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501.
欲望が強ければ強いほど、継続した努力が可能になる。
欲望が弱ければ、決意はしても続かない。
（ 作者不詳 ）
502.
人格が抑圧されている人は、神経衰弱とか欲求不満に陥るものである。
各自が相手の中ににある才能の完全な発現を喜ぶべきである。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
503.
真のマーケティングは、顧客から出発する。
すなわち人間、現実、欲求、価値から出発する。
（ ピーター・ドラッカー ）
（ Peter Drucker ）
504.
（お布施は）むりもだめだがケチもだめ。
なぜか？
むりもケチも執着だから、出したお金がきれいでない。
他人(ひと)に比べてむりもしない、ケチもしない、さらりと出して、出したら忘れる、そうすればそこには人間の欲という執着がない。
（ 相田みつを ）
（ Aida Mitsuwo ）
505.
慾望かぎりなし
迷いかぎりなし
人間のわたし
（ 相田みつを ）
（ Aida Mitsuwo ）
506.
色欲は火のごとく熾(さか)んなるも、
而(しか)も一念、病時に及べば、
便(すなわ)ち興(きょう)は寒灰に似たり。
（ 洪応明 ）
（ Kou Oumei ）
507.
貪欲を離れる、自己固執を離れるというのは自己固執しなくなることではなく、自己固執を一歩も出ないことを悲歎することなのです。
（ 宮城顗 ）
（ Miyagi Shizuka ）
508.
人間はだいたい、無理をしたいんです。
というのは、欲望というものがあるから。
誰でもみな、金持ちになりたいし、大臣になりたいし、権力の座につきたい。
そこなんですよ。
無理をして失敗するんです。
欲張って失敗する。
（ 呉清源 ）
（ Go Seigen ）
509.
人が欲求するものが満たされると幸せである、と思うのは人間の勝手な妄想・幻想である。
（ 廣瀬杲 ）
（ Hirose Takashi ）
510.
性欲の対象にされていることと、愛されていることとは別。
（ 美輪明宏 ）
（ Miwa Akihiro ）
511.
今宵死ぬかも知れぬという事になったら、物慾(よく)も、色慾も綺麗に忘れてしまうのではないかしらとも考えられるのに、どうしてなかなかそのようなものでもないらしく、人間は命の袋小路に落ち込むと、笑い合わずに、むさぼりくらい合うものらしうございます。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
512.
名利(みょうり)の深山にさまようてはならない。
しかし、
諦らめられぬ煩悩の生活に、
人間の悲しい闇がある。
愛慾の苦海に沈淪(ちんりん)してはならない。
しかし、
愛慾の索を断ち得ぬところに、
地上の営みの暗い悩みがある。
（ 九条武子 ）
（ Kujou Takeko ）
513.
欲望という言葉は、欲が深いとか、強欲という言葉を連想させるので、あまり歓迎されません。
しかし、夢やロマン、希望、期待は私たちの欲望や欲求がその源泉になっています。
（ 佐藤富雄 ）
（ Satou Tomio ）
514.
水を捨てよ、
器を去れ、
無我になれ、
無心になれ。
（ 一休禅師 ）
（ Ikkyuu Zenshi ）
515.
この地上にて最も小なるものは貪欲、快楽欲、大言壮語であり、最も大いなるものは寛容、柔和、慈悲心なり。
（ エピクテトス ）
（ Epictetus ）
516.
きりのない欲望が、あなたをしあわせから遠ざけます。
（ 日野原重明 ）
（ Hinohara Shigeaki ）
517.
我々は翼が欲しいという欲望を持っている。
にもかかわらず結局は空を飛ぶことはできない。
要するに、我々は幸せなのだ。
さもなければ、空気はやがて吸うに堪えなくなるに違いない。
（ ジュール・ルナール ）
（ Jules Renard ）
518.
欲ってのは海の水と同じだ。
喉が渇いたと言って飲み、また喉が渇いたと言って飲むと体を壊してしまう。
（ 作者不詳 ）
519.
男性は性欲を所有しているが、女性は性欲に所有されている。
（ ヴァイニンガー ）
520.
