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哲学者・思想家の名言
☆ ６月１９日 ☆
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1.
結婚とは、
男の権利を半分にして、
義務を二倍にすることである。
（ ショーペンハウアー ）
2.
羞恥心のあることが、女にとって必要な一つの掟と言われているのはおかしい。
男は女のあつかましさしか尊重しないというのに。
（ ヴォーヴナルグ ）
3.
ここで気をつけてほしいのは、法律はそれを「してはいけない」としているのであって、「悪い」としているわけではないということだ。
なぜなら、法律がいけないとすることが悪いことなのだったら、どうしてそんな法律があるのだろう。
つまり、多くの人はそれを悪いことだと思っていないからだって、これ、わかるかな。
（ 池田晶子 ）
4.
過失をするのは恥ずかしいことだが、過失を改めるのは恥ずかしいことではない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
5.
「運命」とは、まだ思考の火をくぐっていない事実、まだ洞察を受けていないさまざまな原因を表す言葉だ。
（ エマーソン ）
6.
自分に何ができるかは、自分以外の者には分からない。
いや、自分でもやってみるまではわからないものだ。
（ エマーソン ）
7.
困難が大きいほど、それを克服したときの栄光も大きくなる。
熟練した操縦士は、嵐や暴風雨に耐えて名声を得る。
（ エピクロス ）
8.
ただ一つの思想を知るということは、思想というものを知らないというに同じい。
（ 西田幾多郎 ）
9.
人間は自然に服従することによって、
自然を支配することができる。
（ フランシス･ベーコン ）
10.
冗談に本気を混ぜて変化をつけるのは、よいことである。
（ フランシス･ベーコン ）
11.
祖先の自慢をする者は、他人の行為を称賛しているに過ぎない。
（ セネカ ）
12.
人間は行動を約束することはできても、感情は約束できない。
自己欺瞞なしで永遠の愛を誓うものは、愛情の見せかけを永遠に約束するものだ。
（ ニーチェ ）
13.
習俗のなかに埋没し、
閉じた社会のなかで満足するものは、
全く非創造的な俗人である。
（ 唐木順三 ）
14.
親友とは心の底を打ち明けられる人間のことである。
彼の前では思ったことが言える。
人が最後まで身に着けている下着である
偽善、礼儀、熟考までかなぐり捨てることができる。
（ エマーソン ）
15.
友への同情は、堅い殻の下にひそんでいるのがいい。
（ ニーチェ ）
16.
（自分に）見つめられていない人生は、生きる価値がない。
（ プラトン ）
17.
賢人は、妨げうる不幸を座視することはしない一方、避けられない不幸に時間と感情を浪費することもしないだろう。
（ バートランド・ラッセル ）
18.
自分の仕事に、自分の言葉に、そして友人に正直であれ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
19.
高邁な思想は心情から生じ、大いなる愛情は理性から生まれる。
（ ルイ・ド・ボナール ）
20.
何故(なぜ)に宗教が必要であるか──かかる問いを発するのは、自己の生涯の真面目ならざるを示すものである。
（ 西田幾多郎 ）
21.
他の人を幸福にすることは、やはりいちばん確かな幸福である。
（ アミエル ）
22.
私は、生きようとする生命に取り囲まれた、生きようとする生命である。
（ シュバイツァー ）
23.
五十歳までは、世界は我々が自分の肖像を描いていく額縁である。
（ アミエル ）
24.
生命ある限り、希望がある。
（ キケロ ）
25.
常ないものを常あるもののごとく思い、頼むべからざるものを頼みとするところに、人生における種々の苦悩は生ずる。
（ 三木清 ）
26.
幸福への渇望は、女の心の中で消えることはない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
27.
腹をすかしている人は、ソースを吟味(ぎんみ)しない。
（ ソクラテス ）
28.
高慢は弱者の慰めの手段である。
（ ヴォーヴナルグ ）
29.
取るに足らないことをするときほど、私たちはもっと試したくなる。
それ故に、多くの発明が玩具として誕生したという事実がある。
（ エリック・ホッファー ）
30.
老人が長く生きてきたことを証明するものを、年齢以外に何も持っていないことほど不名誉なことはない。
（ セネカ ）
31.
私は大部分の時を孤独で過ごすのが健全なことであるということを知っている。
最も善い人とでも一緒にいるとやがて退屈になり散漫になる。
私は独りでいることを愛する。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
32.
自分を分かち与えることこそ、最高の贈り物だ。
（ エマーソン ）
33.
