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2701.
政治屋は次の選挙のことを考え、
政治家は次の時代のことを考える。
（ 米国の古い格言 ）
2702.
己の家族を立派に治める者は、国家の出来事についても価値ある人物にならん。
（ ソポクレス ）
2703.
大衆の判断は、
抽象的に説明されたときに間違う。
（ マキャヴェリ ）
2704.
目に見える水の流れは、地下を流れる水の量に比べると本当に少ないのと同じように、目に見える理想主義は、世の中の人々が心の中に閉じこめ、ほとんど出さないでいる理想主義に比べると本当に小さなものだ。
閉ざされているものを放ち、地下水を地表に導く。
人々はそれができる人が現れることを待ち焦がれている。
（ シュバイツァー ）
2705.
大衆は小さな嘘より、
大きな嘘の犠牲になりやすい。
（ アドルフ・ヒトラー ）
2706.
どんな事物でも矛盾をふくんでいないものはなく、矛盾がなければ世界はない。
（ 毛沢東 ）
2707.
自制とは、理性に従いて人間の欲求を抑制することなり。
（ キケロ ）
2708.
故意だからこそ、
罪となり、犯罪とみなされるのである。
（ アリストテレス ）
2709.
新しい秩序を確立することほど難しい事業はない。
（ マキャヴェリ ）
2710.
我々が敵と和解するのは、味方の条件をより有利にしようと願うからであり、戦争に疲れ果てているからであり、また、何か凶事が起こりはしないかと杞憂するからにすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
2711.
この世界における大事件の歴史は、犯罪史のほかの何ものでもない。
（ ヴォルテール ）
2712.
我々はただ自己にのみ関心を持つのか、それともより大きな善、社会の、我々の、また人類の幸福に関心を持つのか？
結局のところ、このより大きな善は、我々を包括するものではあるまいか。
（ ネルー ）
2713.
想像してごらん、すべての人々が平和に暮らしている姿を。
（ ジョン・レノン ）
2714.
愛国心とは、
自分が生まれたという理由で
その国が他より勝っている、
という信念のことである。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
2715.
この世界の運命は、この世界に値するものになる。
（ アインシュタイン ）
2716.
「人類に対する愛」という言葉は、自分が心の中でつくりあげた人類に対する、つまり己に対する愛である。
（ ドストエフスキー ）
2717.
最も高い所にある人は、それだけ激しい危険にさらされることが多いが、それは過度の自信のせいである。
（ トマス・ア・ケンピス ）
2718.
目的は必ずしも手段を正当化しない。
目的が手段として犯罪を要求するとき、
その他の有効な手段を発見できなければ、
目的そのものを再検討するほかに、
抜本的な解決を見出すことはできない。
（ 加藤周一 ）
2719.
弱者の譲歩は恐怖のそれである。
（ エドマンド・バーク ）
2720.
蟻の共和国と蜜蜂の王国に学ぶがよい。
蟻は富のすべてを共同に分け合い、
政府はなくとも混乱を知らない。
蜜蜂は君主の支配はあっても、
常に個々に窩(いえ)と財産を保持する。
（ アレキサンダー・ポープ ）
2721.
平和を手に入れるより、
戦争を始める方がはるかに易しい。
（ ジョルジュ・クレマンソー ）
2722.
経験の与えた一つの棘は、
警告の最も厳しいものの全部にも値する。
（ ミュッセ ）
2723.
日本社会はみな錯覚に陥らせるのが上手なんだよ。
企業は人なり、という言葉があるでしょ。
あんなのは大嘘。
（ 宮本政於 ）
2724.
人を責めることが大好きな人があるね、正義の味方の中には。
（ 田辺聖子 ）
2725.
私は同時に他人の自由をも目標にするのでなければ、
自分の自由を目標にすることはできない。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
2726.
アメリカとは、
むしろケンカするくらいでいい。
その方が信頼されるし、
尊敬される。
付き合っても
手応えがない、
得られるものがない、
こいつと付き合っても成長できない
と思われる方が、問題なんです。
（ 丸山和也 ）
2727.
人間はなんといっても不合理だ。
人間は自分の持っている自由は決して行使しないで、自分の持っていない自由を要求する彼らは、思索の自由を持っているが、表現の自由を要求する。
（ キルケゴール ）
2728.
もし、百人を養えないのであれば、ただ一人を養いなさい。
（ マザー・テレサ ）
2729.
世間は邪悪の香料を愛する。
（ ロングフェロー ）
2730.
真の文明は、
すべての人間が自ら主張するすべての権利を、
ほかのすべての人間に与えるところにある。
（ インガーソル ）

