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哲学者・思想家の名言
☆ １２月７日 ☆
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1.
粗暴は弱さの一つのしるしである。
（ セネカ ）
2.
靴屋は素晴らしい靴をつくる。
それは彼が他に何もつくれないからだ。
（ エマーソン ）
3.
友人に本心を伝えることは、二つの相反する結果をもたらすということである。
それは喜びを二倍にし、悲しみを半分に切りつめるからである。
（ フランシス･ベーコン ）
4.
ロウソクが消えた中では、どんな女も美しい。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
5.
重要な思想を誰にでもわからせるように表現するほど難しいことはない。
（ ショーペンハウアー ）
6.
例外はあるでしょうが、貧乏人は自分より哀れな境遇の人への同情心は強いが、自分より暮らし向きのよくなった人への反感が強く、富裕な人は時として同情心は強くないけれども、人の成功をも喜ぶ傾向が強いと言えるようです。
（ 渡部昇一 ）
7.
雄弁家はその深遠さにおいて足りないところを話の長さで補う。
（ モンテスキュー ）
8.
この人生劇場において、
観客たるべき神と天使のためにのみ
精力を蓄えておくべきなり。
（ ピタゴラス ）
9.
男は女同士の憎悪の原因である。
（ ラ・ブリュイエール ）
10.
箴言は書き手の心を暴露する。
（ ヴォーヴナルグ ）
11.
人間の将来は危険にさらされている。
……世界が現在の苦悩から脱却し、また、事態の処理を残忍な山師に任せず、真の知恵と勇気とを持つ人間に任せることを知る日の来ることを私は期待している。
（ バートランド・ラッセル ）
12.
高みをめざす人は、不遇なときに意気を強く持ち、得意の絶頂のときには、何か自分の成功に誤りはないかと、反省しているものです。
（ 梅原猛 ）
13.
子供の教育は、過去の価値の伝達にはなく、未来の新しい価値の創造にある。
（ ジョン・デューイ ）
14.
忠告とは雪のようなものだ。
穏やかに降るほど、長く消えずに残り、心に染み込んでいく。
（ コールリッジ ）
15.
自制とは、理性に従いて人間の欲求を抑制することなり。
（ キケロ ）
16.
我々は自分の健康を大切にする。
貯蓄をし、家の屋根を丈夫にし、衣服を十分に整える。
だが、あらゆる財宝のうちで最高のもの、「友人」という財宝を備えようとする賢者はどこにもいない。
（ エマーソン ）
17.
第一に必要なのは大胆さ、第二に必要なのも大胆さ、第三に必要なのも大胆さだ。
（ キケロ ）
18.
自己教育の真の方法は、すべてのことを疑ってみることである。
（ J・S・ミル ）
19.
世論は振り子の運動の法則に従う。
（ ショーペンハウアー ）
20.
人は幸せだから歌うのではない。
歌うから幸せなのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
21.
最善の解決策は常に、
最も単純な解決策である。
（ オッカムのウィリアム ）
22.
自分にとって自分の心の奥で真実だと思えることは、万人にとっても真実だと信じること、それが普遍的精神というものだ。
（ エマーソン ）
23.
甘やかしとは、頼まれもしないことをすること。
（ 岸見一郎 ）
24.
心の中に未来にふさわしいビジョンを描け。
そして、自分を過去の末裔(まつえい)であるという迷信を忘れるんだ。
あの未来の生を思い巡らせば、工夫し、発明すべきものが限りなくある。
（ ニーチェ ）
25.
知識がなくて想像力を持っている人間は、
足がないのに翼を持っているようなものだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
26.
愛なしに与えることはできても、与えずに愛するのは殆ど不可能である
（ ウラジミール・ジャンケレヴィッチ ）
27.
愛とは、最愛の人の愛すべき資質を称え、大事にすることだ。
あなた自身が、その行為の対象である、という条件において。
（ コールリッジ ）
28.
健康には自由がある。
健康は、すべてにおいて自由をもたらす、第一のものである。
（ アミエル ）
29.
青春というものは奇妙なものだ。
外部は赤く輝いているが、内部では何も感じられないのだ。
（ サルトル ）
30.
学問をあまりに奥飾りに用いるのは気取り屋である。
（ フランシス･ベーコン ）
31.
賢人のごとく考え、
凡人のごとく語れ。
（ アリストテレス ）
32.
汝自身を知れ。
（ ソクラテス ）
33.
最も熱烈な恋愛は、最も冷たい週末を有す。
（ ソクラテス ）
34.
相手側の言い分を聞いてやろう、
という気持ちがなくなったら、
もうその人の負けである。
（ ラ・ロシュフコー ）
35.
民主制は、虚栄心の強いエゴイズムがよってたかってする山分けにほかならない。
（ アミエル ）
36.
人は手に入れたものよりも、期待をかけるものを楽しむ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
37.
