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2601.
自分の意見を持ち、他人にも自分なりの意見を持たせる。
（ バーバラ・グリッツイ・ハリスン ）
2602.
我々が平和の名によって重んじているものは、実は短い休戦にすぎない。
それによって弱い側は、正しい主張であれ、不正な主張であれ、とにかくその主張をあきらめる。
武力によってその主張を生かす機会が来るまでは。
（ ヴォーヴナルグ ）
2603.
愛の支配するところ、権力欲は存在しない。
権力が幅をきかせるところに愛はない。
両者はお互いの影なのだ。
（ カール・ユング ）
2604.
人々を結び合わせるすべてのものは
善であり、美であります。
彼らを分裂させるすべてのものは
悪と醜悪であります。
（ トルストイ ）
2605.
生きている兵士のほうが、死んだ皇帝よりずっと価値がある。
（ ナポレオン・ボナパルト ）
2606.
「正義」――この言葉に、
地球上における、私どもの「幸福」が包まれている。
正義こそ、
文明の精髄であり、
社会の真髄であり、
そして政治の総括である。
国家が繁栄するかいなかは、
正義を大事にするかいなかにかかっている。
（ ルイ・バルボーザ ）
2607.
知識人は政治家を軽蔑し、
政治家は知識人を軽蔑する。
（ ロマン・ロラン ）
2608.
最初に言葉で譲歩すれば、その次にはだんだんと事実についても譲歩してしまうものだ。
（ フロイト ）
2609.
たとえ世界が滅ぶとも、正義は遂げよ。
（ フェルディナンド一世 ）
2610.
人間はこの宇宙の不良少年である。
（ ジェームズ・オッペンハイム ）
2611.
つまらない新聞を読んで「なんて近頃はくだらないんだ！」と言った時代もあったろうが、最近の読者はこう言う。
「なんてくだらない新聞なんだ！」と。
（ ダニエル・J・ブアスティン ）
2612.
国を建てるには千年の歳月でも足りない。
だが、それを地に倒すのは一瞬で充分である。
（ バイロン ）
2613.
政治――
主義主張の争いという美名のもとに
正体を隠している
利害関係の衝突。
私益のために国事を運営すること。
（ アンブローズ・ビアス ）
2614.
他人の自由を否定する者は、自ら自由を受けるに値しない。
（ エイブラハム・リンカーン ）
2615.
人類への信頼を失ってはならない。
人類は海のようなものである。
たとえ海の中の数滴が汚れていても、海全体は汚れない。
（ マハトマ・ガンジー ）
2616.
戦争は破壊の科学である。
（ アボット ）
2617.
古き良き時代―─すべての時代は古くなるほど良く思えるもの。
（ バイロン ）
2618.
ゲームをしたかったら、ルールを知ることだ。
（ バーバラ・ジョーダン ）
2619.
良心にそむくとき、強そうでも弱い。
（良心の）最高要求で動くとき、弱そうでも強い。
（良心という）たしかな土台に立って、内からの力を生かせ。
何にもこわくない。
何でもできる。
誰でもうごく。
（ 後藤静香 ）
2620.
相手が不快なことを口走っても嫌がらずに、むしろ積極的にそれを取り上げて、少しでも相手の意見を尊重していることを示すのだ。
そうすれば相手もこちらの意見を尊重してくれる。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
2621.
未来は、ずっと先にあるわけではありません。
「未来」は、「今」にあるのです。
将来、実現したい何かがあるなら、今、その為に行動しなければなりません。
（ ワンガリ・マータイ ）
2622.
世界を造り替えることはできない。
自分自身をすら、真の意味では造り替えられない。
真に造り直せるのは、行動だけである。
（ アリス・ウォーカー ）
2623.
保護者を望む国民は、
支配者を見つけることになる。
（ フィッシャー・エイムズ ）
2624.
民衆は上からではなく、下から更新される。
無名の人達の中から出現する天才こそ、人民の若さと勢力を更新する天才だ。
（ ウッドロウ・ウィルソン ）
2625.
世の中には、さまざまな能力がある。
なぜかといえば、さまざまな能力が「必要だから」である。
さまざまな能力が活動することによって社会は成り立っている。
（ 斎藤茂太 ）
2626.
地面に横になっている者は、
倒れる者を助けることができない。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
2627.
真の音楽家とは音楽を楽しむ人であり、真の政治家とは政治を楽しむ人である。
（ アリストテレス ）
2628.
いかなる武力も打ち負かせない力がある。
その力とは、全民衆の「情熱」と「決意」である
（ クワメ・エンクルマ ）
2629.
長いこと論争している場合は、たいてい、彼らは何を論じ合っているのか彼ら自身分からなくなっている証拠である。
（ ヴォルテール ）
2630.
君と世間が戦う時は、君は世間の味方をしろ。
（ 作者不詳 ）

