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哲学者・思想家の名言
☆ ７月７日 ☆
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1.
借財は底なしの海なり。
（ キケロ ）
2.
ひやかすとは、品よく無礼を働くことだ。
（ アリストテレス ）
3.
神は許されても、牛は許されない。
（ アクィナス ）
4.
選択しなければならないのに選択しないのは、それ自体がもう選択していることになる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
5.
真理は「時」の娘であり、
権威の娘ではない。
（ フランシス･ベーコン ）
6.
生への畏敬は、戦争での殺戮(さつりく)を前にしての戦慄(せんりつ)の中においても、確かに嘘ごとではない。
（ カール・ヤスパース ）
7.
詩人の詩文は石碑に刻まれて残っていくが、
天才はそのまま永く生き残っていく。
（ ハーバート・スペンサー ）
8.
（小さな木の）枝の先を地面に押しつけていると、手が離れたとたん、枝は再び空に向かってまっすぐに延びる。
（ ポエティウス ）
9.
罪を知らざる者は真に神の愛を知ることは能(あた)わず。
（ 西田幾多郎 ）
10.
哲学者たちは世界を解釈しただけだ。
問題は、世界を変革することなのだ。
（ カール・マルクス ）
11.
才能と意志の欠けているところに、いちばん嫉妬が生ずる。
（ カール・ヒルティ ）
12.
愛し合わなくなった時に、愛し合ったことを恥ずかしく思わない人は、めったにいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
13.
最も優れた人々は、はかない物事を捨て去り、永遠の栄光を選ぶ。
しかし、多くの人々は、家畜のように腹一杯食べることを選ぶ。
（ ヘラクレイトス ）
14.
世論は振り子の運動の法則に従う。
（ ショーペンハウアー ）
15.
我々が自分の生活あるいは人類の歴史において体験するものが、我々の生きようとする意志を圧迫し、我々から生気と思慮を奪ってしまうならば、我々は支えを失い、崩れる石に足をとられて深みに落ちるかもしれない。
しかし、我々を下で待ち受けているものが死であることを知るがゆえに、我々は再び小道をよじ登のである。
（ シュバイツァー ）
16.
言葉は空虚なもので、事実はつねに言葉よりも雄弁である。
（ 三木清 ）
17.
笑いとは、地球上で一番苦しんでいる動物が発明したものである。
（ ニーチェ ）
18.
世論に対して関心を示さないのは、
まさに一つの力であり、
幸福の源泉である。
（ バートランド・ラッセル ）
19.
樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には種なのだ。
（ ニーチェ ）
20.
自分が、その価値に値しないのに、武勇章をつけて得意になっている連中は虚栄心の強い人間である。
（ アラン ）
21.
紳士とは、
大道で追いはぎを働かない人間、
何人(なんぴと)をも殺さない人間、
つまり、その悪徳が破兼恥ではない人物のことである。
（ ラ・ブリュイエール ）
22.
あたかも金(かね)に繁殖能力があるかのごとく、金に金を生ませるのは、最も不自然である。
（ アリストテレス ）
23.
老人は民衆の威厳である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
24.
子供は眠っているときが一番美しい。
（ キルケゴール ）
25.
もし今日の自分が明日の自分と同じであるならば、
今日の自分は昨日の自分の奴隷にすぎない。
人間の特質はそうではなくて、
日々新しく創造的に昨日の自分を乗り越える、
そこに人間の本質がある。
（ ニコラ・ド・コンドルセ ）
26.
恋の喜びとは恋することだ。
我々は相手に抱かせた恋心よりも、いま自分が抱いている恋心によって幸せなのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
27.
金持ちの屋敷の窓からも、救貧院の窓からも日差しは同じように反射してきらめいている。
救貧院の戸口の前の雪は、春が来ればたちまち溶ける。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
28.
生まれつき善良であることは、幸運であり、大きな財産である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
29.
妻子を持つ者は、
運命に人質をとられたようなものである。
というのは、
妻子は善であれ、悪であれ、
大事業の足手まといとなるからである。
（ フランシス･ベーコン ）
30.
毎日を最後の一日のように思いつつ生きよ。
（ セネカ ）
31.
近いものは遠いものを説明する。
一滴の水は小さな大海である。
（ エマーソン ）
32.
ひとかどの仕事をしようと思ったら、残像との対話が不可欠だ。
（ 鶴見俊輔 ）
33.
平等を求めるものは、たいてい劣っているもので、低いものほど平等を要求する。
また中位の連中は、むしろ、優越を欲して、特権を要求する。
しかし、真にすぐれている人は、平等も優越も要求しない。
（ アリストテレス ）
34.
女にはあまりにも長い間、
暴君と奴隷とが隠されていた。
女に友情を営む能力の無いゆえんであって、
女の知っているのは恋愛だけだ。
（ ニーチェ ）
35.
偽善とは、不徳が徳に対してほんのわずか捧げた敬意である。
（ ラ・ロシュフコー ）
36.
