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701.
はなということばは、
ほんとうのはなとちがって、
かたちもないし、
いろもかおりもなく、
てでさわることもできない。
詩のなかのはなは、
ほんとうのはながあるからこそうまれてきたんだ。
でも、詩のなかのはなには、
ほんとうのはなとはちがううつくしさがある。
（ 谷川俊太郎 ）
（ Tanikawa Shuntarou ）
702.
夜の秋美しき死ともひ寝む
（ 角川源義 ）
（ Kadokawa Genyoshi ）
703.
白鳥は真白と嘘のうつくしき
（ 宇多喜代子 ）
（ Uda Kiyoko ）
704.
絵の如き日本の国に居る良夜
（ 京極杞陽 ）
（ Kyougoku Kiyou ）
705.
美しき氷菓を崩すこと惜しく
（ 今井千鶴子 ）
（ Imai Chizuko ）
706.
破廉恥に対する羞恥心も、
美を求める努力も、
ともに欠けているようでは、
国家にしろ個人にしろ、
偉大な美しい行為を果たすことはできない。
（ プラトン ）
（ Platon ）
707.
（質問者）「異なる宗教が幸福に共存できるとお考えなのですか？」　
（ダライ・ラマ）「花は一輪でも美しい。
　ですが、花束はもっと美しいでしょう？」
（ ダライ・ラマ14世 ）
（ Dalai Lama 14th ）
708.
人間はみんなが美しくて強い存在だとは限らないよ。
生まれつき臆病な人もいる。
弱い性格の者もいる。
メソメソした心の持ち主もいる。
（ 遠藤周作 ）
（ Endou Shuusaku ）
709.
女に美を与えるものは男である。
男は女の動作に優雅を、声に柔和を、顏に愛嬌を生じさせる。
（ ジョセフ・アディソン ）
（ Joseph Addison ）
710.
容(かたち)は幸(さち)の花
（ 『平治物語』 ）
711.
（老いて）視力はだんだん失われていくが
花が
だんだん美しく不思議に
見させてもらえるようになる
（ 東井義雄 ）
（ Toui Yoshio ）
712.
みどりごのまろき欠伸(あくび)も良夜かな
（ 大野林火 ）
（ Oono Rinka ）
713.
基準を学問という。
基準のない人間は、人から信用されない。
美でもない。
美でもなければ人から敬愛されない。
（ 司馬遼太郎 ）
（ Shiba Ryoutarou ）
714.
許すことは、
最も高貴で、最も美しい愛の形です。
そしてあなたは、
言い表せないほどの平和と幸福を受け取ります。
（ ロバート・ミュラー ）
715.
悪は時として、静かな植物的な姿をしているものだ。
結晶した悪は、白い錠剤のように美しい。
（ 三島由紀夫 ）
（ Mishima Yukio ）
716.
危険なつけ睫毛(まつげ)にうつつをぬかさないで、
己れが心を純情にした方がよい。
己れが心をやさしくした方がよい。
さすれば、そのやさしい心が、純情な心が、
たとえ貧しい眼もとでも、
彼女独自の瞬きをあたえて、
男からみると、かれんで美しいはずのものである。
（ 水上勉 ）
（ Minakami Tsutomu ）
717.
女にとってトキメキは、きれいのエッセンス
（ IKKO ）
718.
名利の執着をはなれ得ない地上の営みは、
いかに麗しく飾られても、
畢竟(ひっきょう)、
ほろびゆく玩具にすぎない。
（ 九条武子 ）
（ Kujou Takeko ）
719.
過ぎてゆく季節はうつくしい。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
720.
本来、お化粧をするときは「耳に悪声をきかず」──
怒り声や悪口を耳にせず、
もちろん自分でも「口に悪言を吐かず」、
鏡台には一輪でもいい、花を飾り
「目に醜悪(しゅうお)を見ず」
「心に悪意を持たず」美しいことだけを思う、
精神性の強い作業。
（ 田辺聖子 ）
（ Tanabe Seiko ）
721.
歌うなら美しく
うたうなら
哀切に　ほがらかに
（ 八木重吉 ）
（ Yagi Juukichi ）
722.
