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哲学者・思想家の名言
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1.
学ぶのに年を取り過ぎたということはない。
（ セネカ ）
2.
眠りよ、おんみ(御身)、
この世の安らぎよ、
おお、眠りよ、おんみ、
この上なく優しき神よ、
魂の平和よ、
不安を払いのける者よ
──つらい勤めに疲れ果てた肉体を、
おんみは撫でさすって、
仕事へと力づけるすべを心得る。
（ オウィディウス ）
3.
人生の幸福にとっては、我々のあり方、すなわち人柄こそ、文句なしに第一の要件であり、最も本質的に重要なものである。
（ ショーペンハウアー ）
4.
人間は万物の尺度だ。
（ プロタゴラス ）
5.
哲学とは疑うことである。
（ モンテーニュ ）
6.
無知を知るは学問の始めなり。
（ ソクラテス ）
7.
我々は耳は二つ持っているのに、口は一つしか持たないのは、より多くのことを聞いて、話す方はより少なくするためなのだ。
（ ゼノン ）
8.
私達は竹馬に乗っても何もならない。
なぜなら、竹馬に乗ってもやはり自分の足で歩かなければならないからである。
（ モンテーニュ ）
9.
友情って、本来、友達なんかいなくても生きていける人達の間にしか、成り立たないものなんじゃないかな？
（ 永井均 ）
10.
なんと多くの人間が罪のない者たちの血と命で生きていることか！
（ ラ・ロシュフコー ）
11.
現在はその一部が将来、他が過去である。
（ クリュシッポス ）
12.
呼吸が身体の活力であるように、
名声は心の活力である。
（ バルタザール・グラシアン ）
13.
飲食、睡眠、運動の時間に何も考えず快活なのは、最良の長寿法のひとつである。
（ フランシス･ベーコン ）
14.
人間はみな幸福を求むるも、幸福とは、宇宙および人間の指導原理たる理性について生きることなり。
（ ゼノン ）
15.
この世で幸福以上の何かを求める人は、幸福の分け前にあずからなくとも、不平を言ってはならない。
（ エマーソン ）
16.
経験というものは、人が知識において進めば進むほど、その必要性を感じさせるものである。
（ デカルト ）
17.
私にとって、真の道理のほうが民衆の意見より価値がある。
（ キケロ ）
18.
宗教は抑圧された生物の嘆息であり、
また、それが魂なき状態の心情であると等しく、
無情の世界の感情である。
つまり、それは民衆の阿片である。
（ カール・マルクス ）
19.
お前は主人から可愛がられ、おだてられたからといって、それだけで奴隷でなくなると思うのか？
奴隷よ、お前は実におめでたい。
お前の主人はお前をおだてているが、いまにお前を打つであろう。
（ ブレーズ・パスカル ）
20.
我々は動物の扱い方によって、その人の心を判断することができる。
（ カント ）
21.
古来の偉人には雄大な根の営みがあった。
その故(ゆえ)に彼らの仕事は、味わえば味わうほど深い味を示してくる。
（ 和辻哲郎 ）
22.
過小評価するより過大評価する方が、判断力の欠如を完璧に暴露してしまう。
（ ニーチェ ）
23.
私が知っているのは、
自分が何も知らないということだけだ。
（ ソクラテス ）
24.
痛みに対する恐怖は、しばしば、痛みそのものより重くのしかかる。
（ タタルケビッチ ）
25.
英雄の光栄とするところは、飢饉と悲惨を外国人の間にもたらすことではなく、それらのものを国家のために忍ぶことである。
つまり、死を与えることではなく、死を軽んずる事である。
（ ヴォーヴナルグ ）
26.
人間は誰でもいつかは必ず死ぬのだ。
だから、我々が常に考えなければならないのは、
死をまぬがれようとすることではなく、
生きられるだけの時間を
どうすれば最もよく生きられるかということだ。
（ ソクラテス ）
27.
表にはさながら悪意のごとく振舞う、気位の高い慈愛もある。
（ ニーチェ ）
28.
本当に心を満足させる幸福は、私たちのさまざまな能力を精いっぱいに行使することから、また私たちの生きている世界が充分に完成することから生まれるものである。
（ バートランド・ラッセル ）
29.
我々が恋愛について話し始めるや否や、ただちに第一の問題が出て来る。
すなわち、人は何を愛するかという問題である。
これに対して人がなし得る唯一の答えは、人は愛されるにふさわしきものを愛す、ということである。
（ キルケゴール ）
30.
人があなたのことを悪く言う。
それが真実なら直せばいい。
それがウソなら笑い飛ばせばいい。
（ エピクテトス ）
31.
懐疑主義は、知性の貞潔だ。
（ サンタヤーナ ）
32.
良書の要約というものはすべて愚劣なものだ。
（ モンテーニュ ）
33.
