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孤独の名言
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401.
いかなる人間も、状況も、境遇も、あなたを病気や、不幸、孤独、ないしは金銭上の窮地に追い込みはしない。
（ジョセフ・マーフィー）
402.
才能は孤独のうちに成り、人格は世の荒波にて成る。
（ゲーテ）
403.
孤独はよいものです。自分自身と平和のうちに生き、何かなすべきしっかりしたことがあれば。
（ゲーテ）
404.
（相手が）そこにいるけどもそこにいない。これが一番の寂しさです。
（加藤諦三）
405.
もうけっしてさびしくはない　なんべんさびしくないと云(い)ったとこで　またさびしくなるのはきまっている　けれどもここはこれでいいのだ　すべてさびしさと悲傷とを焚(た)いて　ひとは透明な軌道をすすむ　
（宮沢賢治）
406.
男女の関係に平和はない。人間関係には平和は少ない。平和をもとめるなら孤独をもとめるに限る。
（坂口安吾）
407.
結婚──ありきたりの熱愛期間の終わり。または孤独な状態。
（オリヴァー・ハーフォード＆ジョン・C・クレイ）
408.
孤独な人は、傲慢なタイプに無防備です。
（加藤諦三）
409.
孤独を避けるためなら、人はどんな苦しみにも耐えます。
（加藤諦三）
410.
孤立感は、敵意を生みます。
（加藤諦三）
411.
自己陶酔している人の心の底は、孤独と恐れです。
（加藤諦三）
412.
寂しさにいかに耐えるか、この態度が人間の価値を決めます。
（加藤諦三）
413.
別れたい人と一つ屋根の下で暮らしてる人は、一人で暮らしてる人より寂しいです。
（加藤諦三）
414.
ぼくの孤独はほとんど極限（リミット）に耐えられる　ぼくの肉体はほとんど苛酷に耐えられる　ぼくがたおれたらひとつの直接性がたおれる　もたれあうことをきらった反抗がたおれる　
（吉本隆明）
415.
社交性に富み、効率的に仕事する人を評価する風潮があるが、私は評価しない。中途半端で何事もなさない人間よりも、引きこもってでもいいから何かを完成させる人間になりなさい。
（吉本隆明）
416.
（夢に一歩）踏み出した瞬間は、とても孤独かもしれない。だが「その一歩」があるからこそ、本当の自分と出会うことができる。
（栗城史多）
417.
見知らぬ街で自分が孤独だと気づけることは、世界で最も歓喜することのひとつである。
（フレヤ・スターク）
418.
結局、どっちだって同じ、どうせひとりよ、ということなんです。月並みだけれども人生というのは孤独との闘いなんですから。
（吉本隆明）
419.
私が物を書くためには孤独が必要だ。世捨て人のような孤独ではなく、死人のような孤独が。
（カフカ）
420.
独りが好きじゃない男なんて気持ち悪いよ。
（ドラマ『最高の離婚』）
421.
クリスマスのメッセージ、それは、私たちは決してひとりぼっちではないということ。
（テイラー・コールドウェル）
422.
理想の高い人物は、どうしても一時、孤立せざるを得ない工合になってしまうものらしい。淋しいから、不便だからと言って、世の俗悪に負けてはならぬ。
（太宰治）
423.
寂寞(せきばく)を敵とし友とし　雪のなかに　長き一生を送る人もあり　
（石川啄木）
424.
孤独を知りたかったら恋愛せよ。
（作者不詳）
425.
神は、必ずや、わしのような孤独の男を愛してくれる。
（太宰治）
426.
酒飲みというものは、その家庭に於(お)いて、たいてい孤独なものである。孤独だから酒を飲むのか、酒を飲むから家の者たちにきらわれて自然に孤独の形になるのか。
（太宰治）
427.
野心があるから、孤独なんて事を気に病むので、他の世界の事なんかてんで問題にしてなかったら、百年千年ひとりでいたって楽なものです。
（太宰治）
428.
所謂(いわゆる)「孤高」の人は、やたらと口をゆがめて「群」をののしる。なぜ、どうしてののしるのかわけがわからぬ。ただ「群」をののしり、己れの所謂「孤高」を誇るのが、外国にも、日本にも昔はみな偉い人た…
（太宰治）
429.