夕陽が美しいのは、
それが我々に失わせるすべてのもののせいなのである。
（ アントナン・アルトー ）
（ Antonin Artaud ）
723.
どんな王宮だって、
優美さにおいて精妙さにおいて、
一匹のカタツムリの殻に、
建築として到底およばない。
この世のほんとうの巨匠は、
人間じゃない。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
724.
美しさは対称性と密接に結びついている。
（ ヘルマン・ワイル ）
（ Hermann Weyl ）
725.
生まれたままの人間は、丹念に磨き上げ、薄絹でそっと包んだ玉のように美しい。
それが社会の波にもまれている間に汚れたり、歪んだりしてしまうのだ。
そんな汚れを除き去れば、もとの美しさを取り戻し、天から与えられた本来の神秘な力を発揮することができるのだ。
（ 中村天風 ）
（ Nakamura Tenpuu ）
726.
数学的な概念は、その定義においては、死んだように身動きもしないが、証明の中では生気にあふれている。
こうした数学的証明は、数学の基本的な内容を表すもので、ここに数学の美しさが隠されている。
（ アナトリー・スコロホッド ）
（ Anatoliy Skorokhod ）
727.
歴史にその名を残さぬふたりでも
愛の詩が僕たちの美しい納骨堂だ
（ ジョン・ダン ）
（ John Donne ）
728.
ナルシスムは、彼自身のなかで、美と悪とを強引に化合させる力である。
（ 三島由紀夫 ）
（ Mishima Yukio ）
729.
物を喰ふ口臈(ろう)たしや嫁が君
（ 安藤橡面坊 ）
（ Andou Tochimenbou ）
730.
美しき面影永久に水澄める
（ 深見けん二 ）
（ Fukami Kenji ）

731.
とかく過去の歴史はノスタルジーで美化されがちですが、
美化された幻想の過去をモデルに未来を決めるのは、
デタラメな設計図をもとに高層ビルを建てるくらいに危険な行為です。
（ パオロ・マッツァリーノ ）
（ Paolo Mazzarino ）
732.
美しく動く蜥蜴(とかげ)の遊ぶ庭
（ 京極杞陽 ）
（ Kyougoku Kiyou ）
733.
病身の足のうら美しく夏
（ 井上花鳥子 ）
（ Inoue Kachoushi ）
734.
呪うほど美しく雪降っている
（ 竪阿彌放心 ）
（ Tateami Houshin ）
735.
うつくしきものはみな夢秋の聲(こえ)
（ 高岡智照 ）
（ Takaoko Chishou ）
736.
ゆふがほや物のかくれてうつくしき
（ 加賀千代女 ）
（ Kagano Chiyojo ）
737.
詩はいたるところにあふれている。
美と生命のあるところに詩がある。
（ ツルゲーネフ ）
（ Turgenev ）
738.
よい趣味は才智よりはむしろ判断から生まれる。
（ ラ・ロシュフコー ）
（ La Rochefoucauld ）
739.
試練の日々は教えてくれた。
人生があらゆる面で無限に豊潤であり、美しいことを。
そして人は取るに足らないささいなことを、くよくよ思い悩んでいるのだと。
（ アイザック・ディネーセン ）
（ Isak Dienesen ）
740.
芸術家は自然の親友である。
草花は茎の優美な曲線と花びらの調和のとれた色合いで芸術家と対話をする。
どの花にも、自然が芸術家に心から語りかける言葉があるのだ。
（ ロダン ）
（ Rodin ）

741.
美しいものは永遠なる喜びである。
（ ジョン・キーツ ）
（ John Keats ）
742.
ロウソクは自分自身で輝くから、
どんな大きなダイヤよりも美しい。
（ マイケル・ファラデー ）
（ Michael Faraday ）
743.
女性はその容貌によって、法律よりも多くの力を持つ。
そしてその涙によって、論争よりも多くの力を持つ。
（ サヴァーユ ）
744.
猫を尊重することは
美的感性の第一歩である。
実用性がすべての判断基準となる文化的段階においては、
人間は犬を好む。
（ エラズマス・ダーウィン ）
745.
