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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ８月２０日 ☆
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1.
暗殺者は世界の歴史を変えなかった。
（ エマーソン ）
2.
老人が長く生きてきたことを証明するものを、年齢以外に何も持っていないことほど不名誉なことはない。
（ セネカ ）
3.
物の深さを知ることは、
つねに我々の積極的で建設的なエネルギーの関与した努力を要求する。
（ エルンスト・カッシーラー ）
4.
時代とともに生きようと思う者は、時代とともに走らざるを得ないのだ。
（ カール・ヒルティ ）
5.
貨幣は私の力を表す。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
6.
人は、説明のついた明瞭な事柄よりも、説明のつかない不明瞭な事柄をいっそう重要に受け取る。
（ ニーチェ ）
7.
時は人間が消費しえる最も価値あるものなり。
（ テオフラストス ）
8.
寛容とは何か。
それは人間愛の所有である。
我々はすべて弱さと過ちから作られているのだ。
我々の愚かさを許し合おう。
これが自然の第一の掟である。
（ ヴォルテール ）
9.
他人のパンのいかに辛(から)く、
他人の家の階段の上がり下がりが
いかに辛(つら)いことであろうか。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
10.
人間は、自分が自分自身に対して常に最大の敵なのである。
（ アラン ）
11.
互いに自由を妨げない範囲において、
我が自由を拡張すること、
これが自由の法則である。
（ カント ）
12.
確かに、
たとえ卵焼きを作るためだけであっても、
家を燃やしかねないのが、
極端な利己主義者の本性である。
（ フランシス･ベーコン ）
13.
十六歳では、未成年でも苦しみについて知っている。
彼自身、苦しんだことがあるからだ。
しかし、他の人間も同じように苦しんでいることはほとんど知らない。
感じることなく理解したことなど、知識とは言わないのである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
14.
人が何を食べているかより、誰と食べているかを見ることだ。
（ エピクロス ）
15.
人間の生の価値は、その人が何をしたがではなく、どうしたかにかかっているべきである。
（ キルケゴール ）
16.
人間は年をとるにつれて、いっそうもの狂おしくなるとともに、賢くもなる。
（ ラ・ロシュフコー ）
17.
ほめられて育った子どもは、ほめる人がいないと適切な行動をしなくなります。
（ 岸見一郎 ）
18.
知覚において、
私は対象を観察する。
これは、たとえ対象が
全面的に私の知覚になかに入ってきたとしても、
一度に私に与えられるのは
対応の一つの側面でしかないことを意味する。
立体の例は、よく知られている。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
19.
神と自然は、何一つ無駄なことはしない。
（ アリストテレス ）
20.
間違ったことをして、それに苦しむことができない人間くらい、たびたび間違ったことをする人間はいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
21.
死自体よりも死の随伴物が人を怖れさす。
（ セネカ ）
22.
自分にはそれができないと言った瞬間から
可能性の道は閉ざされてしまう。
同じ能力の持ち主でも、
プラス思考で取り組んだ人は、うまく行き、
マイナス思考で取り組んだ人は、うまく行かない。
まさに人間は
自分が考えた通りの結果を手にするのである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
23.
恋愛は生命の高揚であり、情熱は恋愛の財である。
（ アミエル ）
24.
心の平静と幸福にいたる道は一つしかありません。
したがって、
早朝目覚めたときも、日中も、また夜遅く眠りにつくときも、
常にこの道から離れてはなりません──
その道とは、外的なことを一切、自分のものとして考えずに、
すべてを神に委(ゆだ)ねることなのです。
（ エピクテトス ）
25.
不幸に打ちのめされた意識は、慰めや愉快な感情、ポジティブな思考を拒絶する。
（ タタルケビッチ ）
26.
人はよくあることには動じない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
27.
些細な犠牲によって、礼儀正しさは成立している。
（ エマーソン ）
28.
常識とは、
この世で最も広く分配されている日用品である。
（ デカルト ）
29.
不眠を避けるのに大切なことは、まず第一に、興奮や不安のたねになるような考えごとを抱いてではなく、むしろなるべく静かな、よい思想と心の平安をもって、夜の休息に入ることである。
これが、なによりもよい安眠法である。
（ カール・ヒルティ ）
30.
野蛮とは解体への傾向である。
だからあらゆる野蛮な時代は、人間が分散した時代、分散し敵対し合う小集団がうごめいた時代であった。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
31.
身体の健康には体育が必要であり、精神の健全には芸術が必要である。
（ プラトン ）
32.
丁寧に拒絶することが出来るのは、交際の上で重要な術である。
（ カール・ヒルティ ）
33.
髭は哲学者をつくらない。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
34.
歴史は人間を賢明にし、
詩は多才あるものにし、
数学は鋭敏にし、
自然哲学は深遠にし、
倫理学は重厚ならしめ、
論理学と修辞学は議論に秀でさせる。
（ フランシス･ベーコン ）
35.
