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101.
愛語はよく回天の力あり。
（ 道元 ）
102.
次の六つの心得を守れば、礼儀正しさの習慣を身につけることができる。
１．相手の話には熱心に耳を傾ける。
２．相手の話に口をはさまない。
３．初対面の人の名前はすぐ覚えて、できるだけ使う。
４．もし相手の言い分が間違っていても、そっけなくやりこめるのはよくない。
５．自分のほうが偉いといった態度を見せない。
６．自分の考えが間違っていれば、素直にあやまる。
（ デール・カーネギー ）
103.
伝える努力よりも、伝わる努力をしなさい。
（ 永六輔 ）
104.
生理的に合わない相手には、まず共通点を探して話をすることだ。
共通点があると相手の態度はコロッと変わり、人間関係があっさり好転することもある。
（ 西山昭彦 ）
105.
（人は）現状を色々と指摘されると怒るんですね。
でも実際には現状にしがみついている。
（ 西江雅之 ）
106.
一から十まで他人に説得してもらわなければ動かん気か？
他人の言うことなど、十のうち五もうなずければ御の字。
説得力三なら納得力で七を足して動け。
間違ったら軌道修正して動け。
（ 漫画『コンシェルジュ』 ）
107.
グチは一度目は聞いてあげよう。
二度目は話題を変えてあげよう。
（ 斎藤茂太 ）
108.
ネタは人間が持っている。
一時間話を聞いているだけで、たくさんのネタが飛び込んでくる。
（ 中島孝志 ）
109.
ネタを仕入れるなら人に注目すべきなのだ。
違う分野の人間と話をすると、違う分野の情報が手に入る。
これが大きい。
（ 中島孝志 ）
110.
自分の体験談に勝るものはない。
体験談を語るとき、人は自然といきいきする。
目が輝いているし、表情も豊か。
当然、説得力もある。
そこに聞くものは引かれるのだ。
（ 中島孝志 ）
111.
悪口は、自己愛と無為の産物である。
（ ヴォルテール ）
112.
最良の説得は恐怖を与えることである。
（ サヴォナローラ ）
113.
「議論に負けた人が自分の全人格を否定されたと考える」のは間違っているという批判がある。
もしそうであるなら、「議論に勝った人が自分の全人格が相手より優れていると考える」のも間違っている。
議論に勝った者の勝ち誇った顔ほど醜悪なものはない。
（ ながれおとや ）
114.
人間だったら自分の気持ちに正直に生きるべきだ。
好きなら好きと言えばいい。
気に食わないのなら、そう言えばいいんだ。
オレは妥協も我慢もしない。
（ マイルス・デイヴィス ）
115.
親切な言葉は、人の心を和(なご)ませる。
（ 一般のことわざ・格言 ）
116.
論理によって反駁(はんばく)できない論理はありえない。
どんな完璧に見えても論理には、
きっと欠陥が見つけられるものだ。
これはゲーデルの不完全定理とは関わりなく
見つけられるものである。
（ 吉本隆明 ）
117.
人にとやかく言うのが
好きな人間ほど、
人にとやかく言われるのが
嫌いである。
（ ながれおとや ）
118.
会話は文明そのものである。
言葉は人と人を結びつけ、
沈黙は人を孤立させる。
（ トーマス・マン ）
119.
お前の口から飛び立った言葉は、存分にその役割を果たし、二度と戻っては来ない。
（ ムハンマドと『コーラン』 ）
120.
真実の矢を射る時は、
その先端を蜜に浸せ。
（ アラブのことわざ・格言 ）
121.
やさしい言葉は、たとえ短く簡単な言葉でも、いつまでもいつまでも心にこだまします。
（ マザー・テレサ ）
122.
なんでも言える人は、なんでもできる人になる。
（ ナポレオン・ボナパルト ）
123.
馬鹿と気違いは真実を言う。
（ イギリスのことわざ・格言 ）
124.
人は論じすぎて、真実を見失う。
（ プブリリウス・シルス ）
125.
人間は頭で理解するが、感情で動く。
説得力とは、とりもなおさず人の感情にストレートに訴えかける術である。
（ 大山梅雄 ）
126.
お前の本当の腹底から出たものでなければ、人を心から動かすことは断じてできない。
（ ゲーテ ）
127.
人は誠実な批評よりも、心にもないお世辞を好む。
（ プラウトゥス ）
128.
相手の言葉に傷ついてしまうのは、あなたが相手と同じレベルだからです。
怒ってしまうのは、あなたが相手と同じレベルだからです。
（ 加藤諦三 ）
129.
無口な人には話せない（話さない）理由がある。
（ 門昌央と人生の達人研究会 ）
130.
信頼は才気よりも会話を力づける。
（ ラ・ロシュフコー ）

