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孤高に関する名言
1.
友達が欲しくても出来ない私は、
孤高ではなく「孤低」なのです。
(
太宰治
)
2.
君は、「友達がいない」のではなく、「孤高」なのです。
(
七瀬音弥
)
3.
猫のたたずまいには、
孤高を堪能しているような何かがある。
(
ルイス・J・カミュティ
)
4.
孤高。
それは、昔から下手(へた)なお世辞の言葉として使い古され、
そのお世辞を奉られている人にお目にかかってみると、
ただいやな人間で、
誰でもその人につき合うのはご免、
そのような質(たち)の人が多いようである。
(
太宰治
)
5.
私は私なりに「徒党」の苦しさが予感せられ、
むしろ「孤低」を選んだほうが、
それだって決して結構なものではないが、
むしろそのほうに住んでいたほうが、気楽だと思われるから、
敢(あ)えて親友交歓を行わないだけのことなのである。
(
太宰治
)
6.
どだい、この世の中に、
「孤高」ということは、無いのである。
孤独ということは、あり得るかもしれない。
いや、むしろ、「孤低」の人こそ多いように思われる。
(
太宰治
)
7.
所謂(いわゆる)「孤高」の人は、
やたらと口をゆがめて「群」をののしる。
なぜ、どうしてののしるのかわけがわからぬ。
ただ「群」をののしり、己れの所謂「孤高」を誇るのが、
外国にも、日本にも昔はみな偉い人たちが「孤高」であったという伝説に便乗して、
以(もっ)て吾が身の侘(わ)びしさをごまかしている様子のようにも思われる。
(
太宰治
)
8.
仲間が欲しいのに誰もいない「ひとり」が「孤立」。
「ひとり」でいるのが寂しい「ひとり」が「孤独」。
誇りのある「ひとり」が「孤高」。
おまえは、まだ自分の「ひとり」が三つのうちどれに当てはまるのか、わからないでいる。
(
重松清
)
9.
孤高とか、節操とか、潔癖とか、そういう讃辞(さんじ)を得ている作家には注意しなければならない。
それは、殆(ほと)んど狐狸(こり)性を所有しているものたちである。
(
太宰治
)
10.
「孤高」と自らを号しているものには注意をしなければならぬ。
第一、それは、キザである。
ほとんど例外なく、「見破られかけたタルチュフ」である。
(
太宰治
)
11.
ろくな仕事もしていない癖に、
その生活に於(お)いて孤高を装い、
卑屈に拗(す)ねて安易に絶望と虚無を口にして、
ひたすら魅力ある風格を衒(てら)い、
ひとを笑わせ自分もでれでれ甘えて恐悦(きょうえつ)がっているような詩人を、
自分は、底知れぬほど軽蔑しています。
卑怯であると思う。
横着であると思う。
(
太宰治
)
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