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哲学者・思想家の名言
☆ １０月５日 ☆
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1.
思弁が終わる、まさにそのときに信仰が始まる。
（ キルケゴール ）
2.
インテリというのは真の革命家ではない。
暗殺者になるくらいが関の山だ。
（ サルトル ）
3.
記憶が言う。
それをしたのは私だと。
自尊心が答える。
そんなことをこの私がするはずはないと。
（ ニーチェ ）
4.
実際上最も有益な理論は、もとはただ好奇心から生まれて長い間、何の利益も約束しなかった命題に基づいて成り立っている。
（ ヴォルテール ）
5.
冗談に本気を混ぜて変化をつけるのは、よいことである。
（ フランシス･ベーコン ）
6.
悔恨の情は、得意の折には熟睡し、失意のときには苦味を増すものである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
7.
他人からもらった快楽というものは、（受け取ると）約束しただけのものを決して受け取ることがないのに反し、行動することの快楽は、必ず（受け取ると）約束したものより以上のものを受け取る。
（ アラン ）
8.
自愛こそ、この世でいちばんのへつらいである。
（ ラ・ロシュフコー ）
9.
無から有は生じない。
（ エピクロス ）
10.
どんな人も
他人の経験によって学び取るほど利口ではない。
（ ヴォルテール ）
11.
いい家を建てた人は、主人と人生の仕事を得ることになる。
彼は家を育て、監視し、見せびらかし、修理する。
残りの人生の時間を使って。
（ エマーソン ）
12.
自己の中に深く没入すれば、自分の求めるものがそこにあることを知る。
（ シモーヌ・ヴェイユ ）
13.
よい結婚というものが極めて少ないことは、それがいかに貴重で、偉大なものであるかという証拠である。
（ モンテーニュ ）
14.
憎悪から友情までの距離は、反感から友情までの距離ほど遠くはない。
（ ラ・ブリュイエール ）
15.
高位にある人間は、三重に奴隷である。
すなわち、君主または国家の奴隷であり、名声の奴隷であり、仕事の奴隷である。
（ フランシス･ベーコン ）
16.
縁は求めざるには生ぜず。
内に求める心なくんば、たとえその人の面前にありとも、ついに縁は生ずるに到らずと知るべし。
（ 森信三 ）
17.
人間は、自分の頭脳や心を養うためよりも何千倍も多く、富を得るために心を使っている。
しかし、私達の幸福の為に役立つものは、疑いもなく人間が外に持っているものよりも、内に持っているものなのだ。
（ ショーペンハウアー ）
18.
自分の扱っていないものを求めて悩むのは止めて、同じくらい熱心な気持ちで、自分のすでに扱っているものを楽しもうではないか。
自分の最上の所有物を取り上げて、もしそれがなかったら、どんなに懸命に探し求めていたことか、考えてみることだ。
（ アウレリウス ）
19.
女性の力は精神的な力であり、男性の力は物質的な力である。
（ アラン ）
20.
怖れるべきは死ではない。
真に生きていないことをこそ怖れよ。
（ アウレリウス ）
21.
意識とは、魂に灯された内なる光であり、存在の摩擦によって引き起こされる音楽であり、時には甘く、時には耳障りな音楽である。
（ サンタヤーナ ）
22.
恋が強烈でないのは恋の自然に反しており、恋が変わりなく続くのは、強烈であるべき恋の自然に反している。
（ モンテーニュ ）
23.
人が何を食べているかより、誰と食べているかを見ることだ。
（ エピクロス ）
24.
信じる理性の力を失ってもなお信じるところに、信仰はある。
（ ヴォルテール ）
25.
人間は、真理に対しては氷、虚偽に対しては火である。
（ アミエル ）
26.
皮肉屋とは、犬の哲学者なり。
（ アウグスティヌス ）
27.
気前よさそうに見えるのは、しばしば偽装した野心家にすぎない。
それは、わずかな利益を無視して巨利を獲得しようとしているのである。
（ ラ・ロシュフコー ）
28.
物を知るにはこれを愛せねばならず、物を愛するにはこれを知らねばならぬ。
（ 西田幾多郎 ）
29.
幸福はどこにあるのか？
名誉を愛する人は、他人の行為の中にあると考える。
快楽を愛する人は、自分の感情の中にあると考える。
悟った人は、自分の行動の中にあると考える。
（ アウレリウス ）
30.
哲学というものは、たしかに、結構なものだよ、ひとが若い年頃に、ほどよくそれに触れておくぶんにはね。
しかし、必要以上にそれにかかずらっていると、人間を破滅させてしまうことになるのだ。
（ プラトン ）
31.
自然に帰れ
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
32.
どちらも相手を通して、自分個人の目標を何か達成しようとするような夫婦関係はうまくいく。
例えば妻が夫によって有名になろうとし、夫が妻を通して愛されようとするような場合である。
（ ニーチェ ）
33.
