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1.
井戸を掘るなら、
水の湧くまで掘れ。
（ 石川理紀之助 ）
2.
上善(じょうぜん)は水の如(ごと)し。
水は善く万物を利して、而(しか)も争わず。
衆人の悪(にく)む所に処(お)る。
故(ゆえ)に道に幾(ちか)し。
（ 老子 ）
3.
水や水のある風景は
感情や夢想を喚起するきっかけになる。
（ 齋藤孝 ）
4.
井戸水を汲み上げる時、
つるべの底が欠けていて、
そこに残った水が一滴であっても、
何百回・何千回と繰り返せば、
いつかは桶の水を満杯にすることができます。
人の心を打つ場合も同じことがいえます。
（ ジョセフ・マーフィー ）
5.
なんたる豊富。
一畳ですむものを、わたしの部屋はまだ広い。
なんたる豊富。
一食ですむものを、毎日三度もたべている。
なんたる豊富。
空気、水、光、無限の蒼穹(そうきゅう)、浩々(こうこう)たる大地。
おおなんたる豊富。
（ 後藤静香 ）
6.
生死を譬(たとえ)ば、
水と氷の如(ごと)し。
生は水結(むすび)て氷となるが如し。
死は氷とけて水となるに似たり。
（ 無住一円 ）
7.
井を掘りて今一尺で出る水を
掘らずに出ぬといふ人ぞ憂き
（ 新渡戸稲造 ）
8.
よしあしの　中を流れて　清水哉(かな)　
（ 仙厓和尚［仙厓義梵］ ）
9.
鉄が使用せずして錆び、
水が腐りまたは寒中に凍るように、
才能も用いずしてはそこなわれる。
（ レオナルド・ダ・ヴィンチ ）
10.
魚は水に飽かず、
魚にあらざれば、その心を知らず。
鳥は林を願う、
鳥にあらざれば、その心を知らず。
（ 鴨長明 ）
11.
水清ければ大魚無し。
（ 『後漢書』 ）
12.
君(くん)は舟なり、
庶民は水なり。
水すなわち舟を載せ、
水はすなわち舟を覆(くつがえ)す。
（ 荀子 ）
13.
「水は低いほうに流れる」のたとえ通り、
相手の下に立って話をすると、
そこから多くを吸収し、学ぶことができます。
下から見ていると、
ほかの人のいいところが見えてきます。
「understand」は、
「（人の）いいところ探しの達人」になるための第一歩なのです。
（ 北山節子 ）
14.
哲学者とは？
こぼれたミルクを惜しがる代わりに、どうせあれは八割までが水だったのだとみずからを慰める痩せ我慢の人。
（ プロクノウ ）
15.
魚心(うおごころ)あれば水心(みずごころ)。
（ 日本のことわざ・格言 ）
16.
水を節約するようにと言われた途端に、
誰もが水を飲み始める。
（ アラブのことわざ・格言 ）
17.
水の水上尋ぬれば、
始めは苔の雫なり。
（ 「玉葛（たまかずら）」 ）
18.
自分の意見を決して変えない人は、動かない水のようなもので、心の爬行性(はこうせい)を養っているものだ。
（ ウィリアム・ブレイク ）
19.
どこまでも自尊心を謙虚に保って、
筧(かけい)の水のようにしたたりを溜めて行け。
（ 中野重治 ）
20.
金銭・土地・株式・債権も富だが、水も空気も太陽も山も海も樹木も草花もすべて富であり、それの恩恵を十分に受けられる人が富める人々なのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
21.
知者は水を楽しむ。
（ 孔子・論語 ）
22.
土　水　空気
にんげんのつくったものじゃねんだよなあ
（ 相田みつを ）
23.
水の流れが止まった状態が安定。
流れが止まれば水は腐る。
安定と、いつ崩れるかもしれない調和とは、ぜんぜん違います。
（ シャクティ ）
24.
馬を水辺に連れて行くことはできても、
水を飲ませることはできない。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
25.
二人してむすべば濁る清水かな
（ 与謝蕪村 ）
26.
土積もって山岳(さんがく)を成し、
水流れて江海を成し、
行重なって君子を残す。
（ 『塩鉄論』 ）
27.
私の本は水だ。
偉大な天才の本はぶどう酒だ。
しかし、みんなは水を飲む。
（ マーク・トウェイン ）
28.
花に水、人に愛、料理は心や！
（ 神田川俊郎 ）
29.
理想的な良人(おっと)！
そんなものは世の中に存在しない。
それは乾いた水、焼いた氷を探すわざにも等しい。
（ 平林たい子 ）
30.
岩もあり　木の根もあれど　さらさらと
たださらさらと　水の流るる
（ ある中学教師が好きな言葉 ）