礼節とは、道徳的にまた知的に貧弱な互いの性質を互いに無視し合いながら、非難しまいという暗黙のうちの協定である。
（ ショーペンハウアー ）
34.
誤りをはっきり誤りと言ってのければ、どんな誤りも、おのずから誤りでなくなるであろう。
（ ヴォーヴナルグ ）
35.
しばしば悲鳴は論文に勝る。
（ エマーソン ）
36.
独創は天才の唯一のあかしである。
（ ヴォーヴナルグ ）
37.
空中に投げられた石にとって、落ちるのが悪いことではないし、昇るのが良いことでもない。
（ アウレリウス ）
38.
神に代わって人間を支配する三つの力である、金と名誉と享楽との関係を断ったときに、人は初めて自分を自由に感じることができる。
（ カール・ヒルティ ）
39.
人間は平等のもとに生まれるが、そこにとどまることはできないだろう。
（ モンテスキュー ）
40.
しゃべるものもいいけれども、黙っているのがいちばんいい。
（ ラ・フォンテーヌ ）
41.
自分というものを持って、固く自立している人には、宇宙もまたその味方をして立つ。
（ エマーソン ）
42.
天才は平均的な知性よりは、むしろ狂気に近い。
（ ショーペンハウアー ）
43.
愛せなければ通過せよ。
（ ニーチェ ）
44.
理解することは同意することの始まりだ。
（ スピノザ ）
45.
慎重な者の指針は、
時勢に従うことである。
（ バルタザール・グラシアン ）
46.
我々は一人で世の中を歩いている。
我々が望むような友情は夢であり、寓話である。
（ エマーソン ）
47.
嫉妬深い人間は、自ら真実の徳をめざして努力するよりも、人を中傷するのが、相手を凌駕する道だと考える。
（ プラトン ）
48.
いい手本を示そうとする者は、自分の徳に微量の馬鹿げたところを添えなくてはならぬ。
すると人は見習って、同時にその模範を眼下に見下ろす、・・・これが人々の好むところである。
（ ニーチェ ）
49.
あなた自身を主張せよ。
決して人真似するな。
あなたの生まれながらの才能を、全生涯かけて蓄積してきた力とともに一度に発揮しよう。
（ エマーソン ）
50.
真摯(しんし)に考え、真摯に生きんと欲する者は、必ず熱烈なる宗教的要求を感ぜずにはいられないのである。
（ 西田幾多郎 ）
51.
怨恨(えんこん)は劣等感から湧き出るものである。
（ オルテガ ）
52.
いかに長く生きたかではなく、
いかによくく生きたかが問題である。
（ セネカ ）
53.
富を最も必要とせぬ者が、それを最も享受す。
（ セネカ ）
54.
人間の根源的な本質は、感謝されることを切望することである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
55.
うまい洒落(しゃれ)は、洒落るつもりがない時に生まれる。
同様に、我々が心を動かされるのは、その人にこちらの心を動かそうというつもりがまったくない時である。
（ ヴォルテール ）
56.
人生の大半は生活のために金を得るためであると思い込むのは、救いようのない馬鹿者である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
57.
人間というものは時の上にあるのだ。
過去というものがあってわたしというものがあるのだ。
過去が現存しているという事が又その人の未来を構成しているのだ。
（ 西田幾多郎 ）
58.
偉大な人物の栄光は、
それを手に入れるために用いた手段によって
常に計られるべきである。
（ ラ・ロシュフコー ）
59.
我々は気持ちを楽にして、すでに決定されたことでも、それにあまり執着してはならぬ。
（ セネカ ）
60.
私はあまり自分の意見を重んじないが、
他人の意見もあまり重んじない。
私は人の意見を聞かない代わりに、
自分の意見を人に押しつけることは更に少ない。
（ モンテーニュ ）
61.
ただ動機だけが、人々の行為の真価を決する。
（ ラ・ブリュイエール ）
62.
人間が「本物の人間」であるための基本的な条件の第一は、「不完全性の自覚」から滲(にじ)み出てくる謙虚さ。
（ 芳村思風 ）
63.
最後の息をひきとるまで能動的であることは、現在の生活の意義であり、解決である。
学者にとっても僧職にある者にとっても、──かくあることこそ我々の運命なのである。
（ カール・ヒルティ ）
64.
動じることのない智慧は全てに値する。
（ デモクリトス ）
65.
あなたを欺(あざむ)いて究極的成功からはばむ者は誰もいないのだ。
あなた自身をのぞけば。
（ エマーソン ）
66.
