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文章の書き方の名言
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1.
本の中には、それを読んで我々が学ぶためでなく、著者が何かを知っていたということを我々に知らせるために書かれたと思われるような本がある。
（ゲーテ）
2.
小説を研究しても小説家になれないように、成功を研究しても成功は手に入らない。
（デイル・ドーテン）
3.
嘘を少しも含まない歴史書は、すこぶる退屈である。
（アナトール・フランス）
4.
正しく書く事によって初めて考えをより明瞭にかつ確実にすることが出来る。
（志賀直哉）
5.
書くことは、自分の最悪の経験をお金に変えることだ。
（J・P・ドンレヴィー）
6.
歌もわかる、詩もわかる、宗教もわかる。宗教は自分の心の安住の地ですから大事なものですし、哲学も知っていて、そうしてここにはじめて世界的の人間が出来て、今度は世界的の絵が出来るというわけです。
（横山大観）
7.
本物はそれ自体で詩となる。
（アンジャ・イジェスカ）
8.
人生は一行のボオドレエルにも若(し)かない。
（芥川龍之介）
9.
詩作を理解せんと欲するものは詩の国に行かざるべからず。詩人を理解せんと欲するものは詩人の国に行かざるべからず。
（ゲーテ）
10.
芸術家よ、創れ！　語るなかれ！　吐くひと息も詩であれ！
（ゲーテ）
11.
言葉でも文章でも相手がわからなければ何にもならないんだもの。平易な言葉で分かるような言い方をしなければ駄目なんだ。
（五島昇）
12.
自分の知る限り最も真実に近い文章を書け。
（ヘミングウェイ）
13.
私の作品は書でも詩でもありません。私は書という形式を借りて、人間としての本来的なありよう、ほんとうの姿を語っているだけです。
（相田みつを）
14.
私にとって、詩は目的ではなく情熱である。
（エドガー・アラン・ポー）
15.
お前の本当の腹底から出たものでなければ、人を心から動かすことは断じてできない。
（ゲーテ）
16.
道徳的な詩だとか、不道徳的な詩だとか、語るべきではない。詩は、うまく書かれているか、それともまずく書かれているか、そのどちらかでしかない。
（ワイルド）
17.
自然を翻訳するとみんな人間に化けてしまうから面白い。崇高だとか、偉大だとか、雄壮だとか、みんな人格上の言葉になる。
（夏目漱石）
18.
誰でも自分の中に“１冊の優れた本”を抱えている。
（ロバート・G・アレン）
19.
詩とは、地上に生息しながら空中を飛行したがっている水棲動物の日記である。
（カール・サンドバーグ）
20.
物を書く人は二度読む。
（ラテンのことわざ）
21.
路傍の瓦礫の中から黄金をひろい出すというよりも、むしろ瓦礫そのものが黄金の仮装であったことを見破る者は詩人である。
（高村光太郎）
22.
私が小説を読みたい時は、自分で小説を書き上げてしまう。
（ディズレーリ）
23.
二十歳のときに詩人であるものは、詩人ではなく、ただの人間にすぎない。二十歳を過ぎて詩人であれば、そのとき彼は詩人である。
（ペギー）
24.
言うべき時のほかは言うな。書かざるを得ない時のほかは書くな。君は作家である。書かざるを得ない時のほかは、けっして書いてはいけない。
（トルストイ）
25.
長すぎる詩は短い詩の書けない連中の考えたものだ。長すぎる詩は全て一編の詩ではない。
（ボードレール）
26.
哲学というものは、常識をわかりにくい言葉で表現したものにすぎない。
（ゲーテ）
27.
強く辛辣な言葉は、根拠が弱いことを示している。
（ユーゴー）
28.
否定にはいつも、対照的な肯定が付き物である。
（アリストテレス）
29.
警句は真実を含む。ただ気の利いただけの表現は、言葉の美容体操に過ぎない。
（D・パーカー）
30.
私の　このヘタな文字　つたない文章も　見てくれる人のおかげで書かせていただけるんです。「おかげさん」でないものは　この世に一つもありません。みんな「おかげさん」で成り立っているんです。
（相田みつを）
31.
雄大な詩を作ろうとするならば、その生活を雄大な詩にしなければならぬ。
（ミルトン）
32.
あなたの心から来るものは、人の心を動かします。
（ドン・シベット）
33.
人は一冊の本を作るために、図書館半分をひっくり返す。
（サミュエル・ジョンソン）
34.