うぬぼれというものが
ついぞなかったら、
人生はてんで楽しくあるまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
34.
人間は心構えを変えることによって、その人生を変えることができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
35.
人間が他の動物すべてを合わせたより勇敢で、反抗し、運命に挑戦したのは確かである。
永遠に未来のものである人間、自己自身の迫真力のために安息できず、あらゆる現在のうちに未来を拍車のように食い込ませる人間、こういう勇敢で豊かな動物が、最も重く病めるものでないわけがどうしてあろうか。
（ ニーチェ ）
36.
幸福は肉体的快楽にあるか精神的快楽にあるか、活動にあるか存在にあるかというが如き問いは、我々をただ紛糾に引き入れるだけである。
かような問いに対しては、そのいずれでもあると答えるのほかないであろう。
（ 三木清 ）
37.
運を開く秘訣は、各人が持つ喜びの中にある。
（ エマーソン ）
38.
数学は数学的真理のために、文学は精神的真理のために、人の頭を鍛える。
（ ジョセフ・ジュベール ）
39.
魂の最も高度な完成は、人を楽しませることができるということにある。
（ ヴォーヴナルグ ）
40.
真実を語るべきであって、多くを語るべきなのではない。
（ デモクリトス ）
41.
時は悲しみと口論の傷を癒す。
（時がたてば）人はみな変わる。
過去の自分はもはや現在の自分ではない。
悩む者も悩ます者も、時がたてば別人になる。
（ ブレーズ・パスカル ）
42.
あらゆる借金の中で人々は税金を一番払いたがらない。
これは政府に対するなんという諷刺であろうか。
（ エマーソン ）
43.
最も深い欲望から最も恐ろしい憎悪が起きる。
（ ソクラテス ）
44.
習慣は法律よりもなすところが多い。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
45.
ぐずぐずしている間に、人生は一気に過ぎ去っていく。
（ セネカ ）
46.
無知は決して悪を生まない。
危険な罪悪を生むのはただ誤謬の懸念である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
47.
人生は短い。
人間に与えられた時間は、束の間の虹のごとくである。
（ セネカ ）
48.
誰かにとって必要な人間になりなさい。
（ エマーソン ）
49.
地球は死んだ歴史の断片ではなく、生きた詩だ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
50.
独創的――何か新しいものを初めて観察することではなく、古いもの、古くから知られていたもの、あるいは誰の目にもふれていたが見逃されていたものを、新しいもののように観察することが、真に独創的な頭脳の証拠である。
（ ニーチェ ）
51.
まず自分をこの世に必要な人間とせよ。
そしたらパンは自然に得られる。
（ エマーソン ）
52.
歴史は繰り返す。
最初は悲劇として、二度目は笑劇(しょうげき)として、過去の亡霊を呼び出し、その由緒ある衣装に身を包み、借りものの言葉を演じる。
（ カール・マルクス ）
53.
平和が来るか来ないかということは、個々人の心の持ちようの中に、また諸国民の心の持ちようの中に作り上げられるものにかかっている。
（ シュバイツァー ）
54.
女はなぜとか、何のためにとかいった理由なしに愛されることを望むものだ。
つまり、美しいからとか、善良であるとか、聡明であるとかいった理由によってではなく、彼女が彼女自身であるという理由によって愛されることを望むものだ。
（ アミエル ）
55.
人はつねに自分の幸福を望むものだが、その幸福を見分けることはできない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
56.
遠方に友を持てば、世の中が広く感じられる。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
57.
勇気は恐怖を克服する徳。
（ アラン ）
58.
諸君は私から哲学を学ぶのではない。
哲学することを学ぶのだ。
（ カント ）
59.
最初の発明者が常に栄光を担う。
（ ヨハン・ヤコプ・エンゲル ）
60.
知は力なり――とんでもない。
きわめて多くの知識を身につけていても、少しも力を持っていない人もあるし、逆になけなしの知識しかなくても最高の威力をふるう人もある。
（ ショーペンハウアー ）
61.
パンを得んがために純粋無垢を失うよりも、餓死に甘んじるほうが人間にとってましである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
62.
幸福は、その人が真の仕事をするところに存在する。
（ アウレリウス ）
63.
創意をもつには方法は一つしかない。
それは模倣することだ。
よく考えるには方法は一つしかない。
それは昔からの検討を経た思想を継承することだ。
（ アラン ）
64.
心とは、何かを入れるべき「器」ではなく、燃やされるべき「火」なのである。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
65.
学ぶことは、変わることである。
（ 林竹二 ）
66.
地球は皮膚を持っている。
そしてその皮膚はさまざまな病気を持っている。
その病気のひとつが人間である。
（ ニーチェ ）
67.
美の愛は愛好であるが、美の創造は芸術である。
（ エマーソン ）
68.