もしかしたらこの人は、
私のために身を捨ててしまうんじゃないか、
という危険な香りをほのかに漂わせて
近寄ってくる男がいたら、
これは美貌よりも、権力よりも、
勿論(もちろん)お金よりも、
段違いに魅力的ね。
（ 岡本敏子 ）
（ Okamoto Toshiko ）
746.
一歩、前へ出る美しさ
（ 広告コピー ）
（ advertising copy ）
747.
西洋の価値観である「真・善・美」のような大ぶりな感覚は、
日本人の美学ではない。
それを無理やりグローバリゼーションに合わせて、
そこへ走りこませようとする。
なじまないと失敗だという。
私たちはおろかなことをしていないでしょうか。
（ 山本容子 ）
（ Yamamoto Youko ）
748.
穏やかな心は、
知恵の美しい宝石のひとつである。
（ ジェームズ・アレン ）
（ James Allen ）
749.
小さいものが大きいものに、刻々と近づいていると思うとき、生きる悦びをかんずる。
自然と人間が、知れば知るほど美しく見えるとき、生きる悦びをかんずる。
（ 後藤静香 ）
（ Gotou Seikou ）
750.
人生はひとつの美、
人生を大事にしなさい。
（ マザー・テレサ ）
（ Mother Teresa ）

751.
思考は美を理解するが、
感情は美を感じ取る。
（ セオドア・パーカー ）
（ Theodore Parker ）
752.
心と体のすべてに美しさが宿ったとき、本当に人の美しさがあらわれる。
（ 山野愛子ジェーン ）
753.
我々は自分に問いかける。
自分ごときが賢く、美しく、才能にあふれた素晴らしい人物であろうはずがないではないか？
だが、そうあってはなぜいけない？
あなたは神の子である。
（ ネルソン・マンデラ ）
（ Nelson Mandela ）
754.
花見という行為には三つの意味がある。
第一に、桜の花というこの上なく美しい自然の美を、愛でて楽しむ行為である。
第二に、桜の花のはかない命を、人間の一生になぞらえて惜しむ行為である。
第三に、長い冬に耐えたのち、ようやく訪れた春に一斉に花を咲かせる姿を、困難にも負けず一生懸命生きている自分自身たち人間と重ねて、心より祝福する行為である。
（ 七瀬音弥 ）
（ Nanase Otoya ）
755.
幸福になるための心得。
２．気が滅入るときには、天気のよい日に景色のよい所へ散歩に行く。
自分の周囲にどんなに美しいものがあるか考えてみる。
（ デール・カーネギー ）
（ Dale Carnegie ）
756.
過去はいつでもきれいな写真さ！
（ アニメ『忘念のザムド』 ）
757.
世の中に於(お)ける位置は、諸君が学校を卒業すれば、いやでもそれは与えられる。
いまは、世間の人の真似をするな。
美しいものの存在を信じ、それを見つめて街を歩け。
最上級の美しいものを想像しろ。
それは在(あ)るのだ。
学生の期間にだけ、それは在るのだ。
（ 太宰治 ）
（ Dazai Osamu ）
758.
どこを
断ち切っても
うつくしくあればいいなあ
（ 八木重吉 ）
（ Yagi Juukichi ）
759.
その子二十(はたち)櫛にながるる黒髪の
おごりの春のうつくしきかな
（ 与謝野晶子 ）
（ Yosano Akiko ）
760.
（数学）理論の結果が美しいとされるのは、数少ない条件から広範囲の対象に関わる一般的な結論が得られることである。
また、数学的な帰結が美しいとされるのは、その中で簡潔な推論によって目覚ましい数学的事実を証明することができる時である。
（ B・グネジェンコ ）
（ B. Gnedenko ）

761.