131.
形容詞、副詞でものを言っている人は信用してはいけない。
名詞と動詞でものを言っている人は信用できる。
これは事実ですね。
（ 谷沢永一 ）
132.
有益な言葉は飾り気のない口から出ることが多い。
（ シラー ）
133.
的確な弾丸よりも鋭い弁舌のほうが強い。
（ ビスマルク ）
134.
語気を荒げて意見をぶつけても、相手の心の壁を取り払うことはできないのである。
ポカポカと相手の心を温めてあげること。
そうすれば必ず相手は、胸襟を開いてくれるのだから。
（ ルイス・ターターリャ ）
135.
目は言葉を話し、目は言葉を理解できる。
（ ジョージ・チャップマン ）
136.
沈黙は愚か者の知恵である。
（ ラ・ブリュイエール ）
137.
美しい唇である為には、美しい言葉を使いなさい。
美しい瞳である為には、他人の美点を探しなさい。
（ サム・レヴェンソン ）
138.
恥ずかしいと思わぬことは、恥ずかしがらずに言うべきだ。
（ モンテーニュ ）
139.
教養とは、気分を害さず、また自信も失わずに、あらゆることに耳を傾ける能力のことである。
（ ロバート・フロスト ）
140.
自分が傷つかないで、怒(おこ)ったり、叱ったりする人がいるけど、自分も傷ついて説得力がつくんです。
（ 永六輔 ）

141.
自分で名言を吐く以外の最善の方法は、引用することである。
（ エマーソン ）
142.
話上手の第一の要素は真実、
第二は良識、
第三は上機嫌、
第四はユーモア。
（ ウィリアム・テンプル ）
143.
深いコミュニケーションとは、相手と話していると、話しながら自分について気づいていくプロセスだ。
（ 神田昌典 ）
144.
言葉というものは、釣り針の様に相手の心に刺さる必要がある。
（ 松岡正剛 ）
145.
言うべき事は、
言うべき時に言い切っておく事だ。
それでこそ人生の歴史ができる。
（ リベロ・マッツア ）
146.
黙っているほうが安全だという雰囲気は、非常に危険だ。
（ 盛田昭夫 ）
147.
大切なことで、是非覚えておいてもらいたいと思うことは、何度でも言うことである。
五へんでも十ぺんでもくり返せば、いやでも頭の中に入る。
（ 松下幸之助 ）
148.
迷ったときは、真実を語れ。
（ マーク・トウェイン ）
149.
愚かなる者には、沈黙に勝るものなし。
この事実を知るならば、その者は愚かにあらず。
（ サアディー ）
150.
セールスの極意は三まめ。
口まめ、足まめ、手まめ。
（ セールスの極意 ）

