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今日の
哲学者・思想家の名言
☆ ８月１日 ☆
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1.
あらゆる世俗の知恵は、かつて何人かの賢者が唱えた、とっつきにくい所見を修飾したものである。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
2.
その人自身であり続けないなら、
その人の内には愛はない。
（ マルティン・ブーバー ）
3.
真実のよろこびというものは、深いかなしみの経験のないものには味わうことができない。
（ 柳田謙十郎 ）
4.
我々は己れのものを
他人と比較することなしに
愉しむのがよい。
他人が自分より幸福であることに
苦しめられるのであれば、
人はけっして幸福だとはいえない。
（ セネカ ）
5.
よい結婚はしたほうがよく、悪い結婚はしないほうがよい。
（ バートランド・ラッセル ）
6.
人間の運命は人間の手中にある。
（ サルトル ）
7.
我々は耳は二つ持っているのに、口は一つしか持たないのは、より多くのことを聞いて、話す方はより少なくするためなのだ。
（ ゼノン ）
8.
老人は民衆の威厳である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
9.
学ぶことは、変わることである。
（ 林竹二 ）
10.
どこから見ても確かな格言は、千のうち一つしかない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
11.
知は愛、愛は知である。
（ 西田幾多郎 ）
12.
簡単な言葉で言い表せないほど薄弱な思想は、捨て去って良い証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
13.
友情のための最大の努力は、友人に我々の欠点を見せることではない。
彼に彼の欠点を悟らせることだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
14.
何故(なにゆえ)に人間が社交するかといえば、自己の財産を保持したいからである。
（ ジョン・ロック ）
15.
はなはだしい災難は別にして、善悪いずれの場合にも、重大なのはその人にどんなできごとが起こったかということより、その人がそのできごとをどう受け止めたか、つまり、さまざまな観点から見たその人の感受の仕方や度合いである。
（ ショーペンハウアー ）
16.
人に好かれるための唯一の方法は、
畜生の中で最も愚かなものの皮をかぶることである。
（ バルタザール・グラシアン ）
17.
嫉妬は、
嫉妬される者の位置に自分を高めようとすることなく、
むしろ彼を自分の位置に低めようとするのが普通である。
嫉妬がより高いものを目指しているように見えるのは
表面上のことである、
それは本質的には平均的なものに向っているのである。
（ 三木清 ）
18.
才能が一つ多いほうが、
才能が一つ少ないよりもより危険である。
（ ニーチェ ）
19.
生まれて一度も、立派な決心をしない人はほとんどない。
ただそれが続かないのだ。
昨日結んだ紐(ひも)が、今日はや緩むのを見れば、明日は解けはせぬかと案じられるではないか。
結んだ紐は、日に日に締め直せば、固く締まってくる。
（ ジェームズ・ミル ）
20.
顔は精神の門にして、その肖像なり。
（ キケロ ）
21.
精神の高邁さとは、
非礼を平然と耐えること。
（ デモクリトス ）
22.
私は、世界中があまりにも働きすぎ、労働それ自体がすでに立派であり美徳であるという信念が非常に大きな害を引き起こしているので、近代的工業国家に対して、これまで説いてきたのとは全く違ったことを説く必要があるのではないかと思う。
（ バートランド・ラッセル ）
23.
脱皮できない蛇は滅びる。
意見を脱皮していくことを妨げられた精神も同じことである。
それは精神であることをやめる。
（ ニーチェ ）
24.
楽しいから笑うのではない。
笑うから楽しいのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
25.
力は正義なり。
（ プラトン ）
26.
日記は自分の内部に起こりつつある事を、はっきり当人に知らせてくれる。
（ サルトル ）
27.
人々は見る覚悟があるものだけしか見ることができない。
（ エマーソン ）
28.
「個人の自由」の名のもとに
ますます「私人」化されてきた個人の生活。
その背景には、
「私」企業での勤務と「私」生活にのみ意識を注ぎ、
公共的なことがらは「お上」にまかせるというふうに、
市民生活が「私」的なものへと縮まっているという事実がある。
（ 鷲田清一 ）
29.
女性の本質は献身であるが、その外形は抵抗である。
（ キルケゴール ）
30.
あたかも一万年も生きるかのように行動するな。
不可避のもの（＝人生の終わり）が君の上にかかっている。
（ アウレリウス ）
31.
人が真理を見出すのは、もはや現在（＝1770年)では禁書の中だけだ。
　
（ エルヴェシウス ）
32.
思慮を持ち、正義をかざしてその生涯を送らなければ、何者も決して幸福にはなれないだろう。
（ プラトン ）
33.