現在目前に居るその人の心が美しいか醜いか、
純粋さの純度が高いか低いか、
それだけを観る習慣をつける事です。
それを習慣づければ
人間だけでなく世の中の全てが浮き彫りになって見えて来ます。
そうすれば人間の美醜による差別も性差別も貧富の差別も人種差別も
兎に角(とにかく)あらゆる差別が、世界から無くなるのです。
心の美しい人だけが正当な評価を受ける
素晴らしい世の中になるのです。
（ 美輪明宏 ）
（ Miwa Akihiro ）
762.
正しく理解するなら、数学には真理だけでなく、最高の美しさ──彫刻芸術が持つような冷たく厳しい美しさ──もある。
（ バートランド・ラッセル ）
（ Bertrand Russell ）
763.
ささやかなもの。
ペチュニア。ベゴニア。クレマチス。
土をつくる。水をやる。季節がめぐる。
それだけのことだけれども、
そこにあるのは、うつくしい時間だ。
（ 長田弘 ）
（ Osada Hiroshi ）
764.
（精神的に）もろいと言っても
今の社会に適合できないだけで、
繊細さや人間の尊厳を捨てて状況に合わせている人は多い。
弱いなりに、恐る恐る手を伸ばし合うことに意味がある。
そこには美しさや豊かさが生まれると信じています。
（ 天童荒太 ）
（ Tendou Arata ）
765.
清水(きよみず)へ祇園(ぎおん)をよぎる桜月夜
こよひ逢ふ人みなうつくしき
（ 与謝野晶子 ）
（ Yosano Akiko ）
766.
辛くて悲しいどん底にあるときには、四季折々の美しい自然に目を向けてくださるようにお願いいたします。
（ 瀬戸内寂聴 ）
（ Setouchi Jakuchou ）
767.
他の芸術の場合と同様に、
数学における美にも、
混沌の整理、
最小の手段によって目的を達すること、
なんら共通点がなさそうな概念どうしの思いがけない相互関係を明るみに出すこと、
などが含まれる。
（ P・ローゼンブラム ）
（ P. Rosenblum ）
768.
うつくしき羽子板市や買はで過ぐ
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
769.
付箋貼り本の膨らむ良夜かな
（ 金子敦 ）
（ Kaneko Atsushi ）
770.
おちこち、という言葉が昔はあった。
遠いは「おち」、近いは「こち」。
だから、おちかたの人というのは、遠いところの人。
おちかたの人を、なかなか会いたくても会えない人として想った。
想う心が相手を美しい人にしていた。
（ 篠田桃紅 ）
（ Shinoda Toukou ）

771.
雪しんしん銀髪美しき人を焼く
（ 竪阿彌放心 ）
（ Tateami Houshin ）
772.
美しく残れる雪を踏むまじく
（ 高浜虚子 ）
（ Takahama Kyoshi ）
773.
美しきところへ沈む夏夕日
（ 河内静魚 ）
（ Kawauchi Shizuo ）
774.
性と美から生まれる知性は直感である。
（ ローレンス ）
775.
一本の美しく頑丈な木ほど
神聖で、模範的なものはない。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
（ Hermann Hesse ）
776.
人は、海辺の美しい貝がらを、すべて集めることはできない。
（ アン・モロー・リンドバーグ ）
（ Anne Morrow Lindbergh ）
777.
私自身の一部分は恐怖と困惑ともって死を眺め、他の一部分はまず好奇心から、とりわけ美と愛が充実して現われるのを見たいとの渇望から、死を望んでいる。
（ ギュスターヴ・ティボン ）
（ Gustave Thibon ）
778.
十六歳で美しいのは自慢にはならない。
でも、六十歳で美しければ、それは魂の美しさだ。
（ M・ストープス ）
779.
浜辺の美しい貝殻をすべて集めることはできない。
ほんの少ししか集められないが、
少しだからこそ、よけいに美しいのだ。
（ アン・モロー・リンドバーグ ）
（ Anne Morrow Lindbergh ）
780.
完全な愛というのは、最も美しい欲求不満だと信じている。
（ チャップリン ）
（ Charles Chaplin ）

781.
思案なんぞいっさいやめにして、
一緒に世間へまっしぐらに飛び出しましょう。
あえて言いますが、
瞑想なんかする奴は、
悪魔にとりつかれ、枯れた草原の上をぐるぐる引きまわされる動物みたいなものです。
その周りには美しい緑の牧場があるのに。
（ ゲーテ ）
（ Goethe ）
782.