31.
人は、感情が激していれば議論においても説得力を発揮できる、と勘違いする傾向がある。
熱くなった頭は、水を差されることを嫌い、論理の厳しい検討に憤りを感じるものなのだ。
（ ウィリアム・グラッドストン ）
32.
濡れるのを恐れる者は、
鱒(ます)を捕れない。
（ スペインのことわざ・格言 ）
33.
コップの中に水と泥を入れてかきまぜる。
しばらくすると澄んだ水と泥に区分される。
澄んだ水を善とするなら、
泥は悪である。
しかし、これをかきまぜると、
すぐに濁り水となる。
このように人間の心とは、
実に不安定なものであり、
善悪入りまじったものだ。
（ 平川彰 ）
34.
一滴の油、
これを広き池水(ちすい)の内に点ずれば、
散じて満池(まんち)に及ぶとや
（ 杉田玄白 ）
35.
その土地の水を飲んだら、
その土地の習慣に従え。
（ モンゴルのことわざ・格言 ）
36.
末にはついに海に入るべき水も、
しばし木の葉の下をくぐるなり。
（ 伴蒿蹊 ）
37.
水を見たときは、
水の美しさを感じ、
花を見たときは、
花の美しさに気をとられるがいい。
水には水、花には花の美があり、
また悦びがある。
春もいいが冬もいい。
春は春をたのしみ、
冬は冬をたのしむ。
（ 後藤静香 ）
38.
ひとりでいるときに鬱々(うつうつ)と考え込んで澱(よど)んでしまうときには、水を想像してすっとその架空の流れをみたり、あるいは実際に川を前にするといい。
すると、鬱陶(うっとう)しい考えやジレンマは流れに乗って、一緒に流されていくような快さがあるはずだ。
（ 齋藤孝 ）
39.
水(みず)到(いた)りて渠(きょ)成(な)る。
（ 范成大 ）
40.
血は水よりも濃い。
（ 西洋のことわざ・格言 ）
（ 英語のことわざ・格言】 ）

41.
魚は群魚に異ならんと欲し、水を捨てて岸に躍(おど)れば即(すなわ)ち死し、虎は群虎に異ならんと欲し、山を捨てて市に入れば即ち捕(とら)わる。
（ 『関尹子』 ）
42.
バラはバラとして生まれるの。
育った土と水が変わっただけで、
違う花になりはしないわ。
（ アニメ『劇場版　空の境界』 ）
43.
私たちは食べるもの、飲む水、吸う空気を通じ、この宇宙とつながっている。
何かを口にするということは、宇宙を体内に取り入れるということよ。
（ アニメ『輪廻のラグランジュ』 ）
44.
源泉が濁っていれば、
河口も濁っている。
（ モンゴルのことわざ・格言 ）
45.
親子だからといって気が合うとは限らない。
気の合わぬ肉親は他人より始末がわるい。
血は水より薄い、というのが私の持論である。
（ 田辺聖子 ）
46.
冷水を吹いて飲む。
（ 朝鮮（韓国・北朝鮮）のことわざ・格言 ）
47.
水は酒を、
車は道を、
女は男を、
だめにする。
（ フランスのことわざ・格言 ）
48.
水を飲んで井戸を掘った人を忘れず。
（ 中国のことわざ・格言 ）
49.
人は大河の一滴だ。
それは小さな水の一滴にすぎないが、
大きな水の流れをかたちづくる一滴であり、
永遠の時間に向かって動いていくリズムの一部なのだと。
川の水を眺めながら
私にはごく自然に感じられるのだった。
（ 五木寛之 ）
50.
期すものに老後も初心水澄めり
（ 大野林火 ）