私は、単に笑いを誘うようなことを、楽しいとは言わない。
楽しさとはある種の魅力、つまり、どんな話題からも、たとえかなり深刻な話題からでも醸成される、快い雰囲気を指すのである。
（ ラ・フォンテーヌ ）
34.
幸福は趣味のうちにあり、物事のうちにはない。
（ ラ・ロシュフコー ）
35.
何か不運に見舞われそうになったら、
起こり得る最悪の事態について真剣に、慎重に考えてみよう。
この起こり得る最悪の事態をしっかり見据えたら、
それも結局大した災難ではないと思うための理由を考えてみよう。
その理由は必ずあるものだ。
（ バートランド・ラッセル ）
36.
極陰は陽に転ずることわりを
ただにし思へば心動ぜず
（ 森信三 ）
37.
信仰を持って闘えば、我々の武装力は二倍になる。
（ プラトン ）
38.
女よ！
人類をかく乱する暴風を起こすのは汝である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
39.
思想が現実に迫るのみでは十分ではない。
現実が自ら思想に迫るのでなければならない。
（ カール・マルクス ）
40.
火あぶりの拷問具や地獄などは必要としない。
他人の存在が地獄なのだ。
（ サルトル ）
41.
退屈は悪の根源であって、遠ざけねばならないものである。
無為は悪ではない。
それどころか、無為のセンスを持たぬということは、誰の場合でも、いまだ人間性にまで高められていないことの証左である、とさえ言うことができる。
（ キルケゴール ）
42.
混乱は誕生の陣痛である
（ 唐木順三 ）
43.
批判とは、
より説得力のある答えを探す
という目的を共有する者たちによる
共同作業だと言ってもよいでしょう。
（ 金杉武司 ）
44.
教育が進歩しなければ、
社会もまた進歩しない。
（ ジョン・デューイ ）
45.
妨害が大きければ大きいほど、欲望はつのるものだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
46.
足下を掘れ、そこに泉あり。
（ ニーチェ ）
47.
断念することをほんとうに知っている者のみがほんとうに希望することができる。
（ 三木清 ）
48.
孤独とは生命の要求である。
（ キルケゴール ）
49.
教訓すること、
喜ばせること、
（心を）動かすこと、
これが雄弁の三要件である。
（ キケロ ）
50.
いかなる財宝とくらべようとも、良友にまさるものはないではないか。
（ ソクラテス ）
51.
美貌は夏の果物のように腐りやすく長持ちしない。
（ フランシス･ベーコン ）
52.
神に見られているかのように人間の中で暮らし、
人間が聞いているかのように神に話しかけよ。
（ セネカ ）
53.
善は即(すなわ)ち美である。
（ 西田幾多郎 ）
54.
知識のある人はすべてについて知識があるとは限らない。
だが、有能な人はすべてについて有能である。
無知にかけてさえも有能である。
（ モンテーニュ ）
55.
人間は自分のことを一向に知らないものだから、多くの人々は、健康であるのに死んでいくように思い、また、多くの人々は、死にかけているのに健康であると思う。
（ ブレーズ・パスカル ）
56.
私が知っているのは、
自分が何も知らないということだけだ。
（ ソクラテス ）
57.
恐怖には、恐怖に対する恐怖というものしかない。
（ アラン ）
58.
孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、むしろ孤独の条件によってである。
（ 三木清 ）
59.
運命の悲しみと歓びとは、自然の声に黙す。
（ ヴォーヴナルグ ）
60.
教養は培養である。
それが有効であるためには、
まず生活の大地に食い入ろうとする根がなくてはならない。
（ 和辻哲郎 ）
61.
愚者ほど自分が才人をだますのに適していると思い込む。
（ ヴォーヴナルグ ）
62.
女たちにとっての地獄は老いである。
（ ラ・ロシュフコー ）
63.
死期を覚悟してこの一日を生きん。
（ 森信三 ）
64.
雌犬(めすいぬ)は女主人に似る。
（ プラトン ）
65.
女性をキャンドルの光のもとで評価してはいけない。
判断を誤る。
女の容貌を真に知りたければ、
昼の光のもと、しらふの状態で見ることだ。
（ オウィディウス ）
66.
汝自身より優れた忠告を言う者なし。
（ キケロ ）
67.
友情は神の楽園の中でも実を結ぶのが一番遅く、長い年月を経てようやく熟する果実である。
（ エマーソン ）
68.
恋愛においては、いかに難しいことがあっても、友愛におけるよりも、人の欠点を許す。
（ ラ・ブリュイエール ）
69.