「わからない」と感じることを、どこまでも考えてゆくようにして下さい。
「わからない」ということは、答えではなくて、問いなのです。
君が毎日やっているその自分とは、本当はなんなのか、知りたくないはずはないでしょう。
（ 池田晶子 ）
37.
教師はすべてを知っているのではなく、
むしろ知らない部分についての、
より多くの自覚を持っている者なのである。
（ 田中美知太郎 ）
38.
哲学者たちが何と言おうと、我々の最終目標は快楽なのだ。
（ モンテーニュ ）
39.
沈黙が金なのだ。
不在が神なのだ。
神とは人間の孤独さだ。
俺しかいなかったのだ。
（ サルトル ）
40.
逆説は頭の働く人の思考癖であり、天分のある人の悦びである。
（ アミエル ）
41.
プロレタリアートは（束縛の）鎖以外に何も失うものはない。
（ カール・マルクス ）
42.
貧困は我々の欲求を強めるが、また、それを満たすのを制限する。
富裕は我々の欲求を増やすが、また、それを満たす手助けもしてくれる。
（ ヴォーヴナルグ ）
43.
金によりてもたらされし忠実さは、金によりて裏切られる。
（ セネカ ）
44.
人は教える間に教えられる。
（ セネカ ）
45.
人がこれは自分だと主張するものと、単に彼が持っているものとの間に一線を引くのは難しい。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
46.
偏見は判断を持たない意見である。
（ ヴォルテール ）
47.
人間は誕生の瞬間から支配するか、もしくは支配されるか運命づけられる。
（ アリストテレス ）
48.
人を信じなさい。
そうすれば、人はあなたに誠実にふるまうだろう。
人に寛大でありなさい。
そうすれば、人も寛大さを示してくれるだろう。
（ エマーソン ）
49.
数学の成果を軽んずる者は、すべて科学に害をもたらすであろう。
なぜなら、数学を知らない者は、他の精密科学を学ぶことができず、世界を十分に知ることができないからである。
（ ロジャー・ベーコン ）
50.
考えることは己自身と親しむことである。
（ ウナムーノ ）
51.
この世は絶え間のないシーソーだ。
（ モンテーニュ ）
52.
自分にも他人にも、
またそれ以外の何物にも、
特別な価値を認めないという精神、
これがユーモア精神に他ならない。
（ 土屋賢二 ）
53.
心の真の医薬は哲学なり。
（ キケロ ）
54.
悪を原因によって知る人は、決して人を呪いもせず、絶望もしないことを学ぶであろう。
（ アラン ）
55.
自殺のためのもっともらしき理屈を持ち合わせる人は、つまらぬ人間なり。
（ エピクロス ）
56.
論理によって懐疑が出てくるのではなく、懐疑から論理が求められてくるのである。
（ 三木清 ）
57.
人生は後ろ向きにしか理解できないが、
前向きにしか生きられない。
（ キルケゴール ）
58.
容貌は、人々を判断するための規範にはならないが、憶測には役立つかもしれない。
（ ラ・ブリュイエール ）
59.
敵に勝つ者のみが勇敢なるにあらず、自己の快楽に克(か)つ者もまた然(しか)り。
（ デモクリトス ）
60.
知性は人材を生み出すことは出来ない。
人材は自然あるいは偶然の賜である。
知性が役に立つのは、その人材をいかに信用するかという点にある。
（ エドマンド・バーク ）
61.
道徳を云々するものにとっては、退屈こそひとつの重要な問題である。
というのは、人類の罪悪の少なくとも半分は、退屈を恐れるあまりおかされるものであるから。
（ バートランド・ラッセル ）
62.
成長は必ず抵抗を伴うものです。
成長には必ず対抗勢力が現れるものです。
反対に、何の疑われることもなく、何の迫害もなければ、成長の理由そのものが存在しなくなってしまいます。
（ ジョン・デューイ ）
63.
人は店では品物を入念に吟味するが、
人間のこととなると、外見で判断する。
（ アリスティッポス ）
64.
「人は不確実なもののために働く」、とパスカルは書いている。
けれども正確に言うと、人は不確実なものの「ために」働くのでなく、むしろ不確実なもの「から」働くのである。
（ 三木清 ）
65.
苦難の道は永くもあれば、また暗くもある。
次第に明るくなるような道は別の道である。
（ キルケゴール ）
66.
事実というものは存在しない。
存在するのは解釈だけである。
（ ニーチェ ）
67.
我々のうちに存在するものは全て同一である。
生と死、醒と睡、若と老。
（ ヘラクレイトス ）
68.
自分に平和をもたらすのは、ほかならぬ自分自身なのだ。
（ エマーソン ）
69.
私が知っているのは、
自分が何も知らないということだけだ。
（ ソクラテス ）
70.
雄弁家はその深遠さにおいて足りないところを話の長さで補う。
（ モンテスキュー ）
71.