2631.
命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。
この始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)を共にして国家の大業は成し得られぬなり。
（ 西郷隆盛 ）
2632.
平和は人間の幸福なる自然状態であって、
戦争は人間の堕落であり、恥辱である。
（ ジェームズ・トムソン ）
2633.
未来を見る目を失い、現実に先んずる術(すべ)を忘れた人間の行き着く先は、自然の破壊だ。
（ シュバイツァー ）
2634.
大きな誤りは気付かれない。
（ 「マーフィーの法則」 ）
2635.
ものごとには限界というものがあって、
我慢が美徳でなくなるときがある。
（ エドマンド・バーク ）
2636.
人民の自由は、国家の強さに比例する。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2637.
堪忍は無事長久の基(もとい)。
怒りは敵と思え。
（ 徳川家康 ）
2638.
国家とは、
ある階級が他の階級を圧倒する機械以外の何物でもなく、
これは専制君主国と同様に、
真の民主主義国である。
（ フリードリヒ・エンゲルス ）
2639.
真実を滅ぼせば、自らが滅ぶ。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
2640.
教育は
国家に管理された、
オウム人間製造所だ。
（ ノーマン・ダグラス ）

2641.
人間の知恵が発達したとはいっても、いまだに公平な課税方法を考え出していない。
（ アンドリュー・ジャクソン ）
2642.
戦争が絶対悪だなんて言っているのは日本だけです。
戦争をやってでも守らなきゃいけないものがある。
それは、国民であり領土である。
だから、戦争そのものは国際法で言えば合法なんです。
（ 山際澄夫 ）
2643.
１年先を考えるなら、稲を植えよ。
１０年先を考えるなら、木を植えよ。
一生を考えるなら、人を育てよ。
（ 中国のことわざ・格言 ）
2644.
国家人民のために立てたる君にして、君のために立てたる国家人民にこれなく候。
（ 上杉鷹山 ）
2645.
子供を愛することは容易である。
独裁者や暴君でさえも
例外なく子供を愛する。
しかし老人や不治の病に苦しむ者、無力な者に対する
いたわりと配慮、思いやりこそは、
その国民の精神と文化のレベルを示すバロメーターである。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
2646.
決断力に欠ける人々が、
いかにまじめに協議しようとも、
そこから出てくる結論は、常に曖昧で、
それ故(ゆえ)常に役立たないものである。
又、優柔不断さに劣らず、
長時間の討議の末の遅すぎる結論も、
同じく有害であることに変わりない。
（ マキャヴェリ ）
2647.
理想のない教育は、未来のない現在と変わらない。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
2648.
良い成果を上げる政府の基礎となるのは、国民の信頼である
（ ジョン・F・ケネディ ）
2649.
人間の傷や痛みに無頓着な態度は、教育失敗のこの上なく明白なしるしである。
それは、また自由社会の終わりの始まりである。
（ ノーマン・カズンズ ）
2650.
自由でないのに自由であると考えている人間ほど、奴隷になっている。
（ ゲーテ ）

