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池波正太郎の名言
1.
人の一生は永い短いではない。
どう生きるか、どう生きてきたかが、
人の一生（の価値）をきめる。
2.
おのれの強さは他人に見せるものではない。
おのれに見せるものよ。
3.
死ぬつもりか。
それはいけない。
どうしても死にたいのなら、一年後(のち)にしてごらん。
一年も経てば、すべてが変わってくる。
人間にとって時のながれほど強い味方はないものだ。
4.
明日(あした)死ぬかと思う今日と、
明日死なないと思う今日とは、
今日が違う。
5.
つまらないところ（＝飲食店）に毎日行くよりも、
そのお金を貯めておいて、
いい店を一つずつ、
たとえ半年ごとでもいいから覚えて行くことが
自分の身になるんですよ。
6.
兵は、直属の上官しだいなのだ。
直属の上官が愚劣な場合は、
〈よろこんで死ねない……〉
ものなのである。
7.
自ら率先して日常の行動そのもので納得させる、
これが指導者であって、
家庭の主(あるじ)にしてもそうですよ。
8.
勝負というものは
負くるものではございません。
必ず勝つという見込みがない勝負は、
するものではございません。
勝てぬと思うときは逃げるのです。
恥ではありません。
9.
生き甲斐が絶えぬ人ほど、
死を忘れることにもなる。
10.
恩は着せるものではなく着るものだ。
11.
便利という価値観に負けては、人間社会本然の大事な部分を見失ってしまう。
12.
矛盾だらけの人間がつくりあげている世の中というものも、
また当然、矛盾をきわめているのだ。
13.
未熟ということは大切なんだよ。
僕だって未熟。
天狗になったらおしまいだよ。
14.
若いときの金の使いかたは、残そうと思ったら駄目ですよ。
15.
兵法は、
ただ家臣を不憫(ふびん)と思うことであり、
（家臣への）礼儀を乱さぬことが平常からの大切な心得である。
16.
ぼくだって死ぬことは怖い。
なぜ怖いかというと、
死ぬことは未経験だから。
だれも経験したことがないから。
17.
「自分は、死ぬところに向かって生きているんだ」と、
なにかにつけて考えていればいいんだよ。
18.
人は、おのれの変わり様に気づかぬものよ。
なれど、余人の変化は見のがさぬ。
19.
すぐれた政治家は、
すぐれた戦将ではない。
20.
シークレットのない人生は、
人生ではないんだよ。
21.
たとえ、一椀の熱い味噌汁を口にしたとき「うまい！」と感じるだけで、生き甲斐を覚えることもある。
22.
その日その日に、先ず机に向かうとき、
なんともいえぬ苦痛が襲いかかってくる。
それを、なだめすかし、元気をふるい起し、
一行二行と原稿用紙を埋めてゆくうち、
いつしか、没入することができる。
23.
顔というものは変わりますよ。
だいたい若いうちからいい顔というものはない。
男の顔をいい顔に変えていくということが、
男をみがくことなんだよ。
24.
人間は、死ぬところに向かって
生まれた日から進んでいる、
それしかわかっていない。
あとのことは全部わからない。
わかっているのは、そのことだけ。
人間は生まれて来て毎日死へ向かって歩み続けているということだ。
25.
悪を知らぬものが悪を取りしまれるか。
26.
どんな英雄豪傑にも
胆力の一枚下は
人並な弱さが渦を巻いているものではなかろうか──。
27.
人間とか人生とかの味わいというものは、
理屈では決められない中間色にあるもんだ。
28.
真の悪漢は、
その悪の本体を決して見せぬものだ。
それでなくては、
人を偽ることもできぬ。
29.
妻ができると、たちまちに子が生まれる。
となれば、住みつく家ができる。
男は金しばりにおうたようなものだ。
30.
負け犬の勘は、にぶってくるものだよ。

31.
千差万別な幸と不幸の両面が、
反復しつつ人生をいろどっていることは、
むかしも今も変わりのないことだ。
32.
田沼（意次）は今で言えば総理大臣でしょう。
代々、日本の総理大臣は、
よく言われたためしがないんですよ、
いいことをしても悪くとられるんですよ。
田沼の時代からそうなんです。
いいことを認めて、それに協力することをしない。
33.
現実の進行は、
すべての予想を裏切る。
予想なんていうものは、
当たったためしがない。
34.
人間は確実に〔死〕へ向かって進んでいる。
しかし、現代は〔死〕をおそれ〔生〕を讃美する時代である。
そして〔死〕があればこそ
〔生〕があるのだということを
忘れてしまっている時代なのである。
35.
世の中の事は、
一寸先もわからぬものよ。
36.
世の行く末が、
わかったつもりになるのは、
いかにも浅ましいことだ。
37.
死をおそれぬものは、
自己のあらゆる慾望に淡白である。
ために、敵からも味方からも信頼をうける。
38.
人間と、それを取り巻く社会の仕組みのいっさいが
不条理の反復、交錯である。
39.
