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哲学者・思想家の名言
☆ ６月７日 ☆
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1.
誕生においては文明人はむつきでくるまれ、
死に臨んでは棺桶に釘を打たれる。
彼が人間の形式を保有する限り、
彼は我々の制度に束縛される。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
2.
学者や芸術家との交際においては、評価を反対に誤ることがよくある。
注目すべき学者の背後に凡庸な人間を、また、凡庸な芸術家の背後にしばしばきわめて注目すべき人間を見ることが希ではない。
（ ニーチェ ）
3.
修正の最初のステップは過ちの認識である。
（ セネカ ）
4.
人生は物語のようなものだ。
重要なのは、どんなに長いかということではなく、どんなに良いかということだ。
（ セネカ ）
5.
人間は物事それ自体によってではなく、これに関して抱いている考えによって苦しめられている。
（ モンテーニュ ）
6.
短所で引き立つ人もいれば、長所で見劣りする人もいる。
（ ラ・ロシュフコー ）
7.
子供の教育では、知識と能力を次第に結びつけるように努力することが必要である。
あらゆる学問の中でも、数学はこの要素を最も高度に満たすただ一つの方法であるように思われる。
（ カント ）
8.
火あぶりの拷問具や地獄などは必要としない。
他人の存在が地獄なのだ。
（ サルトル ）
9.
誰かに起こりうることは、誰にでも起こりうることである。
（ セネカ ）
10.
暇な時間は、かけがえのない財産である。
（ ソクラテス ）
11.
無礼とは、強者を真似した弱者の態度である。
（ エリック・ホッファー ）
12.
罪悪、苦悩は人間の精神的向上の要件である。
（ 西田幾多郎 ）
13.
この世は絶え間のないシーソーだ。
（ モンテーニュ ）
14.
罪は憎むべきものである、
しかし悔い改められたる罪ほど世に美しきものもない。
（ 西田幾多郎 ）
15.
褒める非難もあれば、けなす賞賛もある。
（ ラ・ロシュフコー ）
16.
私にとっての言語の限界こそが、私の限界である。
（ ヴィトゲンシュタイン ）
17.
金はこやしのようなもので、撒かなければ役に立たない。
（ フランシス･ベーコン ）
18.
学ぶのに、時間を費やしすぎるのは、怠惰である。
（ フランシス･ベーコン ）
19.
人が賛辞を呈するのは、それで自分が得をしようと思うからに過ぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
20.
目に見える水の流れは、地下を流れる水の量に比べると本当に少ないのと同じように、目に見える理想主義は、世の中の人々が心の中に閉じこめ、ほとんど出さないでいる理想主義に比べると本当に小さなものだ。
閉ざされているものを放ち、地下水を地表に導く。
人々はそれができる人が現れることを待ち焦がれている。
（ シュバイツァー ）
21.
恋は交戦の一種なり。
（ オウィディウス ）
22.
良心をもって残酷の苦患を加えることが、道徳主義者には一つの喜びなのだ。
これこそ彼らが「地獄」を発明した理由だ。
（ バートランド・ラッセル ）
23.
金を払う相手は先生だが、実際に私の息子を教育してくれたのは生徒たちだ。
（ エマーソン ）
24.
遊びは可能性の歓喜の声だ。
（ マルティン・ブーバー ）
25.
内的な祈りが欠けている限り、宗教は存在しない。
一方、この内的な祈りが起こって魂をかき立てる時は、たとえ形式や教義がなくても、必ず生きた宗教がある。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
26.
人間の最大の誘惑は、あまりにも小さなことに満足してしまうことだ。
（ トマス・マートン ）
27.
仕事は高貴なる心の栄養なり。
（ セネカ ）
28.
自然は自由であり、傲慢なる主人に左右されることなく、自然自身すべて自由勝手な独立行動をとっているものであって、神々とは関係がない。
（ ルクレティウス ）
29.
自信はヒロイズムの本質である。
（ エマーソン ）
30.
私は絶えずなにかを失くしてしまう。
そんなときは失くしたのではなく、見失っただけだと自分に言い聞かせて、安心する。
（ ジャン・グルニエ ）
31.
幸運と愛とは勇気とともにあり。
（ オウィディウス ）
32.
幸運をもたらす富や順境は素直に受け入れよ。
ただし、それを手放すときは渋るべからず。
（ アウレリウス ）
33.