どだい、この世の中に、「孤高」ということは、無いのである。孤独ということは、あり得るかもしれない。いや、むしろ、「孤低」の人こそ多いように思われる。
（太宰治）
430.
私は私なりに「徒党」の苦しさが予感せられ、むしろ「孤低」を選んだほうが、それだって決して結構なものではないが、むしろそのほうに住んでいたほうが、気楽だと思われるから、敢(あ)えて親友交歓を行わないだ…
（太宰治）
431.
偉いやつは、やたらに淋しがったり泣いたりなんかしない、過剰な感傷がないのだ、平気で孤独に堪えている。
（太宰治）
432.
落下傘(らっかさん)で降下して、草原にすとんと着く、しいんとしている。自分ひとり。さすがの勇士たちもこの時は淋しいそうだ。
（太宰治）
433.
私はいつでも独りで居(い)る。そうして、独りで居るときの私の姿が、いちばん美しいのだと信じている。
（太宰治）
434.
いいかい。侘びしさに、負けてはいけない。それが、第一の心掛けだ。
（太宰治）
435.
本を読まないということは、そのひとが孤独でないという証拠である。
（太宰治）
436.
最後には、自己を制限し、孤立させることが、最大の術である。
（ゲーテ）
437.
孤島の波打際(なみうちぎわ)に、美しい人魚があつまり、うっとりとその笛の音に耳を傾けている。もし彼女が、ひとめその笛の音の主の姿を見たならば、（その醜さに）きゃっと叫んで悶絶(もんぜつ)するに違いな…
（太宰治）
438.
長いあいだ一人でものを考えていると、結局のところ一人ぶんの考え方しかできなくなるんだ。ひとりぼっちであるというのは、ときとして、ものすごくさびしいことなんだ。
（村上春樹）
439.
自分自身と言葉を交わすこと。一人の人間のなかには、すべての人間がいる。
（長田弘）
440.
あらゆる面で不都合がすくなくなって、不自由さにくるしめれることがなくなった。代わりにだた一つ、とんでもないものを手に入れた。それが孤絶感です。
（長田弘）
441.
独り生れ独り死し、独り去り独り来る　［独生独死独去独来］（どくしょうどくしどっこどくらい）　
（『無量寿経』）
442.
ひとり寂しくおることは、一切衆生(しゅじょう)と偕(とも)におることである。
（九条武子）
443.
優れた人たちは、地上に在(あ)っては、孤独であるべく余儀なくされているのであるかも知れない。
（九条武子）
444.
はっきりと自分を捉(とら)えているときは、何処(どこ)に在(あ)っても寂しさを感じない。しかし落ちついて、自分をふり返ってみないときは、たとえ賑やかな都大路(みやこおおじ)のまん中に在っても、かぎり…
（九条武子）
445.
孤独の世界にまで自らを高めてゆく努力を蔑(さげす)んではならない。
（九条武子）
446.
孤独のさびしさにとざされているものこそ、互(たがい)に許し合い、信じ合う世界をもとむる心に燃えているのである。
（九条武子）
447.
黙る。そして、静けさを集める。こころの籠を、静けさで一杯にする。そうやって、時間をきれいにする。独りでいることができなくてはできない。
（長田弘）
448.
静けさのなかには、ひとの語ることのできない意味がある。言葉をもたないものらが語る言葉がある。独りでいることができなくてはいけない。
（長田弘）
449.
草の実が語る。樫の木の幹が語る。曲がってゆく小道が語る。真昼の影が語る。ジョウビタキが語る。独りでいることができなくてはいけない。
（長田弘）
450.
時間の速度をゆっくりにするのだ。考えるとは、ゆっくりした時間を　いま、ここにつくりだすということだ。独りでいることができなくてはできない。
（長田弘）
451.
この世には、独りでいることができて、初めてできることがある。ひとは祈ることができるのだ。
（長田弘）
452.
ジグソー・パズルはなによりも、一人であることの楽しみを頷(うなず)けてくれる遊びだ。
（長田弘）
453.
孤独というのは、一人であることではない。じぶんでじぶんを楽しませることができない。それを孤独というのだ。
（長田弘）
454.
