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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ４月６日 ☆
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1.
哲学者たちは世界を解釈しただけだ。
問題は、世界を変革することなのだ。
（ カール・マルクス ）
2.
礼儀は賢いことであり、
非礼は愚かなことだ。
非礼を不必要に気ままに行うことによって
敵をつくることは、
わが家に放火すようなものだ。
（ ショーペンハウアー ）
3.
楽しみに金のかからない人が最も幸福である。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
4.
知識に於(お)いての真理は直ちに実践上の真理であり、実践上の真理は直ちに知識に於いての真理でなければならぬ。
（ 西田幾多郎 ）
5.
行為の前に先慮することは、後になって気付くことよりもより良い。
（ デモクリトス ）
6.
人は、生涯の最初の四十年間で本文を著述し、続く三十年間で、これに対する注釈を加えていく。
（ ショーペンハウアー ）
7.
才能が一つ多いほうが、
才能が一つ少ないよりもより危険である。
（ ニーチェ ）
8.
私たちの強さは弱さから生まれる。
（ エマーソン ）
9.
読書は量ではなく、役に立つように読むことが問題である。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
10.
教養とは、
普遍的なものの活動性であり、
考えることの形式である。
（ ヘーゲル ）
11.
名声は英雄的行為の芳香なり。
（ ソクラテス ）
12.
正義は社会の秩序なり。
（ アリストテレス ）
13.
力は常に快活さとともにある。
（快活さから生まれた）希望は、私たちに仕事をしようという気分を起こさせる。
（ エマーソン ）
14.
他人の幸せを願うことは、とりも直さず自分の幸せを求めることである。
（ プラトン ）
15.
たくさん入れるものが人にあれば、一日には百ものポケットがあるものだ。
（ ニーチェ ）
16.
私は人生をあるがままに楽しむ。
たとえ救貧院に住んでいても、楽しい、胸が躍(おど)る、輝かしい人生が送れるはずだ。
夕日は富豪の大邸宅からも救貧院の窓からも、輝かしく照り返す。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
17.
信心は一種の羞恥心である。
それは羞恥心がわれわれの眼を伏せさせるように、すべての禁断のものの前でわれわれの思想を伏せさせる。
（ ジョセフ・ジュベール ）
18.
歴史家は、
他者を舞台に登場させ、
これに語らせるために、
自分の個人性を消滅させることになる。
したがって彼は
自分自身と執拗に闘わねばならなくなる。
（ ミシェル・フーコー ）
19.
人は軽蔑されたと感じたときによく怒る。
だから自信のある者はあまり怒らない。
（ 三木清 ）
20.
自転車は走ればこそ転倒しない。
要領の良い連中は、
不安定な世の中を遊泳する。
（ アラン ）
21.
あなたの実力以上に有徳であろうとするな！
できそうもないことを己に要求するな！
（ ニーチェ ）
22.
他人に注意する者は、
それが正しい要求であると信じていればいるほど、
覚悟しなければならない。
自分はいまたいそう傲慢な行為に出ているのだから、
無傷で相手を動かすことができるという
おめでたい期待などしてはならないこと、を。
（ 中島義道 ）
23.
世の中が不完全な状態である限りでは、
このような犠牲（＝自己犠牲）を払う心構えがあることは、
人間に見出すことのできる最高の徳である。
（ J・S・ミル ）
24.
人にものを教えることはできない。
みずから気づく手助けができるだけだ。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
25.
私達は竹馬に乗っても何もならない。
なぜなら、竹馬に乗ってもやはり自分の足で歩かなければならないからである。
（ モンテーニュ ）
26.
平和が来るか来ないかということは、個々人の心の持ちようの中に、また諸国民の心の持ちようの中に作り上げられるものにかかっている。
（ シュバイツァー ）
27.
我々が偉人に近づけば近づくほど、平凡人だということが明らかになる。
従者にとって偉人が立派に見えることは稀である。
（ ラ・ブリュイエール ）
28.
順境にて友を見つけるはたやすく、
逆境にてはきわめて難し。
（ エピクテトス ）
29.
ファッションは
「わたしはだれ？」という問いと戯れている。
（ 鷲田清一 ）
30.
勇気は逆境における光である。
（ ヴォーヴナルグ ）
31.
（人間を）幸福にするものが善であるのではなく、
善であるものだけが（人間を）幸福にするのである。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
32.
寝床につくとき、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である。
（ カール・ヒルティ ）
33.
優れた人間とは、自分自身に多くを課す者のことであり、凡俗な人間とは、自分自身に何も課さず、現在あるがままのもので満足し、自分自身に陶酔（とうすい）している者である。
（ オルテガ・イ・ガセット ）
34.