たとえ善意と協調と思いやりの限りを尽くしても、
まだ友情と呼ぶには十分ではない。
友人同士は、
世間の言うように単に調和（ハーモニー）だけに生きるものではなく、
（互いの）メロディーに合わせて生きるものであるからだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
70.
究極の善、究極の悪、究極の価値がなければ、人間のある活動が別の活動よりも本質的に優っていることなどあり得ない。
だから、全ての行為が同じ価値しか持っていないということを認めざるを得ない。
とするなら、一つの行為を別の行為よりも優先させるのは、我々が自分で独自の選択を行っているからなのである。
（ サルトル ）
71.
物事に驚くこと、不審に思うことは、理解しはじめることである。
しっかりと見開かれた瞳にとっては、この世にあるすべてのことが驚異であり、不思議である。
（ オルテガ ）
72.
自分がこうしたいと思う映像を頭に思い浮かべ、その映像をずっと抱き続けていると、じきに考えていた通りのことが起きるものなのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
73.
わずかな知識しか持たぬ人間は多く語る。
識者は多く黙っている。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
74.
人生における悪い出来事のほとんどは、人間が一室にじっと座っていられないところから起きる。
（ ブレーズ・パスカル ）
75.
冗談のうちに真実の言葉が語られることがなかなか多いものだ。
（ ヨハン・ゴットリープ・フィヒテ ）
76.
考えを進めていくことができずにグルグルまわっている。
──そういうときに大切なのは、問いそのものを吟味するということだ。
つまり、「死んだらどうなるか」という問い自体に向かって、〈なぜこんな問いが気になるのか〉〈考えて答えが出る問いなのか〉、つまり〈どういう問い方をすれば、根っこより考えたことになり、かつ考えを先に進めていけるのか〉と問うてみるのである。
（ 西研 ）
77.
人生のあらゆることを、
それが最後だと思って行いなさい。
（ アウレリウス ）
78.
自己愛は、あらゆるおべっか使いの中で、最も強力なものである。
（ ラ・ロシュフコー ）
79.
人はみな、自分の幸福を望んでいる。
しかし、文明の技術の上で一つとなった今日の世界では、
他人の幸福を望む気持ちが一つにならない限り、
自分の幸福を望んでも無駄である。
（ バートランド・ラッセル ）
80.
世間の付き合いでは、長所よりも短所によって気に入られることが多い。
（ ラ・ロシュフコー ）
81.
真心をもって人を助ければ、必ず自分も人から助けられる。
これは人生の最も美しい見返りの一つである。
（ エマーソン ）
82.
恋愛から結ばれるいわゆる恋愛結婚は、誤謬(ごびゅう)をその父とし、欲望をその母とする。
（ ニーチェ ）
83.
時間の使い方がもっとも下手な者が、まずその短さを嘆く。
（ ラ・ブリュイエール ）
84.
哲学は踏み出す一歩一歩ごとに皮を一枚ずつ脱ぎ捨てるのだが、
愚かな弟子どもは、その皮の中へもぐり込んでゆく。
（ キルケゴール ）
85.
満足は天然の富だ。
（ ソクラテス ）
86.
年月は一日一日が知っていないことを、たくさん教えてくれる。
（ エマーソン ）
87.
物事が変わるのではない。
私たちが変わるのだ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
88.
幸せを数えたら、あなたはすぐ幸せになれる。
（ ショーペンハウアー ）
89.
消化ということには、健康上一種の怠惰が必要である。
およそ体験を消化するにもやはり同じ事だ。
（ ニーチェ ）
90.
ねたみは憎しみよりも始末に負えない。
（ ラ・ロシュフコー ）
91.
雄弁も長たらしくなると退屈する。
（ ブレーズ・パスカル ）
92.
誰かにとって必要な人間になりなさい。
（ エマーソン ）
93.
道徳を云々するものにとっては、退屈こそひとつの重要な問題である。
というのは、人類の罪悪の少なくとも半分は、退屈を恐れるあまりおかされるものであるから。
（ バートランド・ラッセル ）
94.
最高の善は快楽、最大の悪は苦痛なり。
（ エピクロス ）
95.
名付けるとは、
名付けられたものを遠ざけて、
それをひとつの名前という便宜的なかたちで所有する
暴力的な行為である。
（ モーリス・ブランショ ）
96.
自己の活動時代を持つ人のみが富者である。
（ エマーソン ）
97.
とにかく健康が第一。
充分な睡眠こそ健康のもと。
（ エマーソン ）
98.
汝の馬車を星へつなげ。
（ エマーソン ）
99.
将来は、それに準備した人の手の内にある。
（ エマーソン ）
100.
我が行いを見習えと、誰にでも言い得るよう行為せよ。
（ カント ）
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