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ベンジャミン・フランクリンの名言
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1.
「空の袋は真直ぐに立ちにくい」ように、貧乏人の場合の方が、絶えず真正直に暮らすことはむずかしい。
2.
議論したり反駁(はんばく)したりしているうちには、相手に勝つようなこともあるだろう。
しかし、それは空しい勝利だ
──相手の好意は絶対に勝ち得られないのだから。
3.
酒に害があるのではなく、
泥酔する人に罪がある。
4.
成功が多くの人をだめにした。
5.
人類の不幸の大半は、ものごとの価値を計り間違えることによってもたらされる。
6.
大害は多少の怠慢より生ずる。
7.
（精神的に）老いた若者は、若い老人になる。
8.
誠実──いつわりによって他人に害を与えるな。
邪気を去って公正に考え、考えたことを口に出すようにせよ。
9.
私には三人の信頼できる友がある。
年老いた妻、老いた犬、それに若干の貯金である。
10.
忍耐ができる人は、欲しいものを手に入れることができる。
11.
中庸、何事も極端にわたることを避けよ。
当然怒るべき害を受けたときも激怒するな。
12.
憲法が与えてくれるのは幸福を追求する権利だけだ。
幸福は自分の力で掴まなくてはならない。
13.
客は朝のうちは金、夜になると銀、一夜過ごせば銅。
14.
長生きしても人は満足しないかも知れないが、充実した人生には満足する。
15.
疲労は最上の枕である。
16.
不必要なものを買えば、
必要なものを売るようになる。
17.
（その）女の欠点を知ろうと思ったら、彼女の女友達の前で、彼女を誉めてみることだ。
18.
女房と財布は努めて隠しておけ。
あまりたびたび人に見せると、一日借りられる恐れがある。
19.
仕事を追え。
仕事に追われるな。
20.
早寝早起きは、健康、富裕、賢明のもとである。
21.
２人の弁護士に挟まれた田舎者は、２匹のネコに囲まれた魚のようだ。
22.
人生を大切にしたいなら、時間を無駄使いしてはいけない。
人生は時間によってできているのだから。
23.
天才とは、人より優れた忍耐をする能力である。
24.
神が病を癒し、医者が料金を取る。
25.
愚者の心は口にあるが、賢者の口は心にある。
26.
虚弱な者にとって、朗らかな顔は上天気と同じくらいうれしいものだ。
27.
何であれ、怒りから始まったものは、恥にまみれて終わる。
28.
自分の職業に関することをよく勉強すれば博学になれる。
よく働き倹約すれば金持ちになれる。
酒を飲まず節制すれば健康になれる。
総じて実直な生活をすれば幸せになれる。
少なくともそのようにふるまえば、そのような結果を得る可能性が一番高い。
29.
決断──なすべきことをなそうと決心せよ。
いったん決心したことは必ず実行に移せ。
30.
良識は誰にも必要なものだが、持っている人はわずかである。
しかもめいめい良識があると思っている。
31.
人間には何分、時が過ぎたか、はっきりわからないのだから、一時間をそっくり捨てるなんて、とんでもないことだ。
32.
あまりに寛容な法律はほとんど守られず、あまりに厳格な法律は励行されない。
33.
貧乏であることは恥ずかしいことではない。
貧乏を恥ずかしいと思っていることが恥ずかしいことである。
34.
諸君の子供を黙っているように教えこめ。
それでも子供はあっという間にしゃべるのを覚えるだろう
35.
神が治療し、医者が料金を取る。
36.
朝寝坊する者は、一日駆けずり回っても、夜になって仕事に追いつかれてしまう。
怠惰の足はとても遅いから、貧乏にすぐ追いつかれる。
仕事に追い立てられるのではなく、仕事をこちらから追いたてよう。
37.
勤労は今もなお成功への道であって、このほかに道はない。
38.
金銭は良い召使いであるが、悪い主人でもある。
39.
賢い人にはひと言で足りる。
言葉は多くてもその用はなさない。
40.
瀕死の人間には簡単にできることなど一つもないんだよ。
41.
従順でない娘は、取り扱いにくい妻である。
42.
金は敵に貸せ。
そうすれば、その人はやがてあなたの味方になろう。
43.
事業を左右せよ。
事業に左右されるなかれ。
44.
死んだとき忘れられたくなかったら、読まれるにたる物を書くか、書かれるにたることをしろ。
45.
今日なし得ることを、明日に延ばすなかれ。
46.
灯台は教会よりも助けになる。
47.
絶望はいくつかのものを破壊するが、予想は多くのものを破壊する。
48.
口論は誰にでもできるゲームだが、双方とも決して勝てない奇妙なゲームだ。
49.
起(た)てる農夫は座せる紳士よりも尊い。
50.
一番良い物が一番安い。
51.
