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1.
幻がなければ民は堕落する。
2.
優しい舌は命の木である。
3.
さとき者は自分の歩みを慎む。
4.
願いがなかなかかなわないと、
心が病気になるが、
願いがかなえば、
命の木を得たようになる。
5.
不正を蒔く者は災いを刈り取る。
6.
陽気な心は、薬のように人のためになる。
7.
神に願をかけたら誓いを果たすのを遅らせてはならない。
愚か者は神に喜ばれない。
願をかけたら、誓いを果たせ。
願をかけておきながら誓いを果たせないなら願をかけないほうがよい。
8.
人の弱いは草のごとく、
その栄えは野の花のごとく。
9.
愚かなる者も黙するときは知恵ある者と思われる。
10.
賢者と交わる者は賢明になる。
11.
生きている犬は、死んだライオンにまさる。
12.
復讐は神に所属する。
13.
人生は短く、苦しみは絶えない。
花のように咲き出ては、しおれ、影のように移ろい、永らえることはない。
14.
あなたが事をなそうと定めるならば、あなたはそのことを成就し、あなたの道には、光が輝く。
15.
隣人を侮る者には、分別がない。
利口者なら、黙っている。
16.
言葉の軽率な者よりも、愚か者のほうが望みがある。
17.
知恵ある者を責めてみよ。
彼は汝を愛するであろう。
18.
年老いた者が賢いとは限らず、年長者が正しいことを悟るとは限らない。
19.
急いで得た富は減る。
少しずつたくわえる者はそれを増すことができる。
20.
嵐の後に静けさがやって来る。
21.
正直な答(こたえ)は、真の友情の印。
22.
正しき者は悩み多し。
23.
他人に穴を掘る者は自らそれに落ちる。
24.
富者はひいき目に自らを知恵ある者となす。
されど聡明ある貧者は彼をはかり知る。
25.
正しい者は七たび倒れても、また起き上がる。
26.
父がすっぱいぶどうを食べたので、子供の歯が浮く。
27.
人を偏り視るはよからず、人はただ一片のパンのために咎(とが)を犯すなり。
28.
難癖をつける者は買う気がある。
29.
眼には眼、歯に歯を
30.
人の体が養われるのは自分の言葉の結ぶ果実によってである。
31.
人の知恵は顔に光を添え、固い顔も和らげる。
32.
すべての勤労には利益があるが、むだなおしゃべりは貧乏に行き着く。
33.
助け合う兄弟は堅固(けんご)な城のようだ。
34.
死者のためにそっと泣け。
憩いを見いだしたのだ。
35.
汝は塵(ちり)であり、また塵に戻るであろう。
36.
自分の道を守る者はその魂を守る。
37.
我にわからざるもの三つあり。
一つは、空を翔(か)ける鷲の道。
一つは、地を這う蛇の道。
一つは、男と女の出会う道。
38.
困難に遭って倒れるようでは、汝の力はまだ弱い。
39.
公平であるにも、賢くふるまうにも、度を越してはならぬ。
40.
事をなそうと決めれば、あなたはそれを成就するであろう。
41.
幸いある日には楽しめ。
禍(わざわい)ある日には考えよ。
神はこの二つを相交えて下し給う。
42.
人の生涯は草のよう。
野の花のように咲く。
風がその上に吹けば、消えうせ、
生えていた所を知る者もなくなる。
43.
川はすべて海に流れ込む。
けれども、海は満ちることはない。
44.
知恵ある子は父を喜ばし、愚かなる子は母の憂(うれ)いなり。
45.
あなたの父と母を敬え。
これは、あなたの神、主が賜る地で、あなたが長く生きるためである。
46.
己の如く汝の隣人を愛すべし。
47.
天(あめ)が下(した)のすべての事には季節があり、
すべてのわざには時がある。
48.
もしあなたの仇(かたき)が飢えているならば、パンを与えて食べさせ、もし（のどが）乾いているならば水を与えて飲ませよ。
こうすることによって、燃える火を仇の頭に積むであろう。
49.
あなたの父母を楽しませ、あなたを産んだ母を喜ばせよ。
50.