事実になりうる可能性が考慮されなかったというただそれだけの理由で、長い間もしくは全く、実効のないままに置き去りにされてきた真理は少なくないのです。
（ シュバイツァー ）
67.
流行を避けるのは、流行に迎合するのと同じくらい弱いことである。
（ ラ・ブリュイエール ）
68.
真実はすべて３つの段階を経る。
１つ目はあざ笑われる段階。
２つ目は激しく攻撃される段階。
３つ目は自明なこととして受け入れられる段階。
（ ショーペンハウアー ）
69.
貧窮の時に友たるは、友の最も大なるものなり。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
70.
女というのは
（好きなだけ）泣かせてやらなければならない。
泣きぬくと、
泣くべきものがなくなって、
あとはすぐに忘れてしまうものなのだ。
（ キルケゴール ）
71.
自分のぶどう畑をあきらめるほうが、訴訟で争うより被害が少ない。
（ モンテーニュ ）
72.
人は何度も躓(つまず)き倒れるが、そのたびに立ち上がり、やり直し、継続することだ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
73.
彼は何も知らないのに、
何かを知っていると信じており、
これに反して私は、何も知りもしないが、
知っているとも思っていない。
（ ソクラテス ）
74.
才能によって世に出るように精を出せ。
（ セネカ ）
75.
妻子を持つ者は、
運命に人質をとられたようなものである。
というのは、
妻子は善であれ、悪であれ、
大事業の足手まといとなるからである。
（ フランシス･ベーコン ）
76.
私の批評は創造によるのであり、あら捜しをすることによるのではない。
（ キケロ ）
77.
人間が自らの運命に適応するように自然は計らう。
人格という果実を与えることによって。
（ エマーソン ）
78.
人は女に生まれない。
女になるのだ。
（ ボーヴォワール ）
79.
幸福は香水のようなものである。
人に振りかけると自分にも必ずかかる。
（ エマーソン ）
80.
国家の価値は、
結局国家を組織する人民の価値である。
（ J・S・ミル ）
81.
山を動かす技術があるところでは、山を動かす信仰はいらない。
（ エリック・ホッファー ）
82.
恐怖は常に人間の中に何か正しくないことが生じた徴候である。
恐怖は、苦痛が肉体に対して果たすのと同様に、精神に対しても貴重な警告者の役目を果たす。
（ カール・ヒルティ ）
83.
慎重さとは、
求めるべきものと、
避けるべきものを知ることである。
（ キケロ ）
84.
人を動かすものは、情熱と魂だ。
自らを制し得ないものは自由たり得ず。
（ ピタゴラス ）
85.
善い思想も
これを実行しなかったら
善い夢と同じである。
（ エマーソン ）
86.
度を越してはならない。
節度をもって取り組め。
（ キケロ ）
87.
強烈な違和感が偉大なる人物を作るもとになるのである。
（ 渡部昇一 ）
88.
一人の人間の評価と価値は、心と意志の中にある。
そこに人間の本当の栄誉が宿るのだ。
（ モンテーニュ ）
89.
貧しい者とは、ほとんど何も持っていない人間のことではなく、もっと多くを渇望する人間のことを言う。
（ セネカ ）
90.
人間は必然的に狂っており、狂っていないというのも別の狂い方で狂っている事になろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
91.
人は常に時間がないとこぼしながら、時間が無限にあるかの如く振る舞う。
（ セネカ ）
92.
多くの恩恵は、咲き始めの時だけ匂いのする花に似ている。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
93.
恐怖の数のほうが危険の数より常に多い。
（ セネカ ）
94.
孤独は、優れた精神の持ち主の運命である。
（ モンテスキュー ）
95.
よい格言は、時の歯がたつには堅すぎる。
そして、いかなる時代にも栄養のたしになるが、幾千年の歳月にも食いつくされはしない。
（ ニーチェ ）
96.
人生は些事(さじ)で浪費される。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
97.
要するにアダムは単なる試作品である。
イヴを創ってはじめて神は、
人間というものを完成させたのだ。
（ ボーヴォワール ）
98.
（※人生において）我々は常に悲観論の深淵に沿って、ごろごろした石を踏んで歩いて行く。
（ シュバイツァー ）
99.
ある人物からまったく尊敬されていないと感じ取った人は、その人物に憎しみに近い感情をいだく。
（ ヴォーヴナルグ ）
100.
不幸に直面したときに友だちがわかる。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
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