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哲学者・思想家の名言
☆ １０月６日 ☆
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1.
全てか、しからずば無。
（ キルケゴール ）
2.
我々は、学校のためではなく、人生のために学ばなければならない。
（ セネカ ）
3.
自分をよく知らない者は、何をしても失敗し、損をしたりこらしめを受けたりするばかりでなく、やがては誰からも馬鹿にされ、不名誉な一生を送るようになる。
（ ソクラテス ）
4.
もしも、個性とは、個性的になろうとしてそうなるようなものであるなら、そこには必ず他人との比較があるはずだ。
人と同じようにはするまい、人と同じようにはなるまいという、他人を気にする気持ちがあるはずだ。
だったら、どうしてそんな人が個性的であるはずがあるだろう。
本来のその人がそうである仕方でそうであるのではないからだ。
（ 池田晶子 ）
5.
言葉や属性こそ、事物の本質に一致すべきであり、逆に本質を言葉に従わせるべきではない。
というのは、最初に事物が存在し、言葉はその後に従うものだからである。
（ ガリレオ・ガリレイ ）
6.
「憎しみ」には状況を変革する力はありません。
それどころか、単なる報復の心に支配され、状況を悪化させ、自他ともの破壊をもたらします。
（ ジョン・ロス ）
7.
食物・衣服・感覚・遊戯、
すべてにわたり良い感じを与えるものは、
いかなる害も与えない。
これは我々には
娯楽であるかもしれないが
生活に欠くことのできないもので、
これらのものがなかったら、
我々はこの苦しい人生を生き通すことができないかもしれない。
（ スピノザ ）
8.
習慣は人間生活の最大の道案内である。
（ デイヴィッド・ヒューム ）
9.
読むことは人を豊かにし、
話し合うことは人を機敏にし、
書くことは人を確かにする。
（ フランシス･ベーコン ）
10.
数は万物の本質であり、そして宇宙の組織はその諸規定において、一般に数および、数どうしの比の、調和のとれた体系をなしている。
（ ピタゴラス ）
11.
（本当のことは）誰にとっても正しいことなのだから、お互いの正しさを主張しあって喧嘩になるはずもないということも、わかるよね。
だから、本当のことを知っているということは、それ自体が自由なこと（＝自由であるということ）なんだ。
本当のことを知らないから、人は人に対して自分の自由を主張することになるんだ。
（ 池田晶子 ）
12.
重要なのは、
自分が大切に思っている人に認められることです。
（ 鷲田小彌太 ）
13.
やっかいなのは恐怖心そのものだけだ。
（ フランシス･ベーコン ）
14.
人間は、もはや誇りを持って生きることができないときには、
誇らしげに死ぬべきである。
（ ニーチェ ）
15.
本をめくることばかりしている学者は、ついにはものを考える能力をまったく喪失する。
本をめくらないときには考えない。
（ ニーチェ ）
16.
人生は、段々に諦めていくこと。
絶えず我々の抱負、我々の希望、我々の所有、我々の力、我々の自由を減らしていくことの修行である。
（ アミエル ）
17.
法律が信用されているのは、
それが公正であるからではなく、
それが法であるからである。
これが、すなわち法律の権威の不可思議な基礎であり、
これ以外に基礎は全くない。
（ モンテーニュ ）
18.
満足は自然の与える富である。
（ ソクラテス ）
19.
人は女を深いと思う──なぜか？
女の場合、底まで行けないからだ。
女は浅くさえもないのだ。
（ ニーチェ ）
20.
逆境における友というものは、果たして稀であろうか。
反対である。
誰かと友情を結ぶや否や、その人は苦境にさいして金を借りたがる。
（ ショーペンハウアー ）
21.
世の中で成功を勝ちとるには、人から愛される徳とともに、人を恐れさせる欠点も必要である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
22.
世の中にはたくさんよい格言がある。
人がそれらの適用を誤っているだけだ。
（ ブレーズ・パスカル ）
23.
自分の心から好きなことをやれ。
自分の骨の味を知れ。
かみしめよ。
地面に埋めよ。
掘り出してもう一度かみしめよ。
（ ヘンリー・デイヴィッド・ソロー ）
24.
人間の生の価値は、その人が何をしたがではなく、どうしたかにかかっているべきである。
（ キルケゴール ）
25.
社会生活のできない者、もしくは一人で十分なので社会を必要としない者は、獣か神に違いない。
（ アリストテレス ）
26.
貧乏がたいして苦しいものではないと悟ったとき、人間は初めて自分の富を楽しむことができる。
（ セネカ ）
27.
「衣服は習慣だ」という代わりに、
「習慣は衣服だ」と言いたい。
（ アラン ）
28.
普遍的なものにしか学問はない。
（ アリストテレス ）
29.
女のもとへ赴こうとするならば鞭を忘れるな！
（ ニーチェ ）
30.
人間の真の学問、真の研究、それは人間である。
（ ピエール・シャロン ）
31.