礼儀正しさが人の本性に訴えかける働きは、熱がロウに伝える働きのごとし。
（ ショーペンハウアー ）
34.
自分にも他人にも、
またそれ以外の何物にも、
特別な価値を認めないという精神、
これがユーモア精神に他ならない。
（ 土屋賢二 ）
35.
私にとって真理であるような真理を発見し、私がそのために生きそして死ぬことを願うようなイデー（＝理念・理想）を見い出すことが必要なのだ。
（ キルケゴール ）
36.
人生は短い。
わずかな時しか生きられないからというよりも、そのわずかな時のあいだにも、私たちは人生を楽しむ時をほとんど持たないからだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
37.
敵か、それとも味方か。
私が攻撃すれば、敵になる。
私がなんの恐れも抱かず、
微笑してみせれば味方になる。
（ アラン ）
38.
世界ではなく、自分自身を征服せよ。
（ デカルト ）
39.
人間というものは、つねに利己的で神の助け以外には救いようがない。
（ オーギュスト・コント ）
40.
休息する時間がなければ継続できない。
（ オウィディウス ）
41.
たとえ神とは何であるか知らなくても、神をあがめることを知らない民族ほど野蛮な民族はない。
（ キケロ ）
42.
誰でも真の理性を以(もっ)て
人生の生活方針を定めようとするならば、
乏しさに甘んじて、
心を平静に生活することこそ
人間にとって此(こ)の上もない莫大な富なのである。
（ ルクレティウス ）
43.
自己の生涯のすべてを海外旅行で過ごすときは、多くの人と知り合いになるも友はなし。
（ セネカ ）
44.
人生の最大の分かれ目においては、常にまず「敢行」する事が大切だ。
（ カール・ヒルティ ）
45.
もっとよく知ったら我々の友達の列に加わりそうな人々を敵としてはならない。
（ ラ・ブリュイエール ）
46.
人を判断するには、
（問いに対して）どのように答えるかより、
どのような問いをするかによるべきである。
（ ヴォルテール ）
47.
物財の貧困は容易に癒されるが、魂の貧困はけっして癒されない。
（ モンテーニュ ）
48.
結婚生活は、双方がそこから多くの幸せを得ることを期待しなければ、幸福と呼べる可能性が高くなる。
（ バートランド・ラッセル ）
49.
狂気はどこにあるか。
それを汝らに植え付けねばならぬのだが。
（ ニーチェ ）
50.
乞食──乞食は一掃すべきである。
けだし何か恵むのもしゃくにさわるし、何もやらないのも、しゃくにさわるから。
（ ニーチェ ）
51.
かの金持ちは財産を所有するにあらず、奴の財産が奴を所有するなり。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
52.
我々は人から尊敬される価値がある、という自信がもっとあったならば、人々の尊敬を得ようという野心をそんなに持たないだろう。
（ ヴォーヴナルグ ）
53.
正しく理解するなら、数学には真理だけでなく、最高の美しさ──彫刻芸術が持つような冷たく厳しい美しさ──もある。
（ バートランド・ラッセル ）
54.
虚栄は理性以上に、我々に我々の思考に反することをさせるのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
55.
人生はそれを感じる人間にとっては悲劇であり、考える人間にとっては喜劇である。
（ ラ・ブリュイエール ）
56.
人間は心構えを変えることによって、その人生を変えることができる。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
57.
自分がこうしたいと思う映像を頭に思い浮かべ、その映像をずっと抱き続けていると、じきに考えていた通りのことが起きるものなのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
58.
保守主義者が常に愚かであるとは限らないが、愚者の最たるものは決まって保守主義者である。
（ J・S・ミル ）
59.
死の持つ恐怖はただ一つ。
それは明日がないということである。
（ エリック・ホッファー ）
60.
我らは常に命の短きを嘆きながら、あたかも命の尽きる時期などなきがごときに振る舞う。
（ セネカ ）
61.
三十年の結婚生活の後にも、貞淑な妻に優雅ささえあれば、彼女は結婚の最初の日のように夫の気に入る。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
62.
自分で名言を吐く以外の最善の方法は、引用することである。
（ エマーソン ）
63.
人を不安にするのは、物事ではない。
物事についての意見だ。
（ エピクテトス ）
64.
「何者かであり続けている」ことへの不安から、何者にもなれない人たちがいる。
（ エリック・ホッファー ）
65.
