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哲学者・思想家の名言
☆ ８月２２日 ☆
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1.
火中(かちゅう)の栗を拾う。
（ ラ・フォンテーヌ ）
2.
言葉もまた行いなのです。
そして、行いは、一つの言葉なのです。
（ エマーソン ）
3.
よい結婚はあるけれど、楽しい結婚はめったにない。
（ ラ・ロシュフコー ）
4.
国民的道徳が
宗教的原理を排除しても維持できるとは、
頭で考えても、経験からしても、思えない。
（ アレクサンダー・ハミルトン ）
5.
純粋数学は恒久的で狂いのない真理と、また感覚を超えた理知の世界が存在することへの確信の、主たる源泉である。
（ バートランド・ラッセル ）
6.
真理は、霧を消さずに、その中で光る松明(たいまつ)である。
（ エルヴェシウス ）
7.
非常に若い人たちは概して
知識を吸収するために本を読み、
大人になった人たちは
自分の抱いている偏見を確認するために本を読む。
しかし本を読む人のほとんどは、
知識や自分の見解の裏付けを求めて読書するのではなく、
現実から空想の世界への逃避のために読書をする。
（ バートランド・ラッセル ）
8.
質問にたどり着いたなら、答えはすぐそこだ。
（ エマーソン ）
9.
人間の価値は、引き裂かれた複数の自己認識にある。
（ エリック・ホッファー ）
10.
全てか、しからずば無。
（ キルケゴール ）
11.
つきあいには親切心が無くてはならぬ。
ただし、それには限度が必要である。
度を超えれば、親切心は屈従となる。
少なくとも物事にこだわらない親切心が必要である。
（ ラ・ロシュフコー ）
12.
ある状況についての幻想を捨てたいという願いは、
幻想を必要とする状況を捨てたいという願いである。
（ カール・マルクス ）
13.
生のみが我等(われら)にあらず
死もまた我等なり
（ 清沢満之 ）
14.
真の音楽家とは音楽を楽しむ人であり、真の政治家とは政治を楽しむ人である。
（ アリストテレス ）
15.
ある事をなした為に不正である場合のみならず、ある事をなさぬ為に不正である場合も少なくない。
（ アウレリウス ）
16.
良心からの指令は
自然の法に基づいて発せられると言われるが、
実際には慣習から生まれるのである。
人はそれぞれ、
周囲で認められている思想すなわち慣習を
腹の底で尊重しているから、
そこからはずれれば悔いをおぼえ、
それを守れば皆から称賛されるのである。
（ モンテーニュ ）
17.
もし神が人間の祈りをそのまま聴き届けていたならば、人間はすべて、とっくの昔に亡びていたであろう、というのは、人間はたえず、たがいに、多くのむごいことを神に祈ってきているから。
（ エピクロス ）
18.
時ほど速く過ぎ去るものはない。
（ オウィディウス ）
19.
世間の人が友情と呼称するものは、社交・欲望のかけ合い・駆け引き・親切の交換にすぎない。
つまり、自愛がつねに何か得をしようとする一種の取引にすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
20.
この世界は、我々の持つ想像力のキャンバスにすぎない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
21.
恋をして、しかも賢くあることは不可能だ。
（ フランシス･ベーコン ）
22.
自愛は最大のへつらいである。
（ ヴォルテール ）
23.
民主主義はしばしば嫉(ねた)みによって成立する。
（ バートランド・ラッセル ）
24.
精神的活動無き閑暇は一種の死であり、人間の生きながらの埋葬なり。
（ セネカ ）
25.
何事にも不可能はない。
必ず道はある。
（ ラ・ロシュフコー ）
26.
事実を知れ──事実を抱きしめよ。
（ エマーソン ）
27.
あなたに対して最も賢明な助言ができるのは、
あなた自身である。
（ キケロ ）
28.
人はあらゆることに対して身を守ることができる。
ところが死に関しては、我々はみな城壁の崩れた城砦(じょうさい)に住んでいるようなものだ。
（ エピクロス ）
29.
人間には、たくらんだ裏切りより、心弱きがゆえの裏切りのほうが多いのだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
30.
ちっぽけな快楽ほど人間を小さくするものはない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
31.
手紙では人は赤面しない。
（ キケロ ）
32.
復讐と恋愛においては、女は男よりも野蛮である。
（ ニーチェ ）
33.
神は知識そのものではなく、知識の種子をわれわれに与えたり。
（ セネカ ）
34.
最も平安な、そして純粋な喜びの一つは、労働をした後の休息である。
（ カント ）
35.