幸福というものの中には、人が考えるよりも意志の力が働いている。
（ アラン ）
32.
自由第一主義にあらず、正義第一主義がおよそ社会主義の公式である。
（ アラン ）
33.
女は己自身のためだけではなく、女性全体のために羞恥心を持つべきである。
換言すれば、女はみな、女たちが羞恥心の掟を守るようにと熱望すべきである。
というのは、ひとりの女のつつましさを傷つけるものは、すべて女のそれを傷つけるのだから。
（ ジョセフ・ジュベール ）
34.
神に見られているかのように人間の中で暮らし、
人間が聞いているかのように神に話しかけよ。
（ セネカ ）
35.
我々が生きている間は、死は来ない。
死が来る時には、我々はもはや生きていない。
（ エピクロス ）
36.
健康の維持は義務である。
生理的道徳と称するものの存在を知る人はまれである。
（ ハーバート・スペンサー ）
37.
悪人とは、いかに善良な過去を持っていても、まさに堕落の道をたどろうとし、善良さの度合いが減退する人間である。
（ ジョン・デューイ ）
38.
嫉妬深い人間は、自ら真実の徳をめざして努力するよりも、人を中傷するのが、相手を凌駕する道だと考える。
（ プラトン ）
39.
優位の座ぶとんに納まっている者はいねむりをするものだ。
圧され、苦しめられ、打ち負かされて、何かを学ぶ機会が恵まれるというものである。
（ エマーソン ）
40.
学問は満足しようとしない。
しかし経験は満足しようとする。
これが経験の危険である。
（ 谷川徹三 ）
41.
健康はそれ自身一つの宝ではあろうが、時として健康でなくても非常に幸福でありうる。
（ カール・ヒルティ ）
42.
運命がカードを混ぜ、我々が勝負する。
（ ショーペンハウアー ）
43.
世の最大の改革は、
利己的な行為の改革である。
（ エマーソン ）
44.
常備軍が刺激となって、
たがいに無際限な軍備の拡大を競うようになると、
それに費やされる軍事費の増大で、
ついには平和が短期の戦争よりもいっそうに重荷となり、
この重荷を逃れるために、
常備軍そのものが先制攻撃の原因となるのである。
（ カント ）
45.
卵一個ゆでるにも最上の方法がある。
方法とは、物事を楽しくすらすら行うための手順である。
（ エマーソン ）
46.
恋は燃える火と同じで、絶えずかき立てられていないと持続できない。
だから希望を持ったり不安になったりすることがなくなると、たちまち恋は息絶えるのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
47.
人間とは、パラドックスの体現であり、矛盾の塊である。
（ オーギュスト・コント ）
48.
大志は、空を飛ぶことも出来れば、同じように、地を這うことも出来る。
（ エドマンド・バーク ）
49.
いかなる自然も芸術に劣らず。
芸術の仕事は全て自然の物事を真似ることなり。
（ アウレリウス ）
50.
名門、名声は悪を示す仰々しき飾りなり。
（ 犬儒学派のディオゲネス ）
51.
人間が「本物の人間」であるための基本的な条件の第一は、「不完全性の自覚」から滲(にじ)み出てくる謙虚さ。
（ 芳村思風 ）
52.
真理が自分の罪業を証明しないかと、真理を畏(おそ)れ始めるときほど不幸なことはない。
（ ブレーズ・パスカル ）
53.
自分のなりたいものを、
みんながなりたいと思うものから少し遠ざけてみると、
あんがい簡単に見つかるのではないだろうか。
（ 鷲田小彌太 ）
54.
本当の賭博者は、注意・用意・腕前がものをいう賭け事はあまり好まない。
（ アラン ）
55.
手紙では人は赤面しない。
（ キケロ ）
56.
美貌は目を楽しませ、優しさを魂を魅了する。
（ ヴォルテール ）
57.
人間において生きるとは、
ただ単に生き永らえることではありません。
何のためにこの命を使うか、
この命をどう生かすか、
そして、命を生かすということは、
何かに命を賭けるということです。
（ 芳村思風 ）
58.
人間への信頼は希望を支える。
（ シュバイツァー ）
59.
いかなる英雄も最後にはうんざりさせられる。
（ エマーソン ）
60.
利欲は飽きることを知らず。
（ ピタゴラス ）
61.
自由を放棄することは、人間としての資格を放棄することである。
人間としての権利を放棄することである。
すべてを放棄する人にとっては、いかなる補償もありえない。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
62.
青年期は一般に思われているほど幸福ではない。
（ タタルケビッチ ）
63.
健康は第一の富である。
（ エマーソン ）
64.
生涯において最も大切なことは職業の選択である。
しかし、偶然によってそれは決まる。
（ ブレーズ・パスカル ）
65.
我々はそれぞれ、違う温度で沸騰する。
（ エマーソン ）
66.
努力によって得られる習慣だけが善である。
（ カント ）
67.