怖くなるくらい、いまは誰も孤独だと思う。
（長田弘）
455.
この世の在り方の問題をみずから率直なものにするのが孤独。
（長田弘）
456.
世界の真ん中で、或る日、誰かが叫んだのである。「孤独な者だけが悪い！」　すると、誰もが、孤独であることを、致命傷のように感じたのだ。以来、わたしたちは、生き方を誤ってきたのである。
（長田弘）
457.
孤独とよばれるあの繊細な感情の歴史を、もう誰も教えない。学ばない。誰も切望しない、孤独に耐えることなんか。そして、わたしたちは、孤独であることを拒んで、仏頂面の不平家になったのである。
（長田弘）
458.
歩くということは、じぶんがじぶんからぬけだしてきた感じをもって、いろいろなキズナからときはなたれた感じをもって、一人の自由な孤独な人間となって歩くということだ。
（長田弘）
459.
人は所詮(しょせん)一人で生まれ、一人で死んでいく孤独な存在です。だからこそ、自分がまず自分をいたわり、愛し、かわいがってやらなければ、自分自身が反抗します。
（瀬戸内寂聴）
460.
人間は生まれた時から一人で生まれ、死ぬ時も一人で死んでゆきます。孤独は人間の本性なのです。だからこそ、人は他の人を求め、愛し、肌であたため合いたいのです。
（瀬戸内寂聴）
461.
自己中心に生きている時には、いっさいのものを利用するという関わりしかもてません。そこにおいては、自分の領域を広げれば広げるほど、それと比例して人間が孤独になり小さくなっていくという世界しか生きられな…
（宮城顗）
462.
一番いけないのは、お腹が空いていることと、一人でいることだから。
（映画『サマーウォーズ』）
463.
ほんとうに自分の運命以外のものはなにも欲しない人には、もはや同類というものはなく、まったく孤立していて、周囲に冷たい宇宙を持つだけだ。
（ヘルマン・ヘッセ）
464.
すべての人が孤独なら　孤独なんてないのと同じさ　
（忌野清志郎 ）
465.
〈孤独〉とは惨めでも哀れでもなく、「自分一人だけで充分満ち足りている、充足しているんです。他の人のお助けには及びません」という、毅然とした、誇り高い姿なのです。堂々としていればよろしいのです。
（美輪明宏）
466.
「孤独」とは物事を深く考える、聡明になるチャンスです。友達が多いことが、必ずしも幸せとは言えないのです。
（美輪明宏）
467.
孤独な人は、愛情に臆病で苦手。初めは多くの恋愛映画などで疑似体験をさんざん味わって、しかる後に本物を体験してみてはいかが？　悪くありませんよ。
（美輪明宏）
468.
人間はほんとうに孤独なものです。自分のよき理解者は自分だけです。
（美輪明宏）
469.
孤独なのはあなた一人ではない。みなそうなのです。孤独だけど強く生きているのです。他の人にできるのですもの、同じ人間のあなたにもできてあたりまえです。かならずできます。強く生きられます。
（美輪明宏）
470.
孤独な人ほど愛情が苦手。自分を守ろうとしないで、包み込むような愛情に身をまかせてみては。
（美輪明宏）
471.
親にも他人にも愛されずにきた孤独な人は、誰かからほんの少し愛されたり優しくされただけでも、大変な喜びを感じたり、有難味を、また幸福感を味わうことができるのです。
（美輪明宏）
472.
人生というのは、究極的に孤独なんです。誰もその人というものをそっくり受け止めることはできない。それは夫婦も無理、親子も無理、友達も無理。みなその一部を共有するにすぎない。
（篠田桃紅）
473.
孤独というのはいいものだ。友情もいいけど、孤独というのも本当にいいものなんだ。今は孤独というとイヤなもの、逃避か引きこもりとしか思われていないけれども、それはその人が（孤独を通して）自分を愛する仕方…
（池田晶子）
474.
人間は半ば社会的な動物であり、半ば孤独な動物である。
（ラッセル）
475.
真の信仰の騎士は常に絶対孤立であり、本物でない信仰の騎士は宗派的である。
（キルケゴール）
476.
