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哲学者・思想家の名言
☆ ６月８日 ☆
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1.
民主制は、虚栄心の強いエゴイズムがよってたかってする山分けにほかならない。
（ アミエル ）
2.
同じ職業の者が真の友人になることは、違った職業の者の間においてよりも遙かに困難である。
（ 三木清 ）
3.
南国の勤勉は営利欲ではなく、他人に絶えず必要とされるからである。
食わんがためだけなら勤勉は不必要である。
北国のそれは、その反対である。
（北国の勤勉は営利欲からである。
　食わんがためには勤勉が必要だからである）
（ ニーチェ ）
4.
酒は口を軽快にする。
だが、酒はさらに心を打ち明けさせる。
こうして酒はひとつの道徳的性質、つまり心の率直さを運ぶ物質である。
（ カント ）
5.
迷信は神々に対する無感覚の恐怖から成り、宗教は神々に対する敬虔なる崇拝から成る。
（ キケロ ）
6.
子供達が父親に結び付けられているのは、自分達を保存するのに父親を必要とする期間だけである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
7.
賢人の仕事は、いかに死ぬかというよりも、いかに生きるということにある。
（ スピノザ ）
8.
世界とは一冊の本であり、旅に出ない者は同じ頁ばかり読んでいるのだ。
（ アウグスティヌス ）
9.
幾何学は、人間精神を真理に近づける。
（ プラトン ）
10.
迷信は弱々しい精神の宗教である。
（ エドマンド・バーク ）
11.
鳥は幸せだからさえずるのではない。
さえずるから幸せなのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
12.
人生はチャンスと変化に富んでいる。
（ アリストテレス ）
13.
女は結婚することによって世界の小さな一部分を自分の領域として与えられる。
法律が彼女を男の身勝手から守ってくれる。
だが、その代わりに女は男の臣下となる。
（ ボーヴォワール ）
14.
存在し続けるのは、変化のみである。
（ ヘラクレイトス ）
15.
無理にひねり出した冗談と、巧(たく)まずして生まれた冗談とでは、大きな相違がある。
（ ヴォルテール ）
16.
なぜ金持ちは貧乏人に対してあんなに過酷なのか。
貧乏人になる心配がないからだ。
なぜ貴族は民衆をあんなに軽蔑するのか。
決して平民になることはないからだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
17.
不可思議──それは知識の種子である。
（ フランシス･ベーコン ）
18.
人は精神の力によって大きな悲しみから脱けられるものではない。
・・・人間はすこぶる弱いから、いや、非常に浮気だから、すべてを思い諦める。
（ ラ・ブリュイエール ）
19.
魚はより深き所を求め、人間は、より良き所を求める。
しかしながら、人間は時によって、其処(そこ)がより良くはなくして、より悪く、極めて悪い所であるのに十分気づきながら、より深い所を求めることがある。
（ シェストフ ）
20.
自分の苦悩をまぬがれた者は、他人の苦悩を軽くしてやる責務を感じなければならない。
（ シュバイツァー ）
21.
尊大な態度は、昇進が人にねたみを起こさせる以上に敵を作る。
（ ルイ・ド・ボナール ）
22.
君がもし考えることをしない人間であるとすれば、いったい君は何のために人間であるのか？
（ コールリッジ ）
23.
太陽は日々に新しい。
（ ヘラクレイトス ）
24.
肥沃な耕地にむりやり力を加えて絶えず結実を求めれば、耕地はやがて困憊（こんぱい）する。
（ セネカ ）
25.
勇気は逆境における光である。
（ ヴォーヴナルグ ）
26.
美には客観的な原理はない。
（ カント ）
27.
不完全な劣等動物である人間が、自然界において動物以上の存在になれたのは、弱点を利点に転化しうる非凡な天賦の才能による。
（ エリック・ホッファー ）
28.
英雄の光栄とするところは、飢饉と悲惨を外国人の間にもたらすことではなく、それらのものを国家のために忍ぶことである。
つまり、死を与えることではなく、死を軽んずる事である。
（ ヴォーヴナルグ ）
29.
健全な胃を持っている者が胃の存在を感じないように、幸福である者は幸福について考えない。
（ 三木清 ）
30.
ほめれば（子どもは）喜ぶだろうと思うのは間違いです。
小さな子どもさんを観察すればすぐわかることですが、ほめられた子どもはすごく嫌な顔をしています。
（ 岸見一郎 ）
31.
食卓は祭壇の一種で、
祭日や饗宴の日には
飾らなければならない。
（ ジョセフ・ジュベール ）
32.