51.
固い地面に水がたまる。
（ 朝鮮（韓国・北朝鮮）のことわざ・格言 ）
52.
水を入れると牛乳は駄目になる。
うるさくすると友達はいなくなる。
（ バスクのことわざ・格言 ）
53.
「あっちの水は甘いぞ、こっちの水は辛いぞ」なんて、
お互いにその水につかってみない限り、
わからないものなんですよ、
人生というものは。
（ 藤原新也 ）
54.
自分が水を飲んだ泉に、
石を投げるな。
（ アラム ）
55.
女は、
男を殺す冷たい水であり、
男をおぼれさせる深い水である。
（ 西アフリカのことわざ・格言 ）
56.
ワニの力は水である。
（ バントゥー［バンツー］のことわざ・格言 ）
57.
忘れたきことゝ一途(いちず)に水を打つ
（ 星野立子 ）
58.
水が濁ると、釣り人が得をする。
（ フランスのことわざ・格言 ）
59.
賢者は、女の涙を水としか思わない。
（ ロシアのことわざ・格言 ）
60.
薬になれなきゃ毒になれ。
でなきゃ、あんたはただの水だ。
（ アニメ『＜物語＞シリーズ　セカンドシーズン「花物語」』 ）

61.
井戸から水を汲まなければ、
渇いた喉は潤せない。
（ ドイツのことわざ・格言 ）
62.
汚い土地には多くの作物ができ、澄みすぎる水には魚は住まない。
君子は世俗の汚れを受け入れる度量をもつべきであり、独り潔癖であるべきではない。
（ 洪応明 ）
63.
たびたび井戸から水を汲むと、必ず濁る。
同じように、物思いをすればするほど心は乱れる。
（ 中国ことわざ ）
64.
酒を水のように飲む者は、
酒飲みに値しない。
（ ボーデンシュテット ）
65.
水はどれだけ砕いても壊れることはない。
（ マレーシアのことわざ・格言 ）
66.
酒屋で水を飲んでも、
世間は酒と見る。
（ インドのことわざ・格言 ）
67.
水の静かな川は深い。
水のうるさい川は浅い。
（ フィリピンのことわざ・格言 ）
68.
水は高きより低きに流れる。
（ 日本のことわざ・格言 ）
69.
明鏡止水
（ 荘子 ）
70.
成功も悪くはない。
悪いのはただ、
飲めば飲むほど渇きを産む塩水なのだ、
成功は。
（ 大岡信 ）

71.
水積もりて川と成る。
（ 『説苑』 ）
72.
河が深ければ、
その水は滑らかに流れる。
（ シェイクスピア ）
73.
渦巻いて　濁らない　滝つぼの水
（ 相田みつを ）
74.
詩人の手がすくえば、
水も水晶の玉になる。
（ ゲーテ ）
75.
盗みたる水は甘く、
密(ひそ)かに食う糧(かて)は美味あり。
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
76.
濁れる水の流れつつ澄む
（ 種田山頭火 ）
77.
人間は川のようなものだ。
水はどんな川でも同じことで、
どこへ行っても変わりないが、
川そのものには
細流もあれば、急流もあり、また大河あり、
水澄んだものあり、濁るものあり、
冷たいもの、温かいものありという具合だ。
人間もまさにこれである。
（ トルストイ ）
78.
はげしく渦巻き
さかんに泡だち
しかも少しも濁らない
透明ないのちでありたい
瀧壺(たきつぼ)の水のように
（ 相田みつを ）
79.
誰が許して誰が許されるのであろう。
われらがひとしく風でまた雲で水であるというのに。
（ 宮沢賢治 ）
80.
（※水は）四角の器(うつわ)に入れれば四角になるし、
円い器に入れれば円くなる。
このように謙譲であるために、
水は何よりも一番必要で、また何よりも力強いのだ。
（ 老子 ）

