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4501.
ガキどもが叫んでる夢のようなことに耳を貸さないその態度はゆるしがたいぜ。
（ 忌野清志郎 ）
4502.
知恵深き人は武器に頼ることはしない。
彼は平和を尊ぶ。
（ 老子 ）
4503.
知恵深き人は（戦に）勝っても喜ぶことをしない。
戦勝を喜ぶことは殺人を喜ぶことを意味する。
（ 老子 ）
4504.
ユーモアが通じない、誰も笑わないってことは、意味が通じないってことだろ？
何か言うと誰かを狂わせたり怒らせたりしてしまいそうで怖い気もする。
（ 忌野清志郎 ）
4505.
誰が他人を勝ちほこって裁けるというのだろう。
裁くこと、追及すること、そして自分たちだけが正しいと思うことが民主主義ならば、それはほかの主義とどう違うというのだ。
（ 遠藤周作 ）
4506.
私たちの公正を得る過程で、私たちは不正な行為を犯すべきでありません。
（ キング牧師 ）
4507.
想像力は、政治状況によって「与えられる」のではなく、むしろ与えられる政治状況に自己の主体を与え返すための武器でなければならなかったはずである。
（ 寺山修司 ）
4508.
法律ってのは世界を回すためにある。
おまえを守るためじゃない。
（ 漫画『ワールドドリガー ）
4509.
（他人のために役立つには）自分の出せるものを出せばいい。
時間のある人は時間を、汗の出せる人は汗を。
お金を出せる人はお金を。
（ 小山内美江子 ）
4510.
生年月日を捨てましょう。
そろそろ「年齢」に縛られない世の中へ。
（ 美輪明宏 ）
4511.
国の魅力とは、実はその国に住む「人の魅力」ではないかと思うのです。
この国に暮らす人々が魅力的であれば国そのものが魅力的になりますし、人々に魅力がなければ国にも魅力などなくなります。
つまり「国とは人」といえるかもしれません。
（ さだまさし ）
4512.
批判には慣れております。
私にとって、生きていくうえでのBGMのようになっていますので、つらいとも思いません。
（ ヒラリー・クリントン ）
4513.
上(かみ)苛(か)なれば則ち下(しも)聴かず。
（ 『管子』 ）
4514.
それ民、別ちてこれを聴けばすなわち愚、合わせてこれを聴けばすなわち聖。
（ 『管子』 ）
4515.
一年の計は、穀(こく)を樹(う)うるに如(し)くは莫(な)し
十年の計は、木を樹うるに如くは莫し
終身の計は、人を樹うるに如くは莫し。
（ 『管子』 ）
4516.
私には夢がある。
私の四人の小さい子ども達が、肌の色ではなく内なる人格で評価される国に住む日がいつか来る、という夢が。
（ キング牧師 ）
4517.
女が奴隷状態にあるのも、つまりは男たちが、女を享楽の対象として利用することを望み、それを何かとても素敵なことだと思っているからにすぎないのです。
（ トルストイ ）
4518.
固く、高い壁と、それにぶつかって壊れてしまう卵があったなら、私はつねに卵の側につきます。
（ 村上春樹 ）
4519.
政治と言うものは、滅私への道を見出すことだ。
（ 寺山修司 ）
4520.
マス・メディアの報道は、
①世に影響を及ぼすと同時に、
②一般大衆の思考や感情の習慣を示す指標になっている。