もし数学以外の科学において、
疑いのない確かさと誤りのない真実に到達することを望むなら、
（すべての）知識の基礎を数学に置くことが必要である。
（ ロジャー・ベーコン ）
33.
人は自分から抜け出すほど一層自分となる。
また一層よく自分の生きていることを感ずる。
（ アラン ）
34.
「必ず実現する」という固い信念だけが、
本来実現するかどうかわからない結果を実現させるのである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
35.
同じことを知る人達は、もはやお互いに最良の友ではない。
（ エマーソン ）
36.
人間を真理に導くには、力ずくによってではなく、理性によってでなくてはならない。
（ ドゥニ・ディドロ ）
37.
人間の本質が人間の最高のものであるならば、実践的にも最高かつ最善の掟は、人間に対する人間の愛でなければならない。
（ フォイエルバッハ ）
38.
人間は自分の知っている以外のものではない。
（ フランシス･ベーコン ）
39.
科学や芸術は一種の贅沢にすぎない。
虚偽の装飾にすぎない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
40.
仮面を長い間つけることはできない。
（ セネカ ）
41.
三種の貴族がある。
１．血統と位階の貴族、
２．財力の貴族、
３．精神的貴族
が、すなわちそれである。
（ ショーペンハウアー ）
42.
万物は土より生じ、土に還る。
（ クセノパネス ）
43.
人間はつねに、自分に理解できない事柄は何でも否定したがるものである。
（ ブレーズ・パスカル ）
44.
人を誘惑することのできないような者は、人を救うこともできない。
（ キルケゴール ）
45.
多くの愚者は自分に飽き、嫌になることによって悩む。
（ セネカ ）
46.
愉(たの)しみは、他人の苦しみから生まれる快楽なり。
（ オウィディウス ）
47.
人をだめにする最大の方法は、
好きなことをやらせ、
好き放題にさせ、
褒めまくることだ。
いうところの褒め殺しである。
これによく抵抗できる人は少ない。
（ 鷲田小彌太 ）
48.
人に悪人のレッテルを貼ることには、その人が悪人であるよう期待し、実際にそうなるよう促す効果があります。
（ 大城信哉 ）
49.
まだ驚くことがありうるということに驚く以外は、驚くべきではないだろう。
（ ラ・ロシュフコー ）
50.
その女を手に入れる事ができない期間だけ、
男はその女に熱狂させられる。
（ キルケゴール ）
51.
もう少し多くを知り、
もう少しゆっくり生きよ。
（ バルタザール・グラシアン ）
52.
役立つ人間だと人に思われたいならば、それを口に出すな。
（ ブレーズ・パスカル ）
53.
栄えると友人がほとんどできない。
（ ヴォーヴナルグ ）
54.
人と一緒にいる時が、最も孤独な時だ。
（ キケロ ）
55.
なんと多くの人間が罪のない者たちの血と命で生きていることか！
（ ラ・ロシュフコー ）
56.
家は、中に住むために建てるのであって、外から見るためではない。
（ フランシス･ベーコン ）
57.
（孤独を通して）自分を愛する、つまり自分で自分を味わう仕方を覚えると、その面白さは、つまらない友達といることなんかより、はるかに面白い。
人生の大事なことついて、心ゆくまで考えることができるからだ。
（ 池田晶子 ）
58.
人間の現実社会は、他者の群れのなかに、なんとか多数派である自分の姿を見つけようとするゲームだ。
（ ジャック・ラカン ）
59.
光を与えれば、人は自ずと道を見つける。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
60.
普遍的な真理に対して人がいかに無関心でも、個別的な真理に対しては実に執着が強い。
（ ショーペンハウアー ）
61.
すべての享楽を抹殺するものを讃美し、
享楽を拡大するものを非難し、
窮乏をよしとし、
自己放棄を徳とする。
（ ジェレミー・ベンサム ）
62.
自制とは、理性に従いて人間の欲求を抑制することなり。
（ キケロ ）
63.
結婚は、個人を孤独から救い、彼らに家庭と子供を与えて、空間の中に安定させる。
生存の決定的な目的遂行である。
（ ボーヴォワール ）
64.
運命は、光が物を浮かび上がらせるように、我々の美徳悪徳を浮かび上がらせる。
（ ラ・ロシュフコー ）
65.
この地上にて最も小なるものは貪欲、快楽欲、大言壮語であり、最も大いなるものは寛容、柔和、慈悲心なり。
（ エピクテトス ）
66.
