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101.
“士別れて三日(みっか)まさに刮目(かつもく)して相待つべし”
という古いことわざもある。
このことわざが示す通り、
三日会わないうちにお互いがすごい成長を遂げているというのは、
孤独の時間の理想的な過ごし方ではないだろうか。
（ 齋藤孝 ）
102.
若いときの孤独は、汲(く)めども尽きぬ泉になる。
（ 齋藤孝 ）
103.
芸術家の自由な生き方とは、
要するに独りでどこまでツッパレルかを実践することではないのか。
そうした姿勢から
強烈な個性が生まれ、
個性的な芸術作品が生まれ、
芸術の幅がぐっとひろがるのではないのか。
（ 丸山健二 ）
104.
君は、「友達がいない」のではなく、「孤高」なのです。
（ 七瀬音弥 ）
105.
私にとっては、ひとりが一番よい。
（ 植村直己 ）
106.
「孤独死＝悪」は本当に大前提になるのか。
人間が人間として生きるには孤独がふさわしい。
その崇高な孤独に徹して死を迎えたことはたたえられこそすれ、哀れむものとは思えない。
（ 東京新聞連載企画「孤独死を追う」 ）
107.
本当に力強くなるためには人は孤独をくぐり抜けなければならない。
（ 齋藤孝 ）
108.
独り生まれて独り死す。
生死(しょうじ)の道こそ悲しけれ。
（ 一遍 ）
109.
一人でいる時が一番安全だ。
（ アラブのことわざ・格言 ）
110.
人間は孤独であるかぎり、彼自身であり得る。
（ ショーペンハウアー ）
111.
ひとりの時間がなければ、人は自分を見つめることができない。
（ ヘーゼルデン財団 ）
112.
才能は孤独のうちに成り、人格は世の荒波にて成る。
（ ゲーテ ）
113.
結局、どっちだって同じ、
どうせひとりよ、
ということなんです。
月並みだけれども
人生というのは
孤独との闘いなんですから。
（ 吉本隆明 ）
114.
この世で最も怖ろしい孤独は、道徳的孤独である。
（ 三島由紀夫 ）
115.
一番いけないのは、
お腹が空いていることと、
一人でいることだから。
（ アニメ映画『サマーウォーズ』 ）
116.
自分が需(もと)められていない、いてもいなくてもいい存在だという自覚は、老人を底なしの孤独におとしいれる。
（ 瀬戸内寂聴 ）
117.
孤独を知りたかったら恋愛せよ。
（ 作者不詳 ）
118.
光の中を一人で歩むよりも、闇の中を友人と共に歩むほうがいい。
（ ヘレン・ケラー ）
119.
詩人であることは、私の野心ではない。
それは、一人でいようとする私のあり方にすぎない。
（ フェルナンド・ペソア ）
120.
ただ黙々と表通りを歩いていたんでは、自分なりの魅力を発揮することはできない。
裏道を行くと、「人の行く裏に道あり花の山」です。
裏道を行く人は孤独です。
しかし、そのように緊張していることが大事なんです。
（ 木村尚三郎 ）
121.
死ぬとき人間は、ひとりである。
孤独なとき、人間は真の自分自身を感じる。
（ トルストイ ）
122.
理想の高い人物は、どうしても一時、孤立せざるを得ない工合になってしまうものらしい。
淋しいから、不便だからと言って、世の俗悪に負けてはならぬ。
（ 太宰治 ）
123.
人間は半ば社会的な動物であり、半ば孤独な動物である。
（ バートランド・ラッセル ）
124.
死ぬならひとりだ　生きるならひとりじゃない
（ 稲葉浩志 ）
125.
高貴な考えと共にある者は、決して孤独ではない。
（ シドニー ）
126.
孤独や疎外感が僕を制作に向かわせる
（ 奈良美智 ）
127.
意志もまた、一つの孤独である。
（ アルベール・カミュ ）
128.
孤独は、知恵の最善の乳母である。
（ シュティルネル ）
129.
一輪の花美しくあらば、われもまた生きてあらん。
（ 川端康成 ）
130.
この世で最も強い人間は、孤独の中でただひとり立つ人間だ。
（ ヘンリック・イプセン ）

131.
心配事のタンクが満杯になったら誰も近寄らない。
負担を増やしたくないから。
時には心配事のタンクを空にしないと孤立していく一方です。
（ ドラマ『バビロン５』 ）
132.
人生を過ごすうちに新しい知人を作らないなら、やがて独りぼっちになるだろう。
人間は常に交友関係に手を入れておかなければならない。
（ サミュエル・ジョンソン ）
133.
孤独は山になく、街にある。
一人の人間にあるのではなく、大勢の人間の間にある。
（ 三木清 ）
134.
人はひとりでいる時が、もっとも精神的に多忙である。
（ キケロ ）
135.
自分が孤独だと感じたことのない人は、人を愛せない。
（ 瀬戸内寂聴 ）
136.
偉人は鷲(わし)のごとし。
その巣を高き孤独に造る。
（ シェイクスピア ）
137.
強者は最も素晴らしく孤独である。
（ シラー ）
138.
愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
（ エーリヒ・フロム ）
139.
人の社交本能も、その根本は何も直接的な本能ではない。
つまり、社交を愛するからではなく、孤独が恐ろしいからである。
（ ショーペンハウアー ）
140.
昔は群れの中の一匹の羊であるより、孤独なオオカミでありたいとひそかに思った男たちが、あちこちやたらにいたような気がする。
（ 藤沢周平 ）

