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哲学者・思想家の名言
☆ １１月２日 ☆
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1.
人がいるところには必ず、親切を施す機会がある。
（ セネカ ）
2.
最も大切なことは、生きることそのものではなくて、善く生きること、美しく生きることである。
（ ソクラテス ）
3.
二つの悪のうち、小さいほうを選ぶようにしなければならぬ。
（ アリストテレス ）
4.
希望喪失はすでに敗北の先取りである。
人間にできることがなお残されている限り、希望を失うことは許されない。
（ カール・ヤスパース ）
5.
心のうちを打ち明けるのは、
虚栄のため、
しゃべりたいため、
他人の信頼を惹きつけたいため、
秘密の交換をしたいためなのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
6.
自責の念を致命的に傷つけられた人は、もはや精神的に健全な、分別のある人間のような考え方はしなくなる。
（ バートランド・ラッセル ）
7.
「自分がそう思う」というだけなら、それが正しいか間違っているかは、まだわからない。
自分ではそれを正しいと思っていたのだけど、ほかの人はそれを正しいとは思っていなかったとか、以前は正しいと思っていたのだけど、今は正しいと思わないとか、よく気をつけてみると、そんなことばかりじゃないだろうか。
だから人は、自分が思っていることが正しいことなのかどうか、常に「考える」ということをするわけだ。
（ 池田晶子 ）
8.
人々は宗教を軽蔑している。
彼らは宗教を嫌悪し、宗教が真実であるのをおそれている。
これを矯正するには、まず宗教が理性に反するものでないことを、示してやらねばならない。
（ ブレーズ・パスカル ）
9.
恐れるということほど、恐るべきものはない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
10.
大事件は二度あらわれる。
一度目は悲劇として、二度目は喜劇として。
（ カール・マルクス ）
11.
美しいものを見つける為に私たちは世界中を旅行するが、自らも美しいものを携えて行かねば、それは見つからないだろう。
（ エマーソン ）
12.
我々は気持ちを楽にして、すでに決定されたことでも、それにあまり執着してはならぬ。
（ セネカ ）
13.
世の中には周りの人は私（＝自分）の敵だと考えている人が多くいます。
うかうかしていると私を陥れかねない怖い人ばかりだと。
しかしそうではなく、周りの人は私が求めれば援助をしてくれる、味方をしてくれる仲間なのだ、と思って欲しいのです。
なぜなら、そうでないと他の人の役に立とうとする人になれないからです。
誰も敵の役に立とうとは思わないでしょう。
（ 岸見一郎 ）
14.
運命を信じれば、運命が決まる。
自由を信じれば、無限の可能性が生まれるだろう。
（ アイン・ランド ）
15.
幸福とは、あのショーウィンドウの中の品物のように、好きなものを選んで金を払えば持って帰れるというものではない。
（ アラン ）
16.
間違った意見は一般に考えられているほど世の中には多くない。
というのは、たいていの人々は意見をぜんぜん持たず、他人の意見か、あるいはただの伝聞や人の受け売りで満足しているからである。
（ ジョン・ロック ）
17.
革新を施すのにあまりに困難な場合には、革新が必要でないという証拠である。
（ ヴォーヴナルグ ）
18.
人はいつまでも故郷を身に付けている。
（ ラ・フォンテーヌ ）
19.
この物理的宇宙が存在することも同じ（＝人生と同じ暇つぶし）である。
惑星が爆発したり、星雲が巡ったり、あれらすべて壮大な暇つぶしであると、私には見える。
べつにすることもないから、ああやって遊んでいるのである。
（ 池田晶子 ）
20.
いかなる道によって自由に到達すべきか、と汝は問う。
そのためには善悪を、衆俗の示すところによってではなく、自分自身で区別することを覚えなければならない。
（ セネカ ）
21.
困難とは、人がそれを越えて発展しつつ、ある仕方でそれにすっかり身をまかせようとすれば、直ちに人を強めてくれるものなのだ。
（ アラン ）
22.
否定にはいつも、対照的な肯定が付き物である。
（ アリストテレス ）
23.
どんな人でも生きているかぎり存在の必要がある。
（ エマーソン ）
24.
知恵と学識を増大しようとする欲望こそ、
人間堕落の第一歩であった。
この道によって人間は永遠の呵責(かしゃく)へと陥った。
（ モンテーニュ ）
25.
物事に驚くこと、不審に思うことは、理解しはじめることである。
しっかりと見開かれた瞳にとっては、この世にあるすべてのことが驚異であり、不思議である。
（ オルテガ ）
26.
自分に欠けているものを嘆くのではなく、自分の手元にあるもので大いに楽しむ者こそ賢者である。
（ エピクテトス ）
27.
我々にふさわしいものは、快活と勇気、希望を実現しようとする努力である。
（ エマーソン ）
28.
