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601.
（雑談で）「身近な話」にまさる話はない。
（ 中谷彰宏 ）
（ Nakatani Akihiro ）
602.
舌をすべらすよりも、
いっそ足をすべらしたほうがいい。
（ ブルガリアのことわざ・格言 ）
（ Bulgaria saying ）
603.
卑しい人と親しく、あるいは楽しげに話せば、その人の横柄さと自負心を増大させる。
（ サアディー ）
（ Sadi ）
604.
ふるさとの訛(なま)りなくせし友といて
モカ珈琲はかくまでにがし
（ 寺山修司 ）
（ Terayama Shuuji ）
605.
口をつぐむ時、
愚か者は賢く、
賢者は愚かになる。
（ シモニデス ）
（ Simonides ）
606.
一般に、こちらがていねいすぎると、
相手の言い方は高圧的になるのが普通なのだ。
（ 松本幸夫 ）
（ Matsumoto Yukio ）
607.
賢い人は見たことを話し、
愚か者は聞いたことを話す。
（ アラブのことわざ・格言 ）
（ Arab saying ）
608.
心は言葉から出るものなんです。
どんなに心が波立っていても、言葉を穏やかにしてみると、心も穏やかになっていくんです。
（ 金盛浦子 ）
（ Kanamori Urako ）
609.
外交交渉で、相手に気なんか使うなよ。
そこから五分五分じゃなくなっちゃうんだよ。
いいかい、商売は相手のことなんか考えてたら、商売にならないんだよ。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
610.
他人の話によく耳を傾ける人は、
どこでも人気があるだけではなく、
そのうち何かを知るようになる。
（ ウィルソン・ミズナー ）
（ Wilson Mizner ）
611.
人の心を動かして説得しようとする者は、
おのれがまず感動し、
おのれを説得することから
始めなければならぬ。
（ トーマス・カーライル ）
（ Thomas Carlyle ）
612.
最も有益なことが言えるのは、
最も多弁な者ではない。
（ 中国のことわざ・格言 ）
（ China saying ）
613.
言葉に命と意味を与えるためには、感情を込めてしゃべる必要があります。
そうすればあなたの望みは、現実の世界に立ちあらわれてくるでしょう。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
614.
たったひと言で大事な人の命を奪うことがあるということ、どうして分かろうとしないんだ？
（ 金八先生 ）
（ Kinpachi ）
615.
もし相手を自分の意見に賛成させたければ、
まず諸君が彼の味方だとわからせることだ。
これこそ、人の心をとらえる一滴の蜂蜜であり、
相手の理性に訴える最善の方法である。
一旦これが獲得できると、
こちらの意見を認めさせるのに、大して手間はかからない。
（ エイブラハム・リンカーン ）
（ Abraham Lincoln ）
616.
炎を息で吹き消すのは何とたやすいことだろう。
その火を再びともすのは何と難しいことだろう。
冷たい言葉は火を消し、優しい言葉は火をともす。
言葉に縛られた夢はだんだん小さくなっていく。
（ ジョーン・ウォルシュ・アングランド ）
（ Joan Walsh Anglund ）
617.
人は誰でも、
自分の話を良く聞いていくれる人に好感を抱くものです。
それならば、聞き役に徹し、
相手を支持してあげなさい。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
618.
力強くて、美しく、
その上、言葉の魅力が溢(あふ)れている
政治家を育てるべきです。
同じことを言っても、
説得力が違います。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
619.
人間にとって、
言葉は苦悩を癒す医者なり。
なぜならば、言葉のみが魂を癒す不可思議なる力を有するからなり。
また、この言葉こそ、
古(いにしえ)の賢者たちは「妙薬」と呼ぶ。
（ メナンドロス ）
（ Menandros ）
620.
話上手は聞き上手。
聞き上手は質問上手。
漠然と考えよと言われても、何を考えていいのか分からない。
質問が明確ならば、考えることができる。
（ リチャード・H・モリタ ）
（ Richard H. Morita ）
621.
やたらにしゃべる人より、
目を輝かせて聞く人のほうが、
ずっと魅力的な場合がある。
それは、知的好奇心の活発さと、
自分だけにとらわれていない心の広さを感じさせるからだ。
（ 長部日出雄 ）
（ Osabe Hideo ）
622.
日本人は、英語ができないから国際交渉に弱いのではない。
日本語ができないからだ。
（ 猪瀬直樹 ）
（ Inose Naoki ）
623.
目を見つめて、一緒に笑い、一緒に泣く気持ちがないなら、他人の話を聞かないで。
（ 永六輔 ）
（ Ei Rokusuke ）
624.
強く辛辣な言葉は、根拠が弱いことを示している。
（ ヴィクトル・ユーゴー ）
（ Victor Hugo ）
625.
真の雄弁は、称賛に対して徹底的に沈黙を守ることである。
（ メレディス ）
626.
愛語施
（ 仏典『雑法蔵経』 ）
627.
年をとるとおしゃべりになるのは、たくさんのことを見てきたからであり、また、やがて永遠に、話せなくなってしまうからである。
（ ジョゼフ・ホール ）
628.
大きな成果を生み出すには、開かれた会話と互いの信頼関係が欠かせない。
自分の上司に食ってかかれるような本音の対話ができる文化が必要。
（ ジャック・ウェルチ ）
（ Jack Welch ）
629.
おもしろいと思われた人物は得である。
なぜなら、自然に相手との間の垣根が低くなるからである。
（ 多湖輝 ）
（ Tago Akira ）
630.
相手がお気に入りの事柄をほめちぎれば、
たちまち相手は好感を持ってくれる。
（ アイザック・ニュートン ）
（ Isaac Newton ）

