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水の名言
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101.
猫は床が水であるかのように
体を投げ出す。
（ ウィリアム・ライアン・フェルプス ）
102.
自分の土地に流れる水、
己の上に吹きわたる風の気配、
それを自分の存在のアカシとして出発しない限り、
いかなる文化もありはしない。
花がひらくという神秘。
死にゆく樹々の鮮やかな紅葉の死に化粧。
ぼく自身の生命に共振する。
（ 岡本太郎 ）
103.
ささやかなもの。
ペチュニア。ベゴニア。クレマチス。
土をつくる。水をやる。季節がめぐる。
それだけのことだけれども、
そこにあるのは、うつくしい時間だ。
（ 長田弘 ）
104.
血は水に変えられぬ。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
105.
水を捨てよ、
器を去れ、
無我になれ、
無心になれ。
（ 一休禅師 ）
106.
あなた自身の井戸から水を汲み、
あなた自身の泉から湧く水を飲め。
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
107.
水が低いところに流れて行くように、
考えたことは実現するのが当たり前なんだけど、
わからないかなあ。
（ 石井裕之 ）
108.
湧き水の自然こそ、
愛の真の姿である。
（ 西岡光秋 ）
109.
おさない日は
水が　もの云(い)う日

木が　そだてば
そだつひびきが　きこゆる日
（ 八木重吉 ）
110.
愚者は半ば水を盛った瓶のようであり、
賢者は水の満ちた池のようである。
（ ことわざ ）
111.
水の光り。
日の光り。
やわらかな風。
葉のしたたり。
おおきな木。
花の色。
草の色。
土の色。
鳥の影。
雲の影。
ふだんはいそがしさのなかに忘れてしまっている「何か」が、それらのあいだにあるとおもう。
いつもは忘れている「何か」、それが何か思いだせない「何か」、何かとしかいえない「何か」を思いだしたいとき、そこにいったら思いだせるような気がする。
そうした心がふっと開かれてゆくような、開かれた場所が好きだ。
（ 長田弘 ）
112.
塩辛を食おうとて水を飲む。
（ 日本のことわざ・格言 ）
113.
蛙(かえる)の面(つら)に水
（ 日本のことわざ・格言 ）
114.
人の本性は不定なり。
一つの所を渦まく水のごとし。
（ 荀子 ）
115.
勢(いきおい)を知らずして、
風に向かいて火を放ち、
水に逆らいて船を行(あやつ)るがごとく、
ただ難儀ばかりにこれ無く、
その害知るべからず。
（ 渡辺崋山 ）
116.
天下の柔弱なるは水に過ぐるはなし。
（ 老子 ）
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