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アルベール・カミュの名言
1.
人間は理由もなしに生きていくことはできないのだ。
2.
愛されないということは不運であり、愛さないということは不幸である。
3.
われ反抗す、故にわれら在り。
4.
それはわからないでしょうね、あらゆることをやってみた上でないと。
5.
強い心、知性、勇気があれば運命の力を阻み、しばしばそれを逆転することが可能である。
6.
無益で希望のない労働以上に恐ろしい刑罰はない。
7.
人間には、それぞれ運命があるにしても、人間を超越した運命というものはない。
8.
絶望が純粋なのは、たった一つの場合だけである。
それは死刑の宣告を受けたときである。
9.
意志もまた、一つの孤独である。
10.
偉大な行動や思想は、ばかばかしいきっかけで生まれる。
街角やレストランの回転ドアから、名作は生まれるのだ。
11.
転落は夜明けに起こる。
12.
重要なのは、病から癒えることではなく、病みつつ生きることだ。
13.
一度でも愛する人の顔に幸福が輝くのを知ると、人は、一人の人間にとって、自分の周囲の人々の顔にこのような光をかきたてること以外には、別の使命感を抱くことが出来なくなる事を知る。
14.
生きていることに絶望しないくらい長く続く恋はない。
15.
ひとりの思想家が進歩するのは、
たとえ、それが明白であるように思えても、
自分の結論を遅らせることによってなのだ。
16.
真実は、光と同様に目をくらます。
虚偽は反対に美しいたそがれどきであって、すべてのものをたいしたものに見せる。
17.
経験は作り出せない。
経験は経験すべきものである。
18.
一冊の本を作るには三年かかる。
それを茶化し、間違った引用をするには五行で足りる。
19.
正義を本当に愛する人たちには、恋愛をする権利はない。
20.
私は正義を信念としていますが、正義より母の方を先に守ります。
21.
生に対する罪があるとすれば、それは生に絶望することにではなく、むしろ、もう一つ別の生を希望し、この生の取り替えることのできない素晴らしさを避けることのうちにあるだろう。
22.
ちょっとしたことに絶望するのは臆病者だが、人類の行く末に期待をかけるのはうつけ者である。
23.
労働なくしては、人生はことごとく腐ってしまう。
24.
激しく愛するには、数少なく愛さねばならぬという理由がどこにあろうか。
25.
孤独だと！
貴様にはわかっているのか、孤独とは何か？
26.
すべては使い果たされたのか？
よろしい。
それなら、これから生き始めよう。
27.
私は犬に対して、昔から揺るぎない愛着を持っている。
犬が好きな理由は、彼らは私のすることをいつも許してくれるからである。
28.
絶望とは、闘うべき理由を知らずに、しかも、まさに闘わなければならないということだ。
29.
希望とは、一般に信じられていることとは反対で、あきらめにも等しいものである。
そして、生きることは、あきらめないことである。
30.
結婚しても愛することはできる。
しかし結婚すれば今まで以上に働かねばならない。
働いて働いて、その結果、愛することを忘れてしまうのである。

31.
私は死にたくないという思いで死にそうでした。
32.
たとえ絶望にすっかりとりつかれても、あたかも希望をいだいているかのように振る舞わなければならない。
さもなければ自殺しなければならなくなる。
苦悩にはなんの権利もない。
33.
人間は現在の自分を拒絶する唯一の生きものである。
34.
貧苦とは、寛大さこそ美徳であるような状態だ。
35.
魅力とは、明瞭な質問をしなくてもイエスと言ってもらう方法である。
36.
生きることへの絶望なしに、生きることへの愛はない。
37.
真に重要な哲学の問題はひとつしかない。
それは自殺だ。
人生は苦しんで生きるに値するか、否かという判断をすること、これが哲学の基本的な質問に答えることだ。
38.
この年になると、いやでも本当のことを言っちまいますよ。
嘘をつくなんて、とてもめんどうくさくて。
39.
自由とは、より良くなるための機会のことだ。
40.
奴隷ははじめは正義を求めているが、最後には王国を要求する。

41.