妬みによって幸福になる人間はどこにもいない。
（ バルタザール・グラシアン ）
36.
我々の自由とは、
今日、自由になるために戦う自由な選択以外のなにものでもない。
（ サルトル ）
37.
民衆を自分の道具にするために民衆に媚びるというのが、
普通選挙の手品師・ペテン師の業である。
（ アミエル ）
38.
心から出たものは、心へと伝わる。
（ コールリッジ ）
39.
女性は恋愛においては、たいていの男よりも徹底する。
だが、友情においては男が女に勝っている。
女が互いに決して愛し合わない原因、それは男である。
（ ラ・ブリュイエール ）
40.
人生が低俗ではなく神聖であることを願う。
一日が百年のように重みがあり、
よい香りががすることを願う。
（ エマーソン ）
41.
酩酊(めいてい)は一時的な自殺である。
（ バートランド・ラッセル ）
42.
他人の過ちが気に障る時は、即座に自らを反省し、自分も同じような過ちを犯していないか考えてみるといい。
（ アウレリウス ）
43.
どういう所か少しも知らずに紛れ込んだ難所が、私たちの生である。
（ ショーペンハウアー ）
44.
世にある罪悪のうち、直接には飲酒によって引き起こされないものはほとんどひとつもない。
（ コールリッジ ）
45.
自分の心の奥底にある考えだけが、真実と生命を内に秘めている。
人間が本当に完全に理解できるものは、これしかないからである。
（ ショーペンハウアー ）
46.
自分の人生がつまらないものであっても、それを受け入れ、それを生きよう。
それを避け、ののしるのはやめよう。
悪くはないのだ……自分の周りが富んでいるときには貧しく見える。
あら捜しをしようと思えば、楽園にすらあるものだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
47.
人間のことは何にてあれ、大いなる心労に値せず。
（ プラトン ）
48.
全ての享楽と、全ての幸福とは消極的なものだが、苦労は積極的なものだ。
（ ショーペンハウアー ）
49.
情熱が道理をわきまえていることはめったになく、たいていは盲目だ。
（ サム・キーン ）
50.
ある一定の歴史的状況においては、革命について千通りもの語り方があるかもしれない。
しかし革命を行おうと決意したすべての人間の間には、必然的に一つの一致が存在するのだ。
（ レジス・ドブレ ）
51.
すべての知識の拡大は、無意識を意識化することから生じる。
（ ニーチェ ）
52.
運のはなはだ悪い人は安心するがいい。
なぜなら、なおいっそうの悪運に陥る心配はないから。
（ オウィディウス ）
53.
目を凝らして注意深く観察すれば、運命を見分けることができよう。
盲目であっても、運命は見分けられぬものではないから。
（ フランシス･ベーコン ）
54.
わが身にふりかかることはすべてこれ天意。
（ 森信三 ）
55.
忍耐は希望を持つための技術である。
（ ヴォーヴナルグ ）
56.
冗談に本気を混ぜて変化をつけるのは、よいことである。
（ フランシス･ベーコン ）
57.
均整の少し異常なものでなければ、最上の美ではない。
（ フランシス･ベーコン ）
58.
不動の心構えの人だけが、本当の優しさを持つことができる。
（ ラ・ロシュフコー ）
59.
親の喜びはひそかなものである。
その悲しみや不安もまた同じだ。
（ フランシス･ベーコン ）
60.
異端者とは、火刑柱(ひあぶりばしら)を燃やす者ではなく、火刑柱に火をつける者のことだ。
（ フランシス･ベーコン ）
61.
明けゆく毎日をお前の最後の日と思え。
そうすれば当てにしない日はお前の儲けとなる。
（ モンテーニュ ）
62.
実(げ)に
無分別は青春につきもの、
分別は老熟につきものである。
（ キケロ ）
63.
「不正」はお互いの間に不和と憎しみをつくり出し、
「正義」は協調と友愛をつくり出す。
（ プラトン ）
64.
弱者の譲歩は恐怖のそれである。
（ エドマンド・バーク ）
65.
富を最も必要とせぬ者が、それを最も享受す。
（ セネカ ）
66.
正義は美徳の最上の栄光なり。
（ キケロ ）
67.
愛は統一を求むるの情である。
自己の統一の欲求が自愛であり、自他統一の欲求が他愛である。
（ 西田幾多郎 ）
68.
人生の意味とは、
我々が人生の中で見つけたり、
あるいは発見できるような
何かしら隠されたものではなく、
我々自身が自らの人生に付与しうるものであることを教えてくれています。
（ カール・ポパー ）
69.
