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アンドレ・モーロアの名言
1.
真に幸福な結婚においては、恋愛と友情が混和していなければならない。
2.
経験が唯一教えてくれることは、経験は何も教えてくれないということだ。
3.
最も驚くべき記憶力は恋する女の記憶力である。
4.
家庭は集団的エゴイズムである。
単に愛情のみならず、防衛であり、外部に対する同盟であるようなエゴイズムに堕落する。
5.
家庭とは、人がありのままの自分を、示すことができる場所である
6.
仕事は退屈と悪事と貧乏とを遠ざける。
7.
どんな瞬間においても、夫婦というものは「勝負に勝った、休息しよう」と言って怠惰な安堵に身を任すことはできない。
8.
たびかさなる失敗や不幸にも関わらず、人生に対する信頼を最後まで持ち続ける楽天家は、よい母親の手で育てられた人です。
9.
すべての偉大な恋愛のうちには母性愛がある。
真の女らしい女たちが男の力を愛するのは、男の弱さを知っているからである。
10.
真に結ばれた夫婦にとって、
若さの喪失ももはや不幸ではない。
ともに年老いることの楽しさが、
年老いる辛さを忘れさせてくれる。
11.
夫婦間の会話は、
外科手術のように慎重に取りかからなければなりません。
ある種の夫婦は正直なあまり、
健康な愛情にまで手術を施し、
そのために死んでしまうようなことになるのです。
12.
生きる技術とは、一つの攻撃目標を定めること、そしてそこに力を集中することである。
13.
恋愛の誕生はあらゆる誕生と同じく「自然」の作品である。
愛の技術が介入するのはその後のことである。
14.
世渡りのためには、誰も武装しているし、またそれが必要なのだが、固く結ばれた夫婦の間では鎖で身を固めることを要しない。
15.
女は自分の色恋沙汰が世間の口に上らないことを望む。
しかし自分が愛されているということをみんなに知られたいと望む。
16.
物わかりのよい夫は、決して腹を立てることがない。
暴風雨の真っただ中にいる船乗りと同じように、こういう夫は帆綱(ほづな)をゆるめるのである。
様子を見ている。
いずれそのうちに凪(なぎ)が来るだろうと思っている。
17.
老年は男女間の友情に最も適した年代である。
というのは、彼らはその年代になると、男や女であることをやめてしまうからである。
18.
最も深い革命は精神的なものである。
精神的革命は人間を変革し、今度はその人間が世界を変革する。
19.
伝記は断じて小説化になってはならないが、つねに小説的であるべきだ。
20.
幸福な結婚とは、婚約してから死ぬまで全く退屈しない長い会話のようなものである。
21.
学者とは、その観察と経験から、現象相互の一定の関係について、いろいろな仮定を引き出す人のことである。
22.
夫婦というものは、夫婦を構成する二人のうち、より低いほうの水準に合わせて暮らすものである。
23.
何をおいても決して恐れてはいけない。
あなたを退却させようとしている敵はまさにその瞬間、あなたを恐れている。
24.
恋愛というものは、振幅が大きくて、情熱の波にもてあそばれます。
友情は静かで安定した流れをたどります。
25.
恋する男からみれば、プレゼントは自分の力を確実にする一つの手段である。
26.
女性の友情は、恋愛が僅かの役目を果たしていない社会では容易である。
27.
最初の教育の目的はとりわけ「学ぶすべを学ぶこと」であろう。
生涯の残りは、応用しながらも学ぶことに過ごされるべきであろう。
28.
本当に男らしい男とは、傍らに女がいる場合にだけ存在する。
29.
一つのまなざし、一度の握手、いくぶん脈のありそうな返事などによってたちまち元気付くのが恋をしている男女なのだ。
30.
きわめて立派な愛は、欲望の激しいひしめきにあるのではなく、日常生活の完全な、永続的な調和によって初めて認められるのである。

31.
老いることは、忙しい者には身に付ける暇のない悪い習慣だ。
32.
団体の仕事に従事する者や、ボスとなる人に仕える者は、虚栄心を持ってはいけない。
その人自身の意志が強すぎて、自分の計画がボスの計画とぶつかると、ボスの命令を自分の好む方法へ曲解しようとするからである。
33.
恋する男は、自分の愛する女性と一緒に見た国や光景に関して、並はずれた追憶を残している。
34.
恋する人は、自分も恋に生きているからこそ恋愛劇を好む。
35.
あらゆる変化をこらした酒池肉林からも、生まれてくる感情上の生物は常に同一である。
すなわち屈辱と下卑(げび)と陰鬱な感情である。
36.
レストランで食事を一緒にしている夫婦たちの様子を見たまえ。
彼らが押し黙っている時間の長さが、夫婦生活の長さに比例しがちである。
37.
望みどおりの幸福を得られなかった過去を否定して、自分のために、それを変えていこうという希望こそ、蘇生した人間のもつ魅力なのである。
38.
病気は精神的幸福の一種である。
病気は私たちの欲望や不安に、はっきりした限界を設けてくれるからだ。
39.
人間は恋愛においては、小さな忠実よりも大きな不謹慎の方が許しやすいものだ。
40.
洒落っ気があるだけでは十分ではない。
持ちすぎないようにするのが肝心だ。

