名言ナビ
→ トップページ
テーマ
存在に関する名言
関連テーマ
《
実在・実存
》
関連メニュー
存在
存在する/ある
既存
存続
|
1−100
|
|
101−200
|
|
201−216
|
201.
選ばれたという感情は、
たとえばどんな恋愛関係のなかにも存在する。
なぜなら、愛は定義上、
当然受けるべき贈り物としてあるのではないからだ。
(
ミラン・クンデラ
)
(
Milan Kundera
)
202.
私は、
自分にとって自分自身は
つねに絶対的な存在であり、
相対的な存在ではありえない
と考える。
昨日の自分は、いわば影だ。
昨日の自分は
痛くもなければ快感も感じない。
それは決して今日の自分とは比較できないものなのではないだろうか?
(
寺山修司
)
(
Terayama Shuuji
)
203.
私のこの肉体とこの感情とは、
もちろん世界中で私一人しか所有して居ない。
またそれを完全に理解してゐる人も
一人しかない。
これは極めて極めて特異な性質をもつたものである。
けれども、それはまた同時に、
世界中の何ぴとにも
共通なものでなければならない。
この特異にして共通なる個々の感情の焦点に、
詩歌のほんとの『よろこび』と『秘密性』とが存在するのだ。
この道理をはなれて、
私は自ら詩を作る意義を知らない。
(
萩原朔太郎
)
(
Hagiwara Sakutarou
)
204.
ふつう弱肉強食があからさまになった社会であれば、
政府の存在価値は、
弱きを助け強きを挫(くじ)くことによって
バランスをとることにあるはず。
ところが、レーガンやサッチャーはその逆をやった。
強きを助け弱きを挫く政策。
日本政府が今やっているのは、まさにそれ。
(
米原万里
)
(
Yonehara Mari
)
205.
生とは何ぞ。
死とは何ぞ。
肉体を離れて、
死後にも尚(なお)存在する意識があるだらうか。
私はかかる哲学を知らない。
ただ私が知つてることは、
人間の執念深い意志のイデアが、
死後にも尚(なお)死にたくなく、
永久に生きてゐたいといふ願望から、
多くの精霊(スピリット)を創造したといふことである。
(
萩原朔太郎
)
(
Hagiwara Sakutarou
)
206.
ミュージシャンという存在は
楽曲やステージで評価され、
人々に愛される存在であって、
それ以上でもそれ以下でもありません。
専門外のことについては
特に知識がなくても
全然不思議はないわけです。
(
ロマン優光
)
(
Roman Yuukou
)
207.
起きる時
あの人の心は軽やかで
楽しい空想で眼が生きいきと輝き
喜悦が魂を高揚させ、
声音を調えますように。
あの人にとって地球上の万物が、
あの人自身の生命の渦の一環として
存在しますように。
(
コールリッジ
)
(
Coleridge
)
208.
この世界のほとんどすべての存在者や要素は、
わたしたちの敵であるか、
協力することを拒んでいます。
こうしたなか、わたしたちは、
自分たち自身の気質とも戦わねばなりません。
(
デイヴィッド・ヒューム
)
(
David Hume
)
209.
拙劣(せつれつ)だと思い乍(なが)ら、感心する作品が
世の中には事実在る。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
210.
あらゆる天才の存在というものは、
社会に対して一つのアイロニイとなる。
(
小林秀雄
)
(
Kobayashi Hideo
)
211.
自由というと
自分の存在が何ものにも拘束されず、
何人からも掣肘(せいちゅう)されない意に受取るが、
しかし自由への敵は
実は自分の内にあるのであって、
何ものよりも自分自らに拘束されないことが肝心要である。
(
柳宗悦
)
(
Yanagi Muneyoshi
)
212.
歴史の進展が、少なくともわれわれの生活の表層においては、急激に、破壊的に行われている時代においては、人々の季節感は鈍磨してくるのは当然である。
季節感に依存している現代俳句の存在が危うくなって来たのは、当然であろう。
(
山本健吉
)
(
Yamamoto Kenkichi
)
213.
空想は創造性の卵を孵(かえ)し、
夢想、ビジョン、聖なる存在を見る
幻視すらも可能にします。
(
サラ・バン・ブラナック
)
(
Sarah Ban Breathnach
)
214.
一人ひとりは、
いまだかつてこの世に存在しなかった
独自の存在である。
したがって、
自分にしか果たせない使命を持って、
この世に存在しているのだ。
もし同じ存在があるとしたら、
この世に私が今いる必要はない。
(
マルティン・ブーバー
)
(
Martin Buber
)
215.
ぼくには何ら保証されたものはない。
もともと石ころだったり雑草だったりしたようなところから来てるから、
自分の存在に対しての危機感がつねにあるんですよね。
逆にそのスリルと危機感は失ってはいけないと思ってる。
(
高橋克典
)
(
Takahashi Katsunori
)
216.
我々は物自体に対立する単なる現象にすぎない
ということは、
栄養として絶えず繰返し要求されてくるところの
物質の不断の新陳代謝が、
我々の現存在の不可欠条件である
という事実によって、
証明され例示され直観化されている。
(
ショーペンハウアー
)
(
Schopenhauer
)
|
1−100
|
|
101−200
|
|
201−216
|
全部で、216件
→ トップページ
LINK
LINK
LINK