2731.
いちばん卑怯な暴君は、
百万の卑怯者が一緒になったときです。
（ ロマン・ロラン ）
2732.
いかなる道でも効果が無くなると、最後の手段として剣が与えられているのです。
最高の財宝だけは、我々は暴力に対して正当防衛をしてもよいのです。
（ シラー ）
2733.
残虐性は不道徳な心に芽生え、しばしば臆病な心から生ずる。
（ ジョン・ハリントン ）
2734.
パンの次には教育が、
国民には最も大切なものである。
（ ジョルジュ・ダントン ）
2735.
刑は刑無きに期す。
（ 孔子・論語 ）
2736.
人間はどうしても争いを好みがちだが、更には他人を目標に糾弾するのを、何よりも好む人種があまりにも多すぎはしないか。
人は自分以外の誰かを非難するとき、必ず居丈高な一本調子の正義漢になる。
身近では井戸端会議から遠くは論壇および議場においても、批判者は何時(いつ)の間にか正義の権化(ごんげ)となり、ひたすら犠牲者の非を鳴らすのに急である。
（ 谷沢永一 ）
2737.
間違った意見は一般に考えられているほど世の中には多くない。
というのは、たいていの人々は意見をぜんぜん持たず、他人の意見か、あるいはただの伝聞や人の受け売りで満足しているからである。
（ ジョン・ロック ）
2738.
政治の世界においては、
記憶力の悪さほど
称賛に値するものはない。
（ ジョン・ケネス・ガルブレイス ）
2739.
民主主義とは、
腐敗した少数派による任命に対して、
無能な多数派の選挙で置き換えたものである。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
2740.
人間は環境の創造物ではない。
環境が人間の創造物である。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）

2741.
唯一本当の牢獄は恐怖であり、
唯一本当の解放は恐怖からの解放である。
（ アウン・サン・スー・チー ）
2742.
競合社会では、個の野心が公の利益。
（ アダム・スミス ）
2743.
功成り名遂(と)げて身退(しりぞ)くは
天の道なり。
（ 老子 ）
2744.
法のないところに不義はない。
（ トマス・ホッブズ ）
2745.
彼自身のためにエベレストを登る男でも、
山頂には祖国の国旗を立てるものだ。
（ マーガレット・サッチャー ）
2746.
寛大は王権の最後の手段である。
しかし、私は厳格な服従によって、
その高貴なマントをはいでやる。
（ アラン ）
2747.
人はどこへ行っても、
弱い思想に強い言葉の外套を着せるのが好きだ。
（ パウル・フォン・ハイゼ ）
2748.
人気のないルールは、
決して長続きしない。
（ セネカ ）
2749.
民主主義国と独裁国の違いは、民主主義国ではまず投票して、そのあとで命令をきくが、独裁国では投票する無駄が省かれているということである。
（ チャールズ・ブコウスキー ）
2750.
日本をあの悲惨な戦争に陥れた戦前の政治家も困ったものだが、今の政治家よりはいい顔をしていた。
今はとっちゃん坊やだらけだ…。
（ 加藤芳郎 ）

2751.
歴史は繰り返す。
それが歴史の悪い面である。
（ 「マーフィーの法則」 ）
2752.
恋愛は大臣の椅子のように、簡単に手に入れることのできない一つの幸せな未来である。
（ スタンダール ）
2753.
文明は、
少数者を高めるために、
多数者を劣等化する。
（ アモス・オルコット ）
2754.
歴史の変わり目は若い世代に格好の活躍の舞台を与えてくれるが、寄らば大樹の陰とばかりにありもしない大樹を求めて、むなしく人生を送ることだけは考え直すべきである。
（ 作者不詳 ）
2755.
小人は己を利せんと欲し、君子は民を利せんと欲す。
己を利する者は私(わたくし)、民を利する者は公(おおやけ)なり。
公なる者は栄え、私なる者は亡ぶ。
（ 西郷隆盛 ）
2756.
過去を忘れてはいけないが、
私達は過去に利用されてはならない。
（ アデム・デマチ ）
2757.
男女平等とは、同じラインになるのではなく、等しく価値ある二本のラインになること。
（ シャロン・ストーン ）
2758.
真の保守政治家は、
善には保守的、
悪には急進的である。
その意味は革命家なのだ。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）
2759.
議論せずに問題に決着をつけるよりは、決着無しに議論する方がよい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
2760.
保守主義者には、闘うことにあまりにも臆病であり、走ろうにも肥り過ぎている人である。
（ エルバート・ハバード ）

2761.
信頼は強制によって醸成されているものではない。
人間に信頼を強いることはできない。
（ ダニエル・ウェブスター ）
2762.
人間の英知を信用しすぎるのは賢明ではない。
強者も弱くなるかもしれないし、
賢者も間違うかもしれない、
と心に留めておくことは健康的である。
（ マハトマ・ガンジー ）
2763.
あらゆる政治理念の中で、
多分最も危険なのは、
人々を完全に出来る、幸福に出来る、
という願望だ。
この世に天国を築く試みは、
いつもこの世に地獄を作って来た。
（ カール・ポパー ）
2764.
おごれる人も久しからず、
ただ春の夜の夢のごとし。
（ 『平家物語』 ）
2765.
人間にとって最も大切な努力は、自分の行動の中に道徳を追求していくことです。
（ アインシュタイン ）
2766.
理論も、大衆をとらえるやいなや物理的権力となる。
（ カール・マルクス ）
2767.
理性的なものは現実的であり、現実的なものは理性的である。
（ ヘーゲル ）
2768.
人間に関することで、自分に無関係なものはない。
（ カール・マルクス ）
2769.
経済的な目的は、企業が社会的責任を免除されるべきことを意味しない。
逆に、企業にとっての利益の追求が、自動的に社会的責任の遂行を意味しなければならない。
（ ピーター・ドラッカー ）
2770.
善行をするのにためらうな。
（ 一般のことわざ・格言 ）