2651.
法は人間の活動を除去すべきものではなく、指導だけを行なうべきものである。
それは、自然のつくった川の岸が、流れをせき止めるためのものではなく、流れに方向を与えるためのものであるのと同じである。
（ トマス・ホッブズ ）
2652.
少しは嘘つきでなければ、
りっぱな仲裁人にはなれない。
（ 中国のことわざ・格言 ）
2653.
私は、才能というものは、集団を幸福へ導くため、天が人間の世界に一定の割合で与えてくれた資質だと思っています。
そのため、たまたま才能を授かったものは、それを世のため、社会のため、集団のために使うべきと考えています。
（ 稲盛和夫 ）
2654.
自尊心のある人は権力に屈しない。
自尊心のある人は金銭に迷わされない。
（ 尾崎行雄 ）
2655.
地位が高ければ高いほど、その責任が重い。
（ マハトマ・ガンジー ）
2656.
もし平和が得られていないなら、それは私たちが仲間だということを忘れているからです。
（ マザー・テレサ ）
2657.
（私は）相手の言い分が間違っていても、すぐさま相手をやり込めるのは差し控えて、「なるほど君の言うことは一応もっともだが、こんな場合にはちょっと当てはまらないのではないか」といった具合に切り出す。
このやり方に切り換えてみると、ずいぶん得る所があった。
人との話し合いがすらすらと運ぶようになった。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
2658.
指導者はかなりの部分を、シンボル・イメージ、あるいは歴史的な力になるような電撃的アイデアに頼って、事を運ばなければいけない。
人間は理屈によって納得するが、感情によって動く。
指導者は人々を納得させるとともに、動かさなければならない。
（ リチャード・ニクソン ）
2659.
人生が生きるに値するのは、その人が正直に生き、理想を持っているときだ。
そして自分にだけでなく「全人類」に役立つ大きな志を持っているときだ。
（ 第二次世界大戦中にファシズムに抵抗して処刑されたイタリア人の遺書 ）
2660.
民衆が自由で独立的で自治的である国は、
いかなる国でも、
常に善なる人々と悪なる人々との間に
闘争の行われる国である。
もしこの闘争が存在しないなら、
それは暴君が支配して、
善き人々が力を失っていることを意味する。
（ パール・バック ）

2661.
百人の経営者がやると決めたら、どんなことだって合法化できる。
（ アンドリュー・ヤング ）
2662.
国民は永遠に成熟しない。
（ 藤原正彦 ）
2663.
ナショナリズムは小児病であり、
人類にとってのはしかである。
（ アインシュタイン ）
2664.
抑制の欠如と限界の逸脱が、政治においては罪あるいは犯罪と呼ばれず、「誤り」と呼ばれる。
（ ベネデット・クローチェ ）
2665.
われわれは人間の集団を生物の次元で考えねばならない時代にきている。
（ 司馬遼太郎 ）
2666.
全てを世論のせいにする人は、
観客の趣味が低級なので、
まずい芝居をして拍手喝采される役者に似ている。
（ シャンフォール ）
2667.
良識は誰にも必要なものだが、
持っている人はわずかである。
しかもめいめい良識があると思っている。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
2668.
多数を頼む群(むれ)がらす
（ 日本のことわざ・格言 ）
2669.
官僚主義に太刀打ちできるのは、官僚主義だけである。
（ 「マーフィーの法則」 ）
2670.
自由を愛することは他人を愛することだ。
力を愛することは自分を愛することだ。
（ ウィリアム・ハズリット ）