「経験」の経営する学校は、月謝が高い。
だが、愚か者はそれ以外の学校へは上がろうとしない。
おまけに、上がっても、ろくなことを覚えない。
52.
明日為すべきことは今日これを為せ。
53.
幸福になるには二つの方法がある。
欲を減らすか、持ち物を増やすかだ。
54.
公正、有害なことをなして他人を傷つけるな。
なすべき義務を怠って他人を傷つけるな。
55.
お金を役に立てるということこそ、お金があることの最大の価値である。
56.
やる気と根気はすべてを克服する。
57.
この世で確かなものは、税金と死だけだ。
58.
愚者の第一段階は己自身の賢明さを隠蔽することにあり、第二段階はそれを告白することであり、第三段階は、忠言を侮ることである。
59.
一つひとつの問題の本質を正しく掴め。
仕事を分割して適当に時間割りせよ。
60.
富への道は、あなたがそれを望むのであれば、市場（いちば）への道と同じぐらい平易なものである。
それは２つの言葉にかかっている。
“勤勉と倹約”、つまり、時間もお金も無駄にせず、その両方を最大限有効に活用するということだ。
61.
秩序──あらゆる物事の順序を定めよ。
各自の仕事の時を決めよ。
62.
他人に対して善を行っているとき、人間は自己に対して最善を行っている。
63.
金(かね)の値打ちがわからないのだったら、出かけて行って誰かに借金を申し込んでみるがいい。
64.
恋のない結婚のあるところには、結婚のない恋が生まれることだろう。
65.
どんな馬鹿でも、あら探しをしたり、難癖をつけたり、苦情を言ったりできる。
そしてたいていの馬鹿がそれをやる。
66.
怠惰は、すべて物事を難しくしてしまい、勤勉は、すべて物事を容易に運ばせる。
67.
満足する人だけが、十分に持つ者なのだ。
68.
足を滑らせてもすぐに回復できるが、口を滑らせた場合は決して乗り越えることはできない。
69.
失われた時間は、二度と戻らない。
70.
知識に投資することは、常に最大の利益をもたらす。
71.
己を喜ばすために食べよ。
そして他人を喜ばすために身だしなみを整えよ。
72.
今日の一つは明日の二つに勝(まさ)る。
73.
大半の薬が無価値であることを知っているのが名医だ。
74.
君が人生を愛するというなら、君は君の時間を愛さなくてはならない。
君の人生は君の時間から作られるものだから。
75.
私が自分だけのために働いているときには、自分だけしか私のために働かなかった。
しかし、私が人のために働くようになってからは、人も私のために働いてくれたのだ。
76.
人間生活を幸福にするには、人と人のやりとりに真実、誠実、清廉をもってするのが、一番大切なことだ。
77.
人間の幸福というものは、時たま起こるすばらしい幸運よりも、日々起こって来る些細(ささい)な便宜(べんぎ)から生まれるものである。
78.
稼ぎより消費をいかに少なくするかを知るならば、お前は化金石を持つ。
79.
教育のない天才は、鉱山の中に埋まっている銀のようなものだ。
80.
痛みなしでは、何も増えない。
81.
敵に秘密を知られたくないなら、味方にももらしてはいけない。
82.
天は自(みずか)ら助くる者を助く。
83.
怒りと愚行は並んで歩み、後悔が両者のかかとを踏む。
84.
よい法律家は悪い隣人である。
85.
富はそれを持っている人のものではなく、それを楽しむ人のものである。
86.
我々が生まれつき持った感情のなかで、自負心ほど抑制しがたいものはあるまい。
私が完全にこれに打ち勝ったと思うことができるとしても、恐らくは自分の謙嬢を自負するであろうから。
87.
自分の気にいる忠実な召使いを望むなら、自分を自分の召使いにせよ。
88.
明日、果実はもっとおいしくなるかもしれない。
しかし、明日は来ないかもしれない。
89.
賢者は忠告を必要としない。
愚者は忠告を聞き入れない。
90.
借金をして明日起きるより、今夜食わずに寝よ。
91.
二十歳では意志が支配し、三十歳では機知が、四十歳では分別が支配する。
92.
身体、衣服、住居の不潔は我慢するな。
93.
ものぐさは錆びと同じ。
労働よりもかえって消耗を早める。
一方使っている鍵はいつも光っている。
94.
勤勉は幸運の母である。
そして、神は勤勉にすべてのものを与える。
95.
人間は道具を作る動物である。
96.
小さな一時の安全を買い取るために大切な自由を放棄する人間は、自由を受けるのに値しない。
97.
正直は最善の政策である。
98.
愛されたいなら、愛し、愛らしくあれ。
99.
生きんがために食え、されど食わんがために生くるなかれ。
100.
罪は、それが禁じられているから傷つけられるのではなく、傷つけられるから禁じられているのである。
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