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哲学者・思想家の名言
☆ １１月２２日 ☆
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1.
優れた人間とは、自分自身に多くを課す者のことであり、凡俗な人間とは、自分自身に何も課さず、現在あるがままのもので満足し、自分自身に陶酔（とうすい）している者である。
（ オルテガ ）
2.
人は同じ川の水で二度水浴びをすることはない。
（ ヘラクレイトス ）
3.
死は存在せず。
なんとなれば、
我らの存在する限り死の存在はなく、
死の存在あるとき、
我らは存在することをやめるからなり。
（ エピクロス ）
4.
己自身を悲しみに委(ゆだ)ねるのは危険だ。
それは勇気と立ち直る希望を奪い去る。
（ アミエル ）
5.
動物と違って、人間は世界の中に生きているだけではなく、世界とともに生きている。
（ パウロ・フレイレ ）
6.
自然は常に教育よりも一層大きな力を持っていた。
（ ヴォルテール ）
7.
愛することの反対は憎むことではなく無関心であることだ。
（ カール・ヤスパース ）
8.
よき生まれとは何か。
生来、徳の備われる人間なり。
（ セネカ ）
9.
一般常識は、決してそれほど一般的ではない。
（ ヴォルテール ）
10.
いかなる事も、友に相談すべし。
とりわけ、自分自身に関する事は。
自己愛は判断を狂わすゆえ、友の助言は有益である。
（ セネカ ）
11.
幸福になるのは、自分の好きなものを持っているからであり、他人がよいと思うものを持っているからではない。
（ ラ・ロシュフコー ）
12.
我々は、
自分自身の行為と行動によって、
自らの労働によって、
自らの活動によって、
人生や他の人々や世界に対する自らの態度によって、
自分自身の人生を意味あるものとすることができるのです。
（ カール・ポパー ）
13.
たった一人の人だけ愛し、他のみんなのことなど気にかけないような、そんな愛は愛ではありません。
それは、一緒に暮らすだけの結合か、さもなければ広い意味の自己中心主義です。
（ エーリヒ・フロム ）
14.
苦悩なき者は深き精神的趣味を理解することは出来ない。
（ 西田幾多郎 ）
15.
愛とは本来臆病なものであり、控えめなものです。
（ カール・マルクス ）
16.
平等が自然の法則であることは間違いである。
自然は何一つ平等なものを作っていない。
自然の法則は服従と隷属である。
（ ヴォーヴナルグ ）
17.
諸君が貧しいならば、徳によって名をあげるがよいし、諸君が富裕であるならば、慈善によって名をあげるがよい。
（ ジョセフ・ジュベール ）
18.
私が生まれるということは不条理である。
私が死ぬということも不条理である。
（ サルトル ）
19.
恋愛の十分の九は愛する側にあって、その十分の一が愛されている対象の側にある。
（ サンタヤーナ ）
20.
いくつかの偉大な思想だけは、本当に自分のものにしておかなければならない。
明るくなどとは思いも及ばなかった遠い所まで、それが光を投げかけてくれるからである。
（ ゲオルク・ジンメル ）
21.
神より賦与されたる人生は短きも、楽しく送りし人生の記憶は永遠なり。
（ キケロ ）
22.
女たちにとっての地獄は老いである。
（ ラ・ロシュフコー ）
23.
教師はすべてを知っているのではなく、
むしろ知らない部分についての、
より多くの自覚を持っている者なのである。
（ 田中美知太郎 ）
24.
言葉の中に、
話し手の心の状態と人格と気質が見える。
（ プルタルコス［プルターク］ ）
25.
心の奥底に達してあらゆる病を癒せる音楽、それは温かい言葉だ。
（ エマーソン ）
26.
浅薄な人々は、幸運と境遇を信じ、
深慮ある人々は、原因と結果を信ずる。
（ エマーソン ）
27.
恋する女の最高の幸福は、恋する男性によって彼自身の一部と認められることである。
（ ボーヴォワール ）
28.
自分の扱っていないものを求めて悩むのは止めて、同じくらい熱心な気持ちで、自分のすでに扱っているものを楽しもうではないか。
自分の最上の所有物を取り上げて、もしそれがなかったら、どんなに懸命に探し求めていたことか、考えてみることだ。
（ アウレリウス ）
29.
諸君が自分自身に対して関心を持っているのと同じように、他人が諸君に関心を持っているとは期待するな。
（ バートランド・ラッセル ）
30.
われわれ大人がもし「えらいね」と言われて嫌であれば、子どもも嫌なのです。
（ 岸見一郎 ）
31.
上り坂と下り坂は、一つの同じ坂である。
（ ヘラクレイトス ）
32.
