セールスの極意は三まめ。
口まめ、足まめ、手まめ。 セールスの極意
(作者不詳) 「口まめ」とは、先方とこまめに電話でコミュニケーションをとることです。
訪問時の会話も含め、会話によるコミュニケーションの回数を増やすことが大切です。 電話や訪問では、一度に長い時間を話すよりも、短い時間にして回数を増やす方がはるかに効果的です。 長時間の会話は相手にとって迷惑になるので、むしろ逆効果です。 ■「足まめ」とは、先方に足繁く訪問することです。 セールスとはいえ、何度も足を運んでくれる人に対して、普通の人はそうムゲな態度はとれなくなります。 また、顔を見る頻度が増えるほど、その人への親しみ、愛着が増えるものです。 つまり、心を開いてくるということです。 ■「手まめ」とは、自筆で手紙を頻繁に書くこと。 季節ごとの挨拶状、お礼状、誕生日のお祝いなど、機会があるごとに手紙を書く。 機会がなければ、機会を作って手紙を書く。 人は直筆の手紙をもらうと、たとえセールスマンからの手紙であっても嬉しいものです。 ここで大切なのは、あくまでも「直筆」ということです。 宛名も、差出人名も、文面も全て「直筆」。 いかにも、パソコンの宛名ソフトでプリントアウトしたような手紙、コメントが数行だけ手書きで書かれているような手紙では、ありがたみがありません。 ほとんど効果はないと考えてよいでしょう。 むしろ、切手代、はがき代の浪費です。 ■出す側としては、手紙よりメールの方が効率的で便利だと考えるかもしれません。 しかし、わざわざ自分のために時間をかけて手紙を書いてくれたという「手間」に対して人は感動するのです。 ■「三まめ」は、セールスに限らず、人に対して働きかけるあらゆる行為に共通して使えるテクニックです。 例えば説得、勧誘、恋愛などです。 もっとも、恋愛がらみでは、しつこすぎるとストーキング行為と見なされるので、大いに注意は必要です。 ■結局、「まめ」であるとは、「手間かける」と言い換えて良いでしょう。 「手間」とは、その字の通り、「手」と「間」。 つまり、時間と労力です。 自分のために手間をかけて作ってくれた料理は、その味以上に心を打つものです。 ■もし、対人関係がうまく築けていないとしたら、それは、「手間」を惜しんでいるからかもしれません。 友達から好かれない。 親が子供から愛されない。 夫が妻から愛されない。 妻が夫から愛されない。 上司が部下から好かれない。 部下が上司から好かれない。 それは、相手のために「手間」をかけていないからではないでしょうか? 一度、相手のために「手間」をかけてみることです。 ちょっとした「手間」をかけただけでも、きっと大きな効果があるはずです。
(七瀬音弥:ななせおとや)
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