善い人間の在り方について論ずるのはもういい加減で切上げて、
善い人間になったらどうだ。
（ アウレリウス ）
35.
自由を放棄することは、人間としての資格を放棄することである。
人間としての権利を放棄することである。
すべてを放棄する人にとっては、いかなる補償もありえない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
36.
習慣という専制王国では、
人間進歩の永続的な障害が見られる。
（ J・S・ミル ）
37.
閑暇は定年退職者に新しい可能性を開いてはくれない。
彼がようやく強制から解放されたとき、人々は彼がその自由を活用する手段を取りあげるのである。
彼は孤独と倦怠(けんたい)の中で無為に生きるべく運命づけられる。
単なる屑(くず)として。
（ ボーヴォワール ）
38.
心の平安は、いたずらなる欲望の充足によって生じるものでなく、反対にそうした欲望の棄却によって生ずるものである。
（ エピクテトス ）
39.
どこの国にも、もっと広い視野に立てる人間がたくさんいるにちがいない。
どこの国の人間であれ、そういう能力を持った人々にこそ、人間に味方しようとする者は呼びかけるべきだ。
（ バートランド・ラッセル ）
40.
内なる自分を見つめると、
実は望んでいるものをちゃんと所有していることがわかる。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
41.
世の中に、良い年の取り方を知っている人は、本当に少ないものだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
42.
思考は行動の種子である。
（ エマーソン ）
43.
豊かな心がなければ、富は醜い物乞いでしかない。
（ エマーソン ）
44.
真面目に恋をする男は、恋人の前では困惑し、拙劣であり、愛嬌もろくに無いものである。
（ カント ）
45.
富は何かのために役立つもの、
それ以外のもののために存するものでしかない。
（ アリストテレス ）
46.
愚鈍な人間は、つねに鉄面皮な暴力を振るう。
（ エマーソン ）
47.
たしかに経験は教師だ。
けれども、この教師によってすべての人がよい意味で学ぶわけではない。
まあ、一杯飲んでみろ！
と言われて飲んだ酒が、大酒飲みをつくるかもしれない。
経験によって学ぶことのできる人と、経験によって崩れていく人と、二通りあるようだ。
経験しないで、経験の中身や意味を知ること、それが知恵か。
（ 堀秀彦 ）
48.
我々が、自分の得ようとするものに達するには、まずその反対のものを経なければならないということは、我々人間の不完全さの一つである。
──我々は善悪を通して、初めて至福を目にするのである。
（ キルケゴール ）
49.
一つの思想に凝り固まったとき、
その思想ほど危険なものはない。
（ アラン ）
50.
恵みとは調和、自分自身との一体感、神との一体感。
（ トマス・マートン ）
51.
破廉恥に対する羞恥心も、
美を求める努力も、
ともに欠けているようでは、
国家にしろ個人にしろ、
偉大な美しい行為を果たすことはできない。
（ プラトン ）
52.
貧者(ひんじゃ)の物惜しみしないのは浪費と称される。
（ ヴォーヴナルグ ）
53.
自然は常に教育よりも一層大きな力を持っていた。
（ ヴォルテール ）
54.
誰もが自分自身の視野の限界を、世界の限界だと思い込んでいる。
（ ショーペンハウアー ）
55.
人間の幸不幸は運によるところも大きいが、その人の気質によるところも、これに劣らず大きい。
（ ラ・ロシュフコー ）
56.
合理的な生き物にとって、不合理なものだけは耐えがたい。
（ エピクテトス ）
57.
人間である以上は
善も悪も自己の行為は
悉(ことごと)くおのれの双肩に担(にな)って
腹の底からはっきりと
自由を呼吸していなければならない。
（ 九鬼周造 ）
58.
哲学者たちが何と言おうと、我々の最終目標は快楽なのだ。
（ モンテーニュ ）
59.
自己の動き方を
自己以外のものの必然性に帰するのは
操(あやつり)人形にほかならない。
その意味で動物即機械ということもできる。
（ 九鬼周造 ）
60.
私は、少なくとも自ら知らぬことを知っているとは思っていないかぎりにおいて、あの男よりも知恵の上で少しばかり優っているらしく思われる。
（ プラトン ）
61.
人間は自分の知っている以外のものではない。
（ フランシス･ベーコン ）
62.
我々は理性によってのみではなく、心によって真実を知る。
（ ブレーズ・パスカル ）
63.
誰も死を味わってないのに、誰もが最大の悪であるかのように決めつける。
（ ソクラテス ）
64.
ラディカルであることは、事柄を根本において把握することである。
（ カール・マルクス ）
65.
我々は何かを得ることによって生活しているが、人生は与えることによって豊かになる。
（ シュバイツァー ）
66.
最も危険なのは、
質より量へ逃避することだ。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
67.