深く執着するものがある者は、死後自分の帰って行くべきところを持っている。
それだから死に対する準備というのは、どこまでも執着するものを作るということである。
（ 三木清 ）
29.
順境において友を得るは易く、
逆境において友を得るは難し。
（ デモクリトス ）
30.
健康は実に貴重なものである。
これこそ人がその追求のために、単に時間のみならず、汗や労力や財宝をも、否(いな)生命さえも捧げるに値する唯一のものである。
（ モンテーニュ ）
31.
自分に理のある時は和解に応じ、
先方に理のある時は訴えるのが得策である。
（ ヴォルテール ）
32.
新しい意見は常に疑われ、たいてい反対される。
まだ一般的ではないという理由だけで。
（ ジョン・ロック ）
33.
真実を語るべきであって、多くを語るべきなのではない。
（ デモクリトス ）
34.
人の心は安全だけでなくリスクも追い求める。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
35.
女性はすぐれた才能の持ち主となることはできようが、しかし天才の持ち主とはなれない。
なぜなら、女性は常にどこまでも主観的なものだから。
（ ショーペンハウアー ）
36.
盲人が、つえの与える自由を得たいならば、危険を冒す必要があります。
人生も、同じです。
（ マイケル・ポランニー ）
37.
偶然にしか接触せぬ人々に気に入られるよりも、
自分自身に気に入られることが必要である。
（ メーヌ・ド・ビラン ）
38.
我々が名誉を愛するのは、名誉のためではなく、ひとえに、それがもたらす利益のためである。
（ エルヴェシウス ）
39.
些細なことが我々を慰めるのは、些細なことが我々を悩ますからだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
40.
今の瞬間だけに生きよ！
（ アウレリウス ）
41.
民主政治は専制政体と変わらない。
なぜならば、民主政治とは全員がひとりの意志を無視し、時にはこれに逆らって議決し得る。
という全員ならぬ全員が、議決し得る執行権を認めるからである。
（ カント ）
42.
戦争の目的は平和である。
（ アリストテレス ）
43.
人は人によりてのみ人となり得べし。
人より教育の結果を取り除けば無とならん。
（ カント ）
44.
どんなことにも引っ込み思案になってしまうのは、凡庸(ぼんよう)な精神である。
（ ラ・ブリュイエール ）
45.
相手のちょっとした欠点に目をつぶることができない限り、友情は長続きしない。
（ ラ・ブリュイエール ）
46.
一段深く考える人は、自分がどんな行動をしどんな判断をしようと、いつも間違っているということを知っている。
（ ニーチェ ）
47.
その日その日が一年中の最善の日である。
（ エマーソン ）
48.
「この世で最も美しいものは何か」
「言論の自由」
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
49.
（永遠平和は）経験に教えられた我々が、絶対に努力すべきであるし、またそれが可能なことは、「理想としての戦争」という考え方のいかなる残骸をも駆逐し、それを完全に根絶することである。
（ ベネデット・クローチェ ）
50.
恵みとは調和、自分自身との一体感、神との一体感。
（ トマス・マートン ）
51.
人間は他のどんな動物よりも病弱であり、不安定であり、変化しやすく不確定である。
人間は病める動物なのだ
（ ニーチェ ）
52.
運命の悲しみと歓びとは、自然の声に黙す。
（ ヴォーヴナルグ ）
53.
手傷を負ってから盾を振りかざしても遅過ぎる。
（ オウィディウス ）
54.
指輪や宝石は贈り物ではない。
唯一の贈り物は、汝自身の一部を贈ることだ。
（ エマーソン ）
55.
愛せなければ通過せよ。
（ ニーチェ ）
56.
我々が良識的な人だと思うのは、
我々と考えを同じくする人たちだけだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
57.
社会をつくるまえの人間の自然状態が戦争であったこと、しかも、いわゆる戦争ではなく、すべての人に対する、すべての人の戦争であったことは、否定できない。
（ トマス・ホッブズ ）
58.
歴史は人生の方面よりも悪の方面をいっそう強く描き出す。
歴史家にとって革命や困難は面白い材料だが、平和に栄えゆく世は材料にならないから。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
59.
過去に何があり、未来に何があるかは些細なことだ。
私たちの内部に何があるかに比べれば。
（ エマーソン ）
60.
事実を知れ──事実を抱きしめよ。
（ エマーソン ）
61.
善徳が己の報酬であるごとく、
悪徳は己の罪である。
（ バルタザール・グラシアン ）
62.
恥は若者にとって名誉であり、老人には屈辱である
（ アリストテレス ）
63.
教育とは自然の性、すなわち天性に従うことでなければならない。
国家あるいは社会のためを目標とし、国民や公民になす教育は、人の本性を傷つけるものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
64.
誰もが自分自身の視野の限界を、世界の限界だと思い込んでいる。
（ ショーペンハウアー ）
65.