631.
決断は、スピーチと同じで場数を踏むことだ。
たくさんの決断をするようになって、ようやく、ストレスなくできるようになる。
（ 本田健 ）
（ Honda Ken ）
632.
真剣に、「すみません」じゃない言葉を使って謝る。
謝ってるほうも謝られてるほうも、お互いにそのほうが気持ちがいい。
（ 萩本欽一 ）
（ Hagimoto Kinichi ）
633.
人は、感情が激していれば議論においても説得力を発揮できる、と勘違いする傾向がある。
熱くなった頭は、水を差されることを嫌い、論理の厳しい検討に憤りを感じるものなのだ。
（ ウィリアム・グラッドストン ）
（ William Gladstone ）
634.
一人の日々を深くするものがあるなら、
それは、どれだけ少ない言葉でやってゆけるかで、
どれだけ多くの言葉でではない。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
635.
口は是(こ)れ禍の門、
舌は是れ身を斬るの刀なり。
（ 馮道 ）
（ Fu Dou ）
636.
精神の名士たちの人間味は、
無名の人々と交わって、
愛想のよい仕方で自分の言い分を引っ込めるところに成り立つ。
（ ニーチェ ）
（ Nietzsche ）
637.
議論好きの人間よりも、かわすのがうまい人間を恐れなさい。
（ マリー・フォン・エブナー＝エッシェンバッハ ）
（ Marie von Ebner Eschenbach ）
638.
社交の秘訣は、
真実を語らないということではない。
真実を語ることによってさえも、
相手を怒らせない技術である。
（ 萩原朔太郎 ）
（ Hagiwara Sakutarou ）
639.
老化とともにまず固有名詞が、
続いて形容詞が脱落する。
俗にいうミソもクソも、
同じ一語で形容しはじめたら、
顔以上に心の方が古びたと思えばいい。
（ 池内紀 ）
（ Ikeuchi Osamu ）
640.
相手を動かそうとする時には、
心のこもった、押しつけがましくない説得の手を用いるよう心がけることだ。
「一ガロンの苦汁よりも一滴の蜂蜜を用いたほうが多くの蠅(はえ)がとれる」
という諺は、いつの世にも正しい。
人間についても同じことがいえる。
（ エイブラハム・リンカーン ）
（ Abraham Lincoln ）

641.
言葉が人間に与えられたのは、考えていることを隠すためである。
（ タレーラン ）
（ Talleyrand ）
642.
自説を取り消すことはできない。
（ マルティン・ルター ）
（ Martin Luther ）
643.
失敗した人、悲しんでいる人に向かって、
わたしたちは何かを言ってあげたい気持ちになります。
しかし、人間の言葉にはトゲがあります。
そのトゲでもって相手を傷つける危険が大きいのです。
だから、むしろ何も言わずに、
じっと相手の言葉を聞いてあげる。
それが慈悲だと思います。
（ ひろさちや ）
（ Hiro Sachiya ）
644.
貧乏人が言えば、真実でも信じてもらえない。
だが、金持ちの悪人が言えば、嘘でも信じてもらえる。
（ フリードリヒ・リュッケルト ）
（ Friedrich Ruckert ）
645.
口に蜜を持つ蜂は、
尻に針を持っている。
（ リリイ ）
646.
蜜蜂は口に蜜を持っているが、
尻には針を持っている。
（ 作者不詳 ）
647.
口に蜜を造る者は、
心かならず針あり。
（ 新井白蛾 ）
648.
口に蜜あり、腹に剣あり。
（ 『資治通鑑』 ）
（ 『新唐書』 ）
（ Shijitsugan ）
（ Shintoujo ）
649.
どんなに沢山の高尚な言葉を読んだとしても、
どんなに沢山の高尚な言葉を話したとしても、
それにのっとった行動をしなかったら、
何の役に立つのだろうか。
（ 『法句経』 ）
（ Hokkukyou ）
650.
相手の理解力や能力に応じて話をすることは、人前で話をするときの基本であり、鉄則である。
（ 堀場雅夫 ）
（ Horiba Masao ）