辛い現実はあるものの、
私は、今でも
人間の心は本質的に善であると信じている。
（ アンネ・フランク ）
（ Anne Frank ）
783.
手を目にかざすと高い山が隠れるように、毎日の生活が、世界のいたるところにある美しい光と秘密を隠してしまう。
目の前の邪魔ものを打ち払えば、心の中の光が見える。
（ ユダヤの名言・格言・ことわざ ）
（ Judea ）
784.
自分の面(つら)が曲がっているのに、
鏡を責めて何になろう。
（ ニコライ・ゴーゴリ ）
（ Nikolai Gogol ）
785.
芸術の内容とは、
題目を創作するに際して持つ
作者の熱情である。
だから一つのコップを見て
そのコップに非常に美を感じたならば、
その感じたコップを書かうとする私のその心持こそ
芸術の内容である。
（ 佐藤春夫 ）
（ Satou Haruo ）
786.
あなたの心がきれいだから　なんでもきれいに見えるんだなあ
（ 相田みつを ）
（ Aida Mitsuwo ）
787.
終わりがあるからこそ美しい。
「今」は二度とない。
（ 映画『トロイ』 ）
788.
美への礼賛は、平和の魂の幸福につながる。
（ 作者不詳 ）
789.
私は日常生活では孤独である。
だが、真・善・美のために努力する人々の一人であると意識することによって、孤立感を持たずにいられる。
（ アインシュタイン ）
（ Albert Einstein ）
790.
私がいままで出会ってきた中でいちばん尊敬できたのは、自分なりの美学をもっている人です。
私が言う美学とは「美しい生き方」を意味します。
必ずしも服装や、立ち居振る舞いだけではありません。
（ 本田健 ）
（ Honda Ken ）

791.
チェロは美しい女性のようです。
彼女は老けることなく、時と共にますます若く、スレンダーに、しなやかに、優美になるのです。
（ パブロ・カザルス ）
（ Pablo Casals ）
792.
美しい言葉が
飢えた胃袋をなだめた例はない。
（ シュテファン・ツヴァイク ）
（ Stefan Zweig ）
793.
人々の関心は
楽しみや美しさに向かう。
デザインや音楽、絵画などだ。
その結果、
芸術家の役割が経済の中で高まる。
ここに中小企業が生き残る活路がある。
（ ジョン・ケネス・ガルブレイス ）
（ John Kenneth Galbraith ）
794.
どんなに醜怪(しゅうかい)、野蛮、あるいは美しい形態でも、それを眺める人間に内在する何かの属性の表現でないものはない。
（ エマーソン ）
（ Ralph Waldo Emerson ）
795.
女に四行(しこう)あり。
一に婦徳、二に婦言(ふげん)、三に婦容、四に婦功。
この四(し)は女のつとめ行うべきわざ也(なり)。
（ 貝原益軒 ）
（ Kaibara Ekiken ）
796.
花は地上にあるすべてのもの。
蜜は善、美しいもの。
吸うというのは、それを探し続けるということ。
それが人間のような気がする。
おいしい蜜を吸いながら歩いているから、人生は楽しくてしようがない。
（ 山本和夫 ）
797.
空を見て、しみじみと美しく、感ずる日がある。
見ても見ても、あきないで、吸いつけられる時がある。
こんな日には、眠ると、楽しい夢をみる。
（ 後藤静香 ）
（ Gotou Seikou ）
798.
駄作は名作より美しく痛ましい。
なぜなら、人の失敗の証だから。
（ 映画『ステイ』 ）
799.
雲は親切な天使のように、
美しく、豊かで、恵み深いが、
死神の使者のように、暗く、のがれがたく、容赦を知らない。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
（ Hermann Hesse ）
800.
絶世の美人は二日目にはそれほど人を驚かさない。
彼女の値打ちは誰にでもわかり、装飾品になっているのだから。
（ スタンダール ）
（ Stendhal ）

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