恋愛は生命の高揚であり、情熱は恋愛の財である。
（ アミエル ）
66.
恋が強烈でないのは恋の自然に反しており、恋が変わりなく続くのは、強烈であるべき恋の自然に反している。
（ モンテーニュ ）
67.
人間は「自分の死後に、何が起ころうとしているのか」に思いをはせることが大事である。
（ バートランド・ラッセル ）
68.
物事をよく知るには、細部について知らなければならない。
（ ラ・ロシュフコー ）
69.
才気は多くの無用な思想を持つことにあり、
良識は必要な知識をよく身につけることにある。
（ ジョセフ・ジュベール ）
70.
自己を過小評価する人は、いつも成功したことに驚いているのに対し、自己を過大評価する人は、いつも失敗したことに驚いている。
（ バートランド・ラッセル ）
71.
臆病の虫に取り付かれると、その人はよきことを行わなくなる
（ キルケゴール ）
72.
正しく理解するなら、数学には真理だけでなく、最高の美しさ──彫刻芸術が持つような冷たく厳しい美しさ──もある。
（ バートランド・ラッセル ）
73.
あなたの得意なこと、
それが幸福をもたらしてくれる。
（ バートランド・ラッセル ）
74.
毎日を最後の一日のように思いつつ生きよ。
（ セネカ ）
75.
名前のほかに何の値打ちもないような人間が多く存在する。
近くで見ると取り柄はひとつもないが、遠くで見るとごまかされてしまう。
（ ラ・ブリュイエール ）
76.
完全無欠の政治社会は、中産階級が支配し、他の二つの階級（＝有産階級、無産階級）よりも人数においてまさる社会である。
（ アリストテレス ）
77.
純朴と純真な真実とは、いかなる時代においても時と場を得る。
（ モンテーニュ ）
78.
善なるものが善き人を作る。
たとえば音楽という芸(わざ)において善きものが音楽家を作る。
（ セネカ ）
79.
愛または憎しみと共演しないとき、女は凡庸な役者だ。
（ ニーチェ ）
80.
物を知るにはこれを愛せねばならず、物を愛するにはこれを知らねばならぬ。
（ 西田幾多郎 ）
81.
私たちの生きているもとのもの（精神・魂）が乱れ、腐っているならば、生きがいのあるわけがないではないか。
（ ソクラテス ）
82.
人の欲望とは、他人に自分の欲望を認めさせたいという欲望である。
（ ジャック・ラカン ）
83.
真の悲劇詩人は、同時にまた真の喜劇作家である。
（ ソクラテス ）
84.
あなたがたは高められたいと願うとき、上方を仰ぎみる。
だがわたしはもう高みにいるから、下方を見下ろす。
あなたがたの誰が、高められて、しかも同時に哄笑(こうしょう)することができるだろうか？
最高の山頂に立つ者は、すべての悲劇と悲劇的厳粛を笑うのである。
（ ニーチェ ）
85.
他人のあざけりを心にとめず、敗北にもくじけず、勇気をもってまた立ち上がれ。
いっさいの正義にはやがて勝利が訪れるのだ。
（ エマーソン ）
86.
知識は力なり。
（ フランシス･ベーコン ）
87.
人間が他の動物よりも賢くて強くて繊細で高級だというのは、
単に人間自身の尺度でもって他の生物たちを価値評価した結果でしかない。
（ 竹内芳郎 ）
88.
結局、
人は狙ったものしか
射止めることができない。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
89.
悪徳を非難するよりは、徳を教える方がよい。
（ スピノザ ）
90.
財産とは、一に健康、二に美貌、三に富である。
（ プラトン ）
91.
生者は元来、しかも、ますます死者に支配されるものである。
（ オーギュスト・コント ）
92.
愛──
その手段においては両性の闘い、
その根底においては両性の命がけの憎悪。
（ ニーチェ ）
93.
空想は魂の眠りである。
（ ジョセフ・ジュベール ）
94.
子供達が父親に結び付けられているのは、自分達を保存するのに父親を必要とする期間だけである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
95.
人間は万物の尺度だ。
（ プロタゴラス ）
96.
人間は自己の弱点に気がついたときに、初めて人間を嘆かわしく思い、軽蔑するようになる。
（ アンリ・ベルクソン ）
97.
私は同時に他人の自由をも目標にするのでなければ、
自分の自由を目標にすることはできない。
（ サルトル ）
98.
十歳では菓子に、
二十歳では恋人に、
三十歳では快楽に、
四十歳では野心に、
五十歳では貪欲に動かされる。
人間はいつになったら、
英知のみを追うようになるのであろうか。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
99.
天才を知る者は天才である。
（ ヘーゲル ）
100.
人生の目的には、
レジャー、幸福、知識の蓄積の三つがある。
レジャーは幸福と知識の蓄積を得るための必要条件で、
人生の究極の目的の一つである。
（ アリストテレス ）
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