制作側は、一般大衆の思考や感情の習慣にあわせて番組をつくっていると考えられるからだ。
（ 内藤朝雄 ）
4521.
何人も、詐(いつわ)りのない世界に住みたいとおもう。
いつわりの多い世の中であるそれだけ、信じ合う世界にあこがれる。
（ 九条武子 ）
4522.
「社会」なんてものを目で見た人はいないのに、人はそれが何か自分の外に、自分より先に、存在するものだと思っている。
思い込んでいるんだ。
それが自分や皆でそう思っているだけの観念だということを忘れて、考えることをしていないから、思い込むことになるんだね。
（ 池田晶子 ）
4523.
戦犯者の追求ということもむろん重要ではあるが、それ以上に現在の日本に必要なことは、まず国民全体がだまされたということの意味を本当に理解し、だまされるような脆弱(ぜいじゃく)な自分というものを解剖し、分析し、徹底的に自己を改造する努力を始めることである。
（ 伊丹万作 ）
4524.
自分の家族だけの幸せを願うというマイホームの心の中には、隣の家にどんな不幸があろうと、お向かいの家にどんな苦労がふりかかろうが、それは向こうさまの勝手、自分には関係ないわという自分本位、自己主義の冷たい感情があり、考え方があります。
（ 瀬戸内寂聴 ）
4525.
全部をおかみに捧げ切ると、人間は、顔の特徴も年恰好(としかっこう)も綺麗(きれい)に失ってしまうものかも知れません。
（ 太宰治 ）
4526.
一人前になるとは
不正に反対することをみずから宣言できるようになること。
（ 長田弘 ）
4527.
国境を武力で閉ざし、異なる文化、異なる国々に心を閉ざすのが戦争です。
（ 長田弘 ）
4528.
あらゆる問題と同じく、経済問題にも解決策は一つしかありません。
人類に対する真の愛です。
人間を導くのはこの愛なのです。
（ シュリ・プラバート・ランジャン・サーカー ）
4529.
自分の世紀と共に生きよ。
ただしその落とし子とはなるな。
自分の同時代の人のためになせ。
ただし彼らの賞揚(しょうよう)するところをではなく、彼らの必要とするところを。
（ シラー ）
4530.
ある民族を故意に卑しめる者は、その民族が誤れる民族になった場合、その責めを負わなければならない。
（ バートランド・ラッセル ）

4531.
世界はまず、人たちの想像力の中で亡(ほろ)びる。
そしてそれを防ぐためには、政治的手段など何の役にも立たないのである。
（ 寺山修司 ）
4532.
人々がそれぞれの最も得意とする分野で、できるだけ長く一生懸命働けば、それだけ社会が富む。
（ ウォーレン・バフェット ）
4533.
「人類はみな兄弟だから仲良くしよう、助け合おう」と唱える人は、兄弟だからこそ殊更(ことさら)に憎み合うという人間の本質を忘れている。
（ 七瀬音弥 ）
4534.
本当の救いとは何か。
性質が違い、考え方が違い、生き方が違い、年齢が違い、学歴が違い、性別が違う。
その違った者同士がどこで一つ世界を共有するか。
こういうことが一番大事なんです。
（ 和田稠 ）
4535.
戦況ひとたび不利になれば、朋友相信じる事さえ困難になるのだ。
民衆の心裡(しんり)というものは元来そんなに頼りないものなのだ。
（ 太宰治 ）
4536.
歴史なんて所詮(しょせん)は作詞化された世界にすぎないのだ！
（ 寺山修司 ）
4537.
理想や奇麗ごとなスローガンだけでは現実は変えられへんで。
（ 遠藤周作 ）
4538.
もし、誰かが私に、
「祖国か友情か、どっちかを裏切らなければいけないとしたら、どっちを裏切るか？」
と質問したら、私はためらわずに、
「祖国を裏切る」と答えるだろう。
一国の革命は、百国の友情を犠牲にしてきずかれるものではないのだから。
（ 寺山修司 ）
4539.
本人が意識するしないに関わらず、女性は支配することを身につけている。
（ オリアーナ・ファラーチ ）
4540.
誰もが等しく優遇される平等な世界、そんなものはあり得ません。
才能も適性も無視して平等な世界があるとすれば、それは誰もが等しく冷遇された世界。
（ アニメ『魔法科高校の劣等生』 ）

4541.
（のぞむべきは）偉大な社会（グレート・ソサイアティ）ではない。
のぞむべきは、偉大な日々（グレート・デイズ）だ。
（ 長田弘 ）
4542.
現代ほど、子どもがのさばり返って、社会の王様顔をしているときはない。
（ 田辺聖子 ）
4543.
いのちを生きるものが共に一つ世界に手を取り合っていけるような、そういう世界を開かないかぎり、私の救いはない。
個人の救いは一切衆生の救いと別にあるのではない。
（ 和田稠 ）
4544.
ともに信じ合う世界は、人々が互いの、合掌される感謝の心持によって、はじめて成されるのである。
（ 九条武子 ）
4545.
非暴力が私たちの時代の重要な政治的・道徳的問題への答えである。
（ キング牧師 ）
4546.
この世にありては正義は必ずしも勝ちを占めず。
正邪時に相転じ、相反し、孝貞節義の人、往々にして無惨の死に終わることあり。
（ 夏目漱石 ）
4547.
闘いは我が人生である。
（ ネルソン・マンデラ ）
4548.
かつて大阪の徴兵忌避者日本一といわれたのも、大阪人の論理からいくと、〈いやなこと忌避すんのん、当たり前やないか〉と、〈筋通ってる〉ことになる。
（ 田辺聖子 ）
4549.
もし、彼（＝ヒットラー）の実現した世界が、現実ではなくて、映画俳優たちによって演じられたスクリーンの中の物語、あるいはリンツの劇場の歌劇であったとしたら（彼自身はそれでも充分満足したに違いないが）──悪の巨匠として、別の評価をうけていたかも知れない。
（ 寺山修司 ）
4550.
記憶をどこかにうまく隠せたとしても、深いところにしっかり沈めたとしても、それがもたらした歴史は消すことはできない。
（ 村上春樹 ）