651.
本当に人の話を「聴く」ためには、忍耐、自制、そして相手を理解したいという気持ちなど、高度な人格の要素が必要不可欠である。
（ スティーブン・Ｒ・コヴィー ）
（ Stephen R. Covey ）
652.
（従業員の）給料やストックオプションも大切だが、
（経営者が従業員にかける）心のこもった言葉は、
何物にも代えることが出来ない大金に値する。
（ サム・ウォルトン ）
（ Sam Walton ）
653.
「正論」が、危険なパンチになることがよくあるよね。
これは、言い方が正しくないってこと。
（ 萩本欽一 ）
（ Hagimoto Kinichi ）
654.
いまの文化は記憶力文化。
みな、死んだ数字や学説を、ようくおぼえて、それをトクトクとしゃべってるだけ。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
655.
言葉は、思うところを偽るために、人間に与えられた。
（ タレーラン ）
（ Talleyrand ）
656.
人はいつも、行動する時より口で言う時の方が大胆になる。
（ シラー ）
（ Friedrich von Schiller ）
657.
語り合ってみて理性も好感も感じられない人間が多いのは、自分の言いたいことで頭がいっぱいで、相手の言葉に耳を貸さない連中が多いからだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
658.
（店員の）言葉や態度が店相をつくる。
あなたはお店の代表である。
（ 大高善雄 ）
（ Ootaka Yoshio ）
659.
権威を引いて論ずるものは
才能を用いるにあらず、
ただ記憶を用いるにすぎぬ。
（ レオナルド・ダ・ヴィンチ ）
（ Leonardo Da Vinci ）
660.
何をなすべきかを語る言葉は、
果敢な言葉。
しばしば戦端をひらいてきた言葉です。
何をなすべきでないかを語る言葉は、
留保の言葉。
戦争の終わりにつねにのこされてきた言葉です。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）

661.
反駁(はんばく)を好んで多くの言葉を費やす者は、いかなる正しいことをも学ぶ能力がない。
（ デモクリトス ）
（ Demokritos ）
662.
弁解は、利己心の裏返しである。
（ オリバー・ウェンデル・ホームズ ）
（ Oliver Wendell Holmes ）
663.
おしゃべりと雄弁は同じではない。
愚者はしゃべりまくるが、賢者は話すだけだ。
（ ベン・ジョンソン ）
（ Ben Jonson ）
664.
厳しい言葉の中に優しい心があることに気づきなさい。
（ 作者不詳 ）
665.
愛すれば、話が解る。
愛すれば、心が通う。
愛すれば、機転がきく。
愛すれば、気苦労なし。
（ 後藤静香 ）
（ Gotou Seikou ）
666.
選手との対話術成功の秘訣といっても……決して相手を追い詰めないこと、理詰めでいっても、必ずどこか逃げられる道を開いておくことだね。
（ 藤田元司 ）
（ Fujita Motoshi ）
667.
口数の少ない者は知識あり。
（ 『タルムード』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
（ Talmud ）
（ Judea ）
668.
今日、夫婦の間で起きるもめ事の八割は、適切な対話を欠いたことからこじれた問題なのです。
問題の芽はあったにしろ、それをこじらせ大事(おおごと)にするのは対話を欠いたときです。
（ しまずこういち ）
（ Shimazu Kouichi ）
669.
人の先に立ってものをいったからには
変節は許されない。
今までどんなことを書いてきたとしても、
転向で帳消しになってしまう。
（ 中野重治 ）
（ Nakano Shigeharu ）
670.
神が人間に言葉を与えたのは、互いの考えていることを隠すためである。
（ タレーラン ）
（ Talleyrand ）