81.
どこまでも水田日本は水の国
（ 山口誓子 ）
82.
ながれゆく水の如しとみづからを
思ひさだめて見る夏の雲
（ 柳原白蓮 ）
83.
餓鬼の目に水見えず。
（ 日本のことわざ・格言 ）
84.
白く乾いた土にはそっと水を注いでやろう。
日かげにある花はそっとひなたに出してあげよう。
（ 徳永康起 ）
85.
大海に流れ込むと、
水の滴も落ち着く。
（ インドのことわざ・格言 ）
86.
黒い土に根を張り
どぶ水を吸って、
なぜ、きれいに咲けるのだろう。
私は大勢の人の愛の中にいて、
なぜみにくいことばかり
考えるのだろう。
（ 星野富弘 ）
87.
メシを　野菜を　肉を　空気を　光を　水を　親を　きょうだいを　師を　金もこころも　食わずには生きてこれなかった
（ 石垣りん ）
88.
沢辺の野生の雉(きじ)は、
十歩歩んでやっとわずかの餌にありつき、
百歩歩んでやっとわずかの水を飲むのだが、
それでも籠の中で養われることを求めはしない。
（ 荘子 ）
89.
血は水にならない。
（ ヨーロッパのことわざ・格言 ）
90.
我々はだんだん大人になってくると、
大人の考えになってきて、
抱いていたあらゆる希望が崩れてしまう。
それは渇いた土に水が浸(し)みこんでいくようなもので、
今までの希望はすっかり消えてしまう。
人の世のはかなさを思うようになる。
（ ロバート・ルイス・スティーヴンソン ）

91.
至りてかたきは
石なり
至りてやはらかなるは
水なり
水よく石を穿(うが)つ
（ 蓮如上人 ）
92.
人が溺れるのは眠った水だ。
（ フランスのことわざ・格言 ）
93.
眠った水より悪い水はない。
（ フランスのことわざ・格言 ）
94.
落合ふて音なくなれる清水哉(かな)
（ 与謝蕪村 ）
95.
母を亡くした娘は、
道のない山中に、
父を亡くした娘は、
飲み水のない山中にいる。
（ クルド人のことわざ・格言 ）
96.
王様の怒りと洪水には逆らうな。
（ アラブのことわざ・格言 ）
97.
人間が本物にならぬのは、自己の掘り方が足りないからである。
掘りに掘れ。
わが内なる生命の水脈まで掘りつけよ。
水はいくらでもふきあがる。
しかもその水脈は人類共通の源泉である。
（ 後藤静香 ）
98.
下水のおかげで水も流せる。
汚いもの、いやなものをみんな引き受けて
──下水はいつも土の中。
（ 相田みつを ）
99.
「来世」とか「魂」といった共通概念は出てくるものの、
宗教とスピリチュアルには水と油ほどの違いがある。
それどころか、
「あくまで私」にこだわるスピリチュアルは、
宗教的な装いは取っているものの、
実は宗教からはもっとも遠いものとさえ言える。
（ 香山リカ ）
100.
娘たちよ、また青年よ、また五十すぎた私自身よ。
事がうまく運ばぬからといって決して腰を引くな。
どこまでも自尊心を謙虚に保って、筧(かけい)の水のようにしたたり溜めて行けということである。
（ 中野重治 ）

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