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池波正太郎の名言
Ikenami Shoutarou

池波正太郎［いけなみ・しょうたろう］
（小説家、1923〜1990）
［ テーマ別今日の名言 ］
《 星座別名言と運勢 》
《 血液型別名言と運勢 》
1.
人の一生は永い短いではない。
どう生きるか、どう生きてきたかが、
人の一生（の価値）をきめる。
（ 池波正太郎 ）
2.
おのれの強さは他人に見せるものではない。
おのれに見せるものよ。
（ 池波正太郎 ）
3.
死ぬつもりか。
それはいけない。
どうしても死にたいのなら、一年後(のち)にしてごらん。
一年も経てば、すべてが変わってくる。
人間にとって時のながれほど強い味方はないものだ。
（ 池波正太郎 ）
4.
明日(あした)死ぬかと思う今日と、
明日死なないと思う今日とは、
今日が違う。
（ 池波正太郎 ）
5.
つまらないところ（＝飲食店）に毎日行くよりも、
そのお金を貯めておいて、
いい店を一つずつ、
たとえ半年ごとでもいいから覚えて行くことが
自分の身になるんですよ。
（ 池波正太郎 ）
6.
恩は着せるものではなく着るものだ。
（ 池波正太郎 ）
7.
勝負というものは
負くるものではございません。
必ず勝つという見込みがない勝負は、
するものではございません。
勝てぬと思うときは逃げるのです。
恥ではありません。
（ 池波正太郎 ）
8.
自ら率先して日常の行動そのもので納得させる、
これが指導者であって、
家庭の主(あるじ)にしてもそうですよ。
（ 池波正太郎 ）
9.
兵は、直属の上官しだいなのだ。
直属の上官が愚劣な場合は、
〈よろこんで死ねない……〉
ものなのである。
（ 池波正太郎 ）
10.
生き甲斐が絶えぬ人ほど、
死を忘れることにもなる。
（ 池波正太郎 ）
11.
便利という価値観に負けては、人間社会本然の大事な部分を見失ってしまう。
（ 池波正太郎 ）
12.
矛盾だらけの人間がつくりあげている世の中というものも、
また当然、矛盾をきわめているのだ。
（ 池波正太郎 ）
13.
未熟ということは大切なんだよ。
僕だって未熟。
天狗になったらおしまいだよ。
（ 池波正太郎 ）
14.
ぼくだって死ぬことは怖い。
なぜ怖いかというと、
死ぬことは未経験だから。
だれも経験したことがないから。
（ 池波正太郎 ）
15.
兵法は、
ただ家臣を不憫(ふびん)と思うことであり、
（家臣への）礼儀を乱さぬことが平常からの大切な心得である。
（ 池波正太郎 ）
16.
「自分は、死ぬところに向かって生きているんだ」と、
なにかにつけて考えていればいいんだよ。
（ 池波正太郎 ）
17.
人は、おのれの変わり様に気づかぬものよ。
なれど、余人の変化は見のがさぬ。
（ 池波正太郎 ）
18.
シークレットのない人生は、
人生ではないんだよ。
（ 池波正太郎 ）
19.
すぐれた政治家は、
すぐれた戦将ではない。
（ 池波正太郎 ）
20.
若いときの金の使いかたは、残そうと思ったら駄目ですよ。
（ 池波正太郎 ）
21.
たとえ、一椀の熱い味噌汁を口にしたとき「うまい！」と感じるだけで、生き甲斐を覚えることもある。
（ 池波正太郎 ）
22.
その日その日に、先(ま)ず机に向かうとき、
なんともいえぬ苦痛が襲いかかってくる。
それを、なだめすかし、元気をふるい起し、
一行二行と原稿用紙を埋めてゆくうち、
いつしか、没入することができる。
（ 池波正太郎 ）
23.
顔というものは変わりますよ。
だいたい若いうちからいい顔というものはない。
男の顔をいい顔に変えていくということが、
男をみがくことなんだよ。
（ 池波正太郎 ）
24.
人間は、死ぬところに向かって
生まれた日から進んでいる、
それしかわかっていない。
あとのことは全部わからない。
わかっているのは、そのことだけ。
人間は生まれて来て毎日死へ向かって歩み続けているということだ。
（ 池波正太郎 ）
25.
人間とか人生とかの味わいというものは、
理屈では決められない中間色にあるもんだ。
（ 池波正太郎 ）
26.
