主義の制度に欠陥があるってことですね。
そのことは多分百年ぐらい前にもうわかっていたと思っているんです。
（中略）じゃ、それよりもいい制度が具体的にあるかとなると、今のところ未知だ。
（ 吉本隆明 ）
2176.
懐疑論者は決してだまされない。
（ フランスのことわざ・格言 ）
2177.
白・黒をハッキリしたいのは
女の本性なのだ。
女は本性、マジメ・律儀(りちぎ)なのだ。
それでいて、一方では、
ナカナカ、率直・正直になれない。
うわべをつくろう、という傾向もある。
この相反した性質を一身にかねそなえているのが女で、
これはいうならば、
政治家になったら、いちばんいい素質かもしれない。
（ 田辺聖子 ）
2178.
貧しい人々に奉仕しているとき、私たちは神に仕えているのだ。
（ マザー・テレサ ）
2179.
詩の言葉は、一人のわたしの感情のやりばではない。
社会にむきあって、その「しんどさ」に耐えられるだけの言葉を、一人のわたしの言葉として、じぶんのいま、ここに置く。
（ 長田弘 ）
2180.
隠し切れないことは披露するが賢明。
（ シラー ）

2181.
他人や社会にどれだけ尽くすことができるかが、その人の「存在価値」を示す。
（ 秋庭道博 ）
2182.
この国の憲法九条を知っているかい。
戦争はしない。
戦争に加担しない。
愛と平和なんだ。
まるでジョン・レノンの歌みたいじゃないか。
（ 忌野清志郎 ）
2183.
わたしは、どのように小さい闘争であれ、また、大きな闘争であれ、発端の盛り上がりから、敗北後の孤立裏における後処理（現在では闘争は徹底的にやれば敗北にきまっている）にいたる全過程を、体験したものを信じている。
（ 吉本隆明 ）
2184.
舌とは、本音を隠すためのものである。
（ タレーラン ）
2185.
時は中立だ。
（ キング牧師 ）
2186.
「自分は絶対に正しい」という唯我独尊的考え方からは
ファシズムしか生まれないが、
「ひょっとしたら自分は正しくないのではないか」という劣等意識は
とにもかくにも民主主義を生む可能性はあるのだ。
どんな下らない民主主義でも、
ファシズムよりはいいのである。
（ 井上ひさし ）
2187.
戦争、災害など、緊急事態に陥ると、（集団は）客観的な正しい状況判断や意思決定が困難になる。
リーダーの意見や集団内の多数意見に「同調せよ」という圧力がかかりやすくなり、ふだん以上に意見の一致や集団の結束力に重点が置かれる。
冷静かつ客観的な視野ではなく、狭く一元的な視野になってしまうのだ。
（ 樺旦純 ）
2188.
平和を試してみよう！
私たちが言っているのはそれだけだ。
（ ジョン・レノン ）
2189.
人は一度権力を持つと、
それを積極的に駆使して、
相手とのパワー格差をさらに広げるように行動する傾向がある。
（ 樺旦純 ）
2190.
「想定外」という言葉は、想定しなかったことへの言い訳だ。
（ 俗言 ）

2191.
日本の官僚社会でいちばんいけないことは謝らないこと。
「世間をお騒がせしました」「遺憾に存じます」「残念です」とか言っても、謝ってはいません。
（ 永六輔 ）
2192.
外交とは、威厳をもって嘘をつくことだ。
（ オリヴァー・ハーフォード ）
2193.
地に空に平和を
（ 湯川秀樹 ）
2194.
快楽は、時としては政治的である。
だが、快楽はいつの場合にでも反社会的であった。
その定義は「革命は政治的であるが、いつの場合にも反社会的であった」と言い換えることもできる。
（ 寺山修司 ）
2195.
本来、民主主義というものは
女くさいものである。
（ 田辺聖子 ）
2196.
人のために何かすることで、
誰もが素晴らしい人になれます。
自分の目先の利益だけを求めて生きることは、
実は馬鹿馬鹿しいことです。
（ キング牧師 ）
2197.
芝居においては、一が趣向で二も趣向、思想などは百番目か百一番目ぐらいにこっそりと顔を出す程度でいい。
（ 井上ひさし ）
2198.
われらは世界のまことの幸福を索(たず)ねよう
（ 宮沢賢治 ）
2199.
腰の引けたイクジ無しどもがこの世の中を動かしてるのさ。
（ 忌野清志郎 ）
2200.
禁令や制限を国が持てば持つほど、
それだけいっそう国民は貧しくなる。
法律や規定が公布されればされるほど、
それだけ泥棒や盗賊が多くなる
（ 老子 ）

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