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哲学者・思想家の名言
☆ ６月２０日 ☆
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1.
ある事をなした為に不正である場合のみならず、ある事をなさぬ為に不正である場合も少なくない。
（ アウレリウス ）
2.
どんな不幸な出来事でも、賢人はそこから自分の利になることを引き出す。
しかし、どんな幸運な出来事でも、愚者はそこから禍を引き出す。
（ ラ・ロシュフコー ）
3.
不正な手段を必要とするような目的は、正当な目的ではない。
（ カール・マルクス ）
4.
人生の夕べは、
そのランプを携えて来る。
（ ジョセフ・ジュベール ）
5.
知らない女はみんなおしとやかに見える。
（ モンテーニュ ）
6.
新刊書の不都合な点は、我々が古い書物を読まなくなることである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
7.
お互いに助け合わねばならない。
これは自然の掟である。
（ ラ・フォンテーヌ ）
8.
美しいものを見る機会を逃してはなりません。
美は神様が自らの手でお作りになったものですから。
路傍にも神秘的なものがあります。
全ての美貌、晴れた空、そしてきれいな花の中に美を感じ、喜びましょう。
そして恵みの一杯として神様に感謝しましょう。
（ エマーソン ）
9.
優れた人が賞賛されるのは、優れた行為のためだ。
（ ヴォルテール ）
10.
素晴らしき結婚は、盲目の妻と、耳の聞こえぬ夫の間で生まれる。
（ モンテーニュ ）
11.
あなた自身を最大限に利用しなさい。
というのは、あなたにとってあるのはそれだけなのだから。
（ エマーソン ）
12.
信仰は目に見えぬものを信ずることである。
そして信仰の報酬は、信ずるものを見ることのできることである。
（ アウグスティヌス ）
13.
外国語を少ししか話せない人は、上手く話す人よりも外国語を嬉しがる。
楽しみは半可通の人にある。
（ ニーチェ ）
14.
戦争は従属ほど負担が重くない。
（ ヴォルテール ）
15.
幸福な人々の節制は、幸運が彼らの気質に与えた穏やかさから来る。
（ ラ・ロシュフコー ）
16.
知識がなくて想像力を持っている人間は、
足がないのに翼を持っているようなものだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
17.
制服というものは、人間に安堵と尊敬とを同時に与える。
そして全ての服装は、多かれ少なかれ制服である。
（ アラン ）
18.
生きるために食べるべきであり、
食べるために生きてはならない。
（ ソクラテス ）
19.
自分の心の中に安静を得られないのであれば、他のところに安静を求めても徒労に終わるであろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
20.
人は自分の想像力で作り出したものに対して嫉妬する。
しかし嫉妬において想像力が働くのはその中に混入しているなんらかの愛に依(よ)ってである。
（ 三木清 ）
21.
人間の精神世界には、自ら探検していない、幾つもの大陸があり、海がある。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
22.
友愛はつねに利をもたらすも、恋情は害をもたらす場合もありえる。
（ セネカ ）
23.
時間がやわらげてくれないような悲しみは、ひとつもない。
（ キケロ ）
24.
恐れる者は恐れることなかれ。
だが恐れぬ者は恐れよ。
（ ブレーズ・パスカル ）
25.
われは孤独である。
われは自由である。
われはわれみずからの王である。
（ カント ）
26.
粗暴は弱さの一つのしるしである。
（ セネカ ）
27.
知識に於(お)いての真理は直ちに実践上の真理であり、実践上の真理は直ちに知識に於いての真理でなければならぬ。
（ 西田幾多郎 ）
28.
貧者(ひんじゃ)の物惜しみしないのは浪費と称される。
（ ヴォーヴナルグ ）
29.
人間の欲望は他者の欲望である。
（ ジャック・ラカン ）
30.
何事にも耐え忍べる者は、何事も思い切ってできる。
（ ヴォーヴナルグ ）
31.
逆説は頭の働く人の思考癖であり、天分のある人の悦びである。
（ アミエル ）
32.
勇気は笑いたいのだ……。
（ ニーチェ ）
33.
この世で一番重い物体は、もう愛していない女の体である。
（ ヴォーヴナルグ ）
34.
大衆は文化保存の力である。
同時に大衆は文化革新の力である。
（ 三木清 ）
35.
世の中にはたくさんよい格言がある。
人がそれらの適用を誤っているだけだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
36.
世界がどうあるか、
が不思議なのではない。
世界がある、
ということが不思議なのだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
37.
人を信じなさい。
そうすれば、人はあなたに誠実にふるまうだろう。
人に寛大でありなさい。
そうすれば、人も寛大さを示してくれるだろう。
（ エマーソン ）
38.
