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哲学者・思想家の名言
☆ ７月６日 ☆
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1.
大部分の贅沢(ぜいたく)は、そして多くのいわゆる人生の慰安物は、人類の向上にとって不可欠でないばかりでなく、積極的な妨害物である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
2.
船が入港するまで待つな。
船に向かって泳げ。
（ ヴォルテール ）
3.
真なるものは全体である。
（ ヘーゲル ）
4.
誰でも怒ることはできる──それは簡単なことだ。
しかし、正しい人に、正しい程度に、正しい時に、正しい目的、正しい方法で怒ること、それは簡単ではない。
（ アリストテレス ）
5.
悲運に耐えるより、幸運に耐えるためにこそ、大きな能力が要る。
（ ラ・ロシュフコー ）
6.
貸した金の額が少なければ
債務者を作るだけですむが、
額が大きければ敵を作る。
（ セネカ ）
7.
我々の職業の大半は狂言である。
そのたずさわる役目が変わるたびに、新たな姿や形をとり、新たな存在に変質する者もある。
（ モンテーニュ ）
8.
我が上なる星の輝ける空と、我が内なる道徳律とは、それを考えることしばしばにして、常に新たにして、増しきたる感嘆と崇拝とをもって心を満たす二つのものである。
（ カント ）
9.
社会の利益を追求するより、自分の利益を追求する方が、社会の利益につながることが少なくない。
（ アダム・スミス ）
10.
短所で引き立つ人もいれば、長所で見劣りする人もいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
11.
私の生涯において、郵便料金に値する手紙は一つか二つだった。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
12.
男が、自分で思っているのと同じくらい若く見えることはよくある。
だが、自分で思っているのと同じくらい重要な存在であることは絶対にない。
（ ボーヴォワール ）
13.
この人生劇場において、
観客たるべき神と天使のためにのみ
精力を蓄えておくべきなり。
（ ピタゴラス ）
14.
私たちが愛する人々の幸福を願うのは当然である。
だが、自分たちの幸福を棄ててまで、これを願うべきではない。
（ バートランド・ラッセル ）
15.
今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である。
(ver.0)
（ カール・マルクス ）
16.
己自身を統治できぬ者は、自由にあらず。
（ エピクテトス ）
17.
少年は最初、
自由に向かってため息をつく。
（ ヴォーヴナルグ ）
18.
彼は決心した、というのはいい言葉だ。
一語で、決心と解決という二つの意味を示している。
（ アラン ）
19.
幸福になりやすいたちで、特に運が良くなくても、幸福になる人もいれば、最高の環境が揃っていても不幸な人がいる。
というのも、幸福を感じる為には、楽しむ対象を持っているだけではなく、楽しむ能力も持っていなければならないからだ。
（ タタルケビッチ ）
20.
たとえどんなに愛らしい子でも、寝ついてくれたのを喜ばない母親はいない。
（ エマーソン ）
21.
愉(たの)しみは、他人の苦しみから生まれる快楽なり。
（ オウィディウス ）
22.
あまりに細心すぎるのは、繊細（の意味）を取り違えているのだ。
本当の繊細さは、確固とした細心さである。
（ ラ・ロシュフコー ）
23.
断念することをほんとうに知っている者のみがほんとうに希望することができる。
（ 三木清 ）
24.
怒りはどこか貴族的なところがある、善い意味においても、悪い意味においても。
（ 三木清 ）
25.
何事が起ころうとも、そこから利益を引き出す力は私の中にある
（ カール・ヒルティ ）
26.
運動と節制は、老境になっても、何らかの若い力を維持し得る。
（ キケロ ）
27.
だれに対しても、不正を不正でもって、悪を悪でもって、埋め合わせしてはいけない。
よしんば、その相手にどれほど苦しめられていようと、である。
（ プラトン ）
28.
絶望するな。
たとえ絶望したとしても、絶望のうちに働き続けろ。
（ エドマンド・バーク ）
29.
批評家とは、他人の思想について思考する人間である。
（ サルトル ）
30.
全力をあげて努力しない限り、人を愛そうとしても必ず失敗する。
（ エーリヒ・フロム ）
31.
孤独は優れた精神の持ち主の運命である。
（ ショーペンハウアー ）
32.
今日の人間は果たして幸福であるために幸福について考えないのであろうか。
むしろ我々の時代は人々に幸福について考える気力をさえ失わせてしまったほど不幸なのではあるまいか。
幸福を語ることがすでに何か不道徳なことであるかのように感じられるほど今の世の中は不幸に満ちているのではあるまいか。
（ 三木清 ）
33.
もし我々にまったく欠点がなければ、他人のあらさがしをこれほど楽しむはずはあるまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
34.