頭が水に潜っていたときに空気を欲しがったぐらい知恵を欲すれば、君は英知を得るであろう。
（ ソクラテス ）
66.
自分の偏見を組み立て直しているにすぎないのを、「思考」していると勘違いしている者が非常に多い。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
67.
家に終始いることは精神病の一種を育む。
この意味では、どんな家も病院だ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
68.
虚栄心の強い者は抜きん出たいと思うよりも、自己が秀でていると思ったがゆえに、自己欺瞞や自己謀略のいかなる手段も嫌うことがない。
（ ニーチェ ）
69.
男は女同士の憎悪の原因である。
（ ラ・ブリュイエール ）
70.
歴史は必ず繰り返す。
最初は悲劇として、二度目は茶番劇として。
（ カール・マルクス ）
71.
君の運命は、
君の性格の余韻であり、
結果である。
（ ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー ）
72.
肉体の労苦は精神の労苦を癒す。
それこそ貧乏人を幸せにする。
（ ラ・ロシュフコー ）
73.
頑固者は、
打ち砕くことはできるが、
服従させることはできない。
（ セネカ ）
74.
ひどく悩んだり、我慢ならぬと思ったとき、人生は束(つか)の間であり、いつかは誰でも葬り去られることを思え。
（ アウレリウス ）
75.
微笑したり首をすくめたりすることは、
心配事に対する対策として知られている。
（ アラン ）
76.
第一に必要なのは大胆さ、第二に必要なのも大胆さ、第三に必要なのも大胆さだ。
（ キケロ ）
77.
艱難(かんなん)に会って初めて真の友を知る。
（ キケロ ）
78.
困難は厳正なる教師である。
（ エドマンド・バーク ）
79.
聞き上手は一つの技術である。
（ エピクテトス ）
80.
干渉好きの老人ほど、見苦しいものはない。
（ エピクロス ）
81.
私の疲れた心よ。
生きるということはなんと困難なことだろうか。
（ アミエル ）
82.
善意の過ちは許せ。
（ カール・マルクス ）
83.
忍耐は平安を、性急は後悔を刈り入れる。
（ アヴィケブロン ）
84.
愛の中には、つねにいくぶんかの狂気がある。
しかし狂気の中にはつねにまた、いくぶんかの理性がある。
（ ニーチェ ）
85.
毎日少なくとも一回、何か小さなことを断念しなければ、毎日は下手に使われ、翌日も駄目になるおそれがある。
（ ニーチェ ）
86.
黙するは高き叫びである。
（ キケロ ）
87.
運の悪い人は安心せよ、それ以上の悪運はないのだから。
（ オウィディウス ）
88.
われわれは自分の言葉を統御していると考えているが、しかし、われわれが言葉によって支配され統御されているのである。
（ フランシス･ベーコン ）
89.
神さま、死の間際になって、やっと気づきました。
あなたはそもそも生きたことがおありではなかったのですね。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
90.
氷の上をすべるには、スピードを出すほうが安全だ。
（ エマーソン ）
91.
恋の始めも終わりも、二人だけの場合には当惑を感ずるものである。
（ ラ・ブリュイエール ）
92.
適当に語るには多くの技巧を要するにしても、黙っているのにも、それ以上の技巧が必要である。
（ ラ・ロシュフコー ）
93.
世の最大の改革は、
利己的な行為の改革である。
（ エマーソン ）
94.
豊かな人間とは、自身が富であるような人間のことであって、富を持つ人間のことではない。
（ カール・マルクス ）
95.
思慮は何にもまして堅固なる城壁なり。
なぜならば、それは決して倒壊することも、敵の手に渡されることもないゆえなり。
（ アンティステネス ）
96.
人間は汚れた流れである。
それを受け入れて、しかも不潔にならないためには、我々は大海にならなければならない。
（ ニーチェ ）
97.
人はみな、自分の幸福を望んでいる。
しかし、文明の技術の上で一つとなった今日の世界では、
他人の幸福を望む気持ちが一つにならない限り、
自分の幸福を望んでも無駄である。
（ バートランド・ラッセル ）
98.
恋は遅く来るほど激しい。
（ オウィディウス ）
99.
人間が神の失敗作にすぎないのか、それとも神が人間の失敗作にすぎないのか。
（ ニーチェ ）
100.
哲人が首長たり、首長が哲人たる国家は幸いなり。
（ プラトン ）
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