どんな英雄豪傑にも
胆力の一枚下は
人並な弱さが渦を巻いているものではなかろうか──。
（ 池波正太郎 ）
27.
真の悪漢は、
その悪の本体を決して見せぬものだ。
それでなくては、
人を偽ることもできぬ。
（ 池波正太郎 ）
28.
悪を知らぬものが悪を取りしまれるか。
（ 池波正太郎 ）
29.
田沼（意次）は今で言えば総理大臣でしょう。
代々、日本の総理大臣は、
よく言われたためしがないんですよ、
いいことをしても悪くとられるんですよ。
田沼の時代からそうなんです。
いいことを認めて、それに協力することをしない。
（ 池波正太郎 ）
30.
負け犬の勘は、にぶってくるものだよ。
（ 池波正太郎 ）

31.
千差万別な幸と不幸の両面が、
反復しつつ人生をいろどっていることは、
むかしも今も変わりのないことだ。
（ 池波正太郎 ）
32.
妻ができると、たちまちに子が生まれる。
となれば、住みつく家ができる。
男は金しばりにおうたようなものだ。
（ 池波正太郎 ）
33.
現実の進行は、
すべての予想を裏切る。
予想なんていうものは、
当たったためしがない。
（ 池波正太郎 ）
34.
人間は確実に〔死〕へ向かって進んでいる。
しかし、現代は〔死〕をおそれ〔生〕を讃美する時代である。
そして〔死〕があればこそ
〔生〕があるのだということを
忘れてしまっている時代なのである。
（ 池波正太郎 ）
35.
世の中の事は、
一寸先もわからぬものよ。
（ 池波正太郎 ）
36.
世の行く末が、
わかったつもりになるのは、
いかにも浅ましいことだ。
（ 池波正太郎 ）
37.
人という生きものはね、
良し悪しは別にしても、
どうしたって、
むかしのことを背負って生きて行かなくてはならないのですぜ。
（ 池波正太郎 ）
38.
人間と、それを取り巻く社会の仕組みのいっさいが
不条理の反復、交錯である。
（ 池波正太郎 ）
39.
死をおそれぬものは、
自己のあらゆる慾望に淡白である。
ために、敵からも味方からも信頼をうける。
（ 池波正太郎 ）
40.
本来は、
まだまだ単純な機能組織しかそなえていない人間を
人間自身が買いかぶって、
なまじ高等生物のように思い込み、
大自然を征服したつもりで
鼻をうごめかしていると、
今にとんでもないことになるであろう。
（ 池波正太郎 ）

41.
人間の眼というものは、
昨日、同じ書店の棚を見ていて気づかなかった本を、
今日、見出すことがあるのだ。
そこにはやはり、
昨日とちがった今日の神経がはたらいているのだろう。
（ 池波正太郎 ）
42.
自分が気に入った場所を
一つでも二つでも探し出すことが、
つまり〔散歩〕なのである。
「歩かぬと健康によくないから」などという散歩は、
私にとって散歩ではない。
（ 池波正太郎 ）
43.
人というものは、
はじめから悪の道を知っているわけではない。
何かの拍子で、
小さな悪事を起してしまい、
それを世間の目にふれさせぬため、
また、つぎの悪事をする。
そして、これを隠そうとして、
さらに大きな悪の道へ踏み込んで行く。
（ 池波正太郎 ）
44.
昔の人々は
「死」を考えぬときがなかった。
いつでも「死」を考えている。
それほど、
世の中はすさまじい圧力をもって、
武士といわず百姓といわず商人といわず、
あらゆる人間たちの頭上を押えつけていたのである。
（ 池波正太郎 ）
45.
生きものの営みとは、
何と矛盾をふくんでいることだろう。
生きるために食べ、眠り、食べつつ生きて、
確実に、これは本当の死を迎える日へ近づいてゆく。
おもしろくて、はかないことではある。
（ 池波正太郎 ）
46.
私が自分の時代小説の中へ、
しばしば、食べものを出すのは、
むかしの日本の季節感を出したかったからにほかならない。
季節の移り変わりが、
人びとの生活や言動、または事件に、物語に
影響してくる態を描きたいのだ。
（ 池波正太郎 ）
47.