自分が、その価値に値しないのに、武勇章をつけて得意になっている連中は虚栄心の強い人間である。
（ アラン ）
34.
科学者が天才視されないのは、単なる理性の児戯にすぎないからだ。
（ ニーチェ ）
35.
隣人の破産は敵をも味方をも歓ばす。
（ ラ・ロシュフコー ）
36.
器量こそ
乱世における勝敗を決定するものである。
（ 唐木順三 ）
37.
審美的な選択は、全く間接的であり、その限りにおいて選択というべきものにはならないか、あるいは、多様な可能性の中に埋没するか、そのどちらかである。
（ キルケゴール ）
38.
人がいるところには必ず、親切を施す機会がある。
（ セネカ ）
39.
人生を建設するには一つ一つの行動からやっていかなくてはならない。
（ アウレリウス ）
40.
親は子どもに対して「何かできることはないですか」と常に言っておけば十分です。
そして、子どもが何も言ってこなければ何もしないほうがいいのです。
（ 岸見一郎 ）
41.
親友が逆境に陥ったとき、我々はきまって不愉快でない何かをそこに見出す。
（ ラ・ロシュフコー ）
42.
ある人民の制度を作り出そうと企てるほどの人間は、いわば人間の本性を変えることができるという確信のもとに、事に当たるべきである。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
43.
人間の真の価値は、
何を目指すかによって判断される。
（ アウレリウス ）
44.
困難は厳正なる教師である。
（ エドマンド・バーク ）
45.
万物をつくる者の手を離れるときすべてはよいものであるが、人間の手に移るとすべてが悪くなる。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
46.
キリスト教の信仰は二つの真理、すなわち人間の自然性の堕落と、イエス＝キリストの購(あがな)いとを両立させるところである。
（ ブレーズ・パスカル ）
47.
生き埋めにされた皇帝よりも、乞食暮らしのほうがよい。
（ ラ・フォンテーヌ ）
48.
「文化国家」とは、近代的観念にすぎない。
一方は他方を食っていき、他方は一方の犠牲において繁栄する。
文化のすべて偉大な時代は、政治的には没落の時期である。
（ ニーチェ ）
49.
すべての人間に共通な一つの心というものがあります。
それぞれの人間は、
その同じものが流れ込み、
また流れ出す入り江なのです。
一度その入り江に通じた者は、
あらゆる時代の知識を相続する自由人になることができます。
（ エマーソン ）
50.
あとで望むのは、望まないのと同じである。
（ セネカ ）
51.
幸福は人格である。
（ 三木清 ）
52.
美しいという感じと、美しいという意味は、どっちが先にあるものだろう。
美しいという言葉は、美しいという感じにつけられた名前なんだろうか。
名前と事柄とは、どっちが先なんだろうか。
（ 池田晶子 ）
53.
人生の価値は時間の長さではなく、その使い方で決まる。
長生きをしてもむなしい人もいる。
（ モンテーニュ ）
54.
ある真実を教えることよりも、いつも真実を見出すにはどうしなければならないかを教えることが問題なのだ。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
55.
幸福論を抹殺した倫理は、一見いかに論理的であるにしても、その内実において虚無主義にほかならぬ。
（ 三木清 ）
56.
人は、虚栄が話せとそそのかさない限り、口をきかない。
（ ラ・ロシュフコー ）
57.
己を律するためには、次のように考えるといい。
お前は老人だ。
これ以上、理性を奴隷の境遇におくな。
身勝手な衝動に操られるままにしておくな。
また、現在与えられているものに不満を抱いたり、未来に不安を抱くことを許すな。
（ アウレリウス ）
58.
祖先を顧みようとしない人々は、子孫のことも考えまい。
（ エドマンド・バーク ）
59.
教育の根は苦いが、
その果実は甘い。
（ アリストテレス ）
60.
恋は幻想の子供であり、幻滅の親である。
（ ウナムーノ ）
61.
よりよく生きる道を探し続けることが、最高の人生を生きることだ。
（ ソクラテス ）
62.
新しい知恵が浮かばなかったら、古い知恵を上手に使う方法を見つけよ。
（ エマーソン ）
63.
内容なき思惟(しい)は空虚であり、概念なき直感は盲目である。
（ カント ）
64.
友情とは、二つの肉体に宿れる一つの魂のことである。
（ アリストテレス ）
65.
無理に強いられた学習というものは、何ひとつ魂のなかに残りはしない。
（ プラトン ）
66.
愛には年齢がない。
それは常に生まれ続けるからである。
（ ブレーズ・パスカル ）
67.
苦しみは人間を強くするか、それとも打ち砕くかである。
その人が自分のうちに持っている素質に応じて、そのどちらかになる。
（ カール・ヒルティ ）
68.
恋愛は生命の高揚であり、情熱は恋愛の財である。
（ アミエル ）
69.
真に知的な人は、他の人が知識として有しているだけのことを、身体で感得している。
（ モンテスキュー ）
70.