2771.
新法が公布されると、新しい抜け道も流布される。
（ 「マーフィーの法則」 ）
2772.
たとえ一人になろうとも、全世界に立ち向かい給え！
世界から血走った眼で睨（にら）まれようとも、君は真っ向から世界を見すえるのだ。
恐れてはならない。
君の心に響く、小さな声を信じ給え！
（ マハトマ・ガンジー ）
2773.
法律が信用されているのは、
それが公正であるからではなく、
それが法であるからである。
これが、すなわち法律の権威の不可思議な基礎であり、
これ以外に基礎は全くない。
（ モンテーニュ ）
2774.
世界に、
そして世界の諸民族の間に、
平和と調和、豊かな生活がなければ、
ひとつの民族がいくら自分のために努力したところで、
安寧(あんねい)を得られるわけではない。
（ ムスタファ・ケマル・アタテュルク ）
2775.
あらゆる人は同等である。

それを異なるものにするのは
生まれではなくて、
徳にあるのみ。
（ ヴォルテール ）
2776.
暴力によって得た勝利というものは敗北に等しい。
それはつかの間のものだからである。
（ マハトマ・ガンジー ）
2777.
庶民階級出の者は、みな庶民の敵に回って彼らを圧迫する。
（ シャンフォール ）
2778.
道徳律はつねに変化している。
（ バートランド・ラッセル ）
2779.
すべての法律は老人と男によって作られている。
若い人と女は例外を欲し、老いた人は規則を欲する。
（ ゲーテ ）
2780.
人々の心に真の平和が宿るまで、国と国との間に平和はやってこない。
（ スー族の格言 ）

2781.
正義は社会の秩序なり。
（ アリストテレス ）
2782.
非暴力とは、
悪を行う人間の意志におとなしく服従することではなく、
暴力者の意志に対して全霊を投げ打つことである。
（ マハトマ・ガンジー ）
2783.
世界の崇高さは、
世界を観る精神の崇高さに等しい。
（ ハインリッヒ・ハイネ ）
2784.
生物学的に考察すると、人間は最も恐ろしい猛獣であり、しかも、同じ種族を組織的に餌食にする唯一の猛獣である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
2785.
いわゆる残酷童話というのも、
不条理感覚を養う上で良いんでしょうね。
そりゃ社会へ出りゃ不条理なこといっぱいあるもの。
いちいちキレてたら間に合わない。
（ 筒井康隆 ）
2786.
殺された者はすべて
復仇(ふっきゅう)者を育む。
（ アレキサンダー・ポープ ）
2787.
過去を顧みない者は、過ちを繰り返す。
（ ドラマ『バビロン５』 ）
2788.
衣食足りて礼節を知る。
（ 日本のことわざ・格言 ）
2789.
大多数の人々は保守的であり、新しいものを中々信じようとしない。
だが現実の多くの失敗には辛抱強い。
（ トーマス・カーライル ）
2790.
あいまいで不透明な問題などというものはない。
あいまいで不透明と考えるのであれば、それを個々の課題に落とし込み、課題ごとの方策を考えていくことが肝要なのである。
（ 緒方貞子 ）

2791.
世界のある地域にひとつの悩みがあっても、
それは私の知ったことではない、
と言ってはならない。
このように悩みがあれば、
あたかもそれが自分たちのものであるかのように、
関心を持たなければいけない。
このような考えこそ、人間を、民族を、国を利己主義から救うものである。
（ ムスタファ・ケマル・アタテュルク ）
2792.
備えあれば憂いなし。
（ 日本のことわざ・格言 ）
2793.
卑怯者は敵を退治することを口にし、遠くに目にすれば叫ぶ。
しかし対面すると手を合わせて命乞いし、家に帰ると自慢する。
（ サキャ・パンディタ ）
2794.
民衆にへつらうことは、お偉方にへつらうこと以上に、卑劣で汚いことである。
（ シャルル・ペギー ）
2795.
真実を見つけるのと同様、真実をどう述べるかも重要である。
（ ウィンストン・チャーチル ）
2796.
優強者が弱劣者を吸収しつつ
おのれを発展したところに
文明もでき、国家もできた。
（ 岩野泡鳴 ）
2797.
平和は、暴力によって実現することはできない。
平和は、相互理解によってのみ実現できる。
（ アインシュタイン ）
2798.
狂信者とは、意見を変えることができず、話題を変えようとしない人のことである。
（ ウィンストン・チャーチル ）
2799.
臆病者はしばしば野心家であり、
威厳の鎧として権力を求める。
なぜなら、他の人々の礼節、ましてや尊敬は、
彼の悩みを眠らせてくれる香油であるからだ。
（ アラン ）
2800.
新聞なしの政府と政府なしの新聞、
いずれかを選択しろと問われれば、
私は少しも躊躇せずに後者を望むだろう。
（ トーマス・ジェファーソン ）

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