長所を発見しようと思えば、
どんなものにでも発見できる。
どんな人間とも恋愛感情をもつことができる。
あんなやつ二度と会いたくないという蛇蝎(だかつ)のごとき相手でも、
長所をやすやすと発見できる。
（ 鷲田小彌太 ）
36.
もし私たちが、
軽蔑する人の表現の自由を信じないなら、
表現の自由を全く信じていないのだ。
（ ノーム・チョムスキー ）
37.
生活は簡素に、思想は高く。
（ エマーソン ）
38.
ひとかどの仕事をしようと思ったら、
残像との対話が不可欠だ。
（ 鶴見俊輔 ）
39.
節制や不屈の精神、自由、荘厳といった理念を理解することがなければ、
決して音楽家にはなれない。
（ プラトン ）
40.
努力する限りひとはあやまつ。
恥ずべきことは、
誤謬(ごびゅう)を犯すということよりも寧(むし)ろ
自分の犯した誤謬から何物をも学び取ることができないということである。
（ 三木清 ）
41.
悪とは何か。
弱さから生じるすべてのものだ。
（ ニーチェ ）
42.
自我というものは、それ自体が不正なものだ。
なぜならば、自我は自分が万物の中心だと思おうとするからだ。
また、自我は、他人にとっても都合が悪いものだ。
というのは、自我は他人に服従したがらないからだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
43.
樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には種なのだ。
（ ニーチェ ）
44.
競技場では、競技相手の攻撃を好意をもって避ける。
人生という競技場でも、共に競技をしている人たちを大目に見てあげようではないか。
人を疑ったり憎んだりせずに避けることは可能なのだから。
（ アウレリウス ）
45.
人間に関することで、自分に無関係なものはない。
（ カール・マルクス ）
46.
教養の目的は、人間的なあらゆる可能性の完全な実現である。
（ ジャン・ラクロワ ）
47.
変化はつねに力強い。
あなたの鈎針(かぎばり)を投げておけ。
少なくともあなたが期待する池の中に魚はいる。
（ オウィディウス ）
48.
人間の精神世界には、自ら探検していない、幾つもの大陸があり、海がある。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
49.
時間という観点から見れば、
自己同一的物体は、
その内部の物質の変化にもかかわらず、
一定の時間間隔で
ずっと「実在」していることになる。
そして、その自己同一的物体は、
あるときに自己同一性を保てなくなると、
「あった」というあり方へと移行していく。
（ 中島義道 ）
50.
取るに足りない不愉快なできごとが、幸福をだいなしにすることもある。
（ タタルケビッチ ）
51.
我々の年齢は植物のそれである。
芽をふき、成長し、花を咲かせ、しぼみ、そして枯れる。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
52.
目的を忘れることは、愚かな人間にもっともありがちなことだ。
（ ニーチェ ）
53.
醜い行いを後悔することは
人生を救う。
（ デモクリトス ）
54.
政治についての考察は
悪しき政府が生じる可能性を
はじめからよく勘案しておくべきではないか、
最上の政府を望みつつも
最悪の指導者に備えるのがよいのではないか。
（ カール・ポパー ）
55.
己の敵に何を持って復仇すべきか？
できる限り多くの善を行うべく努力せよ。
（ エピクテトス ）
56.
うぬぼれというものが
ついぞなかったら、
人生はてんで楽しくあるまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
57.
真の人間性に最もよく調和する愉しみは、よき仲間との愉しい食事である。
（ カント ）
58.
幸福は人間の生活目標である
（ カール・ヒルティ ）
59.
自己の生涯のすべてを海外旅行で過ごすときは、
多くの人と知り合いになるも友はなし。
（ セネカ ）
60.
感受性の欠如は、おそらく基本的には自己認識の欠如であろう。
（ エリック・ホッファー ）
61.
賢者は複雑なことをシンプルに考える。
（ ソクラテス ）
62.
素晴らしい才能を持った人間はどこにでもいるが、分別があり、釣り合いの取れた人間は皆無である。
（ エマーソン ）
63.
大衆は文化保存の力である。
同時に大衆は文化革新の力である。
（ 三木清 ）
64.
その女がもし男だったら親友に選んだであろう者でなければ、妻として選んではいけない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
65.
悲しみのための唯一の治療は、
何かをすることだ。
（ ジョージ・ルイス ）
66.
夫婦はハサミのごとし。
（ シェリング ）
67.
失われる希望というものは
希望ではなく、
期待という如きものである。
個々の内容の希望は
失われることが多いであろう。
しかし、
決して失われることのないものが
本来の希望なのである。
（ 三木清 ）
68.
喜びを持てば持つほど、我々は完全さを持つことになる。
完全さとは充足感である。
（ スピノザ ）
69.
私は、少なくとも自ら知らぬことを知っているとは思っていないかぎりにおいて、あの男よりも知恵の上で少しばかり優っているらしく思われる。
（ プラトン ）
70.
