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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ８月７日 ☆
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1.
酒は、人を魅了する悪魔である。
うまい毒薬である。
心地よい罪悪である。
（ アウグスティヌス ）
2.
夢想は思考の日曜日。
（ アミエル ）
3.
なるほどぼくは人生の主人ではなく、人生の織物のなかに織り込まれるべき一本の糸にすぎない。
それでよろしい。
ぼくは織ることはできないにしても、糸を切ることはできるのだ。
（ キルケゴール ）
4.
当人が偉大になればいい。
そうすれば恋のほうから必ずあとについてくる。
（ エマーソン ）
5.
自分というものを持って、固く自立している人には、宇宙もまたその味方をして立つ。
（ エマーソン ）
6.
もろもろの偉大な思想は心から来る。
（ ヴォーヴナルグ ）
7.
（永遠平和は）経験に教えられた我々が、絶対に努力すべきであるし、またそれが可能なことは、「理想としての戦争」という考え方のいかなる残骸をも駆逐し、それを完全に根絶することである。
（ ベネデット・クローチェ ）
8.
神より賦与されたる人生は短きも、楽しく送りし人生の記憶は永遠なり。
（ キケロ ）
9.
人生は後ろ向きにしか理解できないが、
前向きにしか生きられない。
（ キルケゴール ）
10.
知識は信仰に従わなければならない。
知識は信仰を出し抜いたり、ましてや、それを裂いたりしてはならない。
（ オーギュスト・コント ）
11.
この人生は生きる価値があると言えるだろう。
なぜなら、人生は自分で作るものであるからだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
12.
恋愛のために出世をすべて犠牲にするのは、痛ましくも英雄的である場合もあるが、愚行であろう。
だが、出世のために恋愛をすべて犠牲にすることも同じく愚行で、けっして英雄的ではない。
（ バートランド・ラッセル ）
13.
希望喪失はすでに敗北の先取りである。
人間にできることがなお残されている限り、希望を失うことは許されない。
（ カール・ヤスパース ）
14.
人は手に入れたものよりも、期待をかけるものを楽しむ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
15.
二流の思想家というのは、おそらく困難を遠くからながめ、防御態勢をとる人々だろう。
これでは戦わぬ先に疲れてしまう。
（ アラン ）
16.
書物を読むということは、
他人が辛苦(しんく)して成し遂げたことを、
容易に自分に取り入れて、自己を改善する最良の方法である。
（ ソクラテス ）
17.
本当に何でも話せる相手は、二、三人だけだ。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
18.
私が転向すれば向こうも転向するとか、
私が認める言い分を向こうも認めるとか
いうような友人はいりません
（そういうことなら影法師の方が上手にやってくれます）。
欲しいのは
私と同じ真実を言ってくれる友人、
自分の意志に従っての決断が
私の決断と同じになる友人です。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
19.
人間が神の失敗作にすぎないのか、それとも神が人間の失敗作にすぎないのか。
（ ニーチェ ）
20.
誰もがその収入を公表はしない。
ただ収入によって得たものを見せびらかすだけである。
（ モンテーニュ ）
21.
人は嫉妬するのを恥じるが、嫉妬したことがあるということや、嫉妬できることを誇りに思う。
（ ラ・ロシュフコー ）
22.
一番の獣が一番にぎやかなところに住んでいる。
（ バルタザール・グラシアン ）
23.
我々は朝を生の本質と見、これを神聖に扱わなくてはならない。
（ ショーペンハウアー ）
24.
人生は短い。
人間に与えられた時間は、束の間の虹のごとくである。
（ セネカ ）
25.
道徳的現象なるものは存在しない。
あるのはただ、現象の道徳的解釈である。
（ ニーチェ ）
26.
本当の癒しは、
安易な自己肯定によるものではなく、
「否定」をくぐり抜けた結果でなければならない。
（ 中沢新一 ）
27.
害徳の名誉は、これから手に入れなければならない名誉の担保である。
（ ラ・ロシュフコー ）
28.
人間には二種類しかない。
一つは自分を罪人だと思っている善人であり、他の一つは、自分を善人だと思っている罪人である。
（ ブレーズ・パスカル ）
29.
いかなる道によって自由に到達すべきか、と汝は問う。
そのためには善悪を、衆俗の示すところによってではなく、自分自身で区別することを覚えなければならない。
（ セネカ ）
30.
祈りとは、無益に言葉を弄(ろう)することではなく、何かもったいぶった呪文を繰り返すことでもない、それは魂の働きそのものだ。
魂がその存在を感じる神秘的な力と親しく接触することだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
31.
希望を持たぬ者は、絶望することもない。
（ セネカ ）
32.
格言は哲学者たちの機知のほとばしりである。
（ ヴォーヴナルグ ）
33.
金銭、快楽、名誉を愛する者は、人を愛することができない。
（ エピクテトス ）
34.
どんな長所をもった人物も、
世間の支持がなければ、
石ころだらけの道を歩まねばならない。
（ バルタザール・グラシアン ）
35.