貞淑とは情熱の怠惰である。
（ ラ・ロシュフコー ）
67.
生きるためには、食べなければならない。
食べるためには、稼がなければならない。
そのためには、仕事をしなければならない。
この「しなければならない」の繰り返しが、大人の言うところの「生活」だ。
（ 池田晶子 ）
68.
大衆とは、善い意味でも悪い意味でも、自分自身に特殊な価値を認めようとはせず、自分は「すべての人」と同じであると感じ、そのことに苦痛を覚えるどころか、快感すら覚える。
（ オルテガ ）
69.
学問とはわずかな時の間に、
数百千年の人類の経験を受け取ることである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
70.
まるで死んでいるような人間が、死ぬのをいちばん嫌がる。
（ ラ・フォンテーヌ ）
71.
哲学の正しい方法とは、
語ることが出来るもの以外に語らないということ。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
72.
施しは、相手の不幸を苦しむことだ。
まるで苦しむ責任があるかのように。
（ ヴォーヴナルグ ）
73.
愛または憎しみと共演しないとき、女は凡庸な役者だ。
（ ニーチェ ）
74.
人生はイチゴの味がする。
（ アラン ）
75.
良心は魂の声であり、情熱は肉体の声である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
76.
人は思っているほど、幸福でもないし、不幸でもない。
（ ラ・ロシュフコー ）
77.
あらゆる偉業は、燃える心の勝利の産物である。
（ エマーソン ）
78.
善はただ一つしかない。
それは自分の良心に従って行動することである。
（ ボーヴォワール ）
79.
人は賢明になればなるほど、
ますます腰を低くして
他人から学ぼうとする。
（ ロジャー・ベーコン ）
80.
しつけの目的は、
自分で自分を支配する人間をつくることであって、
人に支配される人間をつくることではない。
（ ハーバート・スペンサー ）
81.
「生きること」は、単に呼吸をすることではなく、「活動する」ことである。
それは我々の全器官を、感覚を、機能を利用すること、つまり、我々に「生きている」という感覚を与える肉体のあらゆる部分を利用することである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
82.
恐怖は常に無知から生じる。
（ エマーソン ）
83.
最も優れた人々は、はかない物事を捨て去り、永遠の栄光を選ぶ。
しかし、多くの人々は、家畜のように腹一杯食べることを選ぶ。
（ ヘラクレイトス ）
84.
人は肯定において喜びを感じ、否定において悲しみを感ずる。
（ 柳田謙十郎 ）
85.
人間は半ば社会的な動物であり、半ば孤独な動物である。
（ バートランド・ラッセル ）
86.
満足した豚であるより、
不満足な人間であるほうがよい。
満足した馬鹿であるより、
不満足なソクラテスであるほうがよい。
（ J・S・ミル ）
87.
今日(こんにち)の良心とは幸福の要求である。
（ 三木清 ）
88.
真理はつねに迫害に打ち勝つという格言は、実際、あのほほえましい虚偽にすぎない。
つまり、人から人へと口真似されて、ついには決まり文句になるが、あらゆる経験によって反駁されるあの虚偽である。
歴史は、真理が迫害によって踏みにじられた実例に満ちている。
（ J・S・ミル ）
89.
生命の所有が短くなればなるほど、私はこの所有をますます深め、ますます充実させなければならない。
（ モンテーニュ ）
90.
人が真理を見出すのは、もはや現在（＝1770年)では禁書の中だけだ。
　
（ エルヴェシウス ）
91.
誇りは、慎ましさに包まれているときに最も成功するものだ。
（ シュヴァリエ・ド・メレ ）
92.
宗教は抑圧された生物の嘆息である。
（ カール・マルクス ）
93.
偉大な人物とは、思考が世界を治めると分かっている者のことである。
（ エマーソン ）
94.
言葉の意味は文脈によって決まる、つまり、（他者の）言葉は私的に使用できない。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
95.
冗談のうちに真実の言葉が語られることがなかなか多いものだ。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
96.
文体は、精神の現れた姿である。
他人の文体を真似ることは、仮面をかぶることに相当する。
（ ショーペンハウアー ）
97.
富は海水に似ている。
飲めば飲むほど渇く。
名声についても同じことが当てはまる。
（ ショーペンハウアー ）
98.
自己の過誤から学びうるがゆえに、知識が発展し、科学が進歩する
（ カール・ポパー ）
99.
金属は利用とともに光る。
（ オウィディウス ）
100.
青春というものは奇妙なものだ。
外部は赤く輝いているが、内部では何も感じられないのだ。
（ サルトル ）
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