恋文を書くには、まず何を言おうとしているかを考えずに書きはじめること。そして何を書いたかを知ろうとせず書き終わらなければならない。
（ルソー）
35.
証明のいる箴言は、表現の下手な箴言である。
（ヴォーヴナルグ）
36.
近頃の作家は、インクに水増しをして書いている。
（ゲーテ）
37.
伝記は断じて小説化になってはならないが、つねに小説的であるべきだ。
（モーロア）
38.
詩の翻訳は、結局一種の親切に過ぎない。
（高村光太郎）
39.
手紙では人は赤面しない。
（キケロ）
40.
諸君が困難に会い、どうしてよいか全くわからないときは、いつでも机に向かって何かを書きつけるのがよい。
（小泉八雲）
41.
読者の気持ちは、笑わせてくれ、考えさせてくれ、泣かせてくれ、くすぐってくれ、などという種々雑多なものだから、小説家はそのどこかに、または全部に応じるように書くのだ。
（モーパッサン）
42.
私小説は自己の存在の根源を問うものである。己の心に立ち迷う生への恐れを問うものである。そうであるが故に、生への祈りなのである。
（車谷長吉）
43.
辞(じ)は達せんのみ。
（孔子）
44.
筋の面白さは、言ひ換えれば物の組み立て方、構造の面白さ、建築的の美しさである。
（谷崎潤一郎）
45.
詩というものは、傑作であるか、さもなければ全然存在してはいけないものだ。
（ゲーテ）
46.
詩はいわゆる詩であってはいけない。人間の感情生活の変化の厳密なる報告、正直なる日記でなければならぬ。
（石川啄木）
47.
悪しき作家とは、読者に理解できない、自己の内部での文脈を考慮に入れながら書く連中である。
（カミュ）
48.
小説家はすべての人間の中で、一番神に似ている人間である。小説家は、神の猿（＝模倣者）である。
（モーリアック）
49.
恋愛はただ性欲の詩的表現を受けたものである。少なくとも詩的表現を受けない性欲は恋愛と呼ぶに値しない。
（芥川龍之介）
50.
完璧な文章などといったものは存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。
（村上春樹）
51.
幻想のなす、細やかな仕事は、すべて意識されたものである。歌わなければならないがゆえに歌う詩人はいない、すくなくとも偉大な詩人はいない。偉大な詩人は、歌おうと思うがゆえに歌うのである。
（ワイルド）
52.
詩は悦ばしいものであるけれど、詩を求める人生は幸福ではない。
（萩原朔太郎）
53.
私は何が詩人を作るかを感じます。それは、一つの感情に満ち溢れる心です　
（ゲーテ）
54.
詩には絵画があり、絵画には詩がある。
（スカルボロー）
55.
ラブレターを書くには、まず何を言おうとしているかを考えずに書きはじめること。そして何を書いたかを知ることなく書き終わらなければなければならない。
（ルソー）
56.
私は六人の誠実な召使いを持っています。私が知っていることは、みな彼らが教えてくれたのです。彼らの名は「なぜ」「なにを」「いつ」「誰が」「どこで」そして「いかに」です。
（キップリング）
57.
最も良い作家とは、文学者であることを恥ずかしく思っている人間だ。
（ニーチェ）
58.
愛の一触れで、人は誰でも詩人になれる。
（プラトン）
59.
私の散文作品はみな魂の伝記であって、その中では、事件やもつれやスリルは問題ではない。私の作品は根本において独白だ。
（ヘルマン・ヘッセ）
60.
本当の真実というものは、いつでも真実らしくないものだ。真実をより真実らしく見せるためには、どうしてもそれに嘘を混ぜる必要がある。だから人間は常にそうしてきたものだ。
（ドストエフスキー）
61.
私の詩は、ただ一つの理由で私の役に立つ。すなわち、それは闇からある種の光へ達したとする私自身の闘争の記録である。
（ディラン・トマス）
62.
文学とジャーナリズムの違いは何だろうか。ジャーナリズムは読むに耐えない。文学は読む人がいない。それがすべてだ。
（ワイルド）
63.
詩とは、感情の解放ではなくて感情からの脱出であり、人格の表現ではなく人格からの脱出である。
（ジョージ・エリオット）
64.
本物の涙は、悲しい一ページからではなく、見事に置かれた言葉の奇跡から引き出される。
（ジャン・コクトー）
65.