141.
人生とは孤独であることだ。
誰も他の人を知らない。
みんなひとりぼっちだ。
自分ひとりで歩かねばならない。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
142.
人と一緒にいる時が、最も孤独な時だ。
（ キケロ ）
143.
天才は常に孤立して生まれ、孤独の運命を持つ。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
144.
死は孤独であるかもしれない。
しかし、生きているほど孤独であるはずがない。
（ アクセル・ムンテ ）
145.
女がいなかったら、
男は荒々しく粗野で孤独であろう。
そして優雅というものを知らないであろう。
（ シャトーブリアン ）
146.
一人でいる限り、人は己自身であることができない。
（ アラン ）
147.
孤独のふちでしか、
手にできないチャンスもある。
（ 宇佐美百合子 ）
148.
神は人間に孤独を与えた。
しかも同時に人間に孤独ではいられない性質をも与えた。
（ 佐藤春夫 ）
149.
芸術家は孤独の狼であり、
彼の道は孤独である。
仲間が彼を荒野に追い出すことは、
彼のためになることである。
……自己満足は芸術家を滅ぼすものである。
（ サマセット・モーム ）
150.
温かさ、親切、そして友情は、
世界中の人がもっとも必要としているものだ。
それらを与えることのできる人は、
決して孤独にはならない。
（ アン・ランダース ）

151.
この世に生まれて、一人ぼっちなんて事は絶対に無いんだで！
（ 漫画・アニメ『ワンピース』 ）
152.
孤独は、人のふるさとだ。
（ 坂口安吾 ）
153.
「教養」とは学歴のことではなく、「一人で時間をつぶせる技術」のことでもある。
（ 中島らも ）
154.
寂しさは自己の貧しさで、孤独は自己の豊かさよ。
（ メイ・サートン ）
155.
さびしいか、さびしさに徹せよ。
ごまかすことなくさびしさを抱いて、真実の教えを聞け。
（ 住岡夜晃 ）
156.
要するに３通りしかないんだよね。
ひとつはね、強い奴についていく。
もうひとつは逃げる。
３つ目は独りで闘う。
（ 伊集院静 ）
157.
孤独を愛する者は野獣か、そうでなければ神である。
（ アリストテレス ）
158.
今日(こんにち)、結婚した男はみな独り者みたいに、そして独り者の男はみな結婚しているみたいに暮らしている。
（ オスカー・ワイルド ）
159.
孤独を愛さない人間は、自由を愛さない人間にほかならない。
なぜなら、孤独でいるときにのみ人間は自由なのだから。
（ ショーペンハウアー ）
160.
孤独感から大きな利益を得なさい。
（ リチャード・H・モリタ ）

161.
悲しい時は身一つ
（ 松江重頼 ）
162.
そして、愛の生活を説いたキリスト自身、かつてこの世に生きた全ての者と同じように 独りぼっちであったのだ。
（ T・ウルフ ）
163.
一人の静かな時間は、人を育てる。
人とコミュニケーションをする中でももちろん人間性は養われるが、一人きりになって静かに自分と向き合う時間も、自己形成には必要だ。
音楽を聴きながらボーっと一人でいる時間も楽しい。
（ 齋藤孝 ）
164.
価値ある創作は、
作者の孤独な時にだけ制作される。
大作はつねに孤独の子である。
（ ゲーテ ）
165.
だけどおれにはおれしかいない
そうだおれにはおれしかいない
おれはすてきなひとりぼっち
（ 谷川俊太郎 ）
166.
独りぼっちになる一番確実な方法は結婚すること。
（ グロリア・スタイネム ）
167.
優れた人たちは、地上に在(あ)っては、孤独であるべく余儀なくされているのであるかも知れない。
（ 九条武子 ）
168.
植物も人間と同じで、
仲間がいないと生きていけません。
孤立した植物は枯れるのが早いです。
（ 永六輔 ）
169.
僕はずっと一人ぼっちでいるせいか、人と話すと自分のことばかり話してしまう。
（ ゴッホ ）
170.
孤独というものは、時として最上の交際でもある。
（ ジョン・ミルトン ）