151.
真実なる言葉は快くない。
快い言葉は真実ではない。
（ 老子 ）
152.
初対面の人と上手く話す秘訣なんて無いんです。
心構えとしては、初対面と思わない事じゃないですかねえ。
この人はよく知っているんだ、仲良しだと思う事です。
（ タモリ ）
153.
議論に勝つ最善の方法は、
この世にただ一つしかない。
その方法とは──
議論を避けることだ。
毒蛇や地震を避けるように
議論を避けるのだ。
（ デール・カーネギー ）
154.
女性が、男の人のはなしに心から耳を傾けること。
「うわぁ、素敵、それで？」と眼を輝かして夢を聞いてあげること。
それだけでいい。
（ 岡本敏子 ）
155.
厳しい言葉では、
自分の本当の気持ちは伝えられない。
（ NHK番組『ドキュメント20min.』 ）
156.
意地悪なことを言われた時は、まるでこたえないって顔して知らんぷりするのが一番いいんだ。
もちろんこたえない訳はない。
でも弱みを見せると、ああいう連中はいい気になって、ままますひどいことを言ってくるからね。
（ ビクター・B・ミラー ）
157.
（不祥事を起こした際の）メディア対応で重要なのは、「逃げない」「隠さない」「ウソつかない」。
（ 作者不詳 ）
158.
魅力的に愚痴を言うには、
天才でなければならない。
（ F・スコット・フィッツジェラルド ）
159.
コミュニケーションとは
相手と自分の共通点を探すことです。
（ 小田真嘉 ）
160.
嫌な話になったとしても、顔だけは笑うようにしているのよ。
井戸のポンプでも、動かしていれば、そのうち水が出てくるでしょう。
同じように、面白くなくても、にっこり笑っていると、だんだんうれしい感情がわいてくる。
（ 樹木希林 ）

161.
人を傷つける言葉は、いつまでも相手の心に残る。
取り消すことはできないのだ。
（ リリアン・グラス ）
162.
交渉の達人を形容する言葉は次の３つの「Ｆ」です。
「フレンドリー」「フェア」「フレキシブル」。
（ ロバート・G・アレン ）
163.
１．他人の発言を遮らない
２．話す時は、ダラダラとしゃべらない
３．話す時に、怒ったり泣いたりしない
４．分からないことがあったらすぐに質問する
５．話を聞く時には、話をしている人の目を見る
６．話を聞く時には、他のことをしない
７．最後まできちんと話を聞く
８．議論が台無しになるようなことを言わない
９．どのような意見であっても、間違いと決め付けない
10．議論が終わったら議論の内容の話はしない
（ フィンランドの小学校五年生が集まって作った「議論における10のルール」 ）
164.
何人かで議論をするとき、一人が一回にかける時間はだいたい三分まで（で充分）だ。
五分十分話をしても、それはだらだらとしゃべっているだけで、内容量は三分の人と変わらない。
（ 堀場雅夫 ）
165.
言葉は八分(はちぶ)でとどめて、あとの二分(にぶ)は、むこうで考えさせるがよい。
わかる者には云(い)わずともわかるが、わからぬ者にはいくら云ってもわからぬ。
（ 伊庭貞剛 ）
166.
理屈抜きでまず、優れた人の言行をひたむきに模倣すべし。
（ 中村天風 ）
167.
賢人は自分の知っていることを言わないし、愚か者は自分の言っていることを知らない。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
168.
本を読め、人の話を聞け、話し合え、ものごとを観察せよ、そして考えよ。
（ ワトソン ）
169.
人は好きなことを話しているときがいちばん機嫌がいい。
（ 中島孝志 ）
170.
優しい言葉をかけるのには、お金も時間も要りません。
にもかかわらず、優しい言葉は多くのことをなしえます。
（ ブレーズ・パスカル ）

171.
愚痴はいかなる理由があろうとも、
決して役には立たない。
（ エマーソン ）
172.
刀の錆は砥石で落とす。
人の錆は対話で落とす。
（ 神山健治 ）
173.
自説に固執し、夢中になることは愚鈍さの最も確かな証拠である。
（ モンテーニュ ）
174.
言葉はかけ算に似ている。
かけ算ではどんな数も最後にマイナスをかけたら、答えはマイナスになる。
（ 斎藤茂太 ）
175.
言葉を話す時、
丁寧で穏やかな口調を心がけましょう。
あなたの一言一句が、
相手の感情を左右します。
（ ジョセフ・マーフィー ）
176.
お世辞を言うのはたやすいが、真に賛美するのは難しい。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
177.
人間は、ふだん思っていることが、つい言葉になって出る。
（ 金八先生 ）
178.
女がしゃべっているときは、
男は静かに聞いてやるもんじゃ。
（ 漫画・アニメ『NARUTO』 ）
179.
人から押しつけられた意見よりも、
自分で思いついた意見のほうを、
我々ははるかに大切にするものである。
とすると、
人に自分の意見を押しつけようとするのは、
そもそも間違いだといえる。
暗示を与えて、
結論は相手に出させるほうが、
よほど利口だ。
（ デール・カーネギー ）
180.
よいお世辞があれば、２ヶ月はそれで生きられる。
（ マーク・トウェイン ）