都市の景観は、みんな壊れて行くんだ。
風景が壊れるってことは、
人の心まで、変わるんです。
これが恐い。
恐いんだよ、これが。
街の風景に、情緒が失われると、
人の心にも、情緒が失われてしまう。
（ 池波正太郎 ）
48.
人間の躰(からだ)は、
たとえ一椀の味噌汁を味わっただけで、
生き甲斐をおぼえるようにできている。
何と、ありがたいことだろう。
ありがたくて、また、はかないことだ。
（ 池波正太郎 ）
49.
虫やしない（虫養い）とは、
空腹の虫を一時的にしのぐということで、
食欲のみか他の欲望にも用いられるが、
むかしの人は何と気のきいた言葉を考え出したものだろう。
（ 池波正太郎 ）
50.
現代は、
冬の季節にも茄子(なす)や胡瓜(きゅうり)が食べられるし、
夏にも養殖による冬の魚介が膳にのぼる時代だから、
日本の四季と食べものの関係が、
人びとの心の内に居座らなくなってしまった。
（ 池波正太郎 ）

51.
（ぼくの）健康法はなんといっても、
原稿の締め切りを守るということだ。
仕事を早目早目に段取りを決めて、
（余裕をもって）やるようにしている。
締め切りに追われたら、
ストレスがたまってどうしようもないから。
（ 池波正太郎 ）
以上
【 池波正太郎の名言 】
全部で、51件
　
　
★ ★ ★ ★ ★
以下、ランダム名言コーナー
1.
後悔しているとは停滞していることである。
反省を踏切りにして前へ進んで、その失敗をつぐない改めるのが、自己にも他人にも忠実であるにちがいない。
（ 桑原武夫 ）
（ Kuwabara Takeo ）
2.
恋愛とはなにか。
私は言う。
それは非常に恥ずかしいものである。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
3.
死の存在とは、あるいは我々に自発的に人生を断念させ、あるいは、死が奪うことの出来ない意味を人生に与えることによって、我々の人生を変容せしめるのだ。
（ トルストイ ）
（ Lev Tolstoy ）
4.
酒は強い。
王はさらに強い。
女はなおさら強い。
（ マルティン・ルター ）
（ Martin Luther ）
5.
春はすぐそこだけどパスワードが違う
（ 福田若之 ）
（ Fukuda Wakayuki ）
6.
犬は自分の友を愛し、敵に噛み付く。
純愛が不可能な人間とはそこが違い、人間は愛と憎しみがいつも混ざり合う。
（ 作者不詳 ）
7.
言葉にできない感情は、じっと抱いてゆく、
魂を温めるように。
その姿勢のままに、言葉をたもつ。
じぶんのうちに、じぶんの体温のように。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
8.
どこでもいい。
足のむくままいこうじゃないか。
（ 水木しげる ）
（ Mizuki Shigeru ）
9.
子供って、先生にほめられたら元気百倍になるんだよ。
（ マギー司郎 ）
（ Maggy Shirou ）
10.
天才とは、複雑なものを単純化する能力のことである。
（ C・W・ツェーラム ）
（ C. W. Ceram ）
11.
行きて愛せ、
この地球上に
なに一つ助けるものがなくても。
（ ウィリアム・ブレイク ）
（ William Blake ）
12.
ペットブームっていうでしょ。
ペットを飼う、みんな、御主人様になりたいのよね。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
13.
秋来(き)ぬと目にはさやかに見えねども
風の音にぞ驚かれぬる
（ 藤原敏行 ）
14.
どれだけ多くの時間をかけても、
猫との良き思い出は消えない。
どれだけ多くのテープを使おうと、
ソファに残されたネコの毛は取り除けない。
（ レオ・ドウォーケン ）
15.
雪の朝二の字二の字の下駄のあと
（ 田捨女 ）
（ Den Sutejo ）
16.
科学は、
熱狂や迷信の毒に対する
素晴らしい解毒剤である。
（ アダム・スミス ）
（ Adam Smith ）
17.
この道や行く人なしに秋の暮
（ 松尾芭蕉 ）
（ Matsuo Bashou ）
18.
葬式なんてものは残った人たちの見栄。
それだけのセレモニー。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
19.
満足哲学は賢者の石であり、
それが触れるすべてのものを金に変える。
（ トーマス・フラー ）
（ Thomas Fuller ）
20.