人々は見る覚悟があるものだけしか見ることができない。
（ エマーソン ）
35.
誰でも長い期間にわたって不幸なのは、自分が悪いからにほかならない。
生も死も耐える勇気のない人、抵抗しようとも逃げようともしない人、こういう人にはどうしてやればよいのだろうか。
（ モンテーニュ ）
36.
名声を追う者は他人の行動に己自身の善をおく。
快楽を追う者は己の官能に善をおく。
しかし、賢者は己の行いに善をおく。
（ アウレリウス ）
37.
文人は生きているうちは諷刺され、死ぬと賞賛される。
（ ヴォルテール ）
38.
運命を信じれば、運命が決まる。
自由を信じれば、無限の可能性が生まれるだろう。
（ アイン・ランド ）
39.
正義とは、強者の利益にほかならず。
（ プラトン ）
40.
偏見というのは一般愚民の王である。
（ ヴォルテール ）
41.
階級選択は自由による選択である。
したがって、
ある階級に所属するよう強制されたり、
どれかの階級から閉め出されたりするようなことがあってはならない。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
42.
拒絶に慣れていない子供は、欲しいものが手に入らないということより拒絶されたことを一層辛く考えることになる
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
43.
幸福を得るには、あらゆる人間の性質の中で、勇気が最も必要である。
（ カール・ヒルティ ）
44.
どんなに小さなことにも細心の注意を払って生きよ。
人生において「少しずつ」というのは小さなことではないのだから。
（ セクストス ）
45.
人間にとって真の大敵は胸中の敵である。
（ セネカ ）
46.
富は徳の荷物
（ フランシス･ベーコン ）
47.
人の行動を妨げる欠陥は、何かができるのにそれを意識しないことにある。
（ ボシュエ ）
48.
制服というものは、人間に安堵と尊敬とを同時に与える。
そして全ての服装は、多かれ少なかれ制服である。
（ アラン ）
49.
一度信用を得れば進路はおのずから開けるだろう。
（ エドマンド・バーク ）
50.
己の敵に何を持って復仇すべきか？
できる限り多くの善を行うべく努力せよ。
（ エピクテトス ）
51.
難しいからやろうとしないのではない。
やろうとしないから、難しくなるのだ。
（ セネカ ）
52.
私はアテネ人ではない、ギリシャ人でもない、世界市民である。
（ ソクラテス ）
53.
心を打ち明けるということは、王冠や主権と同じく、最高の地位の者にだけ許された贅沢であり、それは相手のご機嫌取りをすることも、相手に迎合することもなく、真実を語ることである。
（ エマーソン ）
54.
私が猫と戯れているとき、ひょっとすると猫のほうが、私を相手に遊んでいるのではないだろうか。
（ モンテーニュ ）
55.
今日覚悟のできていない者は、明日になればさらに覚悟ができていない。
（ オウィディウス ）
56.
汝は、その手に無いものを望み、その手にあるものを軽蔑している。
（ ルクレティウス ）
57.
人生は短いのではない。
我々がそれを短くしているのだ。
（ セネカ ）
58.
競技場では、競技相手の攻撃を好意をもって避ける。
人生という競技場でも、共に競技をしている人たちを大目に見てあげようではないか。
人を疑ったり憎んだりせずに避けることは可能なのだから。
（ アウレリウス ）
59.
未来を見る目を失い、現実に先んずる術(すべ)を忘れた人間の行き着く先は、自然の破壊だ。
（ シュバイツァー ）
60.
歴史は人生の師である
（ キケロ ）
61.
なんのために人間は裕福でなければならないのか？
なんのために彼には高価な馬が、立派な服が、美しい部屋が、公共の娯楽場に入場する権利が必要なのか？
すべてはこれは思考の欠如からきている。
こうした人々に、思考の内的な仕事を与えよ。
さすれば彼は、最も富裕な人々よりも幸福になるだろう。
（ エマーソン ）
62.
人の心は安全だけでなくリスクも追い求める。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
63.
人は、「おれはゼロだ。
　マイナスだ」という自己評価に耐えることはできる。
しかし、「おまえはゼロだ。
　マイナスだ」という他者評価には耐え難い存在なのである。
（ 鷲田小彌太 ）
64.
数学は確実さ、明白さに仕えるしもべである。
（ ヨハン・フリードリヒ・ヘルバルト ）
65.
他人にあざむかれるもっとも確実な手段は、他人よりも自分のほうが狡猾だと思うことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
66.
人間への信頼は希望を支える。
（ シュバイツァー ）
67.
大臣でなければ、ただの愚か者にすぎない者が、大人物で通っている。
（ エルヴェシウス ）
68.