恋愛は性欲と質を異(こと)にするものではなく、
より高き形における性欲である。
（ 倉田百三 ）
（ Kurata Hyakuzou ）
521.
愛は統一を求むるの情である。
自己の統一の欲求が自愛であり、自他統一の欲求が他愛である。
（ 西田幾多郎 ）
（ Nishida Kitarou ）
522.
完全な愛というのは、最も美しい欲求不満だと信じている。
（ チャールズ・チャップリン ）
（ Charles Chaplin ）
523.
理性に従った享楽は禁欲よりも辛い。
あるものを節制する方が、無いのを我慢するよりもずっと辛い徳である。
（ モンテーニュ ）
（ Montaigne ）
524.
色欲は野獣のように鎖につながれて暴れているが、ついに鎖を切って自由になる。
（ ティトゥス・リウィウス ）
（ Titus Livius ）
525.
人間の意識とは、
もろもろの妄想・欲望・意図が
混然と雑居しているところであり、
夢想の坩堝(るつぼ)であり、
恥ずべき思慮の巣窟なのだ。
（ ヴィクトル・ユーゴー ）
（ Victor Hugo ）
526.
もしあなたが何か破壊的な習慣から自由になりたいという強い欲求を持つならば、あなたはすでに５１％はその目標を達成しています。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
527.
人々を大切にするリーダーは、
人々の目的のために役立とうという欲求によって、
動機づけられている。
そして、リーダーとともに進む人々の尊厳を大切にすることによって、
個人個人の生活の改善と社会全体の進歩を促進する。
（ ラリー・R・ドニソーン ）
（ Larry R. Donnithorne ）
528.
渇きは飲物によって、欲望の熱は征服の満足によって癒される。
（ アミエル ）
（ Henri Frederic Amiel ）
529.
猫かぶりは貪欲の一種、最悪の貪欲である。
（ スタンダール ）
（ Stendhal ）
530.
物質的充足への欲求を、可能な限り取り除いて初めて、有意義で調和のとれた人生を送ることができる。
（ アルベルト・アインシュタイン ）
（ Albert Einstein ）

531.
歴史の目的は、過去の実例によって我々の欲望とか行動を導くような知識を教えることにある。
（ ローリー ）
532.
病気は精神的幸福の一種である。
病気は私たちの欲望や不安に、はっきりした限界を設けてくれるからだ。
（ アンドレ・モーロア ）
（ Andre Maurois ）
533.
やたらと批判する人は攻撃欲求が強い、とよく言われる。
だがたいていの場合は、批判することで自分の存在をアピールしたいだけなのだ。
（ 七瀬音弥 ）
（ Nanase Otoya ）
534.
食欲と性欲と睡眠欲が三大本能として、四番目は教育する本能、そして教育を受けたくなる本能かもしれません。
（ 司馬遼太郎 ）
（ Shiba Ryoutarou ）
535.
何かの欲望というのは、その裏側にそれが満たされないときの恐怖に裏打ちされています。
（ 計見一雄 ）
536.
世俗は耳目口腹の欲をほしいままにするを楽とす。
（ 貝原益軒 ）
（ Kaibara Ekiken ）
537.
人間というものは、あまりにも安易な、あまりにも快い方法で時間を消すと、嫌気がさしてくるのである。
しばしば人の言うことであるが、人間はもはや欲望のない平衡状態に、もしくはある一つの基準状態に達すると、一種不快な気持ちにとらわれるものである。
（ アンリ・ド・モンテルラン ）
（ Montherlant ）
538.
音楽はすべての心霊の中で、
最も情欲を感化するものである。
（ ナポレオン・ボナパルト ）
（ Napoleon Bonaparte ）
539.
救いは、人々の欲求のために存在するのではない。
一切のものすでに救いの光のなかに在(あ)るのである。
（ 九条武子 ）
（ Kujou Takeko ）
540.
（現代において）わたしたちは
快楽と欲望のきわめて強力な関係を前提とする
倫理的経験に直面しているのです。
（ ミシェル・フーコー ）
（ Michel Foucault ）

541.
男女相愛にして肉欲に至るは自然である。
肉交なき恋は、事実にあらずして空想なり。
（ 国木田独歩 ）
（ Kunikida Doppo ）
542.