悪しき作家とは、読者に理解できない、自己の内部での文脈を考慮に入れながら書く連中である。
42.
一人の人間が我々にとっていつでも未知のものとしてとどまっていること、その人間の中には我々の理解の手からすべり落ちてしまう解きがたい何ものかが常にあるということ、これはおそらく本当である。
43.
ひとたび経験を積むと、人は物識りにはならなくとも、熟練するようになる。
ただ、一体何に熟練するのだろう。
44.
貧困は僕にとって必ずしも憎むべきものではなかった。
なぜなら、太陽と海は決して金では買えなかったから。
45.
僕の前を歩かないで。
ついていけないかもしれない。
僕の後ろを歩かないで。
導けないかもしれない。
ただ僕と一緒に歩いて、友達でいてほしい。
46.
人間は永遠の不正に対して闘うために正義を肯定すべきであり、世界の不幸に対して抗議するために幸福を創造すべきである。
47.
結局のところ、芸術の偉大さとは、美と痛み、人類愛と世界の狂気、耐えがたい孤独、疲弊させる人々、拒絶と同意との間の絶えざる緊張にあるのだろう。
48.
一切が終わったらさっさと遠ざかることだ。
神から、あるいは女から。
49.
人生の全てを失わないようにするために自分の生命の一部を分け与えることは、おかしなことではない。
50.
哲学の価値は、哲学者の価値によって決まる。
人間が偉大であれば偉大であるほど、その哲学も真実である。

51.
世間に存在する悪は、大半がつねに無知に由来する。
明識がなければ、よい意志も悪意と同じほどの多くの被害を与えることもあり得る。
52.
僕の青春は僕から逃げていく。
病気というのはそのことだ。
53.
幸福とはそれ自体が長い忍耐である。
54.
真冬、私はついに自分の中に非常に揺るぎない夏があることを悟った。
55.
倦怠は機械的な生活のもろもろの行為の果てにある。
しかし同時に、これは意識の運動に指導を与えるものである。
56.
性格を持たないとき、人はたしかに方法を身につけなければならない。
57.
あれほど多くの苦しみにさいなまれながら、それでもなお彼の顔が幸福であるように見えるのはどういうわけだろう。
58.
最後の審判を待っていてはいけない。
それは毎日くだされているのだ。
59.
人間が唯一偉大であるのは、自分を越えるものと闘うからである。
60.
我々はなんぴとの無罪をも請け合えないのに、万人の有罪であることは確実に断言できる。

61.
人生それ自体に意味などない。
が、意味がないからこそ生きるに値するのだ。
62.
ある種の人々は、ただ正常であろうとするためだけに、時にはヘラクレス的な力を振るうこともあるのだということを誰も分かってはいない。
全部で、62件
　
　
★ ★ ★ ★ ★
以下、ランダム名言コーナー
1.
幸福という言葉を口にするのは、何か気恥ずかしいものがある。
それは、青春前期の少年少女の用語であって、人生が始まってしまってからは、もはや口にすべきものではないと思われてきたからである。
（ 寺山修司 ）
2.
（経営者は）困難な仕事を避けてはいけない。
困難な仕事に立ち向かい克服してこそ、真の経営者といえる。
（ 松下幸之助 ）
3.
明らかな嘘を信じる人は、いつの時代にもいる。
（ 「マーフィーの法則」 ）
4.
「ボランティアをしたいのですが何かないですか」と言って来られる人がいますが、そうではなくて「私はこれができるから、これを生かせる場はないですか」と言ってきてほしい。
それがボランティアの精神だと思うんです。
（ 三好久美子 ）
5.
青春という浜辺で一人、一人が砂の城を築こうとする。
押しよせる波がその城を砕き、流していく。
（ 遠藤周作 ）
6.
ユーモアって、
発する方も、受け取る方も、
その人がどんな育ち方をして、
どんな生活をしているかを、
一瞬にして映し出すんだよね。
（ 萩本欽一 ）
7.
時には知っていることも忘れるのがためになる。
（ プブリリウス・シルス ）
8.