幸福とは物ではなく心だ。
（ 池田晶子 ）
39.
他人の富をあなたが嫉妬することは、富に対して否定的な感情を抱くことです。
あなたの意識する心（＝顕在意識）が否定するものは、潜在意識も否定して受けつけないのです。
他人の富を嫉妬する限り、富はあなたへと流れてこないで、あなたから流れ出て行きます。
（ 渡部昇一 ）
40.
先の見通しがどれほど利くか。
どれほど他人の気持ちの察しがつくか。
何事についてもどれほどバランスを心得ているか。
この三つで人間の知恵は一応わかる。
（ 森信三 ）
41.
子供たちに幸福である法をしっかり教えるべきであろう。
頭上に不幸がふりかかるときに幸福である法ではない。
周囲の状況がそう悪くもなく、人生の苦しみが些細な心配事や不快事にとどまるような場合に幸福である法だ。
（ アラン ）
42.
人は己れの信念にとって苦痛な場合には、容易に信じようとはしないものである。
（ オウィディウス ）
43.
誰かにとって必要な人間になりなさい。
（ エマーソン ）
44.
我々は、静止しているがゆえに自由であるのではなく、かつての我々とは違ったものになるがゆえに自由なのである
（ ジョン・デューイ ）
45.
健康はそれ自身一つの宝ではあろうが、時として健康でなくても非常に幸福でありうる。
（ カール・ヒルティ ）
46.
我々は愛する者に対して、自分が幸福であること以上の善いことを為しえるであろうか。
（ 三木清 ）
47.
暗黒の中では、我々の想像力は、明るい光の中におけるよりもたくましく働くのを常とする。
（ カント ）
48.
混乱は誕生の陣痛である
（ 唐木順三 ）
49.
神が存在すると思わざる人は、自己を偽るものなり。
たとえかかることを絶えず確信しても、日夜不安になるがゆえなり。
（ セネカ ）
50.
（実生活において）学識はあるが賢慮を欠いている者たちは、
最高の真理から出発して最低の真理を統制しようとするが、
これに対して、知恵ある人は、
最低の真理から出発して最高の真理に向かうのである。
（ ジャンバッティスタ・ヴィーコ ）
51.
つきあいには親切心が無くてはならぬ。
ただし、それには限度が必要である。
度を超えれば、親切心は屈従となる。
少なくとも物事にこだわらない親切心が必要である。
（ ラ・ロシュフコー ）
52.
人類史は記号の歴史、つまり宗教の歴史である。
（ アラン ）
53.
靴屋がいちばんぼろの靴を履いている。
（ モンテーニュ ）
54.
値(ね)の高さが、肉の味をよくする。
（ モンテーニュ ）
55.
飢餓線上の貧困者は生き甲斐のある生活をおくる。
衣食住を求める闘争に従事することは、無用の感覚から自由になることでもある。
（ エリック・ホッファー ）
56.
私は自分の人生をつくり上げるために努力してきた。
それがわたしの職業であり、仕事であった。
（ モンテーニュ ）
57.
人の一生は短い。
君の人生はもうほとんど終わりに近づいているのに、君は自分に尊敬をはらわず、君の幸福を他人の魂の中に置くことをしているのだ。
（ アウレリウス ）
58.
媚びる者が存在するのは、それでいい気になる者がいるからである。
（ ラ・フォンテーヌ ）
59.
内政に平和の破壊があったのでは、外政における平和を可能にできるはずがない。
（ カール・ヤスパース ）
60.
無知を知るは学問の始めなり。
（ ソクラテス ）
61.
人間はおのれの任務をやり遂げることによってのみ、自分の生命を聖化することができるのである。
（ カール・ヤスパース ）
62.
無理に強いられた学習というものは、何ひとつ魂のなかに残りはしない。
（ プラトン ）
63.
もっともよい復讐の方法は、自分まで同じような行為をしないことだ。
（ アウレリウス ）
64.
平和が来ると、国民は幸福になり、人々は柔弱(にゅうじゃく)になる。
（ ヴォーヴナルグ ）
65.
希望喪失はすでに敗北の先取りである。
人間にできることがなお残されている限り、希望を失うことは許されない。
（ カール・ヤスパース ）
66.
自尊心を持つ、ということと、プライドがあるということは、間違いやすい。
誰も自分が大事で、プライドがあると思っているけど、それなら他人に侮辱されても腹は立たないはずだよね。
なぜなら、自分で自分の価値を知っているなら、他人の評価なんか気にならないはずだから。
もしそうでないなら、自分の価値より他人の評価を価値としていることになる。
するとそれは自尊心ではなくて、単なる虚栄心だということだ。
（ 池田晶子 ）
67.