4551.
非暴力は、人々でなく不正を打ち負かそうとする。
（ キング牧師 ）
4552.
この世には誰かのために犠牲になる存在と、その犠牲の上に倖せをきずく存在がある。
（ 遠藤周作 ）
4553.
戦争ほど、声高に大義を語りつづけて、後になればまっさきに明らかな問題を、そのときはまっさきに問題の外に遠ざけてしまうものはありません。
（ 長田弘 ）
4554.
人間の欲望は
海よりも大きく
海をじわじわ
よごしてゆく
（ 榎本栄一 ）
4555.
数の多い者が正しい
とは限らない。
声の大きい者が正しい
とは限らない。
理に勝る者が正しい
とも限らない。
（ 七瀬音弥 ）
4556.
経験をそれ自体として演劇化せずに、知識のなかで現実に引用可能の解決へもってゆこうとすることは、とても政治的なような気がする。
それはコミュニストの発想ではあっても、ならず者の発想じゃない。
（ 寺山修司 ）
4557.
天皇制は決して無くならん。
革命も絶対に起きん。
日本人のなかにある農民的な体質や気質も残るやろ。
外国からの借りものの政治理念は
歯切れもええし若い連中の思想には便利やけど、
メッキはメッキや。
（ 遠藤周作 ）
4558.
「恩送り」というのは、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送る。
その送られた人がさらに別の人に渡す。
そうして、「恩」が世の中をぐるぐる回っていく。
そういうものなのですね。
（ 井上ひさし ）
4559.
戦争はすべて悪だと、たとえ殺されても言い続けます。
（ 瀬戸内寂聴 ）
4560.
不正な法を破って処罰を進んで受け入れることは、単に違法行為というのでなく、市民的不服従の道徳的行為を行うということである。
（ キング牧師 ）

4561.
私たちが歴史に負っている義務は、それを書き換えることだけだ。
（ オスカー・ワイルド ）
4562.
本を焼く国は、いずれ人を焼く。
（ 映画『図書館戦争』 ）
4563.
「いまの子どもたちは」とか「いまの若者は」などと言う前に、まず大人たちが「いまの大人たちは」と自分の振る舞いをじっくり振り返って、変えていかなくてはならないんです。
まず問題なのは、大人なんですよ。
（ 美輪明宏 ）
4564.
世界の歴史は、剣と血の歴史である。
（ 九条武子 ）
4565.
自分に都合が悪いことはすべて、「社会が悪い」「社会のせいだ」というあの態度だ。
でも、社会が自分の外にあると思っているのは、ほかでもないその人だ。
自分でそう思い込んでいるだけなのに、じゃあその人はいったい何を責め、誰が悪いと言ってることになるのだろう。
（ 池田晶子 ）
4566.
理数科系と体育会系と文科系とに人間は分かれているでしょう。
文科系と理数科系がくっついたときには人類は栄えるんです。
体育会系と理数科系がくっついたときには人類は滅びるんです。
武力、つまり戦争ですからね。
（ 美輪明宏 ）
4567.
将来の戦争の種をひそかに保留して締結された平和条約は、けっして平和条約とみなされてはならない。
（ カント ）
4568.
（※人から）プライドを取りあげるには、社会的圧力を加えること。
（ 田辺聖子 ）
4569.
私には今、夢がある！
いつの日にかすべての谷は高くなり、丘や山は低められる。
荒地は平らに、歪んだ地もまっすぐになる日が来る、という夢が。
（ キング牧師 ）
4570.
権力は必然的だが、暴力は偶然的である。
（ 寺山修司 ）