かつて誰かが言った。
「凡人は宗教を信じ、
　知識人は宗教を疑い、
　支配者は宗教を利用する」と。
（ 映画『サブリミナル』 ）
21.
平均的な犬は、
平均的な人間よりも
ずっと良い奴である。
（ アンディ・ルーニー ）
（ Andy Rooney ）
22.
魅力のあるもの、美しいものに心ひかれるなら、
それは誰だってできることだった。
そんなものは愛ではなかった。
色あせて、襤褸(ぼろ)のようになった人間と人生を棄てぬことが愛だった。
（ 遠藤周作 ）
（ Endou Shuusaku ）
23.
歴史の取扱うものは生活であるが、生活とは断えず未来に向ってその新しい姿を開展してゆくことであり、新しい生活を開展してゆくことは、現在の生活を変革してゆくことである。
（ 津田左右吉 ）
（ Tsuda Soukichi ）
24.
相手に点火するには、
相手以上に燃えるものがないといけないのですネ。
マッチでも駄目。
まして線香の火では駄目。
（ 徳永康起 ）
（ Tokunaga Yasuki ）
25.
わかってほしいときに、人はぶつかり合う。
（ 代々木忠 ）
26.
人間の、又人性の正しい姿とは何ぞや。
欲するところを素直に欲し、
厭な物を厭だと言う、
要はただそれだけのことだ。
好きなものを好きだという、
好きな女を好きだという。
（ 坂口安吾 ）
（ Sakaguchi Ango ）
27.
ゆめにみる女はひとり星祭
（ 石川桂郎 ）
（ Ishikawa Keirou ）
28.
金を貸すと嫌われる。
（ 一般のことわざ・格言 ）
（ Ippan saying ）
29.
ビジネスの本質は、「誰かを助けてあげること」です。
（ 本田健 ）
（ Honda Ken ）
30.
思案なんぞいっさいやめにして、
一緒に世間へまっしぐらに飛び出しましょう。
あえて言いますが、
瞑想なんかする奴は、
悪魔にとりつかれ、枯れた草原の上をぐるぐる引きまわされる動物みたいなものです。
その周りには美しい緑の牧場があるのに。
（ ゲーテ ）
（ Goethe ）
31.
出発(いでた)つや疾風の如く稲雀(いなすずめ)
（ 石田波郷 ）
（ Ishida Hakyou ）
32.
私は、私の父に対して憤りと憎しみに満ちた考えを抱いた自分自身を許します。
そして父のためにあらゆる祝福を希望します。
今はすでに亡くなっている父のことを考える時には、彼を祝福することにいたします。
私は、私の心に一本のとげも残らなくなるまでこれを続けます。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
33.
宗教は論理的もしくは倫理的な根拠など何一つ有しない。
それは人間学的な起原をもつのみである。
宗教は超自然的な力を畏怖し、
この力を和らげ宥(なだ)めて自らの意志に従わせたいと願う
人間の欲望から生まれた。
（ エルンスト・カッシーラー ）
（ Ernst Cassirer ）
34.
苦労せざるものは幸運に値せず。
（ レオナルド・ダ・ヴィンチ ）
（ Leonardo Da Vinci ）
35.
万巻の書を読むより、一人でも多くの優れた人物に会う方が、はるかに人生の勉強になる。
（ 小泉信三 ）
36.
少女と人形と娼婦とは、本来同じものである。
（ 寺山修司 ）
（ Terayama Shuuji ）
【 ジャスティン・ハンコック 】
【 新島襄 】
【 ウディ・アレン 】
【 渡辺京二 】
【 コント・ド・ビュッシー・ラビュタン 】
【 黒井千次 】
【 高橋滋 】
【 連城三紀彦 】
【 萩原慎一郎 】
【 曽野綾子 】
【 三谷結子 】
【 辻嘉一 】
【 森博嗣 】
【 ジェームズ・ガーフィールド 】
【 有島武郎 】
【 藤井厳喜 】
【 森村誠一 】
【 他人の忠告 】
【 さりげない優しさ 】
【 次に行く 】
【 全てにゆとりを持つ 】
【 敵とは限らない 】
【 夢をかなえる力 】
【 不公平な平和 】
【 深い理性 】
【 死に物狂いで没頭 】
【 本物の宝 】
【 変化は成長の証 】
【 浮ついていない 】
【 与えられた仕事に全力を尽くす 】
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