淋しいという字をじっと見ていると　二本の木が　なぜ涙ぐんでいるのか　よくわかる　ほんとに愛しはじめたときにだけ　淋しさが訪れるのです　
（寺山修司）
477.
親が子に寄せる愛も、ときには親自身の孤独とエゴイズムから生まれる私有欲であり、子にとって重荷である場合もあるのです。
（寺山修司）
478.
あなたは決して独りでも無力でもありません。星々を導いている力があなたをも導いてるのです。
（シュリ・プラバート・ランジャン・サーカー）
479.
最晩年の人生を彩るのは思い出。良い思い出に浸れれば、お金がなくても孤独でも、人生の最終章を充実して生きられる。
（佐藤富雄）
480.
独りで何が悪い。独りを受け入れるの。そしたら強くなれる。
（ドラマ『天誅・闇の仕置き』）
481.
独りはダメです。本当の独りを知ってたら、独りがいいなんてこと、絶対にないです。
（アニメ『アクエリオンロゴス』）
482.
あなたのどこか寂しそうで一人ぼっちで、その上その寂しさを我慢していられる姿が好きだったのです。
（遠藤周作）
483.
ダメなんです。自分の手と手を重ねても。他人(ひと)の手だからこそ、他人(ひと)の温もりだからこそ、ほっとします。安心できます。自分は独りじゃないって分かるからかもしれません。
（アニメ『ノルン＋ネット』）
484.
ぼくは孤独ですから、おそらく孤独であるあなたに話しかけたいのです。情けないですが、ぼくは孤独です。
（遠藤周作）
485.
一人になりたい人間には、酒がただひとつの相手になる時だって、あるでしょう。
（遠藤周作）
486.
一人ぽっちとは過去の楽しかった思い出とさえ別れをつげることだった。
（遠藤周作）
487.
孤独なんて気障な言葉は、（中略）大袈裟な連中だけが頭の良い所をみせるために深刻そうに呟くためのものだ。
（遠藤周作）
488.
人付き合いが嫌いなのと人間嫌いは違うんだよ。
（アニメ『化物語』）
489.
夫婦や親子ならまだしも、恋人でも友人でもない知人程度の関係で、おせっかいを焼きたがる人は、孤独や疎外感を抱いている人が多い。誰かの役に立つことによって、自分が人から必要とされていることを確認したいの…
（樺旦純）
490.
傷つかば　傷をつつんで　ゆこう　孤(ひと)りならば　ただ　ひとりでゆこう　
（八木重吉）
491.
さびしい日は　すべてを燃やしたい　
（八木重吉）
492.
だれかひとり、自分を見つめてくれる人がだれかたったひとりいれば、世界はもう少しマシに見える。
（アニメ『M3～ソノ黒キ鋼～』）
493.
文士にとって文学とは生きた人間の心の葛藤であり、暗い孤独の追求なのだ。
（遠藤周作）
494.
不幸や苦痛はそれがどんな種類であれ、人間に孤独感を同時に与えるものだ。
（遠藤周作）
495.
人間には一人になるとなぜか動物だけを友だちにしたい心が起きるんでしょうねえ。
（遠藤周作）
496.
私はただ、淋しさを軸とした堂々めぐりが人生というものではないかという問いを設定した漱石に感謝するばかりである。この問いがあるというだけでも、人生、だいぶ生きやすくなると思うからだ。
（井上ひさし）
497.
「独身」という単語で、前後を入れ換えると「身独」（死んどく？）になるのは、独身者に対する警告であり、嫌がらせである。
（ながれおとや）
498.
独りぐらしというのはむつかしい。誤解をうけやすい。孤影傲然(ごうぜん)と暮らしていないと、侮(あなど)りをうける。しかしまた、いささかは物哀れなところがないと、小づらにくいと思われる。
（田辺聖子）
499.
本来、人生は、孤立無援で戦わねばならぬときが多い。そういうとき、ふと、何かの示唆(しさ)を与えられる言葉が──それは書物（ほん）であれ、現実人生の知人の暗示であれ、何か、ささやかれると、それが突破口…
（田辺聖子）
500.
美人は夫も子ももたず、孤独で終わればこそ、ほんとの美人なのである。
（田辺聖子）
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