日本人は、古きより美しくやさしき自然に育てられて、美しくやさしき詩人たるべく養われたりき。
（山路愛山）
66.
書かれないことは、現に起こったことであっても、まだ事実ではない。書くということは、考えることとイコールであるだけでなく、現実をつくり出すことでもあるのだ。
（作者不詳）
67.
翻訳は女性のようなものである。美しければ忠実でないし、忠実であれば、きっと美しくない。
（ポーランドのことわざ）
68.
作家になるためには才気以上のものが必要だ。
（ラ・ブリュイエール）
69.
よい言葉の一句は、悪い本の一冊にまさる。
（ルナール）
70.
読むことは人を豊かにし、話し合うことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする。
（フランシス･ベーコン）
71.
好きなことを書きなさい。それ以外の法則はありません。
（オー・ヘンリー）
72.
君は読み返されるようなものを書こうと苦心しているのか？　ならば、まず読まれるようなものを書くように心掛けたまえ。
（ルナール）
73.
詩は音楽にならなかった言葉であり、音楽は言葉にならなかった詩である。
（ヘルマン・ヘッセ）
74.
全てのよい叙情詩には、理屈や言葉で説明することの出来ない一種の美感が伴う　
（萩原朔太郎）
75.
最初に言葉で譲歩すれば、その次にはだんだんと事実についても譲歩してしまうものだ。
（フロイト）
76.
詩の目的は心理や道徳をうたうのではない。詩はただ詩のための表現である。
（ボードレール）
77.
どんなつまらない雑草でも花でも、懐かしい日記の一片となり得るのである。
（ゲーテ）
78.
ジャーナリストは、真実でないと自ら心得ている事柄を語る。しかも、それをしゃべり続けているうちに、真実になるかもしれないと願っている。
（ベネット）
79.
戦争は騒々しい張りのある歴史をつくり、平和は貧弱な読み物をつくる。
（ハーディ）
80.
完璧な文章でも、他人のものなら手を入れたくなるのは人間の常。あなたの文章に赤を入れられても、いちいち気にしてはいけない。
（カリン・アイルランド）
81.
簡単なことを難しく述べるのは簡単だが、難しいことを簡単に言うのは難しい。
（浅田次郎）
82.
音楽は空気の詩である。
（ジャン・パウル）
83.
文体は思想の衣　
（セネカ）
84.
難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く。
（井上ひさし）
85.
人は、何かを簡単に言っているときに、いちばんウソをつきやすい。人は、何かをむつかしく言っているときに、そのものごとから逃げていることが多い。
（糸井重里）
86.
語られあるいは書かれる悲しい言葉の中で一番悲しい言葉。それは「こうだったかも知れないのに」という言葉だ。
（ホイッチャー）
87.
詩はいたるところにあふれている。美と生命のあるところに詩がある。
（ツルゲーネフ）
88.
詩は学問でもなく技芸でもない。詩は時々燃焼していく生命の記録、主観の思いあまった「訴え」に他ならない　
（萩原朔太郎）
89.
馬は走る。花は咲く。人は書く。自分自身になりたいが為に。
（夏目漱石）
90.
馬と詩人は養う必要はあるが、太らせてはならぬ。
（シャルル9世）
91.
猿が読むのだと思って書け。
（福沢諭吉）
92.
いくら多くの人に読まれても、ただ読まれるだけじゃ意味が無い。たった一人でいいから、その人のこころに深く届けば、それでいいんだよ。
（相田みつを）
93.
詩は、怒りと、飢えと、落胆を道連れにしている。
（クリストファー・モーリー）
94.
時代に没頭していては時代を批評する事が出来ない。
（石川啄木）
95.
まったく想像力でいっぱいなのだ。狂人と、詩人と、恋をしている者は。
（シェイクスピア）
96.
詩人はいつも真実を話す嘘つきである。
（ジャン・コクトー）
97.
魂を大切にするとは、日常生活に詩を持ち込むようなものだ。
（トマス・ムーア）
98.
詩とは感情の神経を掴んだものである。生きて働く心理学である。
（萩原朔太郎）
99.
自由詩を作るということは、ネットを下げてテニスをやるようなものです。
（ロバート・フロスト）
100.
行きずりの読者を、二、三時間のんびりさせるか、旅行の退屈を紛らしてやるかのために、著者がどんなに苦心し、どんなつらい経験に耐え、どんな心労を味わったかは、神のみぞ知るである。
（モーム）
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