人という生きものはね、
良し悪しは別にしても、
どうしたって、
むかしのことを背負って生きて行かなくてはならないのですぜ。
全部で、39件
　
　
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以下、ランダム名言コーナー
1.
ただ食えて、
生命をつないでいるだけじゃ、
辛いよ。
たとえ生活の不安がなくても、
毎日が実に空虚だし、
実際、むなしい。
何を自分は本当にやりたいのか。
そうなってからじゃ、
もう遅いんだなあ。
（ 岡本太郎 ）
2.
人間の能力にそんなに差はない。
やる気さえあれば、誰でもたいていのことはできる。
（ 中内功 ）
3.
南極のペンギンが飛べなくなったのは、敵がいなかったから。
（ 中谷彰宏 ）
4.
新しい真理の発見のときは、
つねに少数派である。
それが正しければ多数派になる。
（ 湯川秀樹 ）
5.
雨垂れ石を穿(うが)つ
（ 『漢書』 ）
6.
会社の仕事で難しいものはそんなにないんだ。
最初のうちは難しいと思うかもしれないけれど、本当は仕事の９割が簡単な軽い仕事なんだ。
（ 西山昭彦 ）
7.
音楽は、人間が言葉で言えないことで、しかも黙ってはいられない事柄を表現する。
（ ヴィクトル・ユーゴー ）
8.
再婚は、（結婚生活に失敗したという）経験に対する希望の勝利である。
（ サミュエル・ジョンソン ）
9.
私は生きていることが好きだ。
時々狂わんばかりに、絶望的に、胸が痛いほど惨めになり、悲しみに身もだえするけれども、その間も生きていること自体は素晴らしい、とはっきりと自覚している。
（ アガサ・クリスティ ）
10.
私の意思こそが、全てを決定する。
（ アドルフ・ヒトラー ）
11.
臆病者の目には天使も悪魔に見える。
（ アニメ『モノクロームファクター』 ）
12.
私は、人間をきらいです。
いいえ、こわいのです。
（ 太宰治 ）
13.
話すことは人生のキスである。
（ アナトール・ブロイヤード ）
14.
幼い時の貧しい生活は、一つの社会的財産である。
（ 孫基禎 ）
15.
楽観主義の基本は完全な恐怖である。
（ オスカー・ワイルド ）
16.
背広を着て現代を受け入れながら、本質的にはねかえしていくんだ。
制約されるからこそ、内にたぎる、反逆する情熱。
それを色、形、言葉、行動として爆発させていくんだよ。
（ 岡本太郎 ）
17.
人々が仕事に成功しようと思うなら、つまり予想した結果を得ようとするなら、自分の思想を客観的外界の法則性に合致(がっち)させなければならない。
（ 毛沢東 ）
18.
運命いうんは、
決まっとるものでも、選ぶものでもない。
気づいた時には、
すでにそこにあるもんなんや。
（ アニメ『最遊記RELOAD-ZEROIN』 ）
19.
私は最近の女性たちに「権利の上に眠るな」という事を言いたいと思います。
権利があっても、それを使わなければ、無いことと同じになってしまい、それがなくなってしまうのです。
（ 市川房枝 ）
20.
いろんなことにくわしく、
要点をまとめることができたとしても、
自分が入っていない場合があります。
そういう人の意見を聞いていると
実感がないから、
どうしても不満が残ります。
（ 吉本隆明 ）
21.
願望を文字で表し、眺める行為はものすごく大切です。
その実現を熱烈に思うことにつながるからです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
22.
人に必要なのは
才能ではなく、目標である。
達成するための力ではなく、
働く意思である。
（ ブルワー・リットン ）
23.
トップの決断、そして、その成功の積み重ねが、社員との間に信頼感を生む。
（ 佐伯勇 ）
24.
「作家になりたい」と願うのと、「推理小説の作家になりたい」と願うのとでは、信念の馬力に、軽自動車とターボ搭載のスポーツカーほどの差が出てきます。
百キロ先の目的地にどちらが早く到着するかは、論ずるまでもありません。
（ ジョセフ・マーフィー ）
25.
Don't think, feel.
（ ブルース・リー ）
26.
努力なんて言葉はかっこ悪いけど、努力無しでそれは為し得ぬもんだよ。
（ ）
27.
「こうでなければならない」と焦ることはない。
（ 加藤諦三 ）
28.
よい人間関係を求めるなら、
嫌いな人を好きになる努力をしてほしい。
自分が相手を好きになれば、
その感情は必ず反射されて
自分に戻ってくるのである。
（ 八木俊夫 ）
29.
不幸な人間は、いつも自分が不幸であるということを自慢しているものです。
（ バートランド・ラッセル ）
30.
愛のない結婚は結婚ではありません。
ただ、愛のみが結婚を神聖にするので、愛によって神聖にされた結婚だけが、真の結婚と言われるのです。
（ トルストイ ）
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