ひとたび決断を下し、あとは実行あるのみとなったら、その結果に対する責任や心配を完全に捨て去ろう。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
36.
後になって、事態がさほどひどくはならなかったと言って、
事前に警鐘を鳴らした人々をあざけるのは、
不当さの極まりと言えるだろう。
あざけりの的になったものこそ、
人々に貢献しているのかもしれない。
（ ハンス・ヨナス ）
37.
民主制は、虚栄心の強いエゴイズムがよってたかってする山分けにほかならない。
（ アミエル ）
38.
ある程度孤独を愛することは、静かな精神の発達のためにも、また、およそ真実の幸福のためにも、絶対に必要である
（ カール・ヒルティ ）
39.
理性とは、
物事を論理的、概念的に思考する能力のことである。
宗教的な経験や感性を重視して
短絡的に理性を否定するのも、
理性を絶対とするのも
行き過ぎだというのである。
（ ブレーズ・パスカル ）
40.
人間の幸福の敵は、苦痛と退屈である。
（ ショーペンハウアー ）
41.
子供はすべての慰めになる。
子供を持っているという悩みを除いては。
（ イポリット・テーヌ ）
42.
人生にあるのは三つの出来事のみだ。
生まれること、生きること、そして死ぬこと。
人は誕生を意識せず、死を前に苦しみ、そして生きていることを忘れる。
（ ラ・ブリュイエール ）
43.
子供の教育では、知識と能力を次第に結びつけるように努力することが必要である。
あらゆる学問の中でも、数学はこの要素を最も高度に満たすただ一つの方法であるように思われる。
（ カント ）
44.
平和への希望が見えるや
ただちに平和を求め、
平和を持ち得ぬ限りは
戦争のための援助を捜し求める。
これが、正しい理性の命ずるところである。
（ トマス・ホッブズ ）
45.
我々は、
自分自身の行為と行動によって、
自らの労働によって、
自らの活動によって、
人生や他の人々や世界に対する自らの態度によって、
自分自身の人生を意味あるものとすることができるのです。
（ カール・ポパー ）
46.
我々の最も確かな保護者は我々の才能である。
（ ヴォーヴナルグ ）
47.
世間から高く評価されていても、
妻や召使いから見れば、
何一つ優れたところのない人がいる。
家中(かちゅう)の者から絶賛された人など聞いたことがない。
（ モンテーニュ ）
48.
真の快楽は節制に伴う。
（ アリスティッポス ）
49.
人生は物語のようなものだ。
重要なのは、どんなに長いかということではなく、どんなに良いかということだ。
（ セネカ ）
50.
誘惑に恐れる者には、すべてが誘惑となる。
（ ラ・ブリュイエール ）
51.
気持ちよく断ることは半ば贈り物をすることである。
（ フリードリッヒ・ブーテルベーク ）
52.
人間は、もはや誇りを持って生きることができないときには、
誇らしげに死ぬべきである。
（ ニーチェ ）
53.
結婚というのは、人々が愛に、ある宗教的表現を与えることと、愛を宗教的義務に高めることのほか、何を意味するつもりなのか。
（ キルケゴール ）
54.
永遠平和などというものは、永遠のユートピアである。
なぜならそれは、苦悩や危険と分かちがたく結びついた人間生活を動かすぜんまいを、破壊しようと志すことに他ならないからである。
（ ベネデット・クローチェ ）
55.
習慣という専制王国では、
人間進歩の永続的な障害が見られる。
（ J・S・ミル ）
56.
最も教育された者とは、人生のよいことにも悪いことにも最もよく耐えられる者である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
57.
愛情を受け取る人間は、一般的にいえば、愛情を与える人である。
（ バートランド・ラッセル ）
58.
うんざりした気持ちを癒やすには、ウイスキーを一杯やって忘れようとするより、仕事に打ち込んで一生懸命になるほうが、よほど効果的である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
59.
ただ一つ人間の良心のみが、あらゆる難攻不落の要塞よりも安全である。
（ エピクテトス ）
60.
問題の結論を説得力のあるものにするためには、
提示された前提や導出では不十分であると指摘し、
もっと良い論証を示すように要求することが、
（本来あるべき形の）批判なのです。
（ 金杉武司 ）
61.
人道主義は、人間を一つの目的のために決して犠牲にしないことより成り立つ。
（ シュバイツァー ）
62.
食べ物を一番上手に味つけするのは空腹である。
（ ソクラテス ）
（ 空腹（飢え・食欲）が料理（食べ物・食事）を美味しくする ）
63.
人に退屈だと思われないようにすることを大切だと思っている人々に限って、きまって我々を飽きさせる。
（ ラ・ロシュフコー ）
64.
全ての芸術、全ての教育は、単に自然の付属物に過ぎない。
（ アリストテレス ）
65.
付き合いがまずくなるのは、言葉が誤解されるときではなく、沈黙が理解されないときである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
66.