言葉が人間の表現であるように、文学は社会の表現である。
（ ルイ・ド・ボナール ）
71.
嫉妬は、
嫉妬される者の位置に自分を高めようとすることなく、
むしろ彼を自分の位置に低めようとするのが普通である。
嫉妬がより高いものを目指しているように見えるのは
表面上のことである、
それは本質的には平均的なものに向っているのである。
（ 三木清 ）
72.
真心をもって人を助ければ、必ず自分も人から助けられる。
これは人生の最も美しい見返りの一つである。
（ エマーソン ）
73.
できるだけ妥協するのがいちばんの利口者。
欲ばりすぎると損をする。
（ ラ・フォンテーヌ ）
74.
悲運に耐えるより、幸運に耐えるためにこそ、大きな能力が要る。
（ ラ・ロシュフコー ）
75.
一巻の書物を前にして、
それが何を言っているのかではなく、
何を言わんとしているのかを、
わたしたちは問題にしなければならない。
（ ウンベルト・エーコ ）
76.
わが心の安静を保てる唯一の仕事といえば、
それは数学だ。
（ カール・マルクス ）
77.
指輪や宝石は贈り物ではない。
唯一の贈り物は、汝自身の一部を贈ることだ。
（ エマーソン ）
78.
私の顔というのは、
私には見えない
──少なくとも最初は見えない。
私はそいつを、
自分では気づかない打ち明け話のように
前の方に突っ立てており、
逆に他人の顔の方が、
私に私の顔を教えてくれるのである。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
79.
我々の人生は、我々の思考によってつくられる。
（ アウレリウス ）
80.
真理が支配しているときに
平和を乱すことがひとつの犯罪であると同様に、
真理が破壊されようとしているときに
平和にとどまることも、
やはり、ひとつの犯罪である。
（ ブレーズ・パスカル ）
81.
怠情は、おだやかな無力から生まれるものである。
（ ヴォーヴナルグ ）
82.
選ばれた人間、つまり優れた人間は、自分を超え、自分に優った一つの規範に注目し、自らすすんでそれに奉仕するというやむにやまれぬ必然性を内にもっているのである。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
83.
偽りの生活の中に正しい生活はあり得ない。
（ アドルノ ）
84.
真なる世界──それは到達しえないものなのだろうか？
いずれにしても到達されたことはない。
それは到達されたことがない以上、
知られてもいない。
したがってそれは慰めにも救いにも、義務にもならない。
（ ニーチェ ）
85.
もしも、個性とは、個性的になろうとしてそうなるようなものであるなら、そこには必ず他人との比較があるはずだ。
人と同じようにはするまい、人と同じようにはなるまいという、他人を気にする気持ちがあるはずだ。
だったら、どうしてそんな人が個性的であるはずがあるだろう。
本来のその人がそうである仕方でそうであるのではないからだ。
（ 池田晶子 ）
86.
いまだかつて、もっぱら世論以外のものに支えられて支配した人は世界にひとりもいない。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
87.
たとえ君の好きなだけの多くの世代を生き抜いて完(まっと)うすることが、よしんば出来たとしても、依然として永遠の死はその先に待っているであろう。
（ ルクレティウス ）
88.
間違いは罪悪ではない。
（ セネカ ）
89.
我々に関する他人の悪評は、しばしば本当は我々に当てられているのではなく、まったく別の理由から出る腹立ちや不機嫌の表明なのである。
（ ニーチェ ）
90.
自分が、その価値に値しないのに、武勇章をつけて得意になっている連中は虚栄心の強い人間である。
（ アラン ）
91.
美貌は夏の果物のように腐りやすく長持ちしない。
（ フランシス･ベーコン ）
92.
子どもに対して言われる「お利口さん」という言葉は、子どもがいつでも理解する言葉で、しかも、人が決して子どもに説明してやらない言葉である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
93.
老齢は明らかに迅速なり。
我らに必要以上に迅速に切迫す。
（ プラトン ）
94.
四ヶ月の交際が一生を保証するだろうか？
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
95.
私は数多くの賢人と猫について学んだが、猫の知恵は賢人のそれよりはるかにまさっている。
（ イポリット・テーヌ ）
96.
文明人は奴隷状態において
生まれ、生活し、死ぬ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
97.
人の心は、
安全だけでなく、
リスクも追い求めるものなのである。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
98.
人はすべて模倣された歓びを感ず。
（ アリストテレス ）
99.
幸福はどこにあるのか？
名誉を愛する人は、他人の行為の中にあると考える。
快楽を愛する人は、自分の感情の中にあると考える。
悟った人は、自分の行動の中にあると考える。
（ アウレリウス ）
100.
代数学と幾何学は、他のどれよりもはるかに確かな学問である。
たとえば、対象となるものはきわめて明瞭かつ簡単だから、この二つの学問は、経験に照らして疑いをかけられそうな仮説を一切必要としない上、すべてが、推論による筋の通った帰結の形で成り立っている。
（ デカルト ）
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