財産や名誉を得ることのみ執心し、己の魂を善くすることに努めないのを、恥とは思わないのか。
（ ソクラテス ）
68.
民主主義という言葉には、
ひとりでにすたれてしまった意味がある。
語源的には、
人民による統治ということだ。
ところが、現代の民主主義には、
統治する人民がいないことは明らかだ。
なぜって、
人民なるものが存在しないのだからね。
（ ジャン＝ポール・サルトル ）
69.
欲する所最も少なき人は、最も神に近き人なり。
（ ソクラテス ）
70.
真理は神によりてのみ到達され、人間の及ぶところにあらず。
（ アルケシラオス ）
71.
すでに所有しているものに不満を感じるなら、全世界を我が物にしても不幸であろう。
（ セネカ ）
72.
人はすべて模倣された歓びを感ず。
（ アリストテレス ）
73.
私の理性は、曲げられたり折られたりするようには仕込まれていない。
そうされるのは、私の膝である。
（ モンテーニュ ）
74.
３週間互いに研究しあい、３ヶ月間愛し合い、３年間喧嘩をし、３０年間我慢しあう。
そして子供達が同じことをまた始める。
（ イポリット・テーヌ ）
75.
言葉は空虚なもので、事実はつねに言葉よりも雄弁である。
（ 三木清 ）
76.
死とは、いわば存在の消失で、もろもろの事柄に関する感覚が残らず欠落することか、さもなければ、俗説の説く通り、魂が変転してこの世から別の場所へ移り住むことか、そのどちらかである。
（ プラトン ）
77.
心とは、何かを入れるべき「器」ではなく、燃やされるべき「火」なのである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
78.
人生は道路のようなものだ。
一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。
（ フランシス･ベーコン ）
79.
人間はその身に降りかかることよりも、それをどう受け止めるかによって傷つくことが多い。
（ モンテーニュ ）
80.
我々は目当て以上のものを狙う。
（ エマーソン ）
81.
現実の人生というのは、大抵の人にとっては、実に長い次善の人生である。
つまり、理想や可能性との永遠の妥協である。
（ バートランド・ラッセル ）
82.
（望まれている特性が欠如していることを示すものとして未成熟を考えることを捨てるならば）
教授とは、
充填(じゅうてん)されるのを待っている知的および道徳的空洞に
知識を注ぎ込むことによって
この欠如を補う方法だ
と考える習慣も捨てざるをえない。
（ ジョン・デューイ ）
83.
男性は性欲を所有しているが、女性は性欲に所有されている。
（ ヴァイニンガー ）
84.
我々は、我々が知らぬということすら知らぬ。
（ アルケシラオス ）
85.
時間は、
人間の条件の平等化という
特殊な神話的価値を持っている。
（ ジャン・ボードリヤール ）
86.
哲学とは、自分の幸福が外からの事柄にできるだけ左右されぬように心がけて、生きることである。
（ エピクテトス ）
87.
愛には年齢がない。
それは常に生まれ続けるからである。
（ ブレーズ・パスカル ）
88.
人は起こることによって心が乱されるのではなく、起こることをどのように考えるかによって心が乱れるのだ。
（ エピクテトス ）
89.
ただ思惟の努力によってのみ真理は認識される。
（ ヘーゲル ）
90.
子供の教育については、勉学の欲望と興味を喚起することが一番大切である。
でないと結局、本を背負ったロバを養うことになる。
（ モンテーニュ ）
91.
自分の足で立つ思想家が少ない。
だいたい借り物のマルクスの足で立ったり、
カントの足で立ったりする。
（ 梅原猛 ）
92.
人生とは、自らの想いを実現することである。
（ アウレリウス ）
93.
高慢な人は常に心の底では卑劣である
（ カント ）
94.
私は引用が嫌いだ。
君の知っていることを話してくれ。
（ エマーソン ）
95.
おずおずとお願いする者は、
（相手に）拒絶することを教えている。
（ セネカ ）
96.
人生はつねに幸福でない。
善き人生のみが幸福なのだ。
（ セネカ ）
97.
貞潔は、
ある人においては徳であるが、
多くの者においてはほとんど悪徳である。
（ ニーチェ ）
98.
声の調子や目つきや姿のうちにも、取捨選択した言葉に劣らない雄弁がある。
（ ラ・ロシュフコー ）
99.
自分で実行できることは、決して他人の手を煩わすな。
（ モンテスキュー ）
100.
（力という機械仕掛は）確率的には
おおむね不当な結果を生じさせる。
時間の経過はなんの関係もない。
時間がいかに経過しても、
この機械仕掛の作動において、
偶然に正義にかなう結果をもたらす微細な確率を増加させはしない。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
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