個々の人間にあっては、隠退と孤独への傾向の増加は、つねにその人間の知的価値の程度に応じて生ずる。
（ ショーペンハウアー ）
68.
正直は最善の政策である。
（ ゼノン ）
69.
愛と嫉妬との強さは、それらが烈しく想像力を働かせることに基づいている。
（ 三木清 ）
70.
子どもは父母の行為を映す鏡である。
（ ハーバート・スペンサー ）
71.
人を不安にするものは、事柄そのものではなく、むしろそれに関する人の考えである。
（ カール・ヒルティ ）
72.
我々は、すべてのものが我々のためにつくられたのだと思ってはならない。
（ デカルト ）
73.
運命の悲しみと歓びとは、自然の声に黙す。
（ ヴォーヴナルグ ）
74.
生まれて一度も、立派な決心をしない人はほとんどない。
ただそれが続かないのだ。
昨日結んだ紐(ひも)が、今日はや緩むのを見れば、明日は解けはせぬかと案じられるではないか。
結んだ紐は、日に日に締め直せば、固く締まってくる。
（ ジェームズ・ミル ）
75.
世界の快癒はいろいろな処置をほどこすことによってではなく、ものの考え方を改めることによってもたらされるのだと世界自身が気づくときに、ようやく世界は立ちなおることができよう。
（ シュバイツァー ）
76.
人間の一生を支配するのは運であって、知恵ではない。
（ キケロ ）
77.
我々が敵と和解するのは、味方の条件をより有利にしようと願うからであり、戦争に疲れ果てているからであり、また、何か凶事が起こりはしないかと杞憂するからにすぎない。
（ ラ・ロシュフコー ）
78.
だれもがなりたいものは、
たんになることが難しいだけではなく、
「定型」（ステレオタイプ）なのである。
難易度が違うだけで、
彼らのやっていることは、反復練習で、
それ自体は楽しいことでも、
わくわくすることでもない。
（ 鷲田小彌太 ）
79.
嫉妬は、嫉妬される者の位置に自分を高めようとすることなく、むしろ彼を自分の位置に低めようとするのが普通である。
（ 三木清 ）
80.
流行を避けるのは、流行に迎合するのと同じくらい弱いことである。
（ ラ・ブリュイエール ）
81.
いやしくも大財産があれば、必ず大不幸がある。
ひとりの富者があるためには、
五百名の貧者(ひんじゃ)がなくてはならない。
（ アダム・スミス ）
82.
世間一般の考えに従って生活することはごく易しい。
また、自分のことだけ考えて孤独の生活を送ることもごく易しい。
だが悟りを開いた人間とは、群集の真っただ中にありながらも、自立の醍醐味を心ゆくまで味わうことのできる人間である。
（ エマーソン ）
83.
神が存在すると思わざる人は、自己を偽るものなり。
たとえかかることを絶えず確信しても、日夜不安になるがゆえなり。
（ セネカ ）
84.
神は常に微動だにせず、異なるときに、異なる場所に行くはふさわしからず、労せずして、心の思いにより万物を揺り動かす。
（ クセノパネス ）
85.
人生は道路のようなものだ。
一番の近道は、たいてい一番悪い道だ。
（ フランシス･ベーコン ）
86.
人は長生きすることを望み、しかも老齢を恐れる。
人は生命を愛し、死を避けるのである。
（ ラ・ブリュイエール ）
87.
牢獄は肉体の自由を奪うことはできるが、
精神の自由までは奪えない。
（ バートランド・ラッセル ）
88.
狂人を演じるのも、時には楽しい。
（ セネカ ）
89.
善がなければ、人間はただの虫けらにすぎないし、うるさい有害な劣悪な動物にとどまろう。
（ フランシス･ベーコン ）
90.
よい趣味は才智よりはむしろ判断から生まれる。
（ ラ・ロシュフコー ）
91.
議論の目的は、
勝利ではなく改善であるべきだ。
（ ジョセフ・ジュベール ）
92.
大衆は文化保存の力である。
同時に大衆は文化革新の力である。
（ 三木清 ）
93.
なによりもまず、いらいらするな。
なぜならすべては宇宙の自然に従っているのだ。
（ アウレリウス ）
94.
哲学者は、あまりに遠くて光がほとんど届かない星に似ている。
（ フランシス･ベーコン ）
95.
賢者には、大地は至る所に開かれている。
善良なる魂の祖国は全世界なり。
（ デモクリトス ）
96.
真理は子供の口から出る。
（ プラトン ）
97.
本当の豊かさは、
精神の豊かさである。
（ アナカルシス ）
98.
もっとよく知ったら我々の友達の列に加わりそうな人々を敵としてはならない。
（ ラ・ブリュイエール ）
99.
人は常に時間がないとこぼしながら、時間が無限にあるかの如く振る舞う。
（ セネカ ）
100.
学ぶことは、変わることである。
（ 林竹二 ）
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