41.
死はイメージを欠いているから想像できない。
死は思想を欠いているから考えられない。
されば我々は、永遠に生きる者であるかのように生きなければならない。
42.
人生は短い。
たとえ、それを長いと思って過ごしている人たちにとっても。
43.
初恋は、男の一生を左右する。
44.
忘却なくして幸福はあり得ない。
45.
欲情は二つの皮膚の偶然の接触から生まれる。
46.
意志も、人間が行動する瞬間からしか、なすすべを知らない。
それは航行の場合でよく分かる通りである。
動かないでいる船は操縦できない。
一つの動きによって操縦可能な力が生じて、初めて舵(かじ)もきくようになる。
47.
絵画が視覚を、音楽が聴覚を魅するように、料理は味覚を虜にする。
48.
友情の価値である重厚な信頼は、
恋情の場合では、
自分の愛する者を失うまいとする絶え間ない危機感によって置換される。
全部で、48件
　
　
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以下、ランダム名言コーナー
1.
組織より長生きするがゆえに、知識労働者は仕事を変えることができなければならない。
（ ピーター・ドラッカー ）
2.
貧困は貧乏人を追いかけ、富は金持ちを追いかける。
（ 『タルムード』 ）
（ ユダヤの名言 ）
3.
あなたは自己を抑制する必要があります。
抑制できる人はそのことによって、よく自己を解放できる人です。
（ ジョセフ・マーフィー ）
4.
此(こ)の道を行けば
どうなるのかと
危ぶむなかれ

危ぶめば　道はなし

ふみ出せば
その一足が　道となる
その一足が　道である

わからなくても　歩いて行け
行けば　わかるよ
（ 清沢哲夫 ）
5.
人を動かすポイントは、
相手が自発的に動くようにし向けることだ。
（ 松本幸夫 ）
6.
物事は失敗に終わっても、人は失敗に終わらない。
（ ウィリアム・D・ブラウン ）
7.
否定的なアドバイスに耳を傾けてはいけない。
（ ながれおとや ）
8.
仏教などは、（※よその亭主を愛するといった）そういう複雑な恐ろしいものをはらんだ人間すべてを受けいれようとした哲学、信仰ではないかという感じがします。
そこのところはキリスト教とはだいぶ違うんじゃないかという気がいたします。
（ 瀬戸内寂聴 ）
9.
自由にそして幸福に生きるためには、退屈を犠牲にしなくてはならない。
それはいつでも簡単な犠牲だとは限らない。
（ リチャード・バック ）
10.
疲れる──夢がないときに起こる意識。
疲れるというのは肉体的に疲れるのではなく、精神的に疲れるのである。
そして精神的に疲れるのは、夢や目標を見失ったときに起こる。
（ 福島正伸 ）
11.
人は、何か自分が失ったものをバネに生きている。
（ 藤原和博 ）
12.
一日延ばしは時の盗人である。
（ 上田敏 ）
13.
立派になりたいと思えば、いつでもなれるからね。
（ 太宰治 ）
14.
ものをわかるというのは「わかる、と、わからない、の境界に達する」ということ。
そこまで行くと「わかるとは何なのか」がわかるわけです。
（ 松井孝典 ）
15.
空寝入(そらねいり)生あくび《「生」＆「口＋去」＆「呻」》など
なぜするや
思ふこと人にさとらせぬため
（ 石川啄木 ）
16.
人がその心で考えること、それがその人である。
（ 『聖書』 ）
17.
政治にウソがあってはならない。
俺はホラは吹くが、ウソはつかない。
（ 倉田弘 ）
18.
平凡なことを一生懸命する人が、非凡な人だ。
（ 中谷彰宏 ）
19.
笑いとは、地球上で一番苦しんでいる動物が発明したものである。
（ ニーチェ ）
20.
神通力というのは、自分にできることとできないことをキッパリと見分ける力です。
私たちは、できないことをいつまでも夢見つづけたり、できることをすぐにあきらめたり、一喜一憂をくりかえして、自分の命を本当に燃やしつくせずにいます。
（ 宮城顗 ）
21.
教養と知識は別物だ。
危険だと思われるのは、勉強していくにつれて陥るあの呪われた知識というやつである。
どんなものもみな、頭を通らなくては気がすまなくなる。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
22.
シアワセはシワとアセでできている。
（ 広告コピー ）
23.
友人や近親にどのような愛情を持っていても、他人の幸せだけで我々が幸せを覚えることはない。
（ ヴォーヴナルグ ）
24.
微力だけど無力じゃない。
（ 「高校生１万人署名活動」 ）
25.
苦しんだことのない、天国しか知らない坊ちゃんに、
地獄にいる人を救うことはできません。
不良を更生させるのは、
同じ道を歩いたことがある人の言葉です。
「蛇の道はヘビ」と云(い)いますから。
（ 美輪明宏 ）
26.
私たちは何か本当に精神的な安息感、心に暖かさを与えてくれるものを、職場でも家庭でも遊びの世界でも遂に見出し得ず、舞台の上で見せかけの演技をやりつづけているような不安感に駆られ、真の安住を得ていないのではないか。
それは日本人の民族性と本当に融合した生活をしていないからではないか。
（ 会田雄次 ）
27.
明日何をすべきか分からない人は不幸である。
（ マクシム・ゴーリキー ）
28.
心の扉を開いて、創造性のスイッチを押すすべを学ぼう。
自分の中に明かりが灯る。
（ ジュディス・ジャミソン ）
29.
詩とは、たんに書かれ、読まれる言葉の表面にとどまるのでなく、それが読まれる場所、耳にする時、そこでつくりだされる新たな感情、つまり一人のわたしがその詩にかかわる状況のいっさいである。
（ 長田弘 ）
30.
芸術の新しい概念とは、人間たちが自覚していない偉大さを、彼らに自覚させることにある。
（ アンドレ・マルロー ）
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