宇宙はただひとつの物質と、ただひとつの魂とを有する一つの生き物としてつねに考えよ。
（ アウレリウス ）
72.
未完成の仕事に
いつまでもしがみついていることほど
疲れるものはない。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
73.
言葉は女性的で、
行動は男性的である。
（ バルタザール・グラシアン ）
74.
人間において生きるとは、
ただ単に生き永らえることではありません。
何のためにこの命を使うか、
この命をどう生かすか、
そして、命を生かすということは、
何かに命を賭けるということです。
（ 芳村思風 ）
75.
閑暇は心の充足ではなく、その骨休めである。
（ キケロ ）
76.
私は、（その人から）何も学ぶべきものがないほど愚かな人に会ったことはない。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
77.
他人のあざけりを心にとめず、敗北にもくじけず、勇気をもってまた立ち上がれ。
いっさいの正義にはやがて勝利が訪れるのだ。
（ エマーソン ）
78.
いったん灰になることがなくて、どうして新しくよみがえることが望めよう。
（ ニーチェ ）
79.
希望は賢者を活気づけ、自惚れの強い人や呑気者を釣り込む。
自惚れの強い人や呑気者は、希望の与える約束を軽々しく信頼しきってしまう。
（ ヴォーヴナルグ ）
80.
政治には火に対するようにすべきである。
火傷しないためには近寄るべきでなく、凍傷しないためには遠ざかるべきでない。
（ アンティステネス ）
81.
役立つ人間だと人に思われたいならば、それを口に出すな。
（ ブレーズ・パスカル ）
82.
天使を作ろうとする者は、けだものを作る。
（ デカルト ）
83.
希望はすこぶる嘘つきであるが、とにかく我々を楽しい小道を経て、人生の終わりまで連れて行ってくれる。
（ ラ・ロシュフコー ）
84.
人間というものは、強さと弱さ、光明と不明、矮小と偉大の混合物である。
そのことは、人間を訴追することにはならず、人間を定義することになる。
（ ドゥニ・ディドロ ）
85.
死を予測するのは自由を予測することだ。
死を学んだ者は屈従を忘れ、死の悟りはあらゆる隷従(れいじゅう)と拘束から我々を解放する。
（ モンテーニュ ）
86.
最強の理性は常に最良である。
（ ラ・フォンテーヌ ）
87.
音楽は隠れた算術の営みであるが、これに携(たずさ)わっている人は、自分が数を操作していることに気づいていない。
（ ゴットフリート・ライプニッツ ）
88.
人々が夢中になって騒ぐもの、それを手に入れるために躍起になって奔走するもの──そうしたものは、彼らになんの幸福ももたらさない。
奔走しているあいだは、その渇望するもののなかに自分らの幸福があると思っているけれども、それが手に入るや否や、彼らはふたたびそわそわしはじめ、まだ手に入れていないものを欲しがり、人が持っていれば羨(うらや)ましがる。
（ エピクテトス ）
89.
人は自己より小さい者の助けを必要とすることがしばしばある。
（ ラ・フォンテーヌ ）
90.
ものの始めを探すことで、人間は蟹になる。
歴史家は後ろ向きにものを見る。
ついには後ろ向きに信ずるようになる。
（ ニーチェ ）
91.
善行は、お返しができる程度なら、快く受け取られる。
その限度を超えると、感謝どころか憎悪が返ってくる。
（ モンテーニュ ）
92.
結婚するときはこう自問せよ。
「年をとってもこの相手と会話ができるだろうか」
そのほかは年月がたてばいずれ変化することだ。
（ ニーチェ ）
93.
水とパンですましていれば、私は身体の快楽を身にしみて味わう事ができる。
（ エピクロス ）
94.
人は自分から離れれば離れるほど、それだけ自分自身となる。
それだけ自分の生きていることをよく感じるようにもなる。
（ アラン ）
95.
何か不運に見舞われそうになったら、起こり得る最悪の事態について真剣に、慎重に考えてみよう。
この起こり得る最悪の事態をしっかり見据えたら、それも結局大した災難ではないと思うための理由を考えてみよう。
その理由は必ずあるものだ。
（ バートランド・ラッセル ）
96.
行動は感情に従うように見える。
しかし実際には、行動と感情は平行するものである。
感情は、行動ほど直接的に意志の支配を受けないが、我々は、行動を律することによって、感情を間接的に規制することができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
97.
申し分のない振り子とは、動きの速い振り子のことではなく、良く調整されている振り子のことだ。
（ ヴォーヴナルグ ）
98.
知恵を伴わなくても正義は大いに強力なものだが、正義を欠いた知恵はまったく通用しないであろう。
（ キケロ ）
99.
人間はただ自分自身の仕事を成し遂げたと言いうるとき、自分の仕事に魂を打ち込み、できるだけよく最後までやり抜いたと言いうるとき、そのとき初めて幸福である。
（ エマーソン ）
100.
人が思慮がないのに思慮があると思っているときは恐ろしい。
（ クリティアス ）
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