4571.
人間とは、事実だから信ずるのではなく、事実であって欲しいと思う気持さえあれば信じてしまうものなのである。
（ 塩野七生 ）
4572.
「だまされていた」という一語の持つ便利な効果におぼれて、一切の責任から解放された気でいる多くの人々の安易きわまる態度を見るとき、私は日本国民の将来に対して暗澹(あんたん)たる不安を感ぜざるを得ない。
（ 伊丹万作 ）
4573.
時代は激しく変化しているんだ。
社会そのものも、それに対応して進まなければならない。
（ 土光敏夫 ）
4574.
世界を造り替えることはできない。
自分自身をすら、真の意味では造り替えられない。
新たに造り直せるのは、行動だけである。
（ アリス・ウォーカー ）
4575.
長生き出来るかどうかなど、今の私にはどうでもいい！
（ キング牧師 ）
4576.
強引に決めないと決まらないことについては、強引に決めるしかないのです。
（ 七瀬音弥 ）
4577.
夫婦仲　社会福祉と　妻は言い
（ 得能義孝 ）
4578.
どんなときでも応用できるような政策をたてたことは一度もなかった。
自分はその時点で最大の意義のあることを試みてきたに過ぎない。
（ エイブラハム・リンカーン ）
4579.
現代の企業経営者は社会全体に対して奉仕することを義務づけられている。
（ 田代茂樹 ）
4580.
政治とは、国民に関わる事柄に、国民を関与させないことである。
（ ポール・ヴァレリー ）

4581.
人間を信じるという、人間本来のあり方は、絶対に忘れてほしくない
（ ノーマン・カズンズ ）
4582.
あなたがこの世で見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい。
（ マハトマ・ガンジー ）
4583.
控えめに意見を述べる（ようにする）と、相手もすぐ納得し、反対者も少なくなった。
その上、こちらの誤りを認めるのが大して苦にならなくなり、また、こちらが正しければ、相手の誤りをたやすく認めさせることができるようになった。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
4584.
最上の政府は、人民に最上の幸福を与えはしないが、最大多数の幸福を与える。
（ デュクロ ）
4585.
人間が本当に道徳的であるということは、自分が助力することのできるあらゆる生命を助け、どんな生命をも傷つけまいと熱望する、その熱望に従う場合だけである。
（ シュバイツァー ）
4586.
人の上に立とうとしたら、自分が立て板の水のごとく話しているようではいけない。
じっくりと人の話に耳を傾けることだ。
また人の話をよく聞くということは、これに勝る情報収集はない。
（ 池田勇人 ）
4587.
争うべきは弓箭（ゆみや）にあり、米・塩にあらず。
（ 上杉謙信 ）
4588.
社会に対して何を望むかよりも、自分が社会に何を奉仕できるかを考えるべきである。
（ ジョン・F・ケネディ ）
4589.
民主主義、我々は政府が人民を所有するのではなく、人民が政府を所有する国ならば、どの国でも喜んで迎える。
（ ウィンストン・チャーチル ）
4590.
意志のあるところに「否」あり。
（ アンブローズ・ビアス ）

4591.
３．勝者の手で書き変えられた歴史は次の勝者の手で書き変えられる
（ 大山倍達 ）
4592.
歴史の全てを、我々のあるべき道徳観を満足させる目的で書き換えることはできない。
（ オスカー・ワイルド ）
4593.
余は罪と同様に失策を憎む。
分けても政治的失策は特に憎む。
それは幾百万の人民を不幸のどん底に吟呻(ぎんしん)せしめるからである。
（ ゲーテ ）
4594.
政治は悪さ加減の選択である。
（ 福沢諭吉 ）
4595.
愚者は口数が少なければよく、王は隠れていたらよく、手品はたまに見るのがよい。
宝石は稀だから高価である。
（ サキャ・パンディタ ）
4596.
一般的な悪魔の誘惑は、未来の事柄に関しては、いつも安全が保証されているかのように思わせる。
（ イグナチオ・デ・ロヨラ ）
4597.
財産は、それを所有する人々を他の人たちよりも幸せにするがゆえに攻撃されるのではない。
財産が攻撃されるのは、それが少数の幸せを少し増すからである。
（ レミ・ド・グールモン ）
4598.
民主主義は教育のないものによる統治を意味するが、他方、貴族政治は悪い教育による統治を意味する。
（ チェスタートン ）
4599.
欠陥に満ちていることは一つの悪である。
しかし欠陥に満ちていながらそれを認めようとしないのは、さらに大きな悪である。
（ ブレーズ・パスカル ）
4600.
噴火口を密閉したのみで安泰だと思ってるのは愚の骨頂だ。
何時(いつ)か一時に奮然として爆裂するのは当然過ぎるほど当然である。
（ 山崎今朝弥 ）

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