世間の人は
虎を、性欲の虎を放し飼いにして、
どうかすると
その背に乗って滅亡の谷に落ちる。
（ 森鴎外 ）
（ Mori Ougai ）
543.
消費とは人間の欲望の具現化である。
（ 七瀬音弥 ）
（ Nanase Otoya ）
544.
人生は、次々の享楽ではなく、次々の欲望のうちに終わる。
（ サミュエル・ジョンソン ）
（ Samuel Johnson ）
545.
貪欲は苦の基、追求は患(わずら)いの端(たん)なり。
（ 仏教の教え ）
546.
野心──生きているうちは敵から罵言され、死後は味方から冷笑されたいといった、抑え切れないような激しい欲望。
（ アンブローズ・ビアス ）
（ Ambrose Bierce ）
547.
夫婦喧嘩は喧嘩ではなく、あれは性欲がやんだ結果現れたお互いの本当の関係に過ぎないのです。
（ トルストイ ）
（ Lev Tolstoy ）
548.
東洋においては、
性欲が芸術になっている。
（ バジル・ホール・チェンバレン ）
（ Basil Hall Chamberlain ）
549.
絶望とは
世界が錯綜(さくそう)する欲望の網の目に
囚(とら)われていると納得すること
（ 谷川俊太郎 ）
（ Tanikawa Shuntarou ）
550.
欲望の更新、そういうドライヴ（駆動力）が
人びとの消費行動にはかかっている。
たえざる欲望の更新、欲望の開発に、
現代の商品経済は照準を合わせてきた。
（ 鷲田清一 ）
（ Washida Kiyokazu ）

551.
消費社会。
そこでは購買行為は
必要＝欠乏（needないしはwant）によってではなく
欲望（desire）によって動機づけられている。
それなしには生活が成り立たないというよりも、
「欲しい」、いや「買わないといけない」という強迫に
動機づけられている。
（ 鷲田清一 ）
（ Washida Kiyokazu ）
552.
子供がいるから仕事ができないなんて言ってちゃダメだよ。
子供も仕事も、女は欲張りでなきゃいけないんだ。
仕事もやる、家庭もしっかり守る、これからの女はそうでなくちゃ。
（ ドラマ『エンゼルバンク～転職代理人』 ）
553.
アイデアがたくさん次から次へと出てくる人は、欲望がたくさんある人とも言える。
欲というのは、自分の状況をよりよくしたいとか、楽になりたいとか思うことであり、それを実現するためにはどうすればいいんだろうと考えるのは、アイデアそのものである。
（ 小山薫堂 ）
（ Koyama Kundou ）
554.
地球は、すべての人の必要を満たすことはできても、彼らの欲を満たしきることはできない。
（ マハトマ・ガンジー ）
（ Mahatma Gandhi ）
555.
欲求とは、あらゆる発展の背後にあるものです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
556.
自由というのは、我々が欲しいと思うものを、かたっぱしから思う存分楽しむことによって得られるというものではなくして、むしろ欲望を抑制することによって得られるものである。
（ エピクテトス ）
（ Epictetus ）
557.
野心──生きている間は敵から悪し様(ざま)に言われ、死んでからは友人から物笑いにされたいという抑えがたい欲求。
（ アンブローズ・ビアス ）
（ Ambrose Bierce ）
558.
女というものは、今日の楽しみにも、将来の夢にも貪欲なものだ。
（ 堺屋太一 ）
（ Sakaiya Taichi ）
559.
欲求は、あらゆる感情と行動の原因であり、宇宙の作用原理です。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
560.
絶対に出来ないことなのに、出来そうだと思って懸命に努力し、結果、それが悩みの種となるということの一つに「捨欲」、欲を捨てるということがある。
これには多くの人が気が付かないでいる。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）

561.
財産──どんな物質的なものでもよい、それになにも特別の価値がなくとも、それを甲が所持していて、乙が欲しがっても渡すまいとするたぐいのもの。
なんでもあれ、一人の所有欲を満足させ、他の全ての人の所有欲を失望させるもの。
人が矢も盾もたまらず奪い、後はいつまでも放っておくもの。
（ アンブローズ・ビアス ）
（ Ambrose Bierce ）
562.