181.
グチや悪口は不幸を呼ぶ呪文です。
けっして口にしてはなりません。
（ ジョセフ・マーフィー ）
182.
不平・不満は決して口にしてはなりません。
不幸を呼ぶ呪文のようなものです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
183.
グチや不平不満は不幸を呼ぶ呪文です。
決して言ってはなりません。
（ ジョセフ・マーフィー ）
184.
またしても同じ話に、
孫ほめる、
達者自慢に人はいやがる。
（ 仙厓和尚［仙厓義梵］ ）
185.
優しい説得は、
力での交渉に勝るのです。
（ ロバート・G・アレン ）
186.
自分の意見を通したい時は、必ず相手の話をよく聞いてあげ、間違っていても確かに一理あると言い、だけど私はこう思うのですが、という言い方をすれば、素直に聞いてくれます。
（ 作者不詳 ）
187.
他人を引き合いに出してほめるのは、避けたほうがよい。
（ アイザック・ニュートン ）
188.
話のうまい人というのは、どこを省略すればいいかを知っている人です。
（ 永六輔 ）
189.
心に届く言葉は、心から出た言葉だけだ。
心に届く歌は、心から出た歌だけだ。
（ ながれおとや ）
190.
話の長い人は働きが少ない。
（ フランスのことわざ・格言 ）

191.
なにを落胆してるんだ。
バカだからこそ真実を語れるんじゃないか！
（ 赤塚不二夫 ）
192.
自分が話したいと思う話より、聞く人が聞きたいと思う話を話す。
（ 多湖輝 ）
193.
優しい言葉は人の心を潤し、生き返らせる。
（ 作者不詳 ）
194.
わたしたちは日本という国に生まれたと思っていますが、そうではなく、日本語という言語のなかに生まれたのです。
（ 長田弘 ）
195.
交渉は常に相手の得になるように進めていかなければならない。
（ 作者不詳 ）
196.
（人と顔を合せて）
相手の人も、むやみに私を警戒して、
当たらずさわらずのお世辞やら、
もったいぶった嘘の感想などを述べて、
私はそれを聞いて、
相手の人のけちな用心深さが悲しく、
いよいよ世の中がいやでいやでたまらなくなります。
（ 太宰治 ）
197.
たとえ相手がつまらない人物であっても、
額面どおりに相手をこきおろすよりは、
額面以上に相手をほめるほうが安全である。
賞讃は非難ほど反発されないし、
少なくとも嫌がられないからだ。
（ アイザック・ニュートン ）
198.
「水は低いほうに流れる」のたとえ通り、
相手の下に立って話をすると、
そこから多くを吸収し、学ぶことができます。
下から見ていると、
ほかの人のいいところが見えてきます。
「understand」は、
「（人の）いいところ探しの達人」になるための第一歩なのです。
（ 北山節子 ）
199.
私は誰かを批判する時は、ほめ言葉とセットにするというルールを必ず守っています。
ほめ言葉というたっぷり厚く切ったパンの間に、批判という中身をはさむのです。
（ メアリー・ケイ・アッシュ ）
200.
激しい口調で性急な言葉を吐くのは愚かであるが、
それを文章にするのはさらに一段と愚かである。
人から失礼な手紙を受け取ったら、
すぐペンを取って、
十倍も失礼な返信を書く。
両方とも（受け取ったら）くずかごに投げ入れるだけなのに。
（ エルバート・ハバード ）

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