徒歩は私の思想を活気づけ、
生き生きさせる何ものかを持っている。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
68.
気軽に約束しない人が、いちばん約束を守る。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
69.
相手が、あまりにも明らかな真実に対して異議を唱えるならば、論拠を見つけて意見を変えさせるのは容易ではありません。
（ エピクテトス ）
70.
あらゆる借金の中で人々は税金を一番払いたがらない。
これは政府に対するなんという諷刺であろうか。
（ エマーソン ）
71.
善なるものが善き人を作る。
たとえば音楽という芸(わざ)において善きものが音楽家を作る。
（ セネカ ）
72.
幸福を得るには、あらゆる人間の性質の中で、勇気が最も必要である。
（ カール・ヒルティ ）
73.
「幸福」という言葉には、何か憂うつな調子がある。
それを口にするとき、すでにそれは逃げ去っている。
（ カール・ヒルティ ）
74.
誰かを愛することは、その人に幸福になってもらいたいと願うことである。
（ アクィナス ）
75.
怒りによって赤くなる人々は、怒りによって青くなる人々よりも怖ろしくない。
（ デカルト ）
76.
教育は、人間に課すことのできる最も大きい、難しい問題である。
（ カント ）
77.
毎日声を出して言葉を使うことが大切である。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
78.
人格は知性より重要だ。
偉大な精神は、考えるときと同様に生きるうえでも強い。
（ エマーソン ）
79.
召使に尊敬される主人は少ない。
（ モンテーニュ ）
80.
徹底的にどうしようもなく道を踏みはずした悪人に対しては、怒りをあらわにすべきである。
（ プラトン ）
81.
我々はそれぞれ、違う温度で沸騰する。
（ エマーソン ）
82.
名声は川のようなものである。
軽くてふくらんだものを浮かべ、重くてがっしりしたものを沈める。
（ フランシス･ベーコン ）
83.
人間は自分たちの話になると、まるで自分たちには小さな欠点だけしかないように語る。
（ ラ・ブリュイエール ）
84.
深く執着するものがある者は、死後自分の帰って行くべきところを持っている。
それだから死に対する準備というのは、どこまでも執着するものを作るということである。
（ 三木清 ）
85.
恋する男と女が一緒にいて少しも退屈しないのは、
いつも自分たちのことだけを話題にしているからだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
86.
私の真理は怖ろしい。
というのは、いままでは嘘が真理と呼ばれてきたのだから。
あらゆる価値の転倒、これが私の方式だ。
（ ニーチェ ）
87.
少年の頃の理想主義の中に、人間にとっての真理が潜んでいる。
そして少年の頃の理想主義は、何ものにも換えることが出来ない人間の財産である。
（ シュバイツァー ）
88.
さあ賽は投げられた。
私はルビコン河を渡るのだ！
（ キルケゴール ）
89.
経験を積んだ人は、物事がこうであるという事を知っているが、なぜそうであるかということを知らない。
（ ハイデッガー ）
90.
芸術は自然の模倣や人間の生の再現以上のものである。
芸術は一種の変換であり変質である。
（ カッシーラー ）
91.
生きることは生涯をかけて学ぶべきことである。
そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯をかけて学ぶべきは死ぬことである。
（ セネカ ）
92.
復仇は、みずから呼んで「刑罰」となす。
それは、一つの虚言をもって良心のやましくないことをよそおうものだ。
（ ニーチェ ）
93.
健康は実に貴重なものである。
これこそ人がその追求のために、単に時間のみならず、汗や労力や財宝をも、否(いな)生命さえも捧げるに値する唯一のものである。
（ モンテーニュ ）
94.
「自分についての知識」には、
自分をよりよくしようとする努力、実践が必ず伴うはずだ。
（ ソクラテス ）
95.
せっかちは愚者の弱点である。
（ バルタザール・グラシアン ）
96.
理性には心情の気持ちがわからない。
（ ヴォーヴナルグ ）
97.
国家あるところに戦争は絶えない。
（ エドマンド・バーク ）
98.
人はときどき英知を持ちながら馬鹿であるが、判断があって馬鹿であることは絶対にない。
（ ラ・ロシュフコー ）
99.
神は許されても、牛は許されない。
（ アクィナス ）
100.
審美的な選択は、全く間接的であり、その限りにおいて選択というべきものにはならないか、あるいは、多様な可能性の中に埋没するか、そのどちらかである。
（ キルケゴール ）
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