2671.
世界の運命を暴力によって蹂躙（じゅうりん）させない唯一の方法は、私たち一人ひとりがあらゆる暴力を肯定しないことにある。
（ マハトマ・ガンジー ）
2672.
我が人生には２つの問題しかない。
政治的な問題は解決不可能であり、経済的な問題は理解不可能である。
（ アレック・ダグラス＝ヒューム ）
2673.
人の心は、全世界を包みこむほど十分広いのだよ。
（ ジョゼフ・コンラッド ）
2674.
互いに相違点があることは認めよう。
たとえ今すぐ相違点を克服できないにしても、少なくとも多様性を認められるような世界を作る努力はできるはずだ。
（ ジョン・F・ケネディ ）
2675.
衆愚に従えば、その仲間入り。
（ ドイツのことわざ・格言 ）
2676.
世論は振り子の運動の法則に従う。
（ ショーペンハウアー ）
2677.
多くの戦いは、
自ら「敗れたり！」と過早(かそう)に信ずる者の敗北となっている。
（ コンラート・アデナウアー ）
2678.
君子は
安にして危を忘れず、
存(そん)にして亡(ぼう)を忘れず、
治(ち)にいて乱を忘れず。
（ 『易経』 ）
2679.
いかなる政府も、有力な野党なくしては長く安全ではありえない。
（ ベンジャミン・ディズレーリ ）
2680.
共通の運命の下に生きねばならぬとの自覚が、社会人の日常生活の中に深く織り込まれるに至れば、人は自分一個の生活の狭い範囲を超えて、のちの世代を思い、次々に展開していく社会の一種の永遠性をも考えるようになるのである。
（ ギュスターヴ・ティボン ）

2681.
人民、ただ人民のみが世界の歴史を創造する原動力である。
（ 毛沢東 ）
2682.
あまりに寛容な法律はほとんど守られず、あまりに厳格な法律は励行されない。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
2683.
最も優れた人は、万人の召使いにもなれる人である
（ ナポレオン・ヒル ）
2684.
富が文明をつくるのではなく、
文明が金銭を生むのである。
（ ヘンリー・ウォード・ビーチャー ）
2685.
諸君は民主主義体制を樹立するために革命をしてはならない。
諸君は革命をするために民主主義を身につけねばならない。
（ チェスタートン ）
2686.
民衆が好まない事柄は革新である。
（ オスカー・ワイルド ）
2687.
多数意見は、勇気ある一人が作る。
（ アンドリュー・ジャクソン ）
2688.
人間って不思議なもので、
人との関係が煩わしくてストレスを感じるのに、
人との関係の中でストレスを解消する。
家庭でも社会でも、
自分の存在って相手あってのもの。
（ 重松清 ）
2689.
憐憫はあらゆる道徳律者の基準である。
（ ショーペンハウアー ）
2690.
文明のおかげで人間がより残忍になったとはいえないとしても、
前よりも残忍さが醜悪になったことは確かだろう。
（ ドストエフスキー ）

2691.
悪法も法なり。
（ ソクラテス ）
2692.
スリムな体になるには、
飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。
（ サム・レヴェンソン ）
2693.
我々は刑法を活用する前に、囚人を罰する前に、こういう不幸な人間が作られていく環境そのものを絶滅するように努めねばならない。
（ トルストイ ）
2694.
指揮の統一は戦争において最も重要なものである。
二つの軍隊は決して同じ舞台の上におかれてはならない。
（ ナポレオン・ボナパルト ）
2695.
人間は自信を持ち、貫禄がつき、自分の仕事以外に己がないようになると、平凡なものになる。
役所ほど人間を殺すところはない。
（ アラン ）
2696.
自分が行動したことすべては取るに足らないことかもしれない。
しかし、行動したというそのことが重要なのである。
（ マハトマ・ガンジー ）
2697.
平和の時には
子が父の「葬(とむら)いをする。
　しかし戦い（＝戦争）となれば、
父が子を葬らねばならぬのじゃ。
（ ヘロドトス ）
2698.
卑屈な奴隷か、
さもなければ傲慢な主人か、
これが民衆の本質である。
（ ティトゥス・リウィウス ）
2699.
屈服するな。
決して屈服するな。
絶対に。
自分の意志を曲げることなく、大事か些事(さじ)かにかかわらず、絶対に屈服するな。
（ ウィンストン・チャーチル ）
2700.
敵を憎み、復仇しようとするのは弱さのためであり、落ち着き払って敵を討とうともしないのは怠慢のためである。
（ ラ・ブリュイエール ）

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