読書は充実した人間を作り、
会話は機転の利く人間を作り、
書くことは正確な人間を作る。
（ フランシス･ベーコン ）
38.
事実になりうる可能性が考慮されなかったというただそれだけの理由で、長い間もしくは全く、実効のないままに置き去りにされてきた真理は少なくないのです。
（ シュバイツァー ）
39.
自分の言ったことを決して取り消さない人は、真理よりおのれを愛する人間である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
40.
神さま、死の間際になって、やっと気づきました。
あなたはそもそも生きたことがおありではなかったのですね。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
41.
金(かね)が人生で何をなしうるか、金が人生で何をなしえないか。
この二つの問題を正しく解く人は、金の真の正当な価値を知る人である。
（ サンタヤーナ ）
42.
家族の真の喜びは、子供たちに尊敬されると同時に子供を尊敬し、必要なだけの訓練は施すけれども、決して程度を越えないことを知っている両親たちのみに与えられる。
そのような両親たちは、子供が独立を要求する時のあの恐ろしい紛争を知らずにすませるであろう。
（ バートランド・ラッセル ）
43.
雄弁とは、適切なことを言って、後は黙ることだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
44.
生命の神聖視は、生命そのものを絶対唯一の意味あるものと見なすようになるのでは、真実なものではなく、偽りもので、生命のあり方の全体にとって有害である。
そうなると人間が超越者の位置を占めるようになり、これは事実上信仰喪失の現れである。
（ カール・ヤスパース ）
45.
愛が恐れているのは、愛の破滅よりも、むしろ、愛の変化である。
（ ニーチェ ）
46.
肉体のために生きるのではなく、肉体なしには生きられないように振る舞うべきである。
（ セネカ ）
47.
人生はつねに幸福でない。
善き人生のみが幸福なのだ。
（ セネカ ）
48.
貧しくとも、君の生活を愛したまえ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
49.
崇高なものは我々を感動させ、美しいものは我々を魅了する。
森は夜崇高であり、昼美しい
（ カント ）
50.
人間は政治的動物である。
（ アリストテレス ）
51.
己の秘密を守ることは、
他人の秘密を守ることよりも堅い。
（ エマーソン ）
52.
利欲は飽きることを知らず。
（ ピタゴラス ）
53.
異常なまでに高められた常識のことを、世間は知恵と呼んでいる。
（ コールリッジ ）
54.
たった一人の人だけ愛し、他のみんなのことなど気にかけないような、そんな愛は愛ではありません。
それは、一緒に暮らすだけの結合か、さもなければ広い意味の自己中心主義です。
（ エーリヒ・フロム ）
55.
裁判官としての職務は、法律を解明することに存し、法理を制定することではない。
（ フランシス･ベーコン ）
56.
天才とは自ら法則を作るものである。
（ カント ）
57.
賢明さと幸福は非常に接近している
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
58.
精神の闘いでは、独身者のほうが世帯者よりもずっと危険をおかし得る。
（ キルケゴール ）
59.
アドバイスは結果を見てから評価されるものだ。
その意図によってではない。
（ キケロ ）
60.
結局、
人は狙ったものしか
射止めることができない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
61.
時ほど速く過ぎ去るものはない。
（ オウィディウス ）
62.
人生の夕べは、
そのランプを携えて来る。
（ ジョセフ・ジュベール ）
63.
「そんな難しいことはできない」と言う前に、
まずやってみることです。
結論はそれからでも遅くありません。
（ エマーソン ）
64.
見なさい。
（書物の）執筆者たちが高度に気持ちを張りつめても、
最も賢明な執筆者でさえ、
一つの論拠の周りに、
どんなに浮薄な論を、
じっくり読めばすぐ判(わか)る実体のない論を撒き散らしているかを。
いずれも、我々を瞞着(まんちゃく)する
口先だけの屁理屈にすぎないのだ。
（ モンテーニュ ）
65.
未来を気づかう心は悲惨なり。
（ セネカ ）
66.
我々が良識の持ち主だと判断する相手は、
ほとんど我々と同意見の人々だけに限られる。
（ ラ・ロシュフコー ）
67.
よりいっそう愛するよりほかに、恋に対する治療法はない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
68.
人間の最大の誘惑は、あまりにも小さなことに満足してしまうことだ。
（ トマス・マートン ）
69.
無礼とは、強者を真似した弱者の態度である。
（ エリック・ホッファー ）
70.
私にしてみれば、快楽や恥辱のうちにあって喜んでいる者のほうが、艱難に耐えているとおぼしい者よりなお、同情に値する。
（ アウグスティヌス ）
71.
親友とは心の底を打ち明けられる人間のことである。
彼の前では思ったことが言える。
人が最後まで身に着けている下着である
偽善、礼儀、熟考までかなぐり捨てることができる。
（ エマーソン ）
72.