171.
つがいの一方に去られ、
取り残された孤独にくれている犬
というのはあまり見ない。
つまり、（伴侶を失い）悲嘆にずぶずぶと浸れるということは、
そもそも非常に人間的なことなのだ。
（ 齋藤孝 ）
172.
いっときでも華やかな暮らしをしてしまうと、晩年の淋しさに耐えられないそうですよ。
ずっと淋しかった人は平気ですからね。
よく出来てますよね。
（ 永六輔 ）
173.
独りでいること、
これこそ生の根源だ。
（ 林尹夫 ）
174.
皆この世では独りぼっち
（ リリー・トムリン ）
175.
孤独の時間にどうやって精神的な豊かさを培(つちか)ったかで、
魅力には差がつく。
（ 齋藤孝 ）
176.
才能は「静」でつくられ、人格は「動」で磨かれる。
（ ゲーテ ）
177.
低俗で退屈な交友よりは、
充実した孤独を望む。
（ 林尹夫 ）
178.
自分に自信を持たせ、言うべきことは言い、耐えるべきことには耐えられる強さを与えてくれるものの中で、もっともわかりやすくて確実な力を発揮できるのは、経済力とひとりでいられる孤独力である。
（ 香山リカ ）
179.
孤独と上手につき合えば、
そのひとときは、
たまらなくクリエイティブなものになる。
（ 齋藤孝 ）
180.
ともだちって
かぜがうつっても　へいきだって
いってくれるひと。
ともだちって
いっしょに　かえりたくなるひと。
すきなものがちがっても
ともだちはともだち。
だれだって
ひとりぼっちでは　いきてゆけない。
ともだちってすばらしい。
（ 谷川俊太郎 ）

181.
孤独は魂の力量を強化する。
（ シャトーブリアン ）
182.
単独者として過ごす時間が、
他者が安易に入り込めないある種の気高さをつくることにつながる。
そのために生じる孤独は、
他人を排除し、孤立していくこととはまった違う性質のものだ。
（ 齋藤孝 ）
183.
自分自身を戦友だと思い、
戦友としてかわいがることが大事だ。
誰にも認められず孤軍奮闘していた、
かつての自分を知っているのは
自分だけだからだ。
（ 齋藤孝 ）
184.
（孤独死の人に対して）「どんな気分だったんだろう。
　ひとりでさぞつらかっただろう」などと想像を膨らませては「本当に気の毒」と哀れみ続けるのは、同情というよりはもはや怖いもの見たさや下世話な好奇心に近いのではないか。
（ 香山リカ ）
185.
そもそも禅とは典型的な孤独の技法なのである。
（ 齋藤孝 ）
186.
芸術家が精神的に強いのは、
孤独というものの力を自分で技にできているからだ。
（ 齋藤孝 ）
187.
小さな小屋に一人で住む方が、
他の人々と宮殿に住むよりいい。
（ マルタのことわざ・格言 ）
188.
もっと自分自身に向き合うような時間、もしくは自分の技量を深めていく時間を持とう。
それこそ脳を真っ赤に燃え上がらせる知的活動のひとときは、誰もが持つべき孤独なのだ。
（ 齋藤孝 ）
189.
日本には、〈ガリ勉〉という言葉がある。
これは人（＝その人物）を引きずり下ろそうとする（意図のある）よくない表現だと私は思う。
単独者として一生懸命勉強する人を蔑(さげす)み、
誰一人勉強ができるようにならないようにしようという嫉妬が感じられる。
（ 齋藤孝 ）
190.
何かを勉強しよう、学ぼうというときには、
まず群れから離れて一人で立つ。
これが基本姿勢だ。
頭のよし悪しや、本をたくさん読んできたかどうかより、
単独者になれるかどうかが問われる。
（ 齋藤孝 ）

191.
読書ほど孤独にマッチするものはない。
ひとりの寂しさを慰め、
同時に心の鍛錬に役立つ。
（ 齋藤孝 ）
192.
ひとりぼっち？
今　この瞬間だけですよ
（ 『リラックマ生活　〜だらだらまいにちのススメ〜』 ）
193.
結局真の愛とは、二人の孤独、自由、独立した人間の間でしか、相手を損なわない形ではありえないのだろう。
そうでないと、単に相手をうぬぼれさせるか、しばるか、ゆがめるか、になってしまう。
（ 神谷美恵子 ）
194.
書くことで人は孤独になれる。
自然に自分と向き合うことになる。
（ 齋藤孝 ）
195.
世界の真ん中で、
或る日、誰かが叫んだのである。
「孤独な者だけが悪い！」
すると、誰もが、
孤独であることを、
致命傷のように感じたのだ。
以来、わたしたちは、
生き方を誤ってきたのである。
（ 長田弘 ）
196.
人付き合いが嫌いなのと人間嫌いは違うんだよ。
（ アニメ『化物語』 ）
197.
男女の関係に平和はない。
人間関係には平和は少ない。
平和をもとめるなら孤独をもとめるに限る。
（ 坂口安吾 ）
198.
世間一般の考えに従って生活することはごく易しい。
また、自分のことだけ考えて孤独の生活を送ることもごく易しい。
だが悟りを開いた人間とは、群集の真っただ中にありながらも、自立の醍醐味を心ゆくまで味わうことのできる人間である。
（ エマーソン ）
199.
賢い女が往々にして孤独なのは、
自分の賢さをうまく隠せないからだ。
（ ダフニ・デュ・モーリエ ）
200.
人生は、そこに住む一人ひとりにとっては独房であり、その壁は鏡でできている。
（ ユージン・オニール ）

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