いちばんいいのは「自分の力」で、「自分の思考」で指し手をきめていけることです。
定跡(じょうせき)を覚えるのは、そういう力を身につけるためにやる過程にすぎないんですね。
（ 羽生善治 ）
9.
女には、一日一日が全部ですもの。
男とちがう。
死後も考えない。
思索も、無い。
一刻一刻の、美しさの完成だけを願って居ります。
生活を、生活の感触を、溺愛(できあい)いたします。
（ 太宰治 ）
10.
出る杭を打つな。
手を添えて伸ばしてやれ。
（ 西堀栄三郎 ）
11.
あなた、そんなに悲しいことないやないの。
それを生ける屍というのよ。
（ 竹中智秀 ）
12.
悪党を取り除くには、一すじの逃げ道を残しておく必要がある。
逃げ場をなくすのは、ねずみの穴をふさぐようなもので、大事なものまですべて咬み破られるにちがいない。
（ 洪応明 ）
13.
神が病を癒し、医者が料金を取る。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
14.
父や母にはすべての基準がきまっている。
なすべきこと、してはならぬこと、善いこと、悪いことの基準がきまっている。
だが若い自分や弟にはそんな基準はあらかじめ与えられているものではなくて、自分たちで見つけていかねばならぬ。
（ 遠藤周作 ）
15.
はるかに優勢に立ったからといって、仕事上のライバルを徹底的に追い詰めてはいけない。
窮鼠になって咬まれ、致命傷を負うことがある。
すぐそうされなくても憎しみを抱かれ、いつかは強烈なしっぺ返しを食う。
（ 志茂田景樹 ）
16.
私にできるどんなことも、宇宙の構造を変えることはできない。
けれども、おそらくは声を張り上げることによって、地上で御心にかなう人々に平和をもたらすという、すべてのうちで最も素晴らしい大義に一役買うことができるのだ。
（ アインシュタイン ）
17.
進むときは人にまかせ、
退(しりぞ)くときは自ら決せよ。
（ 河井継之助 ）
18.
食卓は祭壇の一種で、
祭日や饗宴の日には
飾らなければならない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
19.
野心はお高くとまった仮面の貪欲にほかならない。
（ ウォルター・ランダー ）
20.
布地は染め具合で、酒は香りで、花は匂いで、人は言葉遣いで判断される。
（ カイエ ）
21.
読んだものを自分のものにするには、まず読みながら考え、読み終えてからも考えることである。
（ ジョン・トッド ）
22.
人間は安住の環境があると、自分では知らぬ間に心がゆるむ。
いったんゆるめば、もうエンジンはかからない。
（ 松井秀喜 ）
23.
飛躍的に富者になりし人が善人でありし試しなし。
（ プブリリウス・シルス ）
24.
潜在意識に対して常に明確な指令を与えなさい。
そうすれば、あなたの知らないところで、潜在意識は働き出します。
（ ジョセフ・マーフィー ）
25.
まだ我々はやっと人類の偉大さの最初の黎明期に達したばかりである。
やがて人類は我々の大胆な空想以上のものを実現するであろうということ、人類は統一と平和を達成するであろうということ、我々の子孫はどの宮殿や庭園よりも立派な世界に住み、ますます繁栄していくだろうということ、これらのことは全く疑いようがない。
（ H・G・ウェルズ ）
26.
大を用うるに拙(せつ)なり
（ 荘子 ）
27.
すべての規則に従っていたら、すべての楽しみを逃してしまう。
（ キャサリン・ヘプバーン ）
28.
花は、しぼまぬうちこそ、花である。
美しい間に、剪(き)らなければならぬ。
（ 太宰治 ）
29.
「他人の不幸は蜜の味」というように、より不幸な人を見ることで安心感を得られる。
幸福そうな人をいくらうらやんでも惨めになるだけなので、自分より不幸な人を見ることで「自分のほうがまだマシ」と安心感を得るのだ。
（ 樺旦純 ）
30.
国家主義精神は、種族主義という古いつぼの中で民主主義という新しい酒をつくるための酵母である。
（ アーノルド・J・トインビー ）
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