自分の内に安らぎを見出せない時は、外にそれを求めても無駄である。
（ ラ・ロシュフコー ）
33.
真の幸福は外部より受けて生ずるものにあらず。
内部の知識と道徳と慣習より生ずるものなり。
（ ソクラテス ）
34.
もっぱら機械との接触に熱中することから、事務屋のこじつけとでも呼べるものが生じる。
すなわち、個人および社会が、まるで魂も生命もないものであるかのごとく扱われ、事務屋が、まるで神的な存在であるかのごとく扱われるのである。
（ バートランド・ラッセル ）
35.
自分について多くを語ることは、自分を隠す一つの手段となり得る。
（ ニーチェ ）
36.
偶然は、神が公に署名しない特別なケースのために取っておく、神のペンネームである。
（ コールリッジ ）
37.
人間の空虚な事を十分に知ろうとするには、恋愛の原因と結果を考察すれば足りる。
原因は「何も言えない」ことである。
…が、その結果は恐るべきもので、この「何も言えないこと」…人の知る事も出来ない些細たる事が、全地、王侯、軍隊、全世界をも動かすのである。
（ モンテーニュ ）
38.
人間、関心を寄せるものが多ければ多いほど、ますます幸福になるチャンスが多くなる
（ バートランド・ラッセル ）
39.
学問に時間を費やしすぎるのは、怠惰である。
（ フランシス･ベーコン ）
40.
人間は本来、社会的な動物である。
（ アリストテレス ）
41.
まず前もって服従することを学んでいなければ、
人に上手に命令することはできない。
（ アリストテレス ）
42.
人間を真理に導くには、力ずくによってではなく、理性によってでなくてはならない。
（ ドゥニ・ディドロ ）
43.
善は偉大さの中にないが、偉大さは善の中にある。
（ ゼノン ）
44.
あらかじめ死を考えておくことは、自由を考えることである。
死を学んだ者は、奴隷であることを忘れた者である。
死の修得は我々をあらゆる隷属(れいぞく)と約束から解放する。
（ モンテーニュ ）
45.
運命は予測できない。
でもひとつだけ分かっていることがある。
本当に幸せになれる人とは、自ら進んで世の中の役に立つすべを求め、見出した人である。
（ シュバイツァー ）
46.
生きるために食べるべきであり、
食べるために生きてはならない。
（ ソクラテス ）
47.
自分が恋人を愛すのは彼女への愛情からだと信じている男がいたら、思い違いもはなはだしい。
（ ラ・ロシュフコー ）
48.
自然は人間を嫌う。
（ デカルト ）
49.
今日の人間は果たして幸福であるために幸福について考えないのであろうか。
むしろ我々の時代は人々に幸福について考える気力をさえ失わせてしまったほど不幸なのではあるまいか。
幸福を語ることがすでに何か不道徳なことであるかのように感じられるほど今の世の中は不幸に満ちているのではあるまいか。
（ 三木清 ）
50.
あなたは無心になろうと努めている。
つまりあなたは故意に無心なのである。
それでは、これ以上進むはずはない。
（ オイゲン・ヘリゲル ）
51.
最高の処世術とは、妥協することなく適応することである。
（ ゲオルク・ジンメル ）
52.
女は永くその最初の人を守っている。
ただし、第二の人ができない限りは。
（ ラ・ロシュフコー ）
53.
本のない部屋は、
魂のない肉体のようなものだ。
（ キケロ ）
54.
楽しいから笑うのではない。
笑うから楽しいのだ。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
55.
大多数の人間は、
静かな絶望の生活を送っている。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
56.
ファッションとは、欲望の曖昧な対象。
（ 鷲田清一 ）
57.
男と女という
こうも違った、また複雑な人間の間で、
互いに良く理解しあい、
ふさわしく愛するために、
一生を費やして長すぎるということはない。
（ オーギュスト・コント ）
58.
過去に遡りトラウマと言い出せば
自分の責任が曖昧になります。
ある意味都合が良い。
（ 岸見一郎 ）
59.
およそ惨めなものは、将来のことを不安に思って、不幸にならない前に不幸になっている心です。
（ セネカ ）
60.
自制とは、理性に従いて人間の欲求を抑制することなり。
（ キケロ ）
61.
笑いながら、厳粛な事を語れ！
（ ニーチェ ）
62.
死はどこで我々を待っているか分からないから、いたるところでそれを待ち受けよう。
（ モンテーニュ ）
63.
不死不滅という希望なくしては、何人といえども、国家のために死ねるものにあらず。
（ キケロ ）
64.
友人のために私がしてあげられる一番のこと、それは、ただ友人でいてあげること。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
65.