人間の心は、肉体とともに滅びるものではない。
ある永遠なものが残るのである。
（ スピノザ ）
69.
生命を賭(と)すること、生命を犠牲にすることは、それなしでは人間にふさわしい生を得ることもできず、救いの道を見出すこともできないであろうような、人間にとって必須の条件であるが、それも生命を賭すること、生命を犠牲にすることそのものにではなく、それが理性と愛から出た、人間として生きる上での契機となっている点に、意味があるのである。
（ カール・ヤスパース ）
70.
精神的な人は、そういう人は同時に勇気もある人だと前提しての話だが、精神的であればあるだけ、また痛ましい悲劇にも出会う。
だが、彼らはまさに人生が自分たちに大きく敵対してくればくるだけ、その人生を称賛する。
（ ニーチェ ）
71.
理性は情緒の単なる奴隷であり、
そうであるべきであり、
情緒に奉仕し、服従する以外の役目を望むことはけっしてできない。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
72.
恋と同じで、
憎悪も人を信じやすくさせる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
73.
結婚のロマンチックな幸福をあきらめると、結婚は幸福なものになる。
（ バートランド・ラッセル ）
74.
快楽に抵抗するは賢者、快楽の奴隷になるは愚者。
（ エピクテトス ）
75.
人間は自然に服従しながら、
自然を支配する。
（ フランシス･ベーコン ）
76.
精神には二種類ある。
ひとつは幾何学の精神、ひとつは繊細と呼ばれる精神である。
幾何学の精神は緩やかであるが厳格かつ堅固(けんご)な見方をする。
繊細の精神は柔軟な考え方をし、愛するものの多様な部分に対して同時に働きかける。
（ ブレーズ・パスカル ）
77.
人生が低俗ではなく神聖であることを願う。
一日が百年のように重みがあり、
よい香りががすることを願う。
（ エマーソン ）
78.
慎重さとは、
求めるべきものと、
避けるべきものを知ることである。
（ キケロ ）
79.
読むことは人を豊かにし、
話し合うことは人を機敏にし、
書くことは人を確かにする。
（ フランシス･ベーコン ）
80.
哲学者の全生涯は、まさに死に至ることと、その死を成就することに他ならない。
（ プラトン ）
81.
人生が始まるや否や、そこに危険がある。
（ エマーソン ）
82.
現実における希望は、
悪の中でも最も悪い。
それは人間の苦しみを長引かせる。
（ ニーチェ ）
83.
飛ぶことを学んで、それをいつか実現したいと思う者は、まず、立つこと、走ること、よじのぼること、踊ることを学ばなければならない。
最初から飛ぶばかりでは、空高く飛ぶ力は獲得されない。
（ ニーチェ ）
84.
老人の忠告は冬の太陽のようなものだ。
光を与えるが暖めはしない。
（ ヴォーヴナルグ ）
85.
自然は認識の対象でもなく、
意志の素材でもない。
自然はそのうちに
人間を包んで生きているのである。
（ 唐木順三 ）
86.
己のベッドを己のための寺院とせねばならず。
（ ピタゴラス ）
87.
習俗のなかに埋没し、
閉じた社会のなかで満足するものは、
全く非創造的な俗人である。
（ 唐木順三 ）
88.
我々は、すべてのものが我々のためにつくられたのだと思ってはならない。
（ デカルト ）
89.
貧困は不正なる事を教える。
（ セネカ ）
90.
些細な犠牲によって、礼儀正しさは成立している。
（ エマーソン ）
91.
完全な肉体は、それ自体が魂である。
（ サンタヤーナ ）
92.
人生より難しき芸術はなし。
他の芸術学問には至るところに師あり。
（ セネカ ）
93.
他人に対する不正を防ぎうるのは、正義の原則よりもむしろ思いやりである。
（ エリック・ホッファー ）
94.
適当に語るには多くの技巧を要するにしても、黙っているのにも、それ以上の技巧が必要である。
（ ラ・ロシュフコー ）
95.
他人に対して善行をなす者は、何よりも多く己自身に対して善行をなす。
（ セネカ ）
96.
人間の未来は、その自由な選択に依存する故に予測不可能である。
（ キルケゴール ）
97.
鳥の歌声がいつも同じ調子にしか聞こえてこないというのは、無頓着な人間の粗雑な耳だけのことです。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
98.
我々は目当て以上のものを狙う。
（ エマーソン ）
99.
私は知恵を貨幣に鋳造したい。
つまり、知恵を鋳造して、覚えやすく、伝えやすい箴言と格言とことわざとにしたい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
100.
恋をすると、人間は一番いい自分を見せるものだ。
（ ボーヴォワール ）
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