自分の心が助言するとおりにせよ。
人間の心ほど忠実な従僕はない。
高い見張り台から見守る七人の見張り番の報告よりも、もっと多くのことを教えてくれる。
51.
希望に勝る妙薬なし
52.
目には目を、歯には歯を。
手には手を、火傷には火傷を、打ち傷には打ち傷を。
53.
慎重な者は、手ひどい侮辱をも受け流せる。
54.
他人の死を喜ぶな。
私達は皆、死すべき者であることを思え。
55.
男を美貌のゆえに褒めるべきではなく、醜いがゆえに軽蔑すべきではない。
56.
知恵多ければ、憤(いきどお)り多し。
57.
老いた者には知恵があり、命の長い者には悟りがある。
58.
知恵ある者とともに歩む者は知を得、愚なる者の友となる者は悪しくなる。
59.
人の心に宿る思いは、深い水のようだ。
しかし、聡明な人はそこから汲むだろう。
60.
盗みたる水は甘く、密(ひそ)かに食う糧(かて)は美味あり。
61.
彼は思う存分にそれを行い、富み栄えた。
62.
その口を守る者はその生命を守る。
63.
私がおおいに恐れていたことが、私に降りかかった。
64.
空(くう)の空、いっさいは空である。
65.
教訓はともしびである。
掟は光である。
教育的な懲らしめは命の道である。
66.
穏やかな答えは怒りをとどめ、激しい言葉は怒りを引き起こす。
67.
働き者の眠りは心地よい。
68.
不実な者の行く手は厳しい。
69.
飢えを満たすために盗むならば、その人は軽蔑されない。
70.
孫は老人の冠である。
71.
傷心のゆえに多くの人が死に絶えた。
悲哀には益するものはない。
72.
愛はすべてのとがをおおう。
73.
戦うに時があり、和するに時がある。
74.
未来のビジョンが描けないとき、人は堕落する。
75.
正しい者の道は、夜明けの光のようだ。
いよいよ輝きを増して真昼となる。
76.
思い計らいは人の心の中の深い水。
英知ある人はそれをくみ出す。
77.
ふたりはひとりにまさる。
彼らはその労苦によって良い報いを得るからである。
すなわち彼らが倒れる時には、そのひとりがその友を助け起こす。
78.
愛するに時があり、
憎むに時がある。
79.
大地に尋ねてみよ、あなたに教えてくれるだろう。
80.
危険を好む者は危険の中で破滅を見いだす。
81.
聡明は人に怒りを忍ばしむ。
過失をゆるすは人の栄誉なり。
82.
心の楽しみは良薬なり。
83.
一袋の知恵は一つなぎの真珠にまさる。
84.
あなた自身の井戸から水を汲み、あなた自身の泉から湧く水を飲め。
85.
すべてあなたの手のなしうる事は、
力を尽くしてなせ。
86.
誘惑にあったことのない者に何が分かろうか。
87.
人は（相手の）口から出る好ましい答えによって喜びを得る。
時にかなった言葉は、いかにも良いものだ。
88.
富者(ふしゃ)は貧者(ひんじゃ)を治め、借りる者は貸す者の僕(しもべ)となる。
89.
横たわるときも自らの心と語り、そして沈黙に入れ。
90.
愛は惜しみなく与えよ。
91.
虚偽談話を、あなたから遠ざけよ。
目はまっすぐに正面を見よ。
92.
賢者は聞き、愚者は語る。
93.
争いの初めは堤より洩れる水の如し。
94.
我々は、神から幸いを受けるのだから、災いをも受けるべきではないか。
95.
身につける衣服と唇に浮かぶ微笑と物腰が、人となりを表す。
96.
夢のことばかり考えているのは、影をつかまえ、風に追いつこうとするようなものだ。
97.
知恵が深まれば悩みも深まり、知識が増せば痛みも増す。
98.
若い人の栄(は)えはその力、老人の美しさはそのしらがである。
99.
たきぎがなければ火は消え、密告者がなければ争いはやむ。
100.
肉体の健康にまさる富はない。
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