異常なまでに高められた常識のことを、世間は知恵と呼んでいる。
（ コールリッジ ）
66.
我々の人生は、我々の思考によってつくられる。
（ アウレリウス ）
67.
教育もまた、教育を必要としないだろうか？
（ カール・マルクス ）
68.
常識とは、この世で最も広く分配されている日用品である。
（ デカルト ）
69.
人が財産を使うに際しては、慎重さとためらいとがある。
それは善行ではないし、手腕も能力も必要とはしない。
（ カント ）
70.
燃やすに一番よいのは老木、飲むには古酒(ふるざけ)、信頼するには古友(ふるとも)、読むには古い著書。
（ フランシス･ベーコン ）
71.
哲学なしでは、世界は魂が抜けたものになることだろう、世界は物言わぬ彫像になることだろう
（ ウラジミール・ジャンケレヴィッチ ）
72.
信仰を持って闘えば、我々の武装力は二倍になる。
（ プラトン ）
73.
智はいつも情に一杯食わされる。
（ ラ・ロシュフコー ）
74.
自信はヒロイズムの本質である。
（ エマーソン ）
75.
言語は、この世においては、
何よりもまず、能力である。
語る者は、
力をそなえた者であり、
暴力をふるう者である。
（ モーリス・ブランショ ）
76.
全てのものは、
何らかの実用的な役に立つようにできている。
（ ジェレミー・ベンサム ）
77.
いくら学び、知識を身につけても、
人間は全知全能になることはできないが、
学習している人間と無知な人間を比べると、
天地の開きがある。
（ プラトン ）
78.
雄弁とは、適切なことを言って、後は黙ることだ。
（ ラ・ロシュフコー ）
79.
成功──
知的な人たちからの尊敬と、
子供からの愛情を得られること。
（ エマーソン ）
80.
つまづいた人のために手を差し伸べようと身をかがめないのは、正義の拒絶である。
それは人類共通の正しい行いなのだから。
（ セネカ ）
81.
少しの欠点も見せない人間は、馬鹿か偽善者である。
そのような人間を警戒せよ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
82.
死者がその存在を失っても、死者との関わりは消えることはない。
（ 田辺元 ）
83.
最小の労力をもって最大の欲望を満たすことが、人間の経済行為の基礎原理である。
（ アダム・スミス ）
84.
物言わぬ先から、人の言おうとすることを、顔つきから読み取れなければならない。
（ アウレリウス ）
85.
罪は消極的なものではなく、積極的なものである。
（ キルケゴール ）
86.
私の批評は創造によるのであり、あら捜しをすることによるのではない。
（ キケロ ）
87.
平和が来るか来ないかということは、個々人の心の持ちようの中に、また諸国民の心の持ちようの中に作り上げられるものにかかっている。
（ シュバイツァー ）
88.
奴隷の主人はひとりだけだが、野望を抱く者は、自分の立場を良くするのに役立ちそうな人の数だけ主人とする。
（ ラ・ブリュイエール ）
89.
聞き上手は一つの技術である。
（ エピクテトス ）
90.
下坐行(げざぎょう)を積んだ人でなければ、
人間のほんとうの確かさの保証はできないと思うのです。
たとえその人が、いかに才知才能に優れた人であっても、
またどれほど人物の立派な人であっても、
下坐(げざ)を行(ぎょう)じた経験を持たない人ですと、
どこか保証しきれない危なっかしさの付きまとうのを、免れないように思うのす。
（ 森信三 ）
91.
どの人の場合も、その鍵はその人の考えていることだ。
（ エマーソン ）
92.
思考が人間の偉大さをなす。
（ ブレーズ・パスカル ）
93.
人間の将来は危険にさらされている。
……世界が現在の苦悩から脱却し、また、事態の処理を残忍な山師に任せず、真の知恵と勇気とを持つ人間に任せることを知る日の来ることを私は期待している。
（ バートランド・ラッセル ）
94.
大恋愛の経験のある者は友情を重んじない。
（ ラ・ブリュイエール ）
95.
水とパンですましていれば、私は身体の快楽を身にしみて味わう事ができる。
（ エピクロス ）
96.
始め良ければ半分終わったようなもの。
（ アリストテレス ）
（ 始めが良ければ半分終わったも同然 ）
97.
恋愛は掟を関知せず。
（ ポエティウス ）
98.
よい思想は決して人間独自の仕事ではない。
それは人間を通して流れ出るだけのものである。
（ カール・ヒルティ ）
99.
健やかに死ぬ方法を知らない者は病的に生きることとなろう。
（ セネカ ）
100.
病気は、より高い人生の階段を登ってゆく通路に過ぎない
（ カール・ヒルティ ）
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