人は自分と同じタイプの人を敬遠する、とよく言われる。
だがそれは、支配欲の強い人の場合だ。
相手を支配したい、
自分が常に正しいと思う人は、
ライバルの存在を嫌う。
一方、共存共栄を目指す人同士は意気投合する。
（ 七瀬音弥 ）
（ Nanase Otoya ）
563.
あなたの欲求や思念は、あなたが望んでいるものの実体であり、まだ見えぬものの証拠物件です。
あなたの欲求は、あなたの手や心臓のように実在し、それは心という異なった次元において独自の形と本体を持っています。
「（欲するものは）すでに得ていると信じなさい。
そうすれば、あなたは必ずそれを手に入れることができます」というわけです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
564.
他人の（自分に対する）敵意や悪意は、その大部分は自分自身の敵意や欲求不満を反映している。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
565.
人間はみな自分を知ってもらいたいという欲求を持っている。
程度はさまざまにせよ、思っていることを聞いてほしい、しゃべることで自分のことを理解してほしいと思っている。
だから、じっくり話を受け止めてくれる人は歓迎される。
（ 『「できる人」の話し方』 ）
566.
野心──生きては敵にののしられ、死しては味方の物笑いになりたいという、抑えがたい欲望。
（ アンブローズ・ビアス ）
（ Ambrose Bierce ）
567.
理に従えばすなわちゆたかなり、欲にしたがえばこれ危うし。
（ 程頤 ）
568.
我々には心の奥深くに猫と同じ欲望がある。
猫はそれに沿って生活している。
（ ジム・デイビス ）
569.
心に貪(むさぼ)りなき時は、人に諂(へつら)ふことなし。
（ 上杉謙信 ）
（ Uesugi Kenshin ）
570.
いくらすべてがきちんとしていても、金銭のやりとりに潔癖でなくて、貪欲だったりすれば人に軽蔑される。
（ 洪応明 ）
（ Kou Oumei ）

571.
（人は）自分のこととなるととかく我欲が出るから、才知のある人でも分別が鈍って、善悪の見分けがつきにくくなる。
（ 洪応明 ）
（ Kou Oumei ）
572.
自分しか見ていないときにはなにをすべきかわからない。
欲望をどこまで生きても、ほんとうに満足することはないのです。
（ 宮城顗 ）
（ Miyagi Shizuka ）
573.
好きな人は自分の欲求を満たしてくれ、嫌いな人は満たしてくれない。
むしろ、自分の欲求を妨げるような態度を示す。
（ 樺旦純 ）
（ Kanba Wataru ）
574.
欲というものは捨てられないんだから、楽しい欲のほうへ切り替えると、少しも欲に苦しめられない。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）
575.
克己(こっき)という言葉を知っているか。
克己とは自分に克(か)つことだ。
非常に難しいが、人間が他の動物と違うところは、誘惑や欲望と闘って自分に打ち克つことができるという点だ。
勉強するも克己、仕事をするのも克己、みな克己だ。
（ 井上靖の恩師 ）
576.
書くというのは、じぶんの言葉をたずねるということだとおもえる。
いつだって書いてみるまで、書き終えるまで、何を書くか、訊(たず)ねられてもこたえられない。
何かをいいあらわしたい欲求がある。
その何かを知りたいから、書く。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
577.
親しむべきでない友とは、貪(むさぼ)りの深い人、言葉の巧みな人、諂(へつら)う人、浪費する人である。
（ 洪応明 ）
（ Kou Oumei ）
578.
私たちの人生における三つの欲求──○○になること、○○をすること、○○を得ること。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
579.
「官僚が悪い」という言葉…（中略）民衆だって、ずるくて汚くて慾が深くて、裏切って、ろくでも無いのが多いのだから、謂(い)わばアイコとでも申すべきで
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
580.
自分の欲望を抑えることが苦痛だという人がいるだろう。
なるほどはじめはいくらかつらいかもしれない。
それを少し我慢すると、たいしてつらいことではなくなるよ。
不思議に自分の心が、これがほんとにオレの心かな、と思われるくらい自然にスルスルッとそうなる。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）

581.