私にとって、真の道理のほうが民衆の意見より価値がある。
（ キケロ ）
70.
お互いに助け合わねばならない。
これは自然の掟である。
（ ラ・フォンテーヌ ）
71.
富は消費するためにある。
消費する目的は、名誉と善行である。
（ フランシス･ベーコン ）
72.
善い人間とは、過去においてどんな失敗や過失をおかしたにかかわりなく、現在より善くなろうと努力し前進している人間のことである。
（ ジョン・デューイ ）
73.
美しいもの！
それは魂の目で見た美しさである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
74.
哲学者とは何か？
つねに尋常でない事物を経験し、見聞し、猜疑(さいぎ)し、希望し、夢見る人間だ。
（ ニーチェ ）
75.
平等が自然の法則であることは間違いである。
自然は何一つ平等なものを作っていない。
自然の法則は服従と隷属である。
（ ヴォーヴナルグ ）
76.
世の中で成功するには、馬鹿のように現れて、利口に活動することである。
（ モンテスキュー ）
77.
どんなものでも、自然という造物主の手から出るときは善であり、人間の手に渡ってからは悪となる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
78.
成功──
時々よく笑えること。
（ エマーソン ）
79.
我々の苦悩の中でも最も歓迎できないのは、
自分の存在を軽蔑することだ。
（ モンテーニュ ）
80.
習慣は第二の自然である。
第一の自然に比べて弱いものではけっしてない。
（ モンテーニュ ）
81.
すべての個性には自(おの)ずからの美あり。
（ エマーソン ）
82.
学ぶということは、絶えず自分をつくり変えていくことだ、とわたしは思っております。
それでは何が変わるのだろうか。
それは、ものを見る見方・考え方が変わり、生き方が変わるということです。
（ 林竹二 ）
83.
なんら欠点を見せない人間は愚者か偽善者だ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
84.
若者を確実に堕落させる方法がある。
（自分と）違う思想を持つ者よりも同じ思想を持つ者を尊重するように指導することである。
（ ニーチェ ）
85.
亀の肉がさまざまな肉の味わいを持っているのと同じく、結婚もまたいろいろと変わった味を持っている。
そして、亀が歩みののろい動物であるのと同じく、結婚もまた足取りののろいものである。
（ キルケゴール ）
86.
男性的思考は閑暇のときには退屈する。
だから、カルタや将棋が男の遊びだ。
（ アラン ）
87.
革命は些細なことではない。
しかし、些細なことから起こる。
（ アリストテレス ）
88.
金(かね)に目もくれない人はいくらもいるが、金の与え方を心得ている人はほとんどいない。
（ ラ・ロシュフコー ）
89.
汝は、その手に無いものを望み、その手にあるものを軽蔑している。
（ ルクレティウス ）
90.
（孤独を通して）自分を愛する、つまり自分で自分を味わう仕方を覚えると、その面白さは、つまらない友達といることなんかより、はるかに面白い。
人生の大事なことついて、心ゆくまで考えることができるからだ。
（ 池田晶子 ）
91.
父親の生物学的機能は、
子供をその無力のあいだに保護することである。
この生物学的機能が国家に継承されるならば、
父親はその存在事由を失う。
（ バートランド・ラッセル ）
92.
対立、もしくは作用と反作用こそ、我々が自然のあらゆる面で遭遇することである。
（ エマーソン ）
93.
彼は決心した、というのはいい言葉だ。
一語で、決心と解決という二つの意味を示している。
（ アラン ）
94.
厭世は人を弱きに導き、楽天は人を力に導く。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
95.
人間の真の価値は、
何を目指すかによって判断される。
（ アウレリウス ）
96.
美学的に完璧なものが世の中に二つある。
時計と猫だ。
（ アラン ）
97.
哲学は、
ある種の人々が大衆を馬鹿にするために、
今なお装う古い流行である。
（ ヴォーヴナルグ ）
98.
頼むから静かに死なせてくれ。
（ ヴォルテール ）
99.
生命とは虚無を掻き集める力である。
それは虚無からの形成力である。
虚無を掻き集めて形作られたものは虚無ではない。
（ 三木清 ）
100.
宴席で作法を守るように人生の作法を守ることを忘れてはならない。
ご馳走が回ってきて自分の前に来たら、手を伸ばして礼儀正しく一人分を取る。
次に回っていくのを滞らせることのないように。
まだ回ってこないうちから欲しそうにしないで自分の前に来るまで待つように。
子供についても妻についても地位についても富についても同じ事である。
（ エピクテトス ）
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