原則を立てる際に、わかりやすさと厳密な正確さのどちらの特質を優先させるか、という問題がある。
明らかに、この問いかけそのものに正しくない前提が含まれている。
というのも、厳密な正確さには、おそらくわかりやすさが欠けているだろうと仮定されているが、実はその逆も成り立つからである。
（ ダランベール ）
73.
自分の心の奥底にある考えだけが、真実と生命を内に秘めている。
人間が本当に完全に理解できるものは、これしかないからである。
（ ショーペンハウアー ）
74.
ある程度孤独を愛することは、静かな精神の発達のためにも、また、およそ真実の幸福のためにも、絶対に必要である
（ カール・ヒルティ ）
75.
沈黙が金なのだ。
不在が神なのだ。
神とは人間の孤独さだ。
俺しかいなかったのだ。
（ サルトル ）
76.
民主政治は専制政体と変わらない。
なぜならば、民主政治とは全員がひとりの意志を無視し、時にはこれに逆らって議決し得る。
という全員ならぬ全員が、議決し得る執行権を認めるからである。
（ カント ）
77.
子どもに純真な心をも持ち続けさせるよい方法は一つしかないと思われる。
それは、子どものまわりにいるすべての人が純真なものを尊重し、愛することだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
78.
人生は尻尾(しっぽ)のようなものである。
いかに長いかではなく、いかに良いかが大切なのである。
（ セネカ ）
79.
宴席で作法を守るように人生の作法を守ることを忘れてはならない。
ご馳走が回ってきて自分の前に来たら、手を伸ばして礼儀正しく一人分を取る。
次に回っていくのを滞らせることのないように。
まだ回ってこないうちから欲しそうにしないで自分の前に来るまで待つように。
子供についても妻についても地位についても富についても同じ事である。
（ エピクテトス ）
80.
結婚は鳥かごのようなものだ。
外にいる鳥たちはいたずらに中に入ろうとし、中にいる鳥たちはいたずらに外に出ようともがく。
（ モンテーニュ ）
81.
未来を構成する要素は、現在を構成する要素と何ら変わらない。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
82.
多く考える人は党員には向かない。
というのは党派などを突き抜けて考えてしまうからである。
（ ニーチェ ）
83.
我々は、どんなものでも自分自身のためにしか愛することができない。
（ ラ・ロシュフコー ）
84.
人間を真理に導くには、力ずくによってではなく、理性によってでなくてはならない。
（ ドゥニ・ディドロ ）
85.
肉的愛、言いかえれば外的美から生ずる生殖欲、また一般的には精神の自由以外の他の原因を持つすべての愛は容易に憎しみに移行する。
（ スピノザ ）
86.
どこの国にも、もっと広い視野に立てる人間がたくさんいるにちがいない。
どこの国の人間であれ、そういう能力を持った人々にこそ、人間に味方しようとする者は呼びかけるべきだ。
（ バートランド・ラッセル ）
87.
美の持つ説得力は、いかなる紹介状にもまさる。
（ アリストテレス ）
88.
虚栄はあらゆる人間的なもののうち最も人間的なものである。
（ 三木清 ）
89.
憎悪から友情までの距離は、反感から友情までの距離ほど遠くはない。
（ ラ・ブリュイエール ）
90.
恋愛と友愛は互いにしりぞけ合う。
（ ラ・ブリュイエール ）
91.
人生はただ動くことでなくて作ることであり、単なる存在でなくて形成作用であり、またそうでなければならぬ。
（ 三木清 ）
92.
過去が現在に影響を与えるように、未来も現在に影響を与える。
（ ニーチェ ）
93.
人間が教育・陶冶(とうや)の文化的要素を自分のものにすることができれば、それが彼らの思考と意欲の生活を形作り、少なくとも部分的には、自分自身に直接重要な事柄にだけでなく、個人を越えた大きな目標に専心する誘因となるのである。
（ バートランド・ラッセル ）
94.
文明人は鉄道客車をつくったが、
自己の足を使うことを失った。
（ エマーソン ）
95.
人は、生涯の最初の四十年間で本文を著述し、続く三十年間で、これに対する注釈を加えていく。
（ ショーペンハウアー ）
96.
君の意見に賛成できないが、君が意見を述べる権利は死んでも守る。
（ ヴォルテール ）
97.
私たちの生活の９０パーセントは感情によって支配されている。
（ ホワイトヘッド ）
98.
私は、（その人から）何も学ぶべきものがないほど愚かな人に会ったことはない。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
99.
過ぎ去る時間とは失われた時間であり、怠惰と無気力の時間であり、いくたびも誓いを立てても守らない時間であり、しばしば引越しをし、絶えず金の工面に奔走する時間である。
（ サルトル ）
100.
世界が一つになるには、
理解と寛容が絶対必要である。
（ 中村元 ）
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