欲望にはね、苦しい欲望と、楽しい欲望と、二つあるんだよ。
叶わない欲望を心に描くと苦しいんだ。
悩んだり苦しんだりする欲望は、
真理の上から論断すると
欲望とはいえないと思う。
欲望の格好をしている、
一つの違ったものだと私は言いたい。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）
582.
戦地で働いている兵隊さんたちの欲望は、たった一つ、それはぐっすり眠りたい欲望だけだ。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
583.
家を治(おさ)むるにも忍(にん)の字を用(もち)うべし。
忍とは耐えるなり。
堪忍するをいう。
驕(おごり)をおさえて欲を恣(ほしいまま)にせざるもこらえるなり。
（ 貝原益軒 ）
（ Kaibara Ekiken ）
584.
「たのしみ」の究極は、「権力欲」にいきつく。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
585.
領地をひろげる欲があると、これは戦争になる。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
586.
〈貯まるとよけい欲しくなる〉という、人間本然(ほんぜん)の性質(さが)。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
587.
人間の欲望というものは、絶対に捨てることはできないのだ。
無理に捨てようと焦らないで、反対にもっともっと燃えたぎらせればいい。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）
588.
女というものは、とても欲深なものなんですね
──愛の生活が充たされたら、
こんどは仕事がしたくなるものなのですね。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
589.
あこがれ、愛、希望、欲望、これが真の人生なのだ。
（ コッツェブー ）
（ Kotzebue ）
590.
ものを欲しいとおもわなければ
こんなにもおだやかなこころになれるのか
うつろのように考えておったのに
このきもちをすこし味わってみると
ここから歩きだしてこそたしかだとおもわれる
なんとなく心のそこからはりあいのあるきもちである
（ 八木重吉 ）
（ Yagi Juukichi ）

591.
年とってからも、食欲とか性欲とかがあるとは思わなかったです。
それが、（年とったら）バカみたいに興味を持ってくる。
ますます元気になる。
（ 水木しげる ）
（ Mizuki Shigeru ）
592.
現代では人手に渡したくないというエゴと独占欲が、まァいうなら、恋というもんだ。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
593.
人間が生きるということは自分の欲するものを手に入れたいということと、ある部分では同義でしょう。
（ 瀬戸内寂聴 ）
（ Setouchi Jakuchou ）
594.
（人間には）認識への強い欲求が存在する。
それは音楽を欲する強い気持ちが存在するのとまったく同様のことである。
もしこの欲求がなかったら、数学も精密科学も生まれなかっただろう。
（ アルベルト・アインシュタイン ）
（ Albert Einstein ）
595.
ボクにだって、人の好き嫌いがまったくないわけじゃない。
見た目でイヤな人、しゃべっててイヤな人、つきあっててイヤな人……。
特に、欲が見える人、自分が得をしようっていうのが見えてる人はイヤだな、と感じる。
（ 萩本欽一 ）
（ Hagimoto Kinichi ）
596.
幸福は彼自身の中に、その自然な人間的要求の満足の中に存する。
（ トルストイ ）
（ Lev Tolstoy ）
597.
ものを欲しいこころからはなれよう
できるだけつかんでいる力をゆるめよう
みんな離せば死ぬるようなきがするが
むりにいこじなきもちをはなれ
いらないものからひとつずつはなしてゆこう
（ 八木重吉 ）
（ Yagi Juukichi ）
598.
おもしろの利欲や　義理の道を塞がぬほどに。
（ 小早川隆景 ）
599.
妻と愛人と両方がほしい（中略）、優柔不断で欲ばり（中略）、そんな癖のある男は万が一、（※愛人である）あなたと結婚しても、必ずまた同じことを繰り返し、あなたが今度は泣きを見ます。
（ 瀬戸内寂聴 ）
（ Setouchi Jakuchou ）
600.
女は生まれながらにして、大きな大きな心の空洞をもっていて、それが女を故(ゆえ)しらぬ欲求不満にし、ゆううつにし、不平家にする。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）

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