よき生まれとは何か。
生来、徳の備われる人間なり。
（ セネカ ）
69.
何か特技を生かして、自らを引き立たせるように努力せよ。
（ セネカ ）
70.
人は手に入れたものよりも、期待をかけるものを楽しむ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
71.
ひとたび一人の愛にまき込まれても、憂いや頑なな苦痛を保持しないようにすべきである。
なぜならば、初めの傷を新しい刺激を加えてまぎらし、傷の新しい内に、移り気な愛で気まぐれな振舞いをして治療し、心の動きを他に転じ得ないならば、傷は活発となり、育むことによって痼疾(こしつ)化し、日毎に狂気はつのり、苦悩は悪化するばかりだからである。
（ ルクレティウス ）
72.
私は、（その人から）何も学ぶべきものがないほど愚かな人に会ったことはない。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
73.
最高の善は快楽、最大の悪は苦痛なり。
（ エピクロス ）
74.
嫉妬は常に他人との比較においてであり、
比較のないところには嫉妬はない。
（ フランシス･ベーコン ）
75.
恩知らずの欲望ほど大きな悪を持っている欲望はありません。
（ セネカ ）
76.
さあ賽は投げられた。
私はルビコン河を渡るのだ！
（ キルケゴール ）
77.
この世界は閉ざされた扉である。
それは一種の障壁である。
そして同時に通路でもある。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
78.
通常、青年たちに与える教育は、第二の自負を吹き込むことである。
（ ラ・ロシュフコー ）
79.
どんなに豊かな土壌でも、耕さなければ実りをもたらさない。
人の心も同じである。
（ セネカ ）
80.
ずるい人間は、すぐに他人もずるいと思い込む。
（ ラ・ブリュイエール ）
81.
善にも強ければ、悪にも強いというのが、もっとも強力な力である。
（ ニーチェ ）
82.
優位の座ぶとんに納まっている者はいねむりをするものだ。
圧され、苦しめられ、打ち負かされて、何かを学ぶ機会が恵まれるというものである。
（ エマーソン ）
83.
荒れ狂う海面の荒波も、大洋の底まで騒がすことはない。
広大でかつ永久的な視野で現実を眺めている人にとっては、個人的な絶え間のない浮沈は比較的無意味なものに見える。
従って、真に宗教心のある人は動揺せず、平静に満たされている。
そして時がどのような義務をもたらしても、静かな心構えができている。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
84.
するのが怖いということは、
次にすべきことがハッキリしているということだ。
（ エマーソン ）
85.
内心に潜む確信を語れば、それはきっとすべての人に通ずる。
（ エマーソン ）
86.
お前の道を進め。
人には勝手なことを言わせておけ。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
87.
自然と美徳は、社会や財産の産物である学問と芸術によって害される。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
88.
数学の成果を軽んずる者は、すべて科学に害をもたらすであろう。
なぜなら、数学を知らない者は、他の精密科学を学ぶことができず、世界を十分に知ることができないからである。
（ ロジャー・ベーコン ）
89.
静かな生活が偉大な人々の特徴である。
偉大な事業は、粘り強い仕事なしに達成されるものではない。
（ バートランド・ラッセル ）
90.
ジャーナリストは公平な批評家であるよりも、むしろ党派的意見の代表者である。
（ 三木清 ）
91.
少なくとも強い友情というものは、ある不信と抵抗とから始まるのが自然らしい。
（ アラン ）
92.
人は老年を恐れる。
果たしてそこまで到達するかどうかも確かでないのに。
（ ラ・ブリュイエール ）
93.
汝を傷つけた人間は、汝より強い者か弱い者かのどちらかである。
もし弱い者であれば、その者を許しなさい。
もし強い者であれば、汝自身を許しなさい。
（ セネカ ）
94.
習慣は我々の偶像であり、我々が服従するから強いのである。
（ アラン ）
95.
人生とは、その人が毎日考えている通りのものである。
（ エマーソン ）
96.
何よりも次の二つの真理を記憶せよ──
まず第一に、外界は君の魂に触れることはできず、常に揺るぎなく外部に立つものであるから、君の内面の平和は君の想像からのみ生じるということ、
そして第二に、君が今、目の前に見ているものは、たちまち変化して、もはや存在しなくなるということだ。
（ アウレリウス ）
97.
人が思慮がないのに思慮があると思っているときは恐ろしい。
（ クリティアス ）
98.
女の性格がわかるのは、恋が始まる時ではない。
恋が終わる時だ。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
99.
病気は、より高い人生の階段を登ってゆく通路に過ぎない
（ カール・ヒルティ ）
100.
大事なのは信じることだ。
すべての証明よりも前に信じることだ。
信じることの出来ない人は証明がない。
（ アラン ）
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