将来を思い煩うな。
現在為すべきことを為せ。
その他は神の考えることだ。
（ アミエル ）
67.
サイが投げられた自分の運命に
自分自身を適応させよ。
運命の女神が共に生きるように定めた仲間を愛せよ。
（ アウレリウス ）
68.
いったん灰になることがなくて、どうして新しくよみがえることが望めよう。
（ ニーチェ ）
69.
しつけ三原則──
「ハイの返事」「あいさつ」「はきものをそろえる」
（ 森信三 ）
70.
金はこやしのようなもので、撒かなければ役に立たない。
（ フランシス･ベーコン ）
71.
人間は、目標を追い求める動物である。
目標へ到達しようと努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。
（ アリストテレス ）
72.
生命の所有が短くなればなるほど、私はこの所有をますます深め、ますます充実させなければならない。
（ モンテーニュ ）
73.
美貌のためにある女を愛する人は、その女をいつまでも愛するであろうか？
否である。
（ ブレーズ・パスカル ）
74.
たくさんのことを生半可に知っているよりは、何も知らないほうがよい。
（ ニーチェ ）
75.
私たちは他人の不幸に堪えられるだけ十分幸福なのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
76.
恋愛と友愛は互いにしりぞけ合う。
（ ラ・ブリュイエール ）
77.
他の人に懺悔してしまうと、当人は自己の罪は忘れるが、たいてい相手の人はそれを忘れない。
（ ニーチェ ）
78.
勇気は恐怖を克服する徳。
（ アラン ）
79.
もし我々にまったく欠点がなければ、他人のあらさがしをこれほど楽しむはずはあるまい。
（ ラ・ロシュフコー ）
80.
運命を信じれば、運命が決まる。
自由を信じれば、無限の可能性が生まれるだろう。
（ アイン・ランド ）
81.
雄弁家はその深遠さにおいて足りないところを話の長さで補う。
（ モンテスキュー ）
82.
不真実は本来的に悪であり、あらゆる平和の破壊者である。
（ カール・ヤスパース ）
83.
自分の心に描く夢の実現に向かって努力する時、
普段なら思いもよらぬ成功が得られる。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
84.
まず自分をこの世に必要な人間とせよ。
そしたらパンは自然に得られる。
（ エマーソン ）
85.
敵を憎み、復仇しようとするのは弱さのためであり、落ち着き払って敵を討とうともしないのは怠慢のためである。
（ ラ・ブリュイエール ）
86.
才気は多くの無用な思想を持つことにあり、
良識は必要な知識をよく身につけることにある。
（ ジョセフ・ジュベール ）
87.
電子メディアの時代には、
問題があまりにも個人化され、
大きな視野で問題を取り扱わない傾向がある。
議論の水準を高めるためには、
知識人の存在は必要だ。
（ ユルゲン・ハーバーマス ）
88.
社交においては、我々の優れた特性によってよりも、欠点によって気に入られることのほうが、かえって多い。
（ ラ・ロシュフコー ）
89.
先へ進めば進むほど道がひらけてくるなんてのは、神様かわずかなたぐい稀な天才のほかにはありませんな。
（ ドゥニ・ディドロ ）
90.
過ちを犯すことは恥ずべきことではない。
むしろその過ちがわかった後も、その過ちを改めようとしないで、繰り返すのは恥ずかしいことだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
91.
威厳と恋は融合することなく、
また、ともに永く持続するものにあらず。
（ オウィディウス ）
92.
民衆は
情熱から蜂起するのではなく、
苦痛の焦慮(しょうりょ)から反旗をひるがえす。
（ エドマンド・バーク ）
93.
ひとは、
思いどおりにならないもの、
理由がわからないものに取り囲まれて、
苛立ちや焦り、不満や違和感で
息が詰まりそうになると、
その鬱(ふさ)ぎを突破するために、
じぶんが置かれている状況を
わかりやすい論理にくるんでしまおうとする。
（ 鷲田清一 ）
94.
私の生涯において、郵便料金に値する手紙は一つか二つだった。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
95.
普通の身体組織を持っている人はみな、精神についてもほぼ等しい素質を持っている。
（ エルヴェシウス ）
96.
想像力は、現実に持ち込まれた主観以外の何ものでもない。
（ ガストン・バシュラール ）
97.
人間は本来、他人をだましながらだまされるように生まれついている。
（ ヴォーヴナルグ ）
98.
自己とは何ぞや、
これ人生の根本問題なり。
（ 清沢満之 ）
99.
追いつめられた若者が意を決して、「世間」という暴れん坊の顎ひげを引っ張ると、すぽりと手の中に抜け落ちることがある。
よく見直すと、それは、臆病者を追い払うためのつけひげなのだ。
（ エマーソン ）
100.
快楽に浸る者は暗愚であり、高慢、過大な自己評価、他人へのさげすみ、盲目的で分別のない自己利益の追求、気ままなぜいたく、怠惰など、これらは快楽が生み出す最高の悪である。
（ セネカ ）
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