671.
ひとりのときにはため込んでも、
人と会ったときには吐き出す。
この循環ができるとベストだ。
（ 齋藤孝 ）
（ Saitou Takashi ）
672.
触れること、微笑むこと、優しい言葉をかけること、話を聞いてあげること、偽りなく誉めること、ちょっとした気遣い、これらの持つ力を、私たちは軽く見すぎています。
これらは全て、人生を１８０度変える可能性を持っているのです。
（ レオ・ブスカーリア ）
（ Leo Buscaglia ）
673.
ゴシップ好きな人は他人の話をする。
退屈な人は自分の話をする。
優れた話し上手は、あなたに向かってあなたのことを話してくれる。
（ ウィリアム・キング ）
674.
１．子どもが話をしているときは、注意深く耳を傾けてあげること。
話の内容はなから決めてかかったり、話の腰を折ったりしてはいけません。
（ イリサ・P・ベイネイデック＆キャサリン・F・ブラウン ）
675.
雑談から商談が生まれることも多い。
お客さんと話しているうち、隠れたニーズを発見することがあるからだ。
（ 『「できる人」の話し方』 ）
676.
快活さを失った時、
他人に頼らず自発的に快活さを取り戻す秘訣は、
いかにも楽しそうな様子で
動き回ったり、しゃべったりしながら、
すでに快活さを取り戻したように振舞うことである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
（ William James ）
677.
（私は）相手が明らかに間違ったことを主張しても、すぐそれに反対し、相手の誤りを指摘することをやめた。
そして、「なるほどそういう場合もあるだろうが、しかしこの場合は、少し事情が違うように思われるのだが……」というぐあいに切り出すことにした。
（ デール・カーネギー ）
（ Dale Carnegie ）
678.
人の性格は会話によりて明らかにされる。
（ メナンドロス ）
（ Menandros ）
679.
何かを隠すと、話はどうしても矛盾してきます。
（ 加藤諦三 ）
（ Katou Taizou ）
680.
（相手の）話を聞くだけで（相手から）好かれる。
人と会話する目的の一つは仲よくなることにある。
聞くことに専念する意義は大きい。
（ 『「できる人」の話し方』 ）

681.
「いままでの話を整理します」と、切りのいいところでストップし、そこまでの内容を整理する。
こうすれば、聴衆は、いま聞いた話をすぐに思い出す。
しかも、ポイントだけを今度はインプットできる。
（ 中島孝志 ）
（ Nakajima Takashi ）
682.
言葉多き者は品(ひん)少なし。
（ 一般のことわざ・格言 ）
（ Ippan saying ）
683.
教訓すること、
喜ばせること、
（心を）動かすこと、
これが雄弁の三要件である。
（ キケロ ）
（ Cicero ）
684.
舌の剣(つるぎ)は命を断つ。
（ 『十訓抄』 ）
（ Jikkinshou ）
685.
親しいということは、本当のことを言えるということです。
（ 加藤諦三 ）
（ Katou Taizou ）
686.
言葉を少なくする者は、知識のある者。
（ 『旧約聖書』 ）
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
（ Kyuuyaku Seisho ）
（ Judea ）
687.
コミュニケーションというのは、
「自分の言いたいことを伝える」という三割と
「相手の言いたいことを聞いて理解する」という七割で成立している。
（ 香山リカ ）
（ Kayama Rika ）
688.
すべて意見を述べるにあたり大切な事は、
説く相手（人君）のほこりとする点を誇張して、
恥とする点を全然述べないようにする言い方を心得ることにある。
相手（人君）が失策だったと気づいていることは、
その過失を極言してはならない。
（ 司馬遷 ）
（ Shibasen ）
689.
悪い言葉をいっさい、
あなた方の口から出してはいけない。
必要があれば、
人の徳を高めるのに役立つような言葉を語って、
聞いている者の益になるようにしなさい。
（ 『新約聖書』 ）
（ Shinyaku Seisho ）
690.
退屈な毎日を過ごしている人は、退屈な話しかできないのよ。
（ ドラマ『ダンダリン一〇一』 ）

691.
相手の存在感を認める方法はいたって簡単です。
相手の話をただじっと聞いてあげればそれでいいのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
（ Joseph Murphy ）
692.
身体に罪のある者はだれもいない。
本当の罪人は言葉に罪のある者だ。
（ マダガスカルの格言 ）
693.
沈黙によって、
体と精神と魂の完全なる均衡が保たれる。
（ オヒイェサ ）
（ Ohiyesa ）
694.
部下にも上司にも、とにかく人の意見を聴く、ということが大事です。
自分の主張することが通らないからといって別れてしまうのはよくありません。
相手の話もすべて間違っているわけでもないのです。
（ 那須翔 ）
695.
心のこもった言葉を、たった一人の人に向かって言う。
そこに思いやりや温かな空気が生まれる。
（ 萩本欽一 ）
（ Hagimoto Kinichi ）
696.
さりげない言葉が、さりげなく他人を支える。
（ あさのあつこ ）
697.
女性からセクハラと怒られないためには、
言葉を選ぶんじゃなくて、
言う相手を選ぶのがコツ。
（ 齋藤孝 ）
（ Saitou Takashi ）
698.
コミュニケーションのコツは
「言うが三割、聞くが七割」。
（ 香山リカ ）
（ Kayama Rika ）
699.
悩み苦しむ人にとって何より大きな助けになるのは、しばしば自分の話をじっくり聴いてもらい、自分のことを親身になってもらうことなのです。
（ 古宮昇 ）
700.
話の材料は新鮮なものに限る。
（ 多湖輝 ）
（ Tago Akira ）

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