行動すれば、感情がついてくる。
このことは過去百年間で人類の発展に寄与した、
最も重要な発明である。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
71.
心は正しい目標をなくすと、偽りの目標にはけ口を向けるものだ。
（ モンテーニュ ）
72.
日々の生活こそは凡(すべ)てのものの中心なのであります。
またそこに文化の根元が潜(ひそ)みます。
人間の真価は、その日常の暮しの中に、最も正直に示されるでありましょう。
（ 柳宗悦 ）
73.
生のみが我等(われら)にあらず
死もまた我等なり
（ 清沢満之 ）
74.
雨だれも、ついには石をうがつ。
（ ルクレティウス ）
75.
自然は決して我々を欺かない。
我々自身を欺くのは常に我々である。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
76.
生への畏敬は、戦争での殺戮(さつりく)を前にしての戦慄(せんりつ)の中においても、確かに嘘ごとではない。
（ カール・ヤスパース ）
77.
老人は民衆の威厳である。
（ ジョセフ・ジュベール ）
78.
我々にとって最も不愉快な人種は、相手を見境なく分類して、分かり切ったレッテルを貼る人々である。
（ バートランド・ラッセル ）
79.
読まれたものは、熟慮を重ねることによってのみ、真に読者のものとなる。
食物は食べることによってではなく、消化によって我々を養う。
（ ショーペンハウアー ）
80.
信仰を持って闘えば、我々の武装力は二倍になる。
（ プラトン ）
81.
早くから己を知ることができず、年齢からおのずともたらされる精神と肉体の衰弱とひどい退化について、みずから悟ることのできない欠点こそが、世の多くの偉人たちの評判を落とさせた。
（ モンテーニュ ）
82.
我々は自分の健康を大切にする。
貯蓄をし、家の屋根を丈夫にし、衣服を十分に整える。
だが、あらゆる財宝のうちで最高のもの、「友人」という財宝を備えようとする賢者はどこにもいない。
（ エマーソン ）
83.
快活さを失った時、
他人に頼らず自発的に快活さを取り戻す秘訣は、
いかにも楽しそうな様子で
動き回ったり、しゃべったりしながら、
すでに快活さを取り戻したように振舞うことである。
（ ウィリアム・ジェームズ ）
84.
駆けることは何の役にも立たない。
ちょうどよい時に発(た)つべきだ。
（ ラ・フォンテーヌ ）
85.
教育は、さまざまな能力を伸ばしはするが、つくり出しはしない。
（ ヴォルテール ）
86.
善い人間の在り方について論ずるのはもういい加減で切上げて、善い人間になったらどうだ。
（ アウレリウス ）
87.
有益な書物とは、読者に補足を要求せずにはおかぬような書物のことである。
（ ヴォルテール ）
88.
聖書は教義ではなくて文学である。
（ サンタヤーナ ）
89.
神は人間を、その本質が天使と獣類との中間に存在するものとして創られた。
（ アウグスティヌス ）
90.
ある者は過去の記憶を蒸し返して、われとわが身をさいなみ続ける。
ある者はまだ見ぬ罪におびえて、われとわが身を傷つける。
どちらも愚かきわまることだ。
過去はもはや関係がなく、未来はまだ来ぬ。
（ セネカ ）
91.
人は誰でも、人生が自分に配ったカードを受け入れなくてはならない。
しかし、一旦カードを手にしたら、それをどのように使ってゲームに勝つかは、各自が自分で決めることだ。
（ ヴォルテール ）
92.
革命は、成功するまではすべて失敗の連続である。
（ ローザ・ルクセンブルク ）
93.
子供と動物はずいぶんよく似ています。
どちらも自然に近いのです。
でも子供が狡猾な猿よりも良く理解する事が一つあります。
それは偉人の立派な行為のことです。
（ プラトン ）
94.
もし「あなた」と「私」が一個人として、自我の全体の働きを知ることができるなら、そのとき私たちは愛とは何かということを知ることができるでしょう。
これこそ世界を変えることができる唯一の改革であると私は確信します。
（ J・クリシュナムルティ ）
95.
人間の有用性というものは
木の枝の葉のようなものである。
一枚の葉が散ると、
すぐ他の葉がはえてくる。
（ ダンテ・アリギエーリ ）
96.
髪が白いとかシワが寄っているといっても、その人が長く生きたと考える理由にはならない。
長く「生きた」のではなく、長く「有った」にすぎない。
（ セネカ ）
97.
悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない。
（ ニーチェ ）
98.
我々の自由とは、
今日、自由になるために戦う自由な選択以外のなにものでもない。
（ サルトル ）
99.
怒りによって赤くなる人々は、怒りによって青くなる人々よりも怖ろしくない。
（ デカルト ）
100.
完全を求めることは、人間